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マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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ふり返る令和3年1月の介護まとめ

2023年01月06日 07時26分34秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くことはないがが、記憶は記録。

ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。

正月1日は、甥っ子の貴ちゃんからの電話。これまで通りに会話していた。

正月3日も電話が鳴った。

孫のたけちゃんからおふくろへの正月電話。

また、LINEリモートに繋がった長男夫妻からもお正月電話。

尤も、LINE通話であればテレビ的電話ができるから、新居の映像も伝えてくれた。

祖母に母親・父親のテレビ電話。

入れ替わり、立ち替わりの会話が弾んで、1時間も繋がっていた。

正月明けの4日からはじまった通所デイサービス。

今日も幸寿苑送迎車に乗り込んで出かけていった62回目のデイ行きになる。

5日、コロナ第6波の拡大化は確実性を帯びてきた。

奈良県は54人。隣県の京都は92人(うちオミクロン10人)、滋賀が54人。で、あるが三重は3人に和歌山は4人。
しかし安心してられない大阪が244人(うちオミクロン8人、但し前日は124に対して58,又翌日の6日は505の18と比較的少ないと感じる)。

東京は390人(うちオミクロン17人)。

西の国の山口は104人(岩国米軍基地感染から職員感染し市中感染へ)、広島は138人、沖縄はなんと623人(沖縄米軍キャンプ感染から職員感染し市中感染へ)・・・

年末年始以前からの人の動き、流れによる市中感染拡大なのだろうか・・

7日、政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて対策本部の会合を開き、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の再発令を決定した。

東京、神奈川、埼玉、千葉の首都圏1都3県が対象で、期間は1月8日から2月7日までの1カ月間。経済活動を大幅に制限した前回の宣言とは異なり、感染リスクが高いとされる飲食店を中心に午後8時までの営業時間短縮を要請するなど対象を限定した。

「菅義偉首相は対策本部会合で「国民の命と暮らしを守ることを第一に、何としても感染拡大を食い止めるべく対策を進める」と述べた。対策本部会合に先立ち、首相の諮問を受けた専門家による「基本的対処方針等諮問委員会」は政府の再発令の方針を了承した。西村康稔経済再生担当相は「経済活動を幅広く止めるのではなく、感染リスクの高い飲食を伴うものを中心として対策を講じ、飲食につながる人の流れを制限する」と説明し」

「新型コロナ対策の基本的対処方針を改定し宣言の具体的な内容を盛り込んだ。飲食店のほか一定の規模以上の映画館、スポーツクラブといった運動・遊興施設などを対象に午後8時までの時短を要請。酒類の提供は午前11時から午後7時までに短縮するよう要請または働きかける。要請に応じない場合は店名を公表する。政府は時短要請に応じた飲食店に都県が支払う「協力金」の上限を1日当たり4万円から6万円に拡充する」

「加えて、午後8時以降の不要不急の外出自粛を要請。企業などに対しては、接触機会を減らすため”出勤者数の7割削減”を目指すとの方針を示し、テレワークを推進。必要な場合を除き、午後8時以降の勤務抑制を事業者に求める」

「学校に対しては、一斉休校は求めず、大学入学共通テストや高校入試は予定通り実施する一方、感染リスクの高い部活動は制限するよう求める。イベントは”上限5000人”、”収容率50%以下”に開催要件を再強化する」

「宣言解除については、感染状況が4段階で最悪の”ステージ4(感染爆発)”から2番目に悪い”ステージ3(感染急増)”相当に下がっているかを踏まえて”総合的に判断する”との方針を示した。ただ、宣言解除後の感染拡大を懸念した専門家らの意見も踏まえ、解除後も”必要な対策はステージ2(感染漸増)以下に下がるまで続ける”との方針も示した。西村氏は議運委で解除基準に関し、感染者数が東京都で”1日当たり500人”に減少することを目安に掲げた」

「一方、再発令に合わせて中国や韓国など11カ国・地域のビジネス関係者らの短期滞在と長期滞在(※ビジネス往来)については、”影響は限定的”と見て当面継続することとした。感染力が強い新型コロナウイルスの変異株が発生すれば停止する」

「昨年の4月7日、東京や大阪府など7都府県に緊急事態宣言を初めて発令。同16日には全都道府県に対象を拡大し、5月25日に全面解除した。首相は経済への悪影響を懸念し当初、宣言の再発令に慎重だったが、感染拡大に歯止めがかからず医療提供体制が逼迫(ひっぱく)していることから再発令を判断した。東京都の小池百合子知事ら4都県の知事も再発令を要請していた」

「大阪もまた首都圏1都3県の動きから、兵庫、京都を含む”緊急事態宣言”の再発令を政府に明日、要請する動きがある」と、報じていた。

その7日のおふくろ。

ふと思い出したように話し始めた安孫子方面にある市営住宅。

そこはエレベータが追加工事された中層住宅。

家賃はそれほど高くない、とアロンテイアクラブに通所リハビリしていた患者さんがそう話していた、という。

居住地の大和川団地もそうならんかな、なんとかしてほしいというが、住民の総意が得られない限り進展できない件。

まして、1階住民にとってはエレベータを追加する必要と思うことはないし、相談をかけられても家賃があがるだけ。

1階住民にとってはなんのメリットもない、のでは、とかーさんが伝えていた。

13日、夕刻に発表したされたコロナの現状。

大阪、福岡、愛知など7府県に、緊急事態宣言の追加表明によって先行していた1都3県に追従した。

「菅義偉首相は13日、新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受けて政府対策本部の会合を開き、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく”緊急事態宣言”の対象地域として新たに大阪、京都、兵庫、愛知、岐阜、栃木、福岡の7府県を追加すると表明した。期間は14日から2月7日まで。既に東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県では今月8日から宣言を再発令している。対象地域は3大都市圏を含めた11都府県に拡大した」

「首相は対策本部会合に“年末からの首都圏、特に東京での急速な感染拡大に加え、年明けからは中京圏、関西圏でも感染者数が急増し、強い危機感を持っている”と、したうえで、“大都市圏についてはそこから全国に感染が広まる前に、対策を講じる必要があることを踏まえて判断した”と、表明した。国と宣言対象都府県との連絡会議を設置する方針も明らかにした。会合に先立ち、首相の諮問を受けた専門家による《基本的対処方針等諮問委員会》は、宣言の対象に7府県を追加する政府の方針を了承した」

「西村康稔経済再生担当相は、衆院議院運営委員会で対象地域拡大について事前説明を行い、“7府県では感染が拡大し、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)するなど非常に厳しい状況だ。知事と状況認識を共有し、7府県も緊急事態措置を実施すべき区域に加えるべきだと判断した”と、述べた」

「7府県では4都県と同様に、飲食店の午後8時までの営業時間短縮と、酒類の提供を午前11時から午後7時までに短縮することを要請。要請に応じない場合は店名を公表できる。映画館、スポーツクラブといった運動・遊興施設などを対象に午後8時までの時短を働きかける」

「”出勤者数の7割削減”に向けたテレワークの推進も求める。昼間を含めた不要不急の外出自粛も要請し、特に午後8時以降は徹底するよう求める。学校への一斉休校は求めず、大学入学共通テストや高校入試は予定通り実施する」と、記者名で記した報道記事。

また、14日のニュース報道によれば、「月14日土曜のコロナ新感染者数は大阪2826人、奈良は158人に京都は671人、兵庫が929人に滋賀281人、和歌山149対応に奈良県教委は他府県への修学旅行は取りやめ、奈良市は対外試合に市外対戦を諦めたと、あった。

1月15日は、新型コロナウイルスの発症例が見つかった第1号患者。

それから丁度、発症から1年後の今日。

国民だれもが予想もしなかった全国で32万人もの発症者数に衝撃を受ける。

これからの1年はどうなっていくのだろうか・・・

「1月18日にコロナ対策特別措置法、感染症法案がまとまった。
NHK報道によれば、概要は、緊急事態宣言が出される前でも、対策を集中的に講じられるよう「まん延防止等重点措置」を新たに設け、政府が対象とした都道府県知事は、事業者に対し、営業時間の変更などを要請し、応じない場合は、立ち入り検査や命令をできるようにするとしています」

「知事の命令に応じない事業者には、行政罰としての過料を科し、▽緊急事態宣言が出されている場合は50万円以下、▽宣言が出されていない“重点措置”の場合は30万円以下、▽立ち入り検査を拒否した場合も20万円以下の過料を科すとしています」

「さらに、知事からの要請に応じた事業者に対する支援について“講ずるものとする”と、明記し、これまでの努力規定から、義務規定に改めています」

「このほか、現在の法律では、緊急事態宣言が出されている時に開設できるとしている“臨時の医療施設”について、政府の対策本部が設置された段階から、開設できるとしています」

「また、国や自治体は、患者や医療従事者などが差別的な扱いを受けることがないよう、実態の把握や相談支援、啓発活動などを行うとしています」

「概要によりますと、知事などが自宅療養や宿泊療養を要請できる規定を新たに設けるとしています」

「そのうえで、感染者が宿泊療養などの要請に応じない場合は、入院の勧告を行い、それでも応じない場合や入院先から逃げた場合には”1年以下の懲役または100万円以下の罰金“を科す規定を盛り込みました」

「また、保健所の調査に対して、正当な理由なく虚偽の申告をしたり調査を拒否したりした場合は“50万円以下の罰金”を科すとしています」

「さらに、厚生労働大臣や知事が医療機関に必要な協力を求めることができるとし、正当な理由なく応じなかった場合には勧告したうえで、従わなかった場合は医療機関を公表できる規定も盛り込むことにしています」

「このほか、国や自治体との間で感染者に関する情報共有を図るため、保健所を置く自治体から都道府県知事に発生届を報告することや、保健所の調査結果を関係自治体に通報することを義務化するなどとしています」

「新型コロナウイルス対策の特別措置法の改正をめぐり、政府は、自民党の会合で、営業時間の短縮などの命令に応じない事業者に対し、50万円を上限に過料を科すなどとした改正案の概要を示し、了承されました。政府は、新型コロナウイルス対策の特別措置法の実効性を高めるため、18日召集された通常国会に改正案を提出する方針で、18日朝の自民党の会合で、その概要を示しました。それによりますと、緊急事態宣言が出される前でも対策を集中的に講じられるよう《まん延防止等重点措置》を新たに設け、政府が対象とした都道府県知事は、事業者に対し、営業時間の変更などを要請し、応じない場合は立ち入り検査や命令をできるようにするとしています。この措置について政府は、先週示した案では、《予防的措置》としていましたが、名称を改めました。そして、こうした知事の命令に応じない事業者には行政罰としての過料を科し、緊急事態宣言が出されている場合は50万円、《重点措置》の場合は30万円を上限とするほか、立ち入り検査を拒否した場合も20万円を上限に過料を科すとしています。さらに、知事からの要請に応じた事業者に対する支援については、先週の案では《講ずるよう努める》としていた表現を、《講ずるものとする》と改めています。会合では、出席した議員から《実効性を高めるために罰則を設けるのは理解できる》という意見や、《経済的な影響を受ける事業者への支援は不可欠だ》などの指摘が出され、改正案の概要は了承されました。また、午後に開かれた公明党の会合でも政府側から改正案の概要が示され、出席議員からは、《罰則には賛成だが、手続きを明確にし、慎重に判断すべきだ》と、いった意見が出され、おおむね了承されました。政府は、与党内の正式な了承手続きを経て、今週中にも改正案を閣議決定したいとしています」

「新型コロナウイルスの患者が、自治体からの宿泊療養などの要請に応じないケースが出ていることから、厚生労働省は、入院を勧告した上で応じなかった患者への罰則を設ける方針を15日専門家会議に示しました。会議ではおおむね了承された一方、委員からは慎重な適用を求める意見が相次ぎました」

「自治体は新型コロナウイルスの患者のうち軽症の人などには宿泊施設や自宅で療養するよう要請していますが、法的な位置づけがないため、拒否されるケースが出ています。厚生労働省は、15日開いた専門家会議で、感染症法を改正する方針を示しました。15日示された案では、療養の要請に応じない患者には自己負担で入院するよう勧告し、拒否した場合は罰則を科すことができるようにするとしています。また、保健所の調査を拒否したり、虚偽の申告を行ったりした場合の罰則も新たに設けるということです。罰則の具体的な内容は示されませんでしたが、▽入院勧告に反した場合は“1年以下の懲役か100万円以下の罰金”、▽保健所の調査を拒否した場合などは“50万円以下の罰金”を科すことが検討されています。会議では罰則を設けることについておおむね了承が得られましたが、委員からは「刑事罰は重すぎるのではないか」とか、《罰則を設けても誰がどう判断するのか難しく、実効性があるか分からない》、《患者との信頼関係にひびが入らないようにしてほしい》などと慎重な適用を求める意見が相次ぎました。また、委員の1人からは、罰則を導入するからには、実際に療養を拒否したケースが何件あったかや、罰則がなければ感染拡大を止められないという科学的根拠を示すべきだという意見も出されました。これに対し、厚生労働省は「どれくらいあったかは把握できていないが、いろいろな保健所から報告を受けている」としたうえで、患者に協力を促すための手段の一つとして罰則の導入への理解を求めました。厚生労働省は15日の議論を踏まえて、今月18日に召集される通常国会に感染症法の改正案を提出する方針です。田村厚労相「早期の成立を」田村厚生労働大臣は、記者会見で「国民の権利を制限するような内容を検討している。国民的な意見も『厳しい対応をすべきだ』という意見がある一方で『あまり厳しい対応をすべきではない』という意見もあり、非常に分かれている。感染症に対応するための法の権能や根拠がないことには対応できず、十分に強制力がないことから、検討の課題にあがっている。政府としては、いろんな課題や論点を示したので、与野党で話してもらい、早く成立をお願いしたい。いま緊急事態宣言中でもあり、法律が成立し施行されれば、すぐにでも必要な部分もある」と述べました。加藤官房長官「権利制限と利益のバランスに留意」加藤官房長官は、閣議のあとの記者会見で「感染症法の改正については、患者の権利制限と社会経済全体の利益のバランスに留意しつつ、感染症法の規定の実効性をより高めるための方策を検討することが必要と考えている。厚生労働省の審議会での議論や与野党の意見、さまざまな団体などの意見も踏まえながら、通常国会の早期に改正案が提出されるものと承知している」と述べました。また《専門家などから指摘を受け、患者への差別がないように政府からも積極的に広報している。今後の改正にあたっても、その点に留意して検討する必要ある》と述べました。注目のコンテンツ都道府県別の感染者数データ 特設サイト 新型コロナウイルス新型コロナウイルスの国内の感染者数について、都道府県別の詳しいデータです。1日ごとの発表数と累計を見ることができます」と、“政治マガジン”が伝えていた。

その日の18日。

デイサービスを受け入れている幸寿苑の68回目もデイ行き予定であったが・・・・

午前8時に鳴った電話は幸寿苑からの緊急連絡。

通所患者さんの1人がPCR検査の結果、陽性反応とわかったため送迎は中止。

※それが、同じ日の送迎患者さんなのか、別の曜日であるのか、またいつから休んでいたのか、連絡がないのでわからないが・・・

おそらく幸寿苑の職員・介護士・介護療法士など施設従事者すべてに検査することになるだろう。

その結果が出るまでは送迎停止、となれば入浴不可の状態が長くなる。

我が家のお風呂に入浴するしかないとおふくろに伝えたら「入いれる、入いれる」と、いう。

“浴槽は浅いからいける”と、の考え。

幸寿苑では一人で入浴しているらしい。

浴室に手すりがあるから、それに掴まって・・・・滑らないよう、倒れないようにしてきた。

そんだけ自信をもてるようになっているんだから、手すり役はかーさんが・・・

そして住之江から持ってきた浴槽に沈める足踏み台を沈める。

また実際に、入浴する前に空風呂状態で試してみることにし、この日の晩に入浴してますか、とかーさんが尋ねても入らないという。
えっ、なんで・・・と、聞けば心の準備ができていない、という。

・・・午後5時10分、幸寿苑男性職員から電話があった。
デイケア利用者1名がコロナ陽性とわかり、念のため今週いっぱいはデイケアを休止とし、来週の25日月曜から再開する、と伝えてくれた。

幸寿苑通所デイサービスは、コロナ発症に停止中の19日。

入浴する前に、足具合などを練習はしたほうがいい、と聞いていたが・・・

トレーニングジムから帰ってきたら、あれま・・である。

入浴を済ませて風呂場から出ようとしていた。

湯船に肩まで浸かってほっこりしたおふくろ。

身体は石鹸を使わずの手洗い程度。

髪の毛も洗わずに終わったそうだ。

浴槽の入る、出るも難なくしたらしく、手を貸すこともなかったようだ。



21日の午後2時20分、幸寿苑のH女性職員から電話があった。

今度は、幸寿苑職員の1人が発熱し、検査の結果、コロナ感染と判明した。

利用者だけだったのが、職員の複数感染の判断に再開の目途がたたなくなったという連絡である。

先は見えないが、再開できた場合にまた連絡します、とのことだ。

こりゃまた、長引きそうな気配どころではないような気がする。

22日、幸寿苑通所デイサービスは、コロナ発症により停止継続中。

おふくろ入浴は、今日で2回目。

19日の火曜日が初日の入浴。

その時も垢、毛髪、塵が多く浮いていた。

今日は、かーさん洗髪もしてもらった。

少しはマシになったが、浮いているそれらを除くのに多少の時間が要る。

次に入浴する家人のためと思ったら綺麗にするのが当然。

奈良放送局の夕方ニュースによれば、奈良市もある通所施設で利用者ならびに職員含め9人が感染したようだ。

その他、60人の検査をしたらすべてが陰性とわかった施設のクラスター事例は、30例目になった、と伝えていた。

幸寿苑通所デイサービスは、コロナ発症により停止継続中の23日。

起床時に読んでいた新聞読みの時間帯。

かーさんが、たいへんやったという、3回目のおふくろの入浴支援。

初日に驚いたのが、バスマットの座り込みに立てない状態。

本人の力では立ち上がれない。

自力でき立ち上がれないおふくろをなんとか抱えて、お尻下に入れた風呂椅子。

そこからも自力不可能に・・・

介助支援を受けて、水道蛇口に掴まって立った。

浴槽に入る手すり跨ぎ。

右足は揚がるが、左足はどうしていいのか揚げ方が思い出せない。

これもなんとか支援し、無理やり曲げてなんとか跨がせた。

そして入浴。

設置した沈下型椅子に座れるし、湯船に浮遊しているから手すり掴んで立ち上がり。

浴槽を跨げた。

顔、身体はどうにか自力洗いができそうだが、頭髪はもう無理。

かーさんが耳に湯が入らないよう、石鹸を被らないように洗髪したが、何度もするのはしんどい、と訴える。

精神的に疲れた入浴支援にコロナがなければ大阪・住之江の入所施設に行ってほしい、と本音でしゃべる。

私も同じ考えだが、本人はいったいどう思っているんだろうか。

聞くに聞けない、問いに問えない入所施設行き/介護ランクの切り替えは、ケアプランニングディア1のケアマネジャーFさんに伝える場合があれば聞いといてって、というが、そんなに心配なら直接電話してくれよ、と云ったら、そのときでえー、という。

この日は、6回目になるF歯科医院の通院。

午前11時15分の受付~午後1時10分の診察、治療に会計処理。

患者数多く、おふくろ同様に歯の治療・処置も長い人ばかり。

午前11時に呼び出しを受けてから、終わったのが午後1時。

できた入れ歯の装着具合の調整に何度も何度も、痛みもでないところまで調整した。

また、念のため夜中の装着或いは休診日の装着に一人でできなくなった場合を想定され、かーさんにも対応できるように、と説明された。

万が一の場合の、痛み止めの処方箋は、三日後の26日になる、という。

じゃぁ、それまでもし痛みが発症したら、緊急来院しなきゃならんがな。



幸寿苑通所デイサービスは、コロナ発症により停止継続中の24日。

午後2時のトイレ、入ったときからどことなく臭い。

気にはなるが、普段と同じように便器の蓋を揚げたら、たかたか指と薬指に当たったむにゅっとした物体があった。

みれば黒い・・・・・・・これはウンチや!

どこに付着していたのか、探してみれば蓋よりも便器側にある。

その便器の縁にべったり付着するうんこ。

取りあえずトイレットペーパーで拭き、ぬぐい取った。

べちゃっとしたうんこは、軟便でない。

縁の付着だけですんだ。

辺りをさがしてみたが、落下したうんこはないようだ。

消臭剤を振り撒きながらうんこの除去処置。

拭いてはトイレで流す。

流してみても便器内側にべっとり。

仕方なくトイレットペーパーを厚くし、薄く水分をつけたところで拭けば少しはマシになった。

だが、やっとれん。

リビングに居たおふくろに、かーさんにも伝えた便器付着うんこの状態。

どうやら便意をもよおし、トイレに座ろうとしたその瞬間に漏れたうんこが、便器の縁に触れてそのまんま付着したようだ。

おふくろが云うには蓋に付着したうんこはトイレットペーパーで拭きとったという、が・・・

縁にへばりついた大量のうんこにはまったく気づいていなかった。

それならそうと、いってくれればいいのだが、隠そうとしたのでは・・・・

嘘かましたやろ、といえば、そうではない、と言い張る。

ならば・・・と、いいかけたが、今後のことを考えた物言い。

小便もそうだが、廊下途中でもらしたこともあるし、便器に座ったとたんにじゃじゃ漏れで衣服を汚したこともあった、とにかく我慢しやんといて・・・・

歩く速度は、頭の中では昔と同じような感覚だが、今はもはやそういう状態でなく、現状の動きはもっと、もっと遅いから、間に合わずにもらしてしまう。

だから、自分の身体は今、ここまでの動きしかできん、こうなってきたんや、と理解してくれ。

そして我慢することなく、怪しいと思ったら、早めにトイレに入ってゆっくり出したらえーねんや、と伝えた。

もしかとそれば衣服にうんこが付着・・・していた。

かーさんが見たらそうであったから、すべて着替えさせた。

なお、便器から床までスッキリさせる花王の除菌流せるお掃除シートのトイレクイックルに、トイレ室内の浸透除菌空気撒布用のリセッシュを駆使して汚れをぜんぶ拭き取り除き消臭、消毒処置をしていた。

25日。午前11時半。

私が、月一に通院している泌尿器治療に車駐車する際に電話が鳴った。

発信先はデイサービス支援施設の幸寿苑からだ。

保健所の許可が出たので、今週の27日水曜より送迎を復活・通所リハビリを再開する、と連絡があった。

今日は、4回目になるおふくろの我が家の入浴。

垢も、体毛も、塵など、ほとんどない。入浴の効果は3回目に現れていた、とわかった。

26日の午後3時半にかかってきた電話は、デイサービス支援施設の幸寿苑。

またか、と思ったその通りだった。

3人目のコロナ発症者はまたも利用者。

明日に予定していた送迎・リハビリ通所サービスは再び中止に決まった。

再開はいつになるかわからないが、そのときは、また連絡する、という。

利用者感染で考えられることはただ一つ、家庭内感染しか考えられない。

利用者が屋外に出ることは考えにくい。

で、あれば持ち込んだ家族さん、そうとしか考えられへん。

27日。かーさんは、おふくろが起床する前に登彌神社に願掛け詣でに出かけていた。

以前も、ことあるときにしていた登彌神社の神さん、木島大明神に願掛け。

折に触れ、長男の健康を願い、願掛けしていた、と初めて知った告白。

今朝の願掛けは、長男のお嫁さんの手術がうまく、無事に終わりますように、と願っていた。

長男のときも叶えてくれた神さんへの願掛け。今回も叶えてくれるだろう。

ところで、住民票のある大阪・住之江の居住地不在様態が長くなってきた。

電気、ガス、水道は連絡して中止扱いにしているが、テレビである。

放送受信に月払いのNHK受信契約が無駄になっている。

かーさんは、いろいろ調べてNHKふれあいセンターに電話をかけて、事情を伝え、了承いただき、解約手続きをすることにした。

28日。

午後11時の電話は、ケアプランニングディア1のケアマネジャーFさんからだが、ネットトラブル対応につき出られず、不在着信。

昼食後の午後12時半から1時までの電話による情報伝達は・・・

夜半にかかった電話は、幸寿苑からの報せ。

コロナ対応に2人目の利用者が感染に再開だったはずの通所サービスが停止、と聞いて慌てて聞きたかったおふくろの入浴状況。

人一倍入浴のことを気にかけてくれるケアプランニングディア1のケアマネジャーFさんの心配どころ。

湯船も身体洗いもできている、と伝えあら、ほっと安心された。

ついでじゃないが、この電話に伝えておきたい件がある。

一つは介護認定の再認定である。

T病院入院中にあった調査はずいぶん前、その結果の再認定から1年も過ぎている(※要介護3の認定終了日の介護保険被保険者証は令和3年4月30日が期限/負担割合終了期限令和3年7月31日)が、さてどうなるのかに。

再認定の期間がくればその期限切れの2カ月前。

ケアマネジャーFに連絡がはいるし、その都度再認定依頼に調査は療養している我が家に。

幸寿苑は聞き取りになるが、主治医は・・

現在外科から移管したT病院の内科医に、また自宅で家族が支援している療養介護の場合は要支援になることがある要介護。

独り暮らしの場合は、ヘルパーさん、通所デイサービスを受けていた、としても基本は一人でできるということで家族が毎日を診ている場合は、介護配下にあるわけだから要介護になる。

身体状況いかんによっては介護レベルが下がる。

上がる場合は調査の結果次第だが、ケアマネジャーFさんもフオローするから大丈夫だ、という。

大阪・住之江に戻リたい希望を、今でももっているおふくろであるが、我が家で療養する状態からいえば外出無理、家族支援があってこそ飲食、入浴ができる範囲。

できるなら入所できる介護付き老人ホーム施設をみておきたい。

そう、思って前年の令和3年9月末に出かけた住吉公園前高灯籠近くの施設(※介護付き有料老人ホーム“アグナス住吉公園”)。

一度、どんなところに立地しているのか、見ておきたいと思って現地確認。

確認だけのつもりが、職員さんが声をかけてくださり、先方の好意で施設見学ができた。

毎月支払いの施設部屋、風呂場、廊下棟など、これなら安心できると思ったが、非常事態宣言中につき、一度おふくろに見せておき、これならと思える施設に入所してもらう考えをもっている。

だが、本人の意思は固まらない、と判断している。

現状お身体様態では、階段の上り下り不可。

屋外歩行も不可。

炊事も入浴も独りでは無理、と自覚している状態。

宣言解除後のいつか、に見学したい。

仮に入所することになった、とすればケアマネジャーFさんは、ケアマネを継続できるのでしょうか・・・。

その答えは、老健など老人ホーム施設は、独自にケアマネが居る場合と、いない場合があり、ことによって継続できるかどうかが決まるらしい。なるほど、である。

この日もかーさん支援の入浴支援介助。5回目の今日は毛髪も多く、それについてくる垢も多い。

浮かんでいるそれらはみな洗面器で掬いとって流した。



30日の午前9時20分。

幸寿苑で毎度送迎に来てくれている若い男性職員からの電話である。

また、なんやろ、とおそる、おそる受話器に・・・

電話の報せは、送迎の復帰・再開であった。

明後日の2月1日月曜日より、“今度こそ再開しますのでよろしくおねがいします”と、伝えてくれたうれしいメッセージに、思わずバンザーイした。

(R3 1.18、20、23、28 SB805SH撮影)

ふり返る令和2年12月の介護まとめ

2022年11月17日 08時06分27秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くことは、まずないが記憶は記録。

ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。

2日、おふくろが、週に3回。

デイサービスに出かける幸寿苑からの通知が関係家族に発信された。

第3波新型コロナウイルスの感染拡大にお願いする対策である。

「1. 他府県から帰省などをされた方への接触は、ご本人はもとより、ご家族も含め極力避けてください。2.他府県の移動は極力控えてください。」、とある。
若者の行動が、感染症数を拡大していると、ニュースや報道番組などが報じていた。

3日は、山本耳鼻科の通院がある。

軽バン車に移乗し同乗していたかーさんが、耳鼻科があるビル4階までの介助。



診察も含めておふくろの支援をしている。

車が通行しない、安全な道を選んだそこは市民が自由に使用できる市の施設の「つなげる広場」。

バスロータリー停留所からも安全な歩行者道であるが、ところどころに段差がみられるから、医院に着くまでずっと介助支援を続けている。

ちなみに12月1日から1月31日までは、広場に輝くイルミネーションが点灯される。



題して「キラメク キンギョ」

おふくろが広場を使用する時間帯は午前中。



残念ながら夜6時に歩くことはない。

ちなみに今夜の食事におふくろが口にしたくない、と言い続けてきた生ハムサラダ。



サラダが、でなくハムである。

ハム、ソーセージすべてを口にしない。

その理由は、豚肉からできている加工製品だから。

豚肉だけでなく、長いもんもすべてダメ。

鰻、穴子はに鱧も。

おふくろが居ないときにしか食べられないこれらの食物。

長期間になりつつある我が家でのリハビリ介護・療養。

すまんが、私らにこれらを喰わしてくれ、と伝えたらそうして、という。

あっさり承諾してくれたけど・・・

4日、厚生労働省が発信した専門家会議・感染症対策・見解は以下のとおり。全文をここに記載しておく。

<症状の軽い人からの感染拡大>
「これまでは症状の軽い人からも感染する可能性があると考えられていましたが、この一両日中に北海道などのデータの分析から明らかになってきたことは、症状の軽い人も、気がつかないうちに、感染拡大に重要な役割を果たしてしまっていると考えられることです。なかでも、若年層は重症化する割合が非常に低く、感染拡大の状況が見えないため、結果として多くの中高年層に感染が及んでいると考えられます」

<一定条件を満たす場所からの感染拡大>
「これまでに国内で感染が確認された方のうち重症・軽症に関わらず約80%の方は、他の人に感染させていません。一方で、一定条件を満たす場所において、一人の感染者が複数人に感染させた事例が報告されています。 具体的には、ライブハウス、スポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、スキーのゲストハウス、密閉された仮設テント等です。このことから、屋内の閉鎖的な空間で、人と人とが至近距離で、一定時間以上交わることによって、患者集団(クラスター)が発生する可能性が示唆されます。そして、患者集団(クラスター)が次の集団(クラスター)を生むことが、感染の急速な拡大を招くと考えられます」

<北海道における地域的特徴>
「都市部には、人口が多く、社会・経済活動の活発な若年層が集中していますが、他の圏域には重症化のおそれのある高齢者が多く住んでいるという特徴があります。また、北海道の6圏域間の人の移動は、都市部と他の圏域との間での流動が多い状況です」

<現状に至った理由>
「都市部においては、社会・経済活動が活発な人々が、感染のリスクが高い場所に多く集まりやすく、気づかないうちに感染していたと考えられます。なかでも、若年層に、症状の軽い人が多いと考えられ、そうした人々の一部の人が他の圏域に移動することで、北海道の複数の地域に感染が拡大し、感染した高齢者のなかから症状が出たことが報告されたことによって、感染の拡大状況がはじめて把握できたと考えられます」

<では、どうすればいいのか>
「規模の大小に関わらず、風通しの悪い空間で人と人が至近距離で会話する場所やイベントにできるだけ行かないこと(例えば、ライブハウス、カラオケボックス、クラブ、立食パーティー、自宅での大人数での飲み会など・・)」

「ただし、症状のない方にとって、屋外での活動や、人との接触が少ない活動をすること(例えば、散歩、ジョギング、買い物、美術鑑賞など)、手を伸ばして相手に届かない程度の距離をとって会話をすることなどは、感染のリスクが低い活動です」と、あった。

また、感染症対策分科会議事も、将来のために残しておく



※ 写真映像は、本文とまったく関係のない地産地消「よってって」に購入したヤーコンを調理した美味しいおかずのヤーコンのきんぴら仕立てオイスターソース炒めの一品。

12日、年金溜まりに余裕があるのか、お金の使い方にいままでお世話になったんやから、と従姉妹のねーちゃんに送金したってほしい、とおふくろの気持ちはわからんでもない。

私の兄弟は男3人。娘はおらん。だからそんな気持ちはわかる。

今夜のおかず一品。煮こごりも旨いエイの煮漬け。



おふくろも、かーさんも手を出さない逸品。

コリコリ、ザクザク感が嬉しいエイの煮漬け。

売り場に見つけたら、つい買いたくなる魚である。

13日、午後7時のおふくろ。

娘同様に思っている従姉妹。おふくろの姉の子に電話したら、つい4、5日前のことなんんだけど、と話し始めたらしい。

正確にいえば、12月5日だった。

自宅の椅子に座っていた。立とうとしたら右に倒れそうになったから、倒れる直前に腕を突っ張ったら、肩辺りの骨が折れた、という。

右腕の骨を3本も骨折し、入院手術。

12月19日に退院したが、通院に数か月もかかるもよう・・・

14日、午後2時。

ケアプランデイア1・ケアマネジャーのFさんからの電話は、悲壮感を伝える。

大和川団地住民に感染症者が発生したそうだ。

アロンテイアクラブの患者さんでもなく、他の介護施設の患者さん。

「おかあさん、奈良で療養していたから助かってよかったわ」、と伝えてくれた。

実際、大阪から離れた避難的療養のようなもので助かったようなもの。

「大阪はもう大変。9月のデイサービスとは規模も違うし、感染の波がひしひしと感じる状況に、恐怖も募りますが、とにかく密にならんよう、接触しないよう気をつけていても、ケアを担当する患者さん2人が濃厚接触者になった。遮蔽板を装置した送迎車。感染対策に気をつけていたが、家族さんからの濃厚接触に認定されたこともあった。状況は悪化の一方。感染拡大が止まらない状況に、年寄りの感覚がそうとうなズレというか、コロナというものの認識に至っていないし、理解もできていない。ある患者さんは銭湯入浴するのも、本人がいうには空いているから大丈夫だ、という感覚。密意識が薄い。担当する一人の患者さんは濃厚接触の疑いに家族さんはきちんとPCR検査もした。陰性であったが、協力的というか、必然的にそうしていた家族もあれば、もう一人の患者さんも同様に濃厚接触の疑いがあっても、その家族さんは連れて行こうともしない。かかったことも隠す。勤めている事業所にも報告せず、2週間経ってなーんもなかったらえーんやろ、という家族さん。困った家族さんに、ケアマネージャーからはPCR検査は強制できない・苛立ちが募るばかりだったそうだ。国も府も濃厚接触者に直設関係者する家族さんはPCR検査を義務付けてほしいと願っているが・・」、と・・

デイサービスから戻ったおふくろに、かーさんが住之江でこういうことあって・・、と話したが、ふーんで終わった。

直接知っている人でもないし、身内でもないからまったく感心もたない。

テレビのインタビューに応じている旅行者も、心斎橋にたむろする若者も、我関せず・・。

こんな世の中では感染者を撲滅することはないだろう。

自分勝手の考え、行動、身勝手な判断の結果、なんも起こらんかったら、それでよし、とするなら、ワクチンが調っても、絶滅させるまではいかないだろう、とFさんの意見、考えが一致した。

スペイン風邪の流行があっても遠い昔、現代人には我関せず・・

年末年始の休苑日がある幸寿苑の日程。

12月31日から翌年の1月3日までのケアプランを策定した資料お送付しますのでよろしく・・・と。

16日の晩食は、鶏つくねの鍋。



やわらかく、甘くて美味しい葉たまが手に入ったからそうした。

ぐつぐつ煮る葉たま入りの鶏肉鍋。

むっちゃ美味しい。

鍋の味は、エバラ食品が提供するプチッと鍋シリーズのうどん寄せ鍋。

旨いに決まっとるやないか。

おふくろもかーさんも箸が入る。

葉たま以外の具材は、適当。冷蔵庫にあった残り物野菜・きのこに春雨さえあればいい。

20日、晩食のサザエ喰い。

焼き立てのサザエなら、するりと身が零れて食べやすい。



だが、冷めてしまうと身が固くなり、固着する。



砂もあったサザエのつぼ焼き。

調理するには一般的な貝と同様に砂抜きが要る。

ちなみに、冷めたつぼ焼きはもう一度火にあてたらすぐやわらかくなるとおふくろが指摘した。

やってみたらペロッと取れた。

さすがのおふくろ。年の功だと思った。

ちなみにこの日の昼食は、スーパートライアルで買ってきた豪華盛りのにぎり寿司。



我が家にとっては丁度の量の3人前にぎり寿司は、お買い得の1280円。



サザエやタラの白子を買ったついでに、美味しそうだし、おふくろも喜んでくれるだろう、と買ってきた。



サザエは口にしたが、タラの生白子のポン酢漬けに箸はでないようだ。

おかず、というかアテのつもりで買ってきた山葵入り昆布だし漬けの信州野沢菜漬物。

ご飯よりも、おかいさん(お粥)が欲しいといいだしたおふくろ。

ご飯の上にかけて食べたいから持ってきてという。

その言い方は、まるでお大臣のような言い方。

座ったままかーさんに指図する。

心の中では召使じゃない、といきり立つ様相は表情、態度でわかった。

かーさんが入浴中におふくろに伝えた。

今の態度は顎で使う人使いするお大臣や、といえばお大臣ってなんや、と返す。

そこから始まった普段からの物言いに、えーかげん腹が煮えくり返った私。

療養の身なのに、まるで客人のような態度。

おふくろは、自覚症状の気づきはまったくない。

「ありがとう」、というてるやないの、っていうが、心のこもった感謝の気持ちもないストレートな言い方。

以前はそんなことなかったのに・・・

今夏からずっと毎日が一緒。

今まで見えてなかったおふくろの言い方が軋轢を生むことさえ感じていない。

住之江に戻りたい気持ちはあるが、現状の動きでは歩きさえ不安定。

介助を要する要介護。

階段の上り下りなんてとんでもない。

介護付き老人ホーム暮らしであれば、介護士さんがみな診てくれる。

その方がいいだろうが、現状のコロナ対策に受け入れもできない施設側の論理。

たとえ、受け入れても一時帰宅は無理。

いったん戻ったら、逆に再受け入れは、状況によっては不可になる可能性もある。

わがまま暮らしをしたいなら介護付き老人ホームに入居したらいいが、今は無理。

我が家に炊事場行きの手すりも設営したが、2カ月以上経っても動こう、としない。

独り暮らしがしたいなら、前向きに、と思っていたが、今はその意欲すら感じない。

介護付き老人ホームを口にしたが、反応はない。

おそらく、私は入居したくない、つまり意思表示であろう。

22日、食事した椀とか、皿とかが食卓にない。

おふくろに問うたら炊事場まで動いて運んだ、という。

あれぇ、やればできるんや・・・けど、かさーんが在室しているときにしてや・・・

それから数時間後のことだ。

リビングに居たおふくろが、台所に置いてあったリンゴを食卓に持ってきて、包丁で皮むきして食べていた。

これまたあれまぁである。

そんなけ自力で動けるんや。

やればできる、と自信をもってくれたのが嬉しい。

かーさんは、かーさんで入れ替えしたエアコンのリモコン操作に??

電源オンの仕方も、自動オフも。

6畳の部屋のエアコンと同様にセットしていたら・・・

例えば3時間後に、オンを設定した、と思っていたが、それはリモコンの電源をあげて操作していたものだから、ずっと入ったままになっていた。

おかしいからみてというが、マニュアル通りにリモコンの電源オンをせず、入ボタンだけでいいもののが、自分の思い、考え方が先行し、マニュアルをあんばい読んでなかった結果である。

操作しながら説明したが、納得いかんという。

その考えがミステイクをしてしまうことになる、とわかってくれず、納得いかない・・と呟いている。

このようなリモコン操作だけでなく、他の機器もみな勝手な思い込みをして操作しまうので困ったもんだ・・・

夕刻に届いたお歳暮の送り主は従姉妹のYちゃんから。

贈り物は大阪和泉の阪南港水揚げの阪南市・製造販売の山忠横田水産釜揚げシラスにちりめん山椒。

他にも、に太刀魚のみりん干し、しらすもある。

しらすは、早速茹でて菜花にとともにしらすを盛り、出汁かけて食べたらむっちゃ美味かった。

晩食中に突然、声をあげたおふくろ。

「ホームて施設やろ」・・・に、ドッキリ。

24日、家人が初めて私に話した子宮の違和感。

丸い玉のような形がわかるくらいの患部。

三橋レデース医院の診断では癌でないとわかっているが、膀胱が腫れ、尿道を抑えるように小水がでにくくなった。

ちょろちょろっとしか排尿しないから何度も行く羽目になる。

リングみたいなものを装着した初日は痛かったが、今はもう慣れたという。

いずれか時期はまったく読めないが、手術するケースも多々あるらしい。

原因は、といえば体内の一部が下りてくる年齢的なものらしい。

おふくろは、介護付き老人ホームが気になっていた・・・

リビングにいたおふくろ。

かーさんと二人だけのときにポツリと言うものだから、私の気持ちは、と素直な気持ちで話しているという。

25日、今回で5日目になったふくつじ歯科医院の通院。

予約を午後3時にいれていたが、すっかり忘れていた。

電話をかけたら、本日は予約でいっぱい、という。

ならば、以降の火、木、土曜を希望するも、その日も予約がとれない満杯状況。

人気の歯医者さんだ。

と、いうことで、医院が指定したこの日は、通所リハビリ施設にお世話になる日。

仕方なく、通所リハビリは中止。施設に断りを入れて出かけた歯科通院。

本日は本歯の隣の歯を削ってもらった。

次回は、来年の1月23日土曜日の午前11時半。

今度は、しっかり覚えておきます。

26日、家人に住所リストの確認をお願いしたら、長男夫妻の住所が転居していたのに書き換えていない、とおかんむり。

機関銃のごとく攻めたてるが、転居通知は私には伝わっていない。

些細なことでトラブルになるって何なの?。

かーさんの年賀状の終活である。

兄弟、親族、女友達から元会社の関係者も、すべてを対象に発信し、翌年は一切なしにする、と言い出した。

27日、毎日の咳き込みに痰排出に声だしも大きくなったおふくろ。

飛沫も難儀な状態に、根本治療をしてもらったらどうだ、と伝えたら、連れてって、という。

かーさんも辟易する症状に、次回が2月になるT病院の内科診療に一度相談してみましょうと、いうことになった。

そして今夜のおかず。

おふくろも、かーさんもぐちゃぐちゃなもんは食べない主義。

ありがたくいただくまぐろ処一条の美味しい鯵のたたき。

包丁でたたいた、いや切った粗切りの味のなめろう。粗めの鯵をちょいと味噌足し。

箸でこねるように和える。

全体的に味噌を塗りたくることもなく、ちょちょいと和えた鯵に生生姜も和える。



下味処理した鯵に、細切りした茗荷に大葉の紫蘇葉を振りかけて食べる。

これが旨いんだなぁ。

(R2.12. 2、 3、 6、12、16、20、29 SB805SH撮影)

ふり返る令和2年11月の介護まとめ

2022年09月29日 07時37分42秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くこと度々。

記憶は記録。

ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。

1日は日曜日。大阪に戻りたくても戻れない身体状況のおふくろ。

投票したくても投票のできない身体。

大阪都構想投票権はあるが投票券もない。

郵便物のすべてを我が家に転送することはできない。

証明書に関するもの、投票券もまた本人確認が取れなければ差出人にもどされるはずだ。

投票券は宙に浮いたままになった。

なんとかしてでも、投票したい気持ちはあっても足がついていかない。

残念ながら棄権せざるを得ない。

介護施設や病院に入院している場合は選挙管理人が直々に伺って、本人確認の上、代筆投票せざるを得ない。

そんな府民はどれくらいの人数になるのだろうか。

4日、起きて新聞読みしていたら前夜のおふくろのおもらしがあったことを話すかーさん。

廊下に点々と光るなんかが・・それはおもらしの痕跡。

間に合わなかったのだろうが、ごめんな、と伝えたそうだ。

履く下着の関係に女性特有のおもらしに経験もあるというかーさん。

認知症と疑う人も多々あるかのようにテレビ報道で見かけるが、世の中の介護に認知症に小便ならまだマシ。

大便の場合は特に臭いがつきもの。

ネットで見たその晩に認知症の大便漏らしに臭いの出ない特効薬があるらしい。

7日、従兄妹のねーちゃんが、おふくろの方が役立つだろうと送ってくれた最近流行のお尻に敷くマットハニカムゲルクッション。

役所からのプレゼントらしいが・・・・

10日、午前11時の通院を予定していたふくつじ歯科医院。

前夜の食事から訴えだした歯痛。

実際の痛さは左頬下。

歯茎の腫れもあって予定日の診察は昔にかぶせたところからの腫れ。

原因はわからないが、その部分のやり直しに外そうとしたが痛がってなんの処置もできなかったから1週間後の11月17日に再診予定した。

それまで、もし痛みがあれば、と薬局処方箋にカルナール錠。

翌々週の11月24火曜も予定し、また内部的なものであれが設備の整っている口腔外科を紹介する、と伝えられた。

そんなこともあったが、その日のお昼。

さんきゅう寿司は痛みもなく食べたが、左頬下・歯茎の腫れはまるでたん瘤のように大きくなった。

しばらく様子見いと判断したが・・・

さんきゅう寿司ネタが美味しい、美味しいとパクパク。

そのときの腫れは酷くはなかったのに、夕方になってから瘤のように大きくなった腫れ。

傷みはないが、食べすぎたのか満腹で晩ごはんが食べられずだったが昆布で半分食べた。

就寝時の体温は37度。特に痛みもなく、午後11時就寝した。

11日、北海道に東京、大阪も・・・

医師会も認めざるを得ない第3波の動きが報じられた。

その日の腫れは、あるようだけど寝ているから状態つかめず。

起きたくても起きる気持ちも失せるからなのか、今日の幸寿苑は行きたくないと伝える。

ぐっすり寝たおふくろに声かけしてもしんどいのか、生半可返事。

もう朝やで、9時半になったし、外はお日さん燦燦。

雨戸開けるで、といえばそうしてという。

それから20分後、かーさんも声かけてベッドに座ってもうたら、まぁ、綺麗になって・・・

あの醜い腫れは、ほんと消えた。

体温は36.2度になった。

口腔内の痛みはややあるものの、腫れが治まって気分的にほっとして落ち着き。

トイレに洗面、普段の朝になった。

12日、前夜はグダグダ、グズグズ言って幸寿苑は行かないと言い出した。

腫れはほとんどなく、傷みも和らいでいるが、左下の頬下が気になるようで押さえたら痛いという。

行きたくない理由付けと判断し、13日金曜日を休んだら、次の月曜日までの一週間が入浴しなかったことになる。

不衛生から病に発展する可能性もあるから、それでいいのですか、と・・・・

洗髪もしない頭も綺麗にしたいでしょう、とおふくろの医療介護の意識を戻すために説得したら、そうする、という。

ぐっすり就寝した朝の体温は36.7度。

痛み止めの薬は必要ない。

次回の歯科医院治療は17日の火曜日。

怖がりが痛いという逃げ道をつくっている。

入院しているときもそうだった。

歯科医に伝えて麻酔をしてもらってでも歯の治療をせんとあかんやろ・・・

通所リハから戻ってからは、テレビ三昧。

そろそろ食事にトイレ行きたくなり、ズボンを履いたままチャック下ろしてリビングから出ようとした午後7時45分。

かーさんは炊事中、私は風呂からあがったそのときに聞こえたリビングドアに当たったガチャンの音。

目撃したかーさん。

建具に左手でが滑ったらしく、その身体がまま後方斜めに倒れたガチャン音に驚いたが、腰は打っていないようだ。

尻もちはついてないが、頭の後ろが当たった部分がちょと痛いような、と・・・

それから起こそうとしたが、両足が前に出たままでたちあがることもできない。

椅子を移動し、脇を抱えて立ち上げようとしたが、脇から中に入った胸が痛いというから断念。

テーブルに手を置いてなんとか自力で椅子に座った。

落ち着かせて聞いた第一の原因は、ズボンがずれたままで足元が不安定になって・・・

しかも捕まるところがない。

建具をつかもうと手が滑って、横から落ちるように倒れたようだ。

椅子から離れ、一人立ちしてからトイレ行き。

座って用を足したあとも立てたという。

午後8時、トイレも済まして今まで通りにリビングに戻って椅子に座って晩食に美味い、旨いといつもの食欲に、もうこれ以上、何も起こらないでいてくれ・・・・

とにかく何が原因をつくったかといえば、すべてが手抜きしたことによる、自らのそれでいいという勝手な判断。

気を抜くとこうなると反省は・・・したようなしてないような、である。

すまんな、すまんなというが・・

14日、T病院・整形外科の2カ月診断に初診の内科もある。

玄関受付に自動体温計測。

距離感が、わからなくなる。

西棟病棟で世話になったT看護師。

どちらが先に呼ばれるかわからないので、私は内科前に。

午前10時20分に、ここで2度目のコールやった。

まずはレントゲン撮影だった。

10時33分に入室。

整形外科のN医師の診断は52分。

コルセット外してよろしい、とやっと許可が下りた。

幸寿苑には口頭で伝えたらよろしいです、にほっとした。

ただ、普段の暮らし方に注意してください、と。

退院して3ヶ月半。

やっと解放されたコルセット装着。

これからは内科医師に従ってください、と。

次回診察令和3年2月4日。

11時に予約した医師は女医のY医師。

前回はアレルギーの薬が出てますが、と連絡をくれた自分薬局。

かーさんに確認の電話をいれたら、そのような話しは医師からなかった、と伝えたら。薬剤師さんはわざわざN医師に確認取り。

回答は、来年の2月診療に処方する、と・・・

16日、起きたてに話すかーさんの話はおふくろについて・・・

リビングに座っているときに鼻くそほじくり、それはそれでいいのだが、その結果が出血・鼻血。

実は痒い原因はかさぶた。

何度も、何度も、そうするから出血する。

軟膏処置をしてあげても、注意しても繰り返す、ほじくるなら私の目に入らないベッドでやってほしい。

これまでの事例に、痒くて掻いた皮膚が爛れて真っ赤。

耳くそが溜まり、痒くなるから掻く。

だから出血どころが腫れ。

結局は耳鼻科医院の世話になる。

おまけにもうひとつ。

晩ごはんを食べて、ゆっくり寛いでテレビ見るのも良しだが、いつまで経ってもベッドに向かおうとしない。

私が入浴を終える午後10時ころにはベッドに移動し、私もリビングで寛ぎたい。

だから早く寝て欲しい。

おとーさん、以前に言ったよね。

早ようにパソコン部屋に来てくれたら、こっちも邪魔って。

いやいやそこまで言ってないが・・・ぐちぐちが出るのはストレス溜まり。

世話はするけど私の自由時間を、ということであるが・・・

17日、朝食摂っているときのかーさんのグチ。

昨夜の晩食に熱々のシチューを食卓に置いたら、すぐさま口にした。

とたんに熱いと叫んだ。

熱いから、と伝えて置いとくと、最後の方に食べようとして、口にしたら冷たい。

そうなると、もういらんわって何。

昔はそんなこと一つもなかったけど・・・

気ままになったおふくろの態度。

考えてみれば、長期入院に患者がテーブルを囲むことなくベッド食だった。

またテーブル食に戻ったが、一斉に食べるわけでなくソーシャルデイスタンスに一人、一人の食事に慣れてしまい、それでいいのだと思う感覚になったと推定する。

幸寿苑での食事は、はっきりはしないが、どうも一斉に食べるのではなく、配膳した順に、個別の食事になっていると考えたら、我が家で個食でもいい、と思ってしまうようになったと考える。

ふくつじ歯科医院通院。

本日は歯の掃除だけ。

12月8日に予定する治療は、ブリッジをするため本歯の隣の歯をまず削る。

それからブリッジをかけられるようにし、本治療に移る考えである。

18日、幸寿苑から戻ってきたおふくろ。

特に話すべき事項はなかったようにいつもと同じ状態。

たまたま横に座ったそのとき、鼻水をすすりだした。

もしか、風邪では?と思って鼻水具合を尋ねた。

幸寿苑にいたときは寒いこともなく普段通り。

帰ってから寒いと思うようになったそうだ。

そういえば起床時のことだ。

かーさんがいうには、寒い寒いというから着るもの着せたそうだが,、出かける前の体温は36.4度。

特に問題はなかったが・・・

鼻水具合に気がつかなかったかーさん。

暖房のガスファンヒータが、とにかく熱くて、熱くて、たまらんからパソコン部屋に移動したという。

寒いのは、朝も同じだから気にも止めなかったが、鼻水がでるくらいなら風邪をひいている可能性がある。

今日の晩御飯も美味しい、というが、以前より少ないように思えた量で食事を終えた。

気になったかーさんが、体温を計ったら37.2度。

微熱があるやんか。

夜の薬以外に処方してもらっている熱下げの薬を午後9時過ぎに服用。

歯を磨きにリビング室から出ようとしたそのときにポツリと言ったおふくろ。

リハビリ運動中にポキッと音が聞こえた。

その音量高くリハビリ療法士も驚いたくらいの音量。

腰の方から聞こえたらしく、その部位を指すが、傷みはないという。

私もジムの運動はじめの準備運動にいつも腕関節からポキっと音がする。

関節が、関節を触れる音でしょうか、その音であれば問題はないのだが・・・

微熱はあるが、しんどくはない、というおふくろ。

午後9時半過ぎにはベッドに横になって就寝した。

19日、朝の5時に目が覚めて、額に手をあててみたら冷とう感じたから安心してまた寝たという。

午前9時半の状態にほっととする。

午前11時、起き上がって額に手を・・・

冷たいと自己評価に計った体温は36.8度にひと安心する。

洗顔済ませてリビング室に移り、お腹が減ったというからバナナ1本。

それでも足らないというから昨夜のン残り物を食べた午前11時半。

しばらくすれば昼飯の蕎麦もまたぱくぱく食べた。

すっかり体調が戻ったわけだが、微熱はあっても翌日には冷める。

こんなことは今になって初めてではなく、圧迫骨折処置に入院していたときも同じようなことが度々あった。

病室替え、入院棟替えを伝えられたその日、或いはあくる日に発症する微熱によって移動は止められた。

微熱がなければ病院側が予定していた日に移動するのだが、そのとき、そのときの微熱発症で、退院日が退いていったことを思い出した。

20日、おふくろ就寝したその直後にポツリと話すかーさん。

今日買ってきたグレーのセーターを2枚。

幸寿苑から戻ってきたおふくろに試着してもらったら喜んでいた。

そのセーターは、就寝前に着た。

温いから、といって脱がずに横になり、そのまま就寝。

せっかくかってきた新品が、いきなりジャージバジャマのような感覚で着たことに呆れ顔。

就寝したときにそのことを伝えたおふくろに着替えるよう伝えたが、どうだった、といきなりいわれても、一部始終は聞いてないから知らんし・・・と。

翌朝の起床に確認したらちゃんと着替えていた。

あかんことは、あかんと反省したのだろう。

22日、起床してからいつもの通り朝刊に目を通していたら、かーさんがポツリといった。

長男夫妻の新築に、お嫁さんのお母さんからとおばあさんが頭金にうん万円をお祝いに提供したこと、知っているか、という。

その件は、かーさんから聞いたけど何か・・・

ふと、おふくろがその頭金についていい出したそうだ。

お嫁さんの家族にえー人がいて、Kちゃんは幸せ。

徳があるんやなぁ、と口にしたからびっくりしたそうだ。

なんで、と聞けば・・・。

実は頭金の件を、すっかり忘れていたかーさん。

かーさんがおふくろに伝えたこと。そのことを、かーさんはしゃべったことをすっかり、忘れていた。

伝えたのは、かーさん。

その伝えた行為そのものを忘れてしまったかーさん。

これじゃ、いつなんどきでも、発生しかねない、とんでもない誤解を生じる記憶に残らない自身の発言記憶。

家庭内トラブルになりかねない発言記憶。

注意しとかなあかん、というが、発した言葉の責任は本人がもつべきもの。

あぁー認知症が怖い。

政府は24日、観光支援事業「Go To トラベル」で、新型コロナウイルスの感染が拡大している札幌、大阪両市の一時除外を決定した。
期間は同日から12月15日までの3週間。
両市を目的地とした旅行に関し、予約済み分は12月1日出発のものまで割引対象とし、それ以降は適用外とする。
利用客の解約料負担はなくし、キャンセルで損害を受けた事業者には政府が補償する。
北海道や大阪府は感染拡大が深刻な状況として、両市をトラベル事業から一時外すよう政府へ要請。
菅義偉首相や西村康稔経済再生担当相、赤羽一嘉国土交通相らが24日午後に首相官邸で会談し、除外を正式に決断した。
会談後、赤羽国交相は「これ以上の医療の逼迫(ひっぱく)は回避しないといけない」と述べた。
感染者が急増している東京都の扱いに関しては、現時点で都から除外の要請がないと説明した。
割引対象から外れるのは、札幌、大阪両市を目的地とする旅行。利用客から予約のキャンセルがあった場合、政府は旅行・宿泊業者に対し、その旅行代金の35%を補填(ほてん)する。
新規予約の受け付けは停止する。
一方で、両市から出発する旅行は引き続き割引対象とする。
トラベル事業で回復している観光需要の落ち込みを最小限に抑える狙いがある。 

25日、大阪・住之江の居住地に向かう。

たまりにたまっている郵便ポストに投函された多数のチラシを整理しなきゃならんだろう。



溢れたポストであっても無理やりにでも詰め込もうとするアルバイト的(だと思っている)ポステイングマン、或は、直接営業しているセールスたち。

えーかげんにせーや、といいたい。



今回は、おっとろしいほどの枚数が投函されている” 大阪都市構想投票“に関するポステイング。



「希望ある大阪に・・・・反対」、「大阪市を廃止・・・反対」、「投票用紙に反対と書きましょう」、「大阪市民は損をする」、「住民サービスは確実に低下」、「市民のお金が府民に吸いあげ・・」、「市民がメッチャ損する・・」、「2度と大阪市に戻れない」、「11.1 必ず反対投票を・・」、「貧乏な自治体に・・」・・・などなど。



センセーショナルな文字の羅列。



「大阪市は消滅」ワード。

洗脳の文言にえらいことになる、恐怖感に怯えた市民はしり込みされたのか、都構想は成立しなかった。

「区役所はなくなりません・・」、「敬老パスはなくなりません・・」、「水道料金も・・」、「市営住宅の家賃もあがりません・・などなど。



おとなしい、穏やかなというか、素直な文言に、訴求力は逆に大丈夫なのか、と思えるほど弱い。

それにしても、チラシに一切表示のない団体名。

どれもこれも代表者名を伏せたチラシ。

責任をもたない、名乗れない団体グループに煽られたワード。

無名の人たちが、堂々と配るポステイングチラシに辟易しながらも、長時間振り分け作業。

すべて廃棄処分した。

(R2.11.14、25 SB805SH撮影)

ふり返る令和2年10月の介護まとめ

2022年08月31日 07時39分59秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くこと度々。

記憶は記録。

ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。

1日は、大阪・住之江中加賀屋にあるやまね耳鼻科医院の通院。

左耳の腫れからはじまった治療、検診。

前回より3カ月後検診になった。

予約日は、2月の25日だったが、体調不調を訴えたおふくろの声を受けて、予約を取り消した。

朝9時に、再予定日設定の電話を入れた医院。決まった日は、4月1日。

ところがその日に行こうとしていたが、3度目の圧迫骨折お発症。

直ちに私の車で搬送した奈良のT病院。

緊急診察を受け入れてくれたT病院。

即、入院と相成った。長期間になりそうな入院に耳鼻科は、またもや予約日の延期。

それから半年後の、本日。

リハビリ運動をしてもらっているが、住之江住居に戻れるような状態でなく、大阪の耳鼻科医院にわざわざ、診察することもない。

その後の経過観察も無理と判断し、T病院に近い山本耳鼻科に決めた。

電話で予約したら、今日は患者さんが少ないから今すぐ来てもらっても構わない、と・・

車に乗ったおふくろ。

着いた時間は午前10時半。

停車し、おふくろの降車に時間がかかりそうだ。

後続の患者さんに迷惑をかけてしまう、と判断し、新設された駐輪場跡地整備のつなげる広場に停めて降車した。

耳鼻科までの距離はままある。

杖搗き歩きはふらふら状態だったが、なんとか到着して診察。

大阪の耳鼻科の診察が丁寧だったようで、山本耳鼻科がほめたくらい。

あれから半年間、つもりに積もった耳垢を除去してすっきり、次回は2~3カ月後の年末に来診してください、と云われた。

2日、昨日、ポツンと話した幸寿苑に行ってからのこと。

送迎車が着いたら歩きなし、車椅子に移乗し、入浴する。

リハビリ療法士による運動以外はずっと車椅子に座ったまま。

つまりリハビリ運動しか歩いていない、ということだった。

ほとんどが座ったままの状態であれば、復帰の見込みはない。

階段の上り下りの訓練もない、ということであれば、仮に介護付き老人ホームに移ったとしても移動は車椅子・・・うーーーん。

5日、寝る際になってまた言い出した。

腫れに湿布。

ぶっとい足が腫れているのは浮腫み。

血液循環がムズイ老人。

リハビリで治るもんでもないし、湿布も、療法士のいうこと聞いても治らんものは治らん。

一晩寝て起床したら、腫れがしぼむからそれでえーねんというならわしらなんも言わん。

浮腫み防止は、足を心臓よりも上にせなあかん。

足あげの台、なんでせーへんのや、と心の中で叫びたいほど苛立ちに、こっちもさっさっと寝た。

6日、昨夜から寒くなり、朝はもっと寒くなった。

奈良市内の朝の気温は、12.9℃。

針なんて7.4℃である。

防寒服装しても寒い。

リビング在室に毛布着込むが足元が寒い。

私でさえ朝から靴下をはくほどの寒さ。

かーさんが上着も下着も着込んだらどうすですか、と声をかけてもそんなんしても一緒や、というから激高まではいかないが、腹立つからも何もせーへん態度になる。

一緒や、というならなんもせーへん、とゆーことや。

寒いなら自分で考え、それもできひん、というならわしらは何もようせん。

なんなら温い家でも行ってくれるか、とほっておいた。

リビングに戻ってごめんね、だって、さ。

ひる飯後に動くかーさん。

2階に保管していたリビング用・奥の部屋用のホットカーペット出して階段へ運び出したとき、ゴロン、ごろんと落とした音にびっくり。

それからふたりがかりでセッテイングしたホットカーペット。

午後1時半までに終えたリビングに座ったおふくろ。

温うなってほくほく。

2時間後には弱めて、といったくらいの熱さになった。

それから2時間後の午後5時である。

椅子に座っていたおふくろを計測したら175ー73。

心拍数は76拍。

体温は36.7。

かーさんとしゃべっていたそのとき、眼鏡を自分で外した。

そのときふらーと後ろに倒れかけた。

すぐそばの椅子に座ってたかーさんは、直ちに立ち上がって頭を支えた。

大きな声でおとーさん・・と呼んだ。

その声に気づいた私。

奥の部屋に居た私は、リビングにすっ飛んだ。

そのときは、意識があった。

おふくろがいうには、しゃべっているうちに目の前が真っ暗になって・・・

しゃべっていたかーさんの声が遠ざかっていくようだった、と・・・

血圧がいつもより高い。

それで思い出したヒートショックの可能性も考えられる。

午後5時25分に計測した数値は、164ー95の76拍。

しばらくは、様子見いやな。

就寝時の午後10時50分に測った数値では上が125だったから大丈夫やろ。

7日。

送迎のケアワーカーさんに、昨日の状態を伝えたら、ほんの数秒、短時間の意識障害ですね、といわれたけど・・意識障害って幅が広いでしょうが。

8日、きみちゃんに久しぶりの電話をかけていた。

たわいない近況を話したあと、かーさんに代わってという。

で、渡された携帯電話。

話すことないのに、いきなり渡されるのは嫌なんだけど、と思いつつ、ぽつぽつ話した近況にしゃべり方がちょとおかしい。

かすかであるが、どことなく呂律が回らんような受け止め。

万が一のこともあるので、尋ねてみた。

する、と、最近の句会で、毎度に亘って、万葉句をみなに伝えることをしているらしい。

その万葉詞が難しく、発音も、普段と違う発声に癖がついた。

それで呂律が回らんような伝え方になった。

句会は辛いんか、と聞けば、楽しくて楽しくて、という

若いころから歴史も、万葉も、句会も、みな好き。

だから入会し、毎月の活動をしている。

辛かったら辞めたらどう、といっても楽しいから、と・・・

きみちゃん自身の不調具合は、娘のゆ・・とき・・に伝えているんやろか。

脳に関係する症状なら一刻の猶予もないはず。

インフル予防注射に行く予定があるからそのときに相談するというが、それじゃ遅くなる、と判断したが・・・・

この件については、10月10日にかーさんがき・・にメールで連絡した。

出勤に忙しい時間帯に詳しいことは話せなかったが、き・・らが小さい子供のころに発症した頭の障害に手術したことは知っているし、今に始まったことでもないそうだ。

そのころの状態と現在の状態にどれほどの差異があるのか、こっちは見えないからといえば、仕事終わってからでも電話してみるし、また連絡します、と・・・・・

16日、帰宅すぐに出かけた小野皮膚科クリニック。

幸寿苑からの要望のあった右足の水虫。

ココカラファインで買った噴霧薬でなく、幸寿苑はみな塗り薬と指摘され、薬を替えるにしても皮膚科医師に一度診てもらった上で判断したく診察に伺った。

小野医師がいうのはブテナロックが効いているのだろう、だ。

菌はあるにしても綺麗な方だと、処方箋は軟膏水虫薬。

塗ってから10日後の25日。

起床した午前9時半に見た患部は、腫れが小さくなっている。

軟膏薬が効いているようだ

16日の産経新聞夕刊記事に、「介護施設の面会緩和を通知」したとあった。

発表は厚生労働省である。

おふくろが通所リハ・ケアしてもらっている介護老人施設(※幸寿苑)がある。

8月5日から通いだしたが、未だに施設の見学はできていない。

利用にあたって、施設担当者から伝えられていた件がある。

患者さんは毎週に3日であっても施設内でリハ・ケアをしてもらっているが、家族さんの見学許可は出ていない。

8月24日に連絡のあった今後のリハビリ療法の取り組み。

施設との三者面談も家族さんは施設内に入ることができず、施設側だけで行われた。

その結果通知はあるが、施設側の専決である。

見学、面会もできない施設でどのような取り組みをしているのか、家族さんにとっては日誌報告だけ。

文字だけでは伝わらない。

その課題解決に施設ブログを開設したと連絡があったが、一週間経過した22日でも、まだ本格的な情報開示にはなっていない。どこまでできるのかどうか、待つしかない。

そういえば、数週間前に、リハとかケアしている患者さんの表情、動き、活動などを写真に撮って公開するから承諾願いたいと連絡があった。

それがブログだったが・・・頻繁にアップしないと、家族さんは見放すことになるから、情報の更新は必須である。

また、9月30日に伺った大阪の介護付き有料老人ホーム「アグナス住吉公園」。

副施設長の説明によれば、入所されている患者さんと直接の面談はできないが、タブレット端末によるリモート面談していると。

新型コロナウイルス対応に、入所施設、介護施設はどことも面会謝絶。

患者さんをコロナから守るための施策に日夜、頑張っていると報道するテレビ映像で状況を知っていたが・・。

いざ、おふくろも入所となると二の足を踏む。

入所中は一切合切、屋外は禁ず、であるが、やむを得ない診療の場合に限って、家族さんが送迎する診療所、あるいは病院の診療のための外出許可はできるが、以外の外出は認められない。

尤も、理髪とか歯科診療の場合は、理容師、医師が直接施設に来てもらって、屋内で事を片付ける、という具合だ。

それも含まれるかどうかわからないが、「介護施設の面会緩に」期待する。

記事文に「厚労省は、新型コロナウイルス対策のために、介護施設で家族らの面会を制限していた方針に関し、感染防止策を徹底するなどの条件付きで緩和することを、全国の都道府県や介護福祉団体に通知した」とある。

「コロナ対策を厚労省に助言する専門家組織の了承を受けた措置」である。

通知によれば、「地域での発生状況や、都道府県などが示す対策の方針を踏まえ、施設側が制限の程度を判断」する。

感染対策は、「面会に来た家族さんにマスク着用や面会前後の手指の消毒、飲食や大声での会話を控えるように要求。看取りや寝たきりでなければ、普段の部屋でなく、換気可能な別室で会えることも要件」とした。

また、「家族らはなるべく施設内のトイレを使用せず、面会時間を最小限にとどめ、1日当たりの回数制限を設けることも必要」とした、とあるが・・。

外出制限については、まだ要件が俎上に上がっていない。

18日、おふくろが耳鼻科に通う際、杖搗き、歩行介助にかーさんが連れもってあるく広場が、賑わっている。

一般利用者若しくは市のイベント利用が多くなってきたようだ。



普段の広場は、ちょっとした休憩所。長椅子に腰かけてひと休み。

幼児は、走り回る駆けっこに、小山登り。

なにかと活用されているようだ。

23日、水道局から例月より異常に多い水道料に疑問をもち通知してくださった。

その原因は、おふくろが毎朝、晩の洗顔に蛇口捻りに水出しっぱなし。

そりゃ多いはずだ。

承知した水道料金。おふくろ一人分によって支出額が7000円の増加。

送迎を見送って摂った朝食後の薬に、着替えもバタバタ。

かーさんを乗せてすぐに出発した卓球クラブ利用の郡山金魚スクエア送り。

ふと雨煙る矢田山を見たくて清水垣内集会所まで来てすぐ見えた多数のハザカケ景観に目が点

まさか、清水垣内の田園にこんなにたくさんのハザカケをしているなんて。

ならば奥はどうなんだろうか。

三差路右にあったこれまた極上の景観のハザカケ。

一部はまだ稲刈りを済ませていないが、田主と思われる民家に土蔵。

はたまた手前の土手に植えていた実成の柿の色も添えて霞む矢田山をバックに思う存分拝見した携帯電話の映像ではもったいない、と思って自宅に戻って一眼レフを持ち込んで再撮影。

涙が出そうになる景観にときめいていた。

送迎から戻ってきた際に伝えられたおふくろの症状。

入浴時時に見つけた左足の膝に内側にうっすら膨らみにうっすら赤身がある。

発見した介護士、経験がそうさせたのかわからないが、そこを押さえたら痛いという。

症状は医師に診てもらったほうがよかろうと伝えてくださった。

見た目ではわからないが、布で拭ったらはっきりした。

なにもせーへんかったら痛くないが、指で押したら皮膚下がチクっと痛いと訴える。

症状に変化があれば小野皮膚科クリニックに診てもらおう。

遅い時間帯の就寝。

どうやらリビング、玄関、奥の部屋の空間を必要の都度、移動する作業をみかねて、しんどい目にあわせてもうしわけに、同じ型でもいいから移動式手すりをもう1台を追加で買ってほしい。

お金は出すから買ってほしいと願う。

DCMダイキに今でも同じ製品があるかどうかわからんし、他の製品があるかどうかもに、近々に介護用具を見に連れってとかーさんも願う。

24日、幸寿苑の介護士が見つけた左足の膝内側の腫れが目立ってきた。

痛みも感じる訴えに小野皮膚科クリニックに行く。



患者待ち3組。

診てもらった診断結果、皮膚下内部で炎症を起こしている。

腫れもまだ小さい、でんぼみたいに芯があって膿もあるなら処置するが、現状では進展状況をみるしかなく、朝晩に抗生物質付き軟膏剤塗りでしばらく対応とする。

その晩に食べた贈り物は、宮城県仙台に住む実弟次男が送ってくれた超旨いかまぼこ。



宮城県石巻にある大正元年が創業の白謙かまぼこ店

一つ、ひとつを個包装。

一つ、封をあけて食べた白謙のかまぼこ。旨いもんだからペロリと食べきる。

あまりの旨さに一つでは我慢できずに、ついつい手が伸びて、2個目、3個目・・・・

おっとろしいほどに旨い



実弟次男がいうには、宮城県に多くのかまぼこ店があるが、食べ比べたらここがいちばん、やという推奨のかまぼこ味に、3人は大満足なんです。

25日は、おふくろから追加注文を頼まれた廊下の手すり。

購入は、いつものDCMダイキ。

今回の介護用具は、つっぱり棒。横でも縦でも活用できるつっぱり棒は、強い力がかかるから、びくともしないが、ヘタな取付をしたら、介護の用にも足さんどころか、掴んだつっぱり棒ごと倒れてしまう。

製品に必ず書いてある注意事項、取付方法をよく読み、正しいセッテイング要件を満たさない、勝手な判断は危険をつくるだけ。

セッテイングは実に簡単。

説明書通りにせっとした箇所は、障子の桟。

上の凸凹、下の凸凹。上下とも凸部分に取り付ける。

伸縮できる調整ポールは、2780円の極太タイプ。

引っ張っても崩れないようがっちりはめる。

そして、貼ったすべり止めテープ。



おふくろの手が届く位置に貼った。

(R2.10. 1、18、24、25、 SB805SH撮影)

ふり返る令和2年9月の介護まとめ

2022年07月21日 07時38分34秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くこと度々。

記憶は記録。

ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。

1日。

T病院に入院中、口腔外科技師から聞いていた出入りの歯科医師は、F歯科医院。

日程的な都合もあって結局は、医師と遭遇できなかった。

初めての歯科医院。

医師なのにマスクしているからお顔がわからないから見せてください、とおふくろが願ったそうだ。

そりゃびっくりしただろうな。

初の診察に一応のレントゲン撮影をされたが虫歯もないらしく、年齢的な考慮も要する、と診断された。

1カ月に一度は口腔外科的清掃が要する、ということだ。

現在、かーさんも通院している。

予約日に合わせた9月29日の午後を設定した。

2日の午前7時半。

幸寿苑迎えの1時間半前に聞こえてきたミーンミーン。

ミンミンゼミの初鳴きを受け止めた。

翌日、3日の朝一番の鳴きはツクツクボーシ・・・に季節を感じる。

幸寿苑で初の散髪。

うっとうしく伸びた髪の毛は、ばっさりきってもらって可愛い顔になって戻ってきた。

就寝時間の午後10時も過ぎて30分経ったころ。

ぽろっと呟いた台詞がこんな頭はいやや。

鏡を見てびっくりした自分の顔が面白芸人と同じや、という。

超高齢女性のお笑い芸人って思い出せないどころか知らんがな。

かーさんと話したお笑い芸人は舞台で見た、という。

吉本新喜劇の舞台に出ていたおかっぱ頭白髪ばあさん。

そりゃ間寛平さんが演技していたなんとかばあさんやんか。

思い出したくもないその姿がいやや、というおふくろ。

次回の幸寿苑での散髪は1カ月後、そのとき散髪するおじさんにしっかりと訴えや、と云ったらそうするって・・。

4日は朝から雨降り。

傘をさして玄関アプローチ歩行を支援する雨天時の送迎である。

7日、送迎から戻ってきた際、座席の前にあるバーに掴まろうとして、身体が斜めになったのを見た若い男性。

ドライバー兼ケアワーカーさんが指摘した。

正面から掴まるようにさせて降りたが、室内に戻ってから右腕が痛怠い、と訴えたのでとりあえず湿布を貼ったが・・。

ちょっと、ちょっと、こんなことでは、またどこか違う部位が圧迫骨折になってしまうがな。

食事のとき、おふくろが訴えた痛怠いは、特に支障もないような雰囲気で伝えた。

今日のケアワーカーは初めての人。

なんか勝手が違う。

車椅子かなんかわからんが、後ろでゆれ動くのが気になるらしい“ソレ”が腕に当たった、と訴える。

これまでの人はちゃんとしているから気にもならんかったが、どうも合点がいかないような感じだ。

今日の人は初めてや、としか言わない。

具体的に捻ったのかさえも、自分ではわからん、といいつつ今日の人は初めてやから、この痛怠いのもその人のセイと訴えたいような気がしてならない。

見ていたテレビのチャネルを替えてお笑いに番組にしたら笑っている。

いったいどういうことなのか・・。

この日、届いた9月7日付けのリハビリテーション計画にある本人希望欄。

「このころは大阪へ帰って市営住宅の4階でくらしたいとあまりおもわなくなってきた」と、あった。

家族の希望欄には「大阪へ戻ることは現実的に難しい、と思っているが、そう思うことで身体を動かそうとする意欲になればと考えている」と、・・

そうなんだが、本人の努力がどれくらいしているのか見学もできないからさっぱりつかめない。

リハビリテーション目標の中期に「両足の浮腫み軽減。自宅内で伝い歩きがスムーズにできるよう足腰の力をつける」を向こう3カ月間目標とし、長期目標に「階段昇降ができるようになり、大阪に帰ることが現実味を帯びてくるようになる」とあった。

この日の7日に報道された奈良県の新型コロナウイルス感染者数である。

なんと2カ月ぶりの「ゼロ」発表に心が少しだけ和らいだ。

奈良市ともどもの「ゼロ」もまた嬉し、であるが・・。

また、同一日付けの東京もまた2カ月ぶりに80人を下回った77人。

50人を下回った大阪もまた、7月20日以降の49日ぶり。

減少傾向がみられる状況に、このまま収束に向かっていってくれればいいのだが、相も変わらず新型コロナウイルス対策を気にしない人たちもままいる。

これじゃぁ、何日経ってもオールニッポンは「ゼロ」にならない。

9日、今朝になって訴えた逆さ眉。

毛が刺さっているから目が痛いのか・・。

除去にデイサービスから戻ってすぐに出かけた眼科診療。



女性医師に診てもらったら、逆さまつげもあるが、異物がありそれが動いて痛かった、と判断され、異物をで除去された。

おかげさまで、すっきりした、と帰ってきた。

夕食時間になって、下腹が痛いという。

通じもないようであるが、どうもパンツのゴムがキツイから痛い・・??

10日は、私自身の検査がある。

その検査は家族の付き添いを要する検査

二人とも出かけることになったおふくろは我が家で留守番だ。

初めての留守番は、特に問題もなく・・

11日。

迎えの電話が遅い。

何かが起こったのでは、と思っていた午前9時の到着。

送迎ドライバーのケアワーカーさん。

何度も自宅に電話をかけても無音ばかりで通じず。

そのまま来ました、という。

そういえば、坂の下にきんでんが電話線工事をしているからかも、と・・。

午後7時、かーさんが勤務していたときからずっと友人のTさんとLINEしていた。

ふと、思いついたかーさんが打ち明ける。

旦那の母親が痴ほう症によって要介護2。

独り暮らしができるように、とケアマネージャーと相談して作成したケアプランが週2回の買い物ヘルパー。

週2の入浴ヘルパーに、週2の訪問リハビリプログラムが大いに参考になった。

おふくろが大阪の居住地に戻っても、4階を上り下りする階段の昇降は不可と判断したが、同プログラムの実行によって可能だ、という。

ただし買い物ヘルパーに料理ヘルパーも込み込みとか、であるが3食のまかないが成り立つのか。

また屋外に出ることなく対人との会話もない部屋の独り暮らしに、益々痴ほう症の進行が想定できる。

屋外に出ていろんな人と接し、会話を楽しむのも必要である。

だが、このプログラムではヘルパーさんにリハビリ療法士に限られるのが難点。

むしろ私の考えは独り部屋暮らしができるいわゆる集団入居型老人ホームの入所。

それなら住吉神社近くに格安のホ-ムがある、とかーさんはいう。

ネット調べであるが、室内環境がえーし、リハビリ運動室もあるからうってつけだ、という。

前提はおふくろ自身が4階階段はもう無理や、自宅に籠るという条件。

食事は配達介護弁当を考えるが、弁当ははなから嫌い。

ならば、自炊できるかといえばそうでない。

1食だけ作って食べることができるなら弁当も、と思っていたがかーさんは却下した。

ならば老人ホームの選択肢であるが、定住は嫌や、というおふくろ。

ならば、わが家にずっと仮住まいするんか。

ご互いが神経をつかわにゃならんから精神的に負担。

長引けば、長引くほどに蓄積する不満、鬱憤に爆発という結果は、もう目に見えている。

リハビリテーション計画にあった3カ月目標。

「両足の浮腫み軽減。自宅内で伝い歩きがスムーズにできるよう足腰の力をつける」を向こう3カ月間目標とし、長期目標に「階段昇降ができるようになり、大阪に帰ることが現実味を帯びてくるようになる」を素直に読めば3カ月間が最大条件と思っていたが、そうでもない表現、である。

長期になればなるほど落としどころを失念する。

晩食後に見ていたテレビに簡単スマホの宣伝から、どうやと声をかけたらやってみたいと、いう。

そう、切り替えた方がいい。

現在はガラケーの長時間電話に一回が600円、800円なんてザラ。

スマホなら固定額。

かーさんのスマホならLINEどうしに無料。

他でも無料に、月多くて4000円。

少ないときは3000円で済むが、おふくろの現状では月15000円も・・。

料金明細をみてわかったこと。

屋外に出る機会が少なくなれば、話し相手を求めて電話するとなればガラケーではいずれ金額破綻。

ならば今からでも遅くないからとスマホを奨めたら、ようやらん、と返答しよった。

12日。

炊事場に難なく、安心して移動できるよう、インターフォン下にも、垂直に据える手すりを付けよか、と聞いたらそうしてというから、早速買いに行った。

ほぼ日課のトレーニングルームに行く前に立ち寄ったDCMダイキ。

手すり購入に980円。780円の滑り止めテープも買ってきた。

午後7時の帰宅後、直ちに設置。



おふくろに炊事場への往復動作の確認してもらったら、手すり、置き台・食卓テーブルなど、手を添えてスムーズな移動。

蛇口を捻って水道の水で手洗い。

手ぬぐいも難なく使い、リビングに戻っていった。

もう一度移動する、と自ら口にした移動に、えらく気に入ってくれた。



おふくろからみれば姪っ子のきみちゃんが贈ってくれた南加納の無花果。

熟してから食べよう、と冷蔵庫に保管していた無花果は、この日が出番。





皮剥きも、ラクラクだけど包丁を入れて皮剥ぎ。

食べるかい、とおふくろに伝えたらぱくぱく食べていた。

19日。

退院後、初の内科診察に出かけたT病院院内科診察。

特に問題もなく・・・

映像は、もらいもののゴーヤを味わいたく、玉子でとじてくれた。

玉ねぎにベーコンも入れて炒めたゴーヤチャンプルー。



豚は口にしないおふくろはベーコン抜き。

それでも旨い、といったゴーヤは家でもよくプランター栽培をしていたが・・・

23日。令和3年分の公的年金等の受給者の扶養親族等申告書。

おふくろの確認を得て代理記入。

投函しとくで、と伝えたら、そうして・・・

28日。

今日の送迎ドライバー兼ケアワーカーは、玄関から車移動まで、おふくろの両手を支えることのない、右杖、左腕を抱えての移動だった。

また、乗車した際のシートベルトは、肩からのたすきかけでなく、腹周りにしたので、思わず声をかけた。

すうする、と「みなさんが痛いとか、苦しいとか訴えるのでそうしている」と・・・

そのやり方は道路交通法からも不自然、というか誤り。

かつて患者さんを送迎する仕事に就いていた私からみれば、危険放棄。

万が一、急停車ブレーキを踏むことがあれば、全員が前につんのめる。

危険性をはらんでいるでしょ。

施設事務所から、そうしてくださいと指導があるなら、それは問題である。

安全に患者さんをお届けするのが使命の送迎ドライバー。

患者の身の安全を無視しているようなものでは、と伝えた・・・

それから数時間後。

戻りの送りは、ちゃんと肩たすきにして届けてくれた。

おふくろは肩が痛い、と訴えたが、かーさんがちゃんと説明したら納得していた。

午後10時、早い日なら9時半にはトイレも済ませて洗顔に歯磨きをするおふくろ。

それからベッドに腰かけて足を出し、右足、左足交互とか角度をつけて足を伸ばす運動をしている。

そのうち疲れたのか横になったらすぐに寝付くのが11時15分前。

両足とも腫れているから通所施設のリハビリ療法士に訴えた。

そうしたら湿布薬を貼って、という。

湿布薬は、大きい。

小さくするのに、鋏を取って、と云われて手渡すが、その腫れは痛みでもなんでもない。

心臓系の血液循環が高齢のために弱くなり、末端の足までの動きが悪くなり、血液が末端に溜まる浮腫み。

布団をかぶって寝た翌朝は、どうなん、と聞けばマシになっていると、いう。

そりゃ、そうでしょうよ。

一日中椅子に座ったままなら浮腫みでるのは当たり前。

だから座椅子に座りながら、足を上にできるような道具をかーさんが作ってくれたでしょ。

足乗せ台にそうしておいたらむちゃマシになったやろ。

血液が末端にいかないよう、足は心臓より上に揚げる。

ベッドで横になり、足もとに枕を入れて高さをとるべし。

心不全に陥ったとき、入院先の医師、看護師からさんざんいわれてそうしてきた。

それでも心拍数が低いから水も溜まりやすいからと利尿剤も飲んでいる私。

だからじゃないが、足をぶらん、ぶらんと上げたり下げたりでは浮腫みはとれない。

ぶらんぷらんじゃなくて、せめて30分は足を台に乗せておけば、浮腫みもとれるが、それをベッド腰掛でしたら椅子の場合と同じように腰痛になる。

私のいう通りにしない、と・・伝えた私は、2階の寝室に移動した。

29日は、2回目通院のF歯科医院行き。



歯の掃除に、勢いのある水素水使用。

それが痛かった。
ごほごほ咳き込む、と訴えたら、軽めにしてくれた。

だから、全部は掃除しきれなかったそうだ。

期間をあまり空けずの来院要求に、次回は11月10日に設定された。

30日は、大阪・住吉の介護老人ホーム見学。

併せて、自治会の草刈り代の支払いもある。



住居の玄関ポストにされていた重要国勢調査のお願い書類を確認し、回収した。

それから出かけた介護付き有料老人ホーム「アグナス住吉公園

場所と外観くらいは、確認しておきたい。



そう思って、車を停めたホームの駐車場。

確認だけのつもりに、施設の資料をもらおう、と声をかけたら・・・

お時間があれば、応対する、と云ってくださった。

担当の副施設長・社会福祉士・主任ケアマネージャーさんが、今なら見学・面談も応対しますが、の声に見学することにした。

館内および入所室内に入浴室、洗濯室。

また、看護師・介護士などのコーナーも拝見した。

応対は、玄関面会コーナー。

費用なども含めて、簡単な説明を受けた

現在、コロナ対策状況にもよるが、できれば入室希望を申し出ておられるなら、本日伺ったアンケートシートに、私の名前とおふくろの名前。

私の自宅・携帯電話番号を記入し、お渡しした。

見学した印象。現在もおそらくこれからも、コロナ禍状況であっても、なかっても入所したら一切、面会はできないだろう、と思った。

大阪のコロナ禍状況では安心、安全を保つため、施設はどこともそうしているようだ。

(R2. 9. 1、 9、10、13、19、30 SB805SH撮影)

ふり返る令和2年8月の介護まとめ

2022年06月23日 07時14分46秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くこと度々。

記憶は記録。

ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。

8月1日、待ちに待った退院の日。

3度目の圧迫骨折に入院した4月1日

その日から、コロナ禍の影響をまともに受けた関係もあって、なんと4カ月間も入院していたT病院に別れを告げる。

これまで何回も入院した病院であるが、4カ月に亘る長期間入院は、今回で終わりにしたい。

I看護師による退院説明。

お薬に請求書。

退院後にリハビリ兼ねて利用するデイサービス施設に提供するデイケア用看護サマリー在中(※未開封)封筒。

向こう半年間有効の、万が一T病院以外の医院に受診する場合に必要な退院証明書と診療明細書を受け取り、会計に支払い清算処理をした。

手続きを終えて病室に戻ったら、待ちきれずにいたおふくろ。

本人の意思によりコルセットを外し、ベッドに寝ていた。

さぁ、行くよ、と声をかけて杖搗き歩き。

とはいかず、院外に出るまでは車椅子移動。

安全を考えての第一歩。

病院玄関に移動してきた軽バンに乗る。

足元の動きに不安な点はない。

ひょこひょこ足を踏んで椅子に座った。



病院から5分程度で我が家に着く。

そのときにも使う乗り降りに補助する木製の台。

次男がつくってくれた花プランターボックスが役立つ。

家に着いたら、少しでも段差に支援する踏み台もある。

DCMダイキに売っていた木製の台が役立っている。

退院後の、経過観察の診察日は8月29日。

午前10時までに受付がある。

退院したその日の晩食は、まぐろの造り。

退院祝いに、いちばん好きなまぐろの造りをスーパートライアルで買ってきた本まぐろ。



これもまた、4カ月ぶりに味わう、とっておきのまぐろに舌鼓していた。

2日、退院した、その日の夜のトイレは午後11時に、午前3時、午前5時の3回。

ぐっすり寝て、朝に汗びっしょり。

寒い、寒いと訴えるから体温計測。

昔ながらの体温計は、4分間計測。

で、体温は、36.5℃。

微熱もないのに寒い、寒い。

しばらくしたら部屋の温度も夏の気温。

汗も拭いたから訴えは消えた。

退院したらすぐにはじまる、週3回のデイサービスがある。

施設の送迎車が来るまでに、長時間かかる体温計ではもう無理がある、と判断し、ココカラファインに出かけたが、在庫なし。

いつ入荷するや、わからんという品薄状況。

品薄に、DCMダイキも同じ状態に陥っていた。

キリン堂に電話して尋ねてみたら、ここも同じ。

体温計は売り切れ、在庫なし。

これはえらいことになった。

新型コロナウイルス対応に、国民はみな同じ行動をとる。

トイレットペーパーだけでなく、体温計もアウト状況に、さてどうするか。

ふと閃いたネット通販。

食べ物だけでなく、生活用品、用具もあるはず。

ぐぐった楽天市場に見つかったオムロン体温計は予測付きの15秒計測。

もっと早くに計測結果が出る体温計もあるが、これで充分と決断し、発注したオムロン電子体温計MC-687 けんおんくん。



色はエメラルドを選択する。

楽天市場なら、送料無料の4760円。

おふくろは、その後も横になり。

起床は9時前だった。

移動式手すりを自身の力で少しずつ動かしながら廊下を移動。

一旦リビングに座ったが、歯磨きも顔洗いも、したいというから、そーしぃや。

なんも声かけなくても、わが家ではえーんよ。

入院生活が長引いた関係もあり、看護師さんと同じように声かけなあかんと、思ったらしい。

ここは我が家。

気兼ねなく動いたらえーんよ、と伝えた。

なんどか動いているうちに、廊下移動の怖々感がやや緩んだように思える。

そのうち、体感が充足すれば、もっと慣れるだろう。

午前10時半のパン食している間に、車を走らせたDCMダイキ。

買い物目的は介護用の手すり用具。

これら、数本を購入し、廊下に設置したい。

そうすれば、廊下移動するおふくろも安心できるだろう。

そう思って再び出かけたDCMダイキ大和郡山店。

製造販売事業者は、大阪天王寺が所在地Nマツ六㈱。

廊下の手すり用途にストレートタイプ、長さが750mmを1本。



モノが試しに購入する1本が1780円もする。

と、いうのもよく見かける介護用途の手すりは、長―い1本仕立て。

我が家は、そんな長い手すりは無用。

右手、左手を交互に、壁伝いに歩くおふくろの動きに合わせて、掴まり支える手すり。

長短、長さ考えて、廊下、柱などの設置場所を決める。

柱用途の長さは450mm。



1本が1280円。

取りあえず、と思って設置した手すり。

設置する箇所の位置決め。

ポイントは、べこべこでない位置を選ぶこと。

柱はともかく、壁の向こう側にある桟の位置を確かめること。

桟がない、空洞の位置ならベコベコとか音が濁っている。

ベコベコ、ボコボコと聞こえるような位置は音が濁る。

音立てに用いる道具。

私の場合は金槌の槌の部分で打つのではなく、柄の部分でコツコツ当てる。

場合によっては重さのある鉄のくぎ抜きなども使う場合もあるが・・・

手すりは両サイドに留め具がある。

穴に入れて固定するのはネジくぎ。

買ってきた手すりに必要な本数のネジくぎがある。

そのネジ穴が、空洞なる部分であれば、ネジくぎはスカスカ。

前述したように、横、或は縦に通してる木材の桟にネジくぎを入れて固定するので、両サイドとも、その固い位置に印をつける。

先の尖がったボールペンでも構わない。

赤がわかりやすいが、黒でも構わない。

位置決めが決まれば、その印をつけたところにキリで穴をあける。

貫通させるのが目的でなく、印を付けた位置にネジくぎが埋まっていけば、佳しである。

両サイドのキリ穴が揃ったら、手すりの固定。

決まったいちにネジくぎは、プラスドライバーを廻して締めていく。

一つ、ひとつごとに固く締めるのではなく、ば4カ所あるなら、例えば右上、左下。

そのつぎが、左上に右下。

緩く締めたネジくぎを、今度は左上、右下、模擬上、左下を固く締める。

揺らぎなけりゃ手すり固定は完了だ。

ちなみに柱横に設置した手すりは、柱材に直截取り付けるのではなく、柱の傍てんにある、

縦位置桟にネジくぎを締めた。

水平位置に取り付けた手すり。



いずれも、おふくろに動いてもらって、身体の高さ、手が届く範囲を決めてもらってセッテイングした。

どう、使い心地は、と尋ねたら、良い、という。

据付方向が決まったら、もっと多くの手すりがほしい、という。

廊下は、リビング室から出てトイレまでの往復。

また寝室から出て廊下行き。

そして往復するトイレ行き。

これらも順次、設置していく考え。

追加に2本を購入し、明日以降に廊下の2カ所に設置することにした。

3日、奈良県はこの日、あらたに8人の感染者数が確認されたと発表した。

いずれも軽症の無症状感染者。

うち一人は院内感染の疑いがあると・・。

市内在住の80歳代の高齢女性。

おふくろが入院していたT病院。

同じ病棟ではないが、5月上旬から入院していた患者さんだった。

7月24日に発症・発熱、一昨日の1日も発熱に、昨日の2日になって陽性が判明した。

病院では、7月15日に病院に勤務する理学療法士の陽性が判明し、職員に患者など、合わせて32人を対象にPCR検査を実施。

その時点の結果は、すべてが陰性であった。

その検査対象にあったこの80歳代の高齢女性は、7月15日に陽性が判明した理学療法士が受け持つ患者さんも含んでいたが、検査時は陰性であった。

県は院内感染の疑いがあるとみて、感染経路について調査を進めている、と夕方のテレビニュースが報道していた。

7月24日の発症・発熱であるが、そのころは感染棟からすでに離れていた。

5月30日から西のリハビリ病棟に移っていたから、直接の感染は考えにくい。

なお、この日は、第5報を伝えていた。

当院職員の新型コロナウイルス感染についての報告【第5報】。
「当院において、入院患者様1名(現在は退院/※1日に退院者)の感染が判明しました。
現在、感染経路や濃厚接触者等については調査中です。病院機能の制限については、奈良県と調整中であり、決まり次第、当院ホームページにてお知らせいたします。
病院機能の制限については、当院をご利用いただいている患者様、ご家族様、地域の皆様におかれましては、大変ご心配、ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。
感染拡大防止のため、奈良県、所轄の郡山保健所指導のもと対策に努めて参ります」、とあった。

4日の午前9時半。

はじめて体験する通所リハビリに行く予定の幸寿苑から事前の連絡があった。

U相談員が電話で伝えてくれた「当院職員の新型コロナウイルス感染についての報告【第5報】」である。

「報道でご存知かと思いますが、T病院入院患者さんが当初検査結果は、陰性でしたが、退院してから陽性判定」、「お母さまが、入院していた棟は東棟4階であり、リハビリ療法士、看護師とも直接的な担当でなかったことから問題なしと判断。予定通りの明日5日の午前9時過ぎの送迎車で、お迎えします」と・・

その際に手渡したい資料がある。

退院時に手交された幸寿苑宛ての未開封封筒は、送迎担当者に渡してください、と・・・・

通所に必要な持ち物は、入浴に着替えに擦るタオルとか、昼間に服用する内服薬。

また、忘れないように検温は、15秒測定を購入したので、その体温計で測った体温を送迎担当者に、お伝えください、ということだった。

なお、この日に通知していた第6報である。



《当院職員の新型コロナウイルス感染についての報告【第6報】》
「奈良県、所轄の郡山保健所、外部の感染症専門医からの助言を受け、今後の診療体制については原則として・・・
新規または初診患者の入院・外来ともに受け入れ中止、救急外来の受け入れ中止。なお、予約をされている方はご相談下さい。
奈良県、所轄の郡山保健所の指導のもと、新型コロナウイルス感染拡大防止に全力で努めて参ります。
当院をご利用いただております患者様、ご家族、地域の皆様におかれましては、大変ご心配、ご迷惑をお掛け致しますがご理解賜りますようお願い申し上げます。」とあった。

5日は、初体験施設、幸寿苑の通所サービス行き。

すやすや寝た朝4時はトイレ。

それからもぐっすり寝たおふくろの起床は午前7時。

するする排便に、洗顔も歯磨きも済ませ、美味しく朝食を摂ってから薬を飲んだ。

髪の毛の櫛入れにお化粧も済ませて待つおふくろ。

持参する道具類のすべてにネーム入れ。

測った体温は36.4℃に家人も36.0℃台で問題なし。

午前8時50分にやってきた幸寿苑の送迎ドライバーは、九州出身「あか」さん。

今から行きますから、と事前連絡。

午前9時過ぎの着に表門前にて待つ。

幅広の靴を履いて、杖搗き歩行。



腕支えで歩くアプローチを下って門前からは、あかさんが補助席の乗車支援。

スムーズな動きだ。

すでに2人の高齢婦人が乗車していた。

施設からの出発時間は、朝礼、点呼からすぐに出発される午前8時40分。

乗車チェックに、体温、持参物、薬の有無に目薬などの有無確認も。

朝に着替えているので、入浴後の着替えはナシと伝える。

到着5分前に電話をいただき、午後4時出発の送りは電話無用と伝えた。

午後4時20分の送り着。

あかさんに伝達した本日レポに今後のリハビリ計画受け取り。

今日はよくお話しされる98歳の高齢女性と親しくなったそうだ。

玄関、上がるまでのアプローチ歩きがふらつき。



不安定な状態は、不安がかっているのかも・・

リビング室に座って語る幸寿苑の第一印象。

広くて奇麗でピカピカ。

病室から見ていた古い外観からは想像できないくらいの奇麗さにびっくりしたようだ。

浴槽はリビング室並みの広さ。

ゆったり入れた、と喜んでいた。

施設内の移動は、ケアワーカーの指導のもと、支援のバーに掴まっているから安心できる。

お昼はちらし寿司に穴子が乗っていたので、これ嫌いやねん、と伝えたら除けてくれた。

穴子以外は、みな美味しく食べられた、という。

で、その穴子は他の人が口にしていたらしい。

それってほんまか。

見るところ誤っていたら・・・うーん、なんとも。

上履き靴については、茶色の靴が馴染んでいるから動きやすい。

それなら、その靴で来てください、とリハビリ療法士が言ってくれた。

わが家の玄関の台はどんなんですか、にこんなん、と手で示したら、なんと入院中、お世話になっていたT病院・西棟に提供したリハビリ用途の室内動作環境写真集を提示してくれた。

その写真集は、私がつくった大阪・住之江の室内外環境と、わが家の室内外生活環境を整備したもの。

これですか、と見せてくれたので、そうです、と答えたそうだ。

午後3時のおやつは、クリームを載せたバームクーヘン。

これも美味しかった。

利用者紹介は、自己紹介でなくスタッフ紹介。

本日の来訪者は16人の男性に、27人の女性患者さん。

到着した送迎車から降りてすぐに車椅子移乗。

かなり広い4階へは、エレベータで上がった。

いやいや、初回体験の様子がよくわかるおふくろの報告である。

午後5時10分の電話は、幸寿苑リハビリ療法士のKさん。

「お疲れはないでしょうか」と心配してくださって電話したそうだ。

初回は、何かと気をつかう。

精神的なこともあるようだが、おふくろは元気で楽しかったと戻ってきました、と伝えた。

T病院からの通信を拝見したら、主治医コメントがあった。





装着しているにコルセットは、次回通院の8月29日まで、ずっとしているように、と書いてあった。

安全徹底のため、痛みはなくとも装着していただけますでしょうか、である。

装着してから丸々4カ月の期間。

以前、主治医のN医師の話では。基本3カ月までとあったが、前回のこと(※2度目の圧迫骨折退院後、すぐに発症した3度目の圧迫骨折を心配された上でのこと)もあり、安全性をとって主治医の指示にしたがうようおふくろを説得しなくちゃならん。

本人にとっては、もう動けるのに、まだアカンのや、とがっくりする指示であるが、本人に伝えた。

また、自宅訪問をし、実際の行動環境を拝見、状態を実見、相談の上、リハビリ上に必要な介護用具を整えたい。

特に、玄関アプローチが不安定で、危険性がみられるようなので・・、というが・・。

それは視覚に入れてなかったが、廊下は毎日少しずつの改善に、手すりを設置中。

戻ってきた今もできる範囲に、とリビング室の出入りに縦型手すりも取り付けた。

さっそく、掴まって動いたおふくろ。

ラクラクに動ける、と云ってくれた。

不安な箇所の動きが、みな安定していないから廊下手すりは今後も増設するが、玄関アプローチについては、専門性もあるし設置工事を伴うからなんとも言えない。

訪問日は、8月13日木午後3時に決まった。

駐車場はないが、先だっても植栽伐採にシルバーさんの軽トラも自宅前に駐車したが、事件はおきませんでした、と伝えた。

施設から戻って、ずっと座椅子に座り、リビングテレビを観ていたおふくろ。

疲れたから横になりたい、と申し出たので、ベッドに横になってもらった。

大勢の人たちと合流する通所デイサービス。

気をつかったから、ぐったり。

すぐに寝たが、晩飯できたら起こすけど、それでえーかと聞いたら、それでえーと、いう。

午後8時からの我が家の晩飯。

起きてきたおふくろは、パクパク食べる。

どれもこれも美味しい、といってくれるのが嬉しい。

しばらくテレビを観ていて、歯磨きしたい、と申し出。

手すりを助けに廊下を移動したおふくろ。

午後10時半には就寝した。

「お伝えしますから・・」はじまる毎夕のテレビニュース。

奈良県はこの日の5日に、あらたに9人の感染者数が確認されたと発表した。

県内感染者数の1月からの累計は286人。

発症患者に東部山間地や南部の奥吉野地方も発症例は未だない。

9人のうち一人が3日に発表した院内感染疑いのT病院の入院患者。

市内在住の90歳代の高齢女性。

同室に居た罹患者とともに2人目の陽性である。

県は、看護師ら8人を含む濃厚接触者はただちにPCR検査を実施する、と伝える。

なお、これを受けてT病院は、昨日の6日から新規の外来に入院、急患患者の受け入れを中止した。

5日に発表された、【第7報】
《当院職員の新型コロナウイルス感染についての報告》

「当院入院患者様1名が新たに新型コロナウイルスに感染していることが8月4日(火曜)に判明しました。
それに伴い、現時点での当院の診療体制について以下の通りお知らせ致します。
新規または初診患者の入院・外来とも受け入れ中止。救急外来の受け入れも中止。なお、予約をされている方はご相談下さい。
今後のリハビリについては原則として、外来は、リハビリを受けていただく方は当院から連絡。入院は、新型コロナウイルスに感染された患者様が入院されていた病棟以外に限定し可能な範囲で実施致します。
また、リハビリの感染対策として、患者様、セラピストとともにマスク着用、リハビリ前後の手洗い及び手指消毒を徹底します。
訓練室では30分毎の換気や、ベッド、リハビリ機器の利用毎の消毒を実施します。
奈良県、所轄の郡山保健所の指導のもと、新型コロナウイルス感染拡大防止に全力で努めて参ります。当院をご利用いただいております患者様、ご家族、地域の皆様におかれましては、大変ご心配、ご迷惑をお掛け致しますがご理解賜りますようお願い申し上げます。」

6日、昨日も今日も廊下手すりの設置工事。



工事中と、いってもたいそなもんではないが、壁に開けるネジ位置が空洞位置にならんように、ゲンノウで叩く壁打ち。

空洞であればボコボコ。

桟でもあればコツコツと音は高く、詰まった感じの音になる。



そこだと決定して開けるネジ穴開けの道具は木工用の錐。

水平位置を合わして穴位置を決定。

力で押しながら廻すネジ打ちに凹っとなったら外れであるが、最低2箇所でしっかり固定できれば問題なし。



設置してから歩いてもらったおふくろ。

これはえーわ、と云ってくれた。

数えた設置本数は9本。

なるほどである。

本数を数えることによって距離がわかるようだ。

トイレ、洗面所の位置もわかるからたいしたもんだ。

晩ご飯に粘りっけがない、といったおふくろ。

今まで言ったことのない不満の詞にふっきれたかーさん。

このお米は義弟のやっちゃんが送ってくれたもの。

住之江にあったお米を持ち帰って、これまでも食べていたご飯に、ねばり気がないという不満。

炊くほうの身になって、送ってくれたやっちゃんの身になって、と口に出かけたが、ご互いの言い分、思いが一致することもなく、同居世話に暮らせると思っていたが、もう無理。

予想していたことが一挙に爆発した。

大和川団地1階に、あのまま居てくれたらと思ってももうできない。

そうなれば高齢者施設に預けるしかない。

以前、1階を断ったときに通告した高齢者施設にもっていくにはどうしたらえーんや。

7日。今日で2回目の通所リハビリ行き。

幸寿苑行きのデイービスに、コルセットを装着した状態で行きはじめたおふくろ。

午前8時40分コールに到着したT送迎ドライバーは玄関ドアまで来てくれた。

靴履きに、かかとが上手い具合に入らずなんとか入れて歩きはじめたとき。

両腕を支えて歩行支援してくれた。

昨夜に起こったトラブル。

廊下に設置した水平手すりに、右手が掴み損ねて滑った。

だが、左手は垂直手すりをがっちり握っていたので倒れずに済んだ。

手に脂の少ない高齢者であっても、私たちの手も乾いた手では滑ることもあるとわかった。

滑る危険防止に、再び出かけたDCMダイキ。

介護用具の売り場に探し求めた滑り止めのテープ。



㈱マイストが製造販売する40mm幅が3mもある巻きテープ。

888円で売っていた。

購入し、持ち帰った滑り止めテープは、すぐさま作業に取りかかる。

幅から計算したら、手すりの径、半分を占めてくれる。

ものは試しと思って貼った場所は、水平手すり上部。

使い勝手はどうか。

しっかりホールドしてくれるから、正解だ。

実は、昨夜のつかみ損ねのトラブルに後方についていたかーさん。

倒れそうになったおふくろの身体を、慌てて支えようとした、そのときだ。

右足の指すべてが反り返った。

たかたか指と呼んでいる中指に痛みが走った。

入浴は諦めたかーさん。

中指をよくよく見れば、血豆のような痕がある。

ひと晩寝ても、腫れはみられなかったが、念のため検査を求めて角谷整形医院に診てもらった。

レントゲン撮影では、骨折は認められなかったが、小さな骨折であれば、映像に映るのは、2週間待ちになるそうだ。

それまでは指と指それぞれにシップ゚薬を貼付。一応は様子みい、になった。

送りの送迎に幸寿苑から指摘があった。



おふくろが、靴を履けないのは、浮腫みが酷いから。

ぷくぷく状態の浮腫み。昔からの持病に浮腫みが見られるおふくろ。

寒いから、穿いてしまう厚めの靴下。

それでは、靴を履くことは難しい。

リハビリ療法士からは、黒の大きめの靴にしてください、と伝えられたそうだ。



朝の迎えの際の電話コールは、わが家に到着前10分コールが望ましい。

今のおふくろ動きでは、電話コールがあってから十分な時間を要する身体になった。

靴履きだけでも、けっこーな時間がかかる。

焦らせない程度の、気持ち余裕も考慮した10分前コールにしてもらった。

食事は、入院していたT病院になかった漬物がでる。

しかも、味は濃い目の漬物。

気がつけば、食べていた、という漬物。

そりゃ美味しかったんや。

苑内でおふくろを紹介した男性職員は、名前を違えていた。

とみこなのに、