待ちに待った1年間の耐震工事を終えて、本日リニューアルオープンした奈良県立民俗博物館。
おまけに今日は令和3年3月3日。
目出たいことに、「3」が3ならびの桃の節句日です。
ご挨拶兼ねて、新しくなった常設展示場を拝見してきました。
工事のため、休館していた期間は令和2年2月3日から令和3年3月2日まででした。
では、早速、ご案内・・ですが、東秀好館長さんからのお願いに是非ともSNS発信、拡散も・・。
大いに宣伝してください、ということで、当FBやブログにアップです。
また、本日は朝日新聞に産経新聞の記者さんが、早速の取材。
明日には誌面を、そして奈良テレビも飾ることでしょう。
入口ゲートに迎えの花は紅白の梅花。
青空映える梅花ですが、前日までに吹いた強い風に煽られて、どっと散っていましたが、なんとかこれだけは・・。

デコボコだったアプローチは綺麗に整備されて、途中休憩できる長椅子を設置。
本館の外観は、これまでと同じです。

入館時、足一歩踏み入れたところに設置した自動体温計。
お顔を近づけるだけで測定してくれます。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、マスク着用、消毒液、体温測定などの感染拡大防止対策にご協力、よろしくお願いします。
朝一番、早速、学び活動に、ご近所の小学3年生が先生とともにやってきました。
レポート、メモを手にして、あっちへ、こっちへと展示コーナーを見て廻り。
学芸員のMさん。
リニューアル初の説明。

見たこともないカナダライ(※金たらい)に興味深く聞いていました。
木製の洗濯板は、現在ある施設に出張中。
先方の仕事を終えたら戻ってくるとのことでした。
常設展示ゾーンは大きく変わった。
これまでの展示は「米づくり」、「茶業」、「林業」、「昔のくらし」であったが、リニューアルを機会に大胆に変えたそうだ。

新しく配置替えした展示ゾーンは、入口から「農村の四季」、「川と人のかかわり」、「郷土のものづくり」、「昔のくらし」の4ゾーン。
どのゾーンからでも見られるよう、導線も確保した。
「農村の四季」では、あらたに豊作の願いに水口まつりや野神まつりなどの行事色も演出した。
右側に見えるのは、かつて賑わした奈良県立民俗博物館のポスター。
1枚だけですが、工事前の本館の様子をとらえた映像がありました。
すっかり変わった常設展示場。
記憶を戻す当時に撮った写真も記録ですね。
小学生だけでなく、地元、近隣に住まいする人たちもやってきました。
魅入るように見られていた同年齢の人たち。
懐かしさもあって盛り上がります。
足で踏んで回す水車。
生きとるみたいや、と思った高齢の婦人。
展示会場は、様変わり。
広い空間に向こうの方まで見通せます。
壁を取っ払って、ライティングも変えて・・。
隣ゾーンのライトも当たるから、明るくなりました。
通路は広く、通風も、換気も、よーなった。

なぬっ、本物のゴーサン札??も展示。
苗代に立てる水口まつりにイロバナ(※生ものは展示できませんので造花ですが・・)を添えて・・。

知る人ぞ知る、野神まつりの祭具。

えっ、こんな大きな、ながーい船があったんや。
これまでも展示してあった川や広い水路を漕いで輸送する船。

今まで気が付かなかったのはゾーンの死角にあったから気がついたのは今日が初めて・・。
しかも2艘もあったとは・・・知らなんだ。
これも壁を取っ払ったおかげです。
高齢の男性も、いままで何度も来ていたけど、どこにあったんや・・って。

茶業に関連する道具もあれば薬関連も。
配置薬の人たちが分担して日本全国に担いでいた柳行李は、小型版ですね。

大和郡山市民なら、必須の金魚道具ですが、ここには金魚は泳いでいませんので、あしからず・・。
そして、本館初登場のソーメン作り道具も・・。

黒光りしている桶。
ソーメン作りに欠かせない、オイル塗り。

その関係で、今も染みたオイルが手につくそうで・。
尤も、白いのは模擬ですから・・。
暮らしの道具の変遷。

おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に来ると体験談で盛り上がることまちがいなし。



ポスターは、とにかく多い。
これから、何度か入れ替えをするそうです。

「御田祭と野神まつり」の図絵は、手向山八幡神社蔵の御田絵巻。

描き方がマンガチックのように見える滑稽な作風は、作者がだれなのか、また、いつの時代の作品なのか、趣に惹かれる。
ドドーン。

麦わらで象った大蛇。
赤い目、赤い舌が特徴は、あそこしかない・・・そう、蛇穴(※さらぎ)の大蛇ですね。

コーナー展示は、場所も設営も、そのまんまのガラス張り展示です。
十津川村上葛川の地にあった石置き屋根。

当時、暮らしの民家をとらえたポスターのような情景はもう見ることもない貴重な記録映像です。
はしょりましたが、たっぷり見た帰りも、また梅花。

ほんまに、今日はえー天気。
今後、および将来のために撮っておいた展示ブース・コーナーテーマごとの動画映像。
入館した入口から順に「農村四季」は、「豊作願い」、「米つくり」、「恩恵の水」、「恵みの収穫」、「歓びの祭り」を。
次が、「川と人」に、「船水運、魚捕り」、「金魚養殖、配置薬」、「木馬(きんま)橇、筏水運」。
次は、「郷土ものつくり」に、「綿作道具に奈良茶碗」、「三輪素麺道具」を。
次は、「昔のくら」に、「テレビラジオなど」、「火焚き、食事など」、「白物家電、電話など」。
そして新しく、利用しやすくなった「多目的学習室」。
特別おまけに「ポスター展」は2コーナーに分けて・・。
これら動画も、貴重な映像ですが、当gooブログでは搭載できないのが辛い。
(R3. 3. 3 SB805SH撮影)
おまけに今日は令和3年3月3日。
目出たいことに、「3」が3ならびの桃の節句日です。
ご挨拶兼ねて、新しくなった常設展示場を拝見してきました。
工事のため、休館していた期間は令和2年2月3日から令和3年3月2日まででした。
では、早速、ご案内・・ですが、東秀好館長さんからのお願いに是非ともSNS発信、拡散も・・。
大いに宣伝してください、ということで、当FBやブログにアップです。
また、本日は朝日新聞に産経新聞の記者さんが、早速の取材。
明日には誌面を、そして奈良テレビも飾ることでしょう。
入口ゲートに迎えの花は紅白の梅花。
青空映える梅花ですが、前日までに吹いた強い風に煽られて、どっと散っていましたが、なんとかこれだけは・・。

