マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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木津川市吐師・大宮神社の御田祭調査

2021年09月25日 09時38分07秒 | もっと遠くへ(京都編)
奈良の山陵町から歌姫町

そして歌姫街道をさらに北へ車を走らせると神功町・朱雀町など新興住宅地を抜けたら京都・木津川市に入る。

目指す目的地は吐師(はぜ)の地。

宮ノ前に鎮座する大宮神社に辿り着いた。

神社、境内にはどなたもおられない。

参拝がてら、ほんの少しの時間にうろついてみる。



鳥居を潜って境内に入れば左・右に座小屋がある。

確かめなければならないが、たぶんに左座。

右座に座中が座る建物であろう。

正面の拝殿・本殿に向かって拝礼。



その奥に見える大きな御幣が二つ。

両座のトーヤが奉った御幣であろうか。

本殿右に社務所がある。

焼納に年神さんを迎えた注連縄を持ってきた地区の人に聞いた座。

一日、十五日はいつも清掃している人たちが居るから行事のことを尋ねるならその日が狙い目だという。

ちなみにその社務所。

ガラス越しに拝見した白いもの。



「シトギ(粢)」ではないだろうか。

ひと通り拝見して立ち去ろうと、したときである。

座小屋の下にあった簾型注連縄。



とんどの日はもう少しあるが、なぜここに放置されているのか。

不思議でならない。

御田祭の情報は掴めなかったが、思わぬものを拝見していた。

数日経ってからわかった『氏子が苗松を作り、神主による苗代掻きや巫女による田植えの所作をする』という大宮神社の御田祭日程。

毎年の1月11日と書いてあったブログ京都のitベンチャーで働く女の写真日記もあったが、今年は日曜日の12日の午後1時らしい。

そのことを知っても今年は行けない。

既に取材を入れているから来年廻し。

出かけるときの参考に大宮神社の位置をメモっておこう。

なお、大宮神社の御田祭の他、木津川市内の年中行事はたくさんある。

うち、いくつかの行事は取材させてもらったのもある。

例えば、相楽神社の御田餅花祭涌出宮のいごもり祭女座の祭りアーエー(奉納相撲)、鹿背山の虫送り、山城椿井の虫送り白山神社のおかげ踊りがある。

取材をお願いしたその年から中断に至った山城上狛のおしょうらい踊りだけはとても残念なことだが・・。

学んでおきたい気になる年中行事もある。

(R2. 1.10 SB805SH撮影)


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