マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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番条町3・茅葺大和棟家の注連縄

2020年08月27日 10時20分28秒 | 大和郡山市へ
丹後庄町を訪れた次は番条町。

奈良大和の地に数々ある環濠集落地の一つ。

風情のある集落がお気に入り。

村を出た次男さんがときおり民俗情報を寄せてくださる。

出里の生家は名高い大和棟造りの家。

今も佇まいをみせる茅葺屋根の母屋。



数年前に葺き替えたという母屋も魅力あるが、門屋に飾った簾型の注連縄も。

今年もされているとわかって次男さんに撮った写真でお伝えした。

ご高齢になられた父親と気力を振り絞った長男さんが作ってかけた、素晴らしい出来具合の注連縄にほっとしたと返事がきた。

体調に気遣う次男さん。

なんとか継いでいるようだと、喜んでいたメッセージに目頭が熱くなるワケは・・・。

中谷酒造の会長も茅葺き大和棟のお家も大師講

平成23年4月に訪れた北の大師講の営み。

第六十四番ご朱印を求める参詣者がときおり尋ねてくると話していたが・・・。

大師講の講中だった会長からの賀状。

震える文字で書いてあった病状・・これを最後に、と〆ていた。



講中の一人になにかとお世話になった茅葺大和棟家婦人のAさんもお世話になったが、平成29年6月に亡くなられたことも付記しておく。

(H31. 1. 3 SB932SH撮影)
(H31. 1. 3 EOS40D撮影)


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