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マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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弘法井戸浚え

2007年09月05日 08時57分06秒 | 大和郡山市へ
大和郡山市天井町の旧村の鎮守社の八幡神社の傍らに弘法井戸が今でも残っている。

弘法井戸は各地で散見されるもので井戸水が滾々と湧き出ることから弘法大師が掘ったと伝えられるところが多い。

天井井戸(弘法井戸)とも称される井戸の中には弘法さんが祀られており、今でも湧き出る勢いは変わっていない。

今日七日は七日盆。盆はじめのこの日は墓を掃除したり井戸を浚えて綺麗にする。

午前中、地区の水利組合や氏子ら関係者が集まり井戸水を汲み上げ浚えていく。

井戸水は冷たく、体感上いつでも14度ぐらいという。

昔しは一杯ずつバケツで汲み上げていたが一気にポンプで汲みあげる。

底まで汲み上げると石板に彫られた弘法大師が現れる。

上から覗き込んで祈るお大師さん。

しばらくすると湧き出た水が1m50cmほど上昇してお大師さんが隠れていく。

再び拝見するのは一年後。それまで静かに井戸の中で眠る。

(H19. 8. 7 Kiss Digtal N撮影)


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