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修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

伊丹十三記念館を訪ねる

2020-02-06 07:35:27 | 散歩道

 一度行ってみたいと思い続けていた「伊丹十三記念館」(松山市東石井1丁目)を訪ねました。今年の1月17日から2月2日まで開催された第1回愛媛国際映画祭のオープニングに際して「伊丹十三シンポ~生き続ける『伊丹十三』イズム~」が開催されたとのニュースに接したのが今回の訪問の直接のきっかけでした。〔2月2日(日)〕

↓ もう何十年も前から多才な活動で我々世代をも魅了してくれた伊丹十三氏(1933~1997)の記念館です。

↓ 記念館の敷地に入ると直ぐに大きなガレージに出会いました。

↓ ガレージに収まっているのは伊丹十三氏の愛車であった「ベントレー・コンチネンタル」です。

↓ 建築家・中村好文氏の設計による「伊丹十三記念館」の建物です。

↓ 訪問者は正面の小さな入口から館内に入って行きます。

↓ 展示室に入ると「やあ、いらっしゃい」とご本人が出迎えてくれます。

↓ 収蔵展示室では映画監督、俳優、エッセイスト、商業デザイナー、イラストレーター、CMクリエーター、ドキュメンタリー映像作家等々として活動した伊丹十三氏の生涯を13の側面から紹介しています。

↓ 収蔵展示室、企画展示室を1時間程ゆっくりと拝見した後に箱庭のような庭園に出ました。

↓ 庭園に面してカフェが設けられています。伊丹流にここでシャンパンでも楽しめると良いのですが、この日は美味しいコーヒーにしました。

↓ 伊丹十三氏の多才で秀逸な仕事を振り返り楽しむことが出来、改めて氏の大きな存在を感じることの出来た記念館でした。

↓ 小野川と川附川に囲まれた出島のような所に記念館は建っています。館長で伊丹十三夫人の宮本信子さんは「温かく愛情のこもった記念館を目指す」と建設時に語たり、1月17日のシンポジウムでも「伊丹十三記念館で何かを感じ、楽しんで、遊んでいってもらいたい」と述べておられます。