マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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ガス漏れ発生緊急工事

2014年04月09日 07時18分12秒 | ぽつりと
仕事を終えて帰宅コール。いつものことである。

この日の返答は「えらい騒ぎになっている」だ。

すわ、泥棒、事件・・・と思ったが違った。

工事をしていたリフォーム業者がガスの臭いに気がついた。

その件が伝えられた隣人は大阪ガスに通報され、発生場所を検出しているというのだ。

どえらいことである。

昭和45年4月8日の夕刻に発生した大規模なガス爆発事故は大阪市北区の天神橋筋六丁目。

通称「天六」である。

地下鉄谷町線の工事中に埋まっていたガス管の継手部分が抜けて都市ガスが噴出した。

大阪ガスのパトロールカーが通報した事故処理車が到着したがエンストした。

工事現場で漏れたガスは下水道管などを通して付近の建物にも広がった。

消防車も出動して周辺住民の避難および火気厳禁の要請をしていたが、エンスト車のエンジン再始動にセルモータを回した。

その火花が漏れたガスに引火した。

騒ぎを聞いた野次馬、ガス職員、消防士、警察官が居た。

そのとき突然に大爆発。

地下空間に充満していたガスに引火したのである。

たちまち10メートルも越す炎が噴出した。

次々と爆発を繰り返し、工事敷設していた舗工板に乗っていた人もろとも吹きとんだ。

事故車輌どころか信号待ちの車も吹き飛んだ。

思い出しても怖いくらいの凄惨なニュース映像が蘇った。

今から43年前の大事故を思い起こしたのではあるが、昼食の火が気にかかる。

我が家にはIHヒーターがない。

ガスコンロである。

それが止まれば昼食をいただけない。

万が一の場合はガスボンベのコンロを使うが・・・。

ガスの噴出は少ないようだが、現場は自宅前より少し東側である。

ガスの臭いは感じないが、検出器は音がするらしい。

向こう側の側溝あたりから付近一帯に目星をつけた。

ドリルか何かで穴を開けたそうだ。

隣家の引き込み管も関係するようだが、実際の発生場所は掘らなければ判らないという。

通報されてから5時間後、ようやく到着した工事車輌。

「火気厳禁」「立ち入り禁止」の札を立てて始まった緊急措置の工事。



物々しい雰囲気である。

緊急工事が終わったのは21時だった。

工事は一昼夜もかかると思っていたが4時間で終えた。

大阪ガスの職員が無事に終わったと伝えられた。

翌日、隣家の人をガス漏れ発生による緊急工事があったことを話した。

ご主人が仕事を終えて帰宅したのは翌日の1時の真夜中のことだ。

道路は水浸しで何があったのだろうかと思っていた。

自宅に上がってガスの栓をひねっても火が点かない。

工事は完了していても引き込み栓のガスが止まっていたのだ。

ガス会社にその旨、連絡すれば1時間後に到着してガス栓を開けてもらった。

そのときに始めて知った通知書はポストにあったと話す。



緊急工事を終えた場には「ガス 修 仮ホソウ」の印しを入れてある。

しばらくすれば本舗装するのであろう。

(H25.12. 4 SB932SH撮影)
(H25.12. 5 SB932SH撮影)

本舗装は何時されるのか、その件は工事関係者に聞いていなかった。

一週間ぐらいすれば行われるのであろうと思っていた11日。

仕事を終えて帰宅すればガス会社の職員が来ていた。

ピンポーンの音がするから玄関口に出た。

これから本舗装が始まると思ったが、そうではなかった。

その後の工事状況の検証であった。

その結果は、僅かであるが前回とは異なる場で発生していると云うのだ。

この日は風がきつかった。

漂っていたガスの臭いは鼻では感じない。

器械で反応するガス漏れが検出したのである。

今回は我が家の真ん前だ。

前回より1m~2mもずれている。

反応は側溝を越えた荒れ地から出ていると云う。

ガスは岩盤が堅い舗装路を通らず柔らかい地下を潜り抜けていたのである。



14時頃に到着した緊急工事車輌。

「生ガス作業中」の札を立てて工事が始まった。

冷たい風が吹く日の工事はたいへんでしょうに。



17時半にガス管取り替え工事が終わって前回同様仮舗装された。

地上より深さ1.2mから3m間に埋設しているガス本管の継ぎ手から漏れていたそうだ。

我が家の引き込み栓ではなく本管継ぎ手であった漏れ量は僅かであった。

継ぎ手管を交換して終われば土を戻して埋めていく。

一週間後ぐらいにはもう一度検証するそうだが、付近の調査もするらしい。

(H25.12.11 SB932SH撮影)
(H25.12.12 SB932SH撮影)


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