術後から早くも3年。
心臓手術をした担当科は血管外科。
半年間検診になってもう2年になる。
早いものだが、完全復帰とまで至っていない。
受付時間は午前9時半。
間に合うように早めに家を出た。
帯解の街道をいつも走る。
通院以外のときも走る旧道である。
見慣れた車がパーキング点滅している。
たぶん、と思って車速を緩めたら目が合った。
ほぼ1年ぶりにお会いしたY先生である。
お元気な様子だが、毎週がいろんな医院の世話になっているという。
私も、であるが、頻繁度が少ない。
通院に向かう最中に出くわした短い会話は出くわす車に閉ざされた。
総合受付を済ませてレントゲン撮影。
今回の検査に血液検査はない。
早々と終えたレントゲン撮影の次はいつもと同じ心電図検査。
その次は心エコー検査。
予定では10時より始まる超音波検査である。
毎度、毎度に慣れたもの。
途中で眠ってしまうほどの安堵感に浸る。
検査技師にもよるがだいたいが20分程度の検査を終えた時間帯は午前10時20分。
ここからが長いのである。
血管外科で受付を済ませている間に見た連絡表示。
私の心臓手術を執刀したのは若手の医師だった。
大御所の大先生は総監督。
前回に診察してくださったY医師がなんと、6月に転勤したとある。
代わりの医師はS医師のようだが、本日はお休み。
代わりにT医師があたるとあった。
長い待ち時間に読書が進む。
持ち込んだ老眼鏡のおかげで文字が良く見える。
頭もすっきりする老眼鏡は必需品。
自宅に2本もある。
予定では午前11時だったが、呼び出しは20分も過ぎていた。
診察室から呼び出し。
扉を開けた部屋には・・・。
どうやらそこではなく隣室。
表示していた医師の名はSだった。
見るからに若そうな血管外科医。
検査結果の動く映像を見ながら、モレが少しあるという。
モレは逆流である。
詳しく話してもらった結果でいえば、大丈夫ということだが、術後のモレが認められるが、問題ない状態だという。
弁異常のランクは4段階。
低い方から1。
酷い状態になるにつれ、2、3、4となる。
3以上は手術を要する段階である。
平成27年7月10日に発症した弁不全症は3以上の4であろう。
形成手術で縣は繋がったが、完璧での“0”ではなく、それ以上である。
尤も“1”まではいかない。
“0”以上。
0.1なのか、0.5なのか。
動画に表示されるブルー色の割合にあるようだが、いずれにしても支障のないモレ程度ということだ。
生活上、まったく支障のない範囲を伝えられてほっとするが・・。
心電図の波形は綺麗だという。
だが、ロングタームの波形に持参した毎日の朝、昼、晩の心拍数を記録したノートを医師に見せる。
毎日の起床時は40拍前後。
ところが昼の心拍数は50拍台に上昇する。
昼間は動くから心拍数は伸びる。
そういうことである。
現状、特に問題有との判断は下されず、半年検診だったタームは1年単位になった。
ところで転勤されたY大先生である。
行先はと尋ねた結果はなんと自宅から歩いてすぐの地にある奈良県総合医療センター。
この年の5月に開院した独立行政法人奈良県立病院機構が運営する病院。
Y先生はその病院の心臓血管センター長に就いたという。
栄転であるが、天理まで通わなくとも当院で通院できればありがたいのだが・・・。
(H30. 8.22 SB932SH撮影)
心臓手術をした担当科は血管外科。
半年間検診になってもう2年になる。
早いものだが、完全復帰とまで至っていない。
受付時間は午前9時半。
間に合うように早めに家を出た。
帯解の街道をいつも走る。
通院以外のときも走る旧道である。
見慣れた車がパーキング点滅している。
たぶん、と思って車速を緩めたら目が合った。
ほぼ1年ぶりにお会いしたY先生である。
お元気な様子だが、毎週がいろんな医院の世話になっているという。
私も、であるが、頻繁度が少ない。
通院に向かう最中に出くわした短い会話は出くわす車に閉ざされた。
総合受付を済ませてレントゲン撮影。
今回の検査に血液検査はない。
早々と終えたレントゲン撮影の次はいつもと同じ心電図検査。
その次は心エコー検査。
予定では10時より始まる超音波検査である。
毎度、毎度に慣れたもの。
途中で眠ってしまうほどの安堵感に浸る。
検査技師にもよるがだいたいが20分程度の検査を終えた時間帯は午前10時20分。
ここからが長いのである。
血管外科で受付を済ませている間に見た連絡表示。
私の心臓手術を執刀したのは若手の医師だった。
大御所の大先生は総監督。
前回に診察してくださったY医師がなんと、6月に転勤したとある。
代わりの医師はS医師のようだが、本日はお休み。
代わりにT医師があたるとあった。
長い待ち時間に読書が進む。
持ち込んだ老眼鏡のおかげで文字が良く見える。
頭もすっきりする老眼鏡は必需品。
自宅に2本もある。
予定では午前11時だったが、呼び出しは20分も過ぎていた。
診察室から呼び出し。
扉を開けた部屋には・・・。
どうやらそこではなく隣室。
表示していた医師の名はSだった。
見るからに若そうな血管外科医。
検査結果の動く映像を見ながら、モレが少しあるという。
モレは逆流である。
詳しく話してもらった結果でいえば、大丈夫ということだが、術後のモレが認められるが、問題ない状態だという。
弁異常のランクは4段階。
低い方から1。
酷い状態になるにつれ、2、3、4となる。
3以上は手術を要する段階である。
平成27年7月10日に発症した弁不全症は3以上の4であろう。
形成手術で縣は繋がったが、完璧での“0”ではなく、それ以上である。
尤も“1”まではいかない。
“0”以上。
0.1なのか、0.5なのか。
動画に表示されるブルー色の割合にあるようだが、いずれにしても支障のないモレ程度ということだ。
生活上、まったく支障のない範囲を伝えられてほっとするが・・。
心電図の波形は綺麗だという。
だが、ロングタームの波形に持参した毎日の朝、昼、晩の心拍数を記録したノートを医師に見せる。
毎日の起床時は40拍前後。
ところが昼の心拍数は50拍台に上昇する。
昼間は動くから心拍数は伸びる。
そういうことである。
現状、特に問題有との判断は下されず、半年検診だったタームは1年単位になった。
ところで転勤されたY大先生である。
行先はと尋ねた結果はなんと自宅から歩いてすぐの地にある奈良県総合医療センター。
この年の5月に開院した独立行政法人奈良県立病院機構が運営する病院。
Y先生はその病院の心臓血管センター長に就いたという。
栄転であるが、天理まで通わなくとも当院で通院できればありがたいのだが・・・。
(H30. 8.22 SB932SH撮影)