デコボコだったアプローチは綺麗に整備されて、途中休憩できる長椅子を設置。
本館の外観は、これまでと同じです。

入館時、足一歩踏み入れたところに設置した自動体温計。
お顔を近づけるだけで測定してくれます。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、マスク着用、消毒液、体温測定などの感染拡大防止対策にご協力、よろしくお願いします。
朝一番、早速、学び活動に、ご近所の小学3年生が先生とともにやってきました。
レポート、メモを手にして、あっちへ、こっちへと展示コーナーを見て廻り。
学芸員のMさん。
リニューアル初の説明。

見たこともないカナダライ(※金たらい)に興味深く聞いていました。
木製の洗濯板は、現在ある施設に出張中。
先方の仕事を終えたら戻ってくるとのことでした。
常設展示ゾーンは大きく変わった。
これまでの展示は「米づくり」、「茶業」、「林業」、「昔のくらし」であったが、リニューアルを機会に大胆に変えたそうだ。

新しく配置替えした展示ゾーンは、入口から「農村の四季」、「川と人のかかわり」、「郷土のものづくり」、「昔のくらし」の4ゾーン。
どのゾーンからでも見られるよう、導線も確保した。
「農村の四季」では、あらたに豊作の願いに水口まつりや野神まつりなどの行事色も演出した。
右側に見えるのは、かつて賑わした奈良県立民俗博物館のポスター。
1枚だけですが、工事前の本館の様子をとらえた映像がありました。
すっかり変わった常設展示場。
記憶を戻す当時に撮った写真も記録ですね。
小学生だけでなく、地元、近隣に住まいする人たちもやってきました。
魅入るように見られていた同年齢の人たち。
懐かしさもあって盛り上がります。
足で踏んで回す水車。
生きとるみたいや、と思った高齢の婦人。
展示会場は、様変わり。
広い空間に向こうの方まで見通せます。
壁を取っ払って、ライティングも変えて・・。
隣ゾーンのライトも当たるから、明るくなりました。
通路は広く、通風も、換気も、よーなった。

なぬっ、本物のゴーサン札??も展示。
苗代に立てる水口まつりにイロバナ(※生ものは展示できませんので造花ですが・・)を添えて・・。

知る人ぞ知る、野神まつりの祭具。

えっ、こんな大きな、ながーい船があったんや。
これまでも展示してあった川や広い水路を漕いで輸送する船。

今まで気が付かなかったのはゾーンの死角にあったから気がついたのは今日が初めて・・。
しかも2艘もあったとは・・・知らなんだ。
これも壁を取っ払ったおかげです。
高齢の男性も、いままで何度も来ていたけど、どこにあったんや・・って。

茶業に関連する道具もあれば薬関連も。
配置薬の人たちが分担して日本全国に担いでいた柳行李は、小型版ですね。

大和郡山市民なら、必須の金魚道具ですが、ここには金魚は泳いでいませんので、あしからず・・。
そして、本館初登場のソーメン作り道具も・・。

黒光りしている桶。
ソーメン作りに欠かせない、オイル塗り。

その関係で、今も染みたオイルが手につくそうで・。
尤も、白いのは模擬ですから・・。
暮らしの道具の変遷。

おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に来ると体験談で盛り上がることまちがいなし。



ポスターは、とにかく多い。
これから、何度か入れ替えをするそうです。

「御田祭と野神まつり」の図絵は、手向山八幡神社蔵の御田絵巻。

描き方がマンガチックのように見える滑稽な作風は、作者がだれなのか、また、いつの時代の作品なのか、趣に惹かれる。
ドドーン。

麦わらで象った大蛇。
赤い目、赤い舌が特徴は、あそこしかない・・・そう、蛇穴(※さらぎ)の大蛇ですね。

コーナー展示は、場所も設営も、そのまんまのガラス張り展示です。
十津川村上葛川の地にあった石置き屋根。

当時、暮らしの民家をとらえたポスターのような情景はもう見ることもない貴重な記録映像です。
はしょりましたが、たっぷり見た帰りも、また梅花。

ほんまに、今日はえー天気。
今後、および将来のために撮っておいた展示ブース・コーナーテーマごとの動画映像。
入館した入口から順に「農村四季」は、「豊作願い」、「米つくり」、「恩恵の水」、「恵みの収穫」、「歓びの祭り」を。
次が、「川と人」に、「船水運、魚捕り」、「金魚養殖、配置薬」、「木馬(きんま)橇、筏水運」。
次は、「郷土ものつくり」に、「綿作道具に奈良茶碗」、「三輪素麺道具」を。
次は、「昔のくら」に、「テレビラジオなど」、「火焚き、食事など」、「白物家電、電話など」。
そして新しく、利用しやすくなった「多目的学習室」。
特別おまけに「ポスター展」は2コーナーに分けて・・。
これら動画も、貴重な映像ですが、当gooブログでは搭載できないのが辛い。
(R3. 3. 3 SB805SH撮影)