
11月3日に行われる御杖村神末(こうずえ)の御杖神社秋祭りは五穀豊穣に感謝する祭りです。
前々日の早朝、氏子総代や当家衆が集まり神饌に供えられる「ウシの舌」モチや御供餅撒きに使われる紅白のモチを千本杵で搗いていきます。
目出たい詩が次々と発せられる”石つき唄”を高らかに歌い千本杵で搗く餅搗きは、元々は当家宅で搗かれていましたが現在は同神社境内で行われます。
”石つき唄”は昔し、家を建てる土台の石を根つかせるために歌った唄です。
四本の櫓を立て太いロープで大木を数人で引っ張り、せいのぅーと一斉に放してその重さで搗いていったもの。
千本杵は”萵苣(チシャ)”と呼ばれる木で、太くて細工し易く削ると美しい肌が現れるものでコケシの材料や番傘の頂上のロクロに使われています。
夏に白い花を枝端に着け青い実を結ぶ。
千本杵で搗かれたモチは、直ちに搗き手が交替して杵で丁寧に打ち出来上がります。
参篭所の前では搗かれたモチを板で転がし長い棒状に仕上げていきます。
棒状のモチは熱く柔らかいうちにヒモでくるっと輪切りに切断し、ひとつずつ丸い御供モチを作っていきます。
この方法、形態は伊勢皇大神宮と同じで伝統を受け継いでおられます。
(H17.11.1 Kiss Digtal N撮影)
前々日の早朝、氏子総代や当家衆が集まり神饌に供えられる「ウシの舌」モチや御供餅撒きに使われる紅白のモチを千本杵で搗いていきます。
目出たい詩が次々と発せられる”石つき唄”を高らかに歌い千本杵で搗く餅搗きは、元々は当家宅で搗かれていましたが現在は同神社境内で行われます。
”石つき唄”は昔し、家を建てる土台の石を根つかせるために歌った唄です。
四本の櫓を立て太いロープで大木を数人で引っ張り、せいのぅーと一斉に放してその重さで搗いていったもの。
千本杵は”萵苣(チシャ)”と呼ばれる木で、太くて細工し易く削ると美しい肌が現れるものでコケシの材料や番傘の頂上のロクロに使われています。
夏に白い花を枝端に着け青い実を結ぶ。
千本杵で搗かれたモチは、直ちに搗き手が交替して杵で丁寧に打ち出来上がります。
参篭所の前では搗かれたモチを板で転がし長い棒状に仕上げていきます。
棒状のモチは熱く柔らかいうちにヒモでくるっと輪切りに切断し、ひとつずつ丸い御供モチを作っていきます。
この方法、形態は伊勢皇大神宮と同じで伝統を受け継いでおられます。
(H17.11.1 Kiss Digtal N撮影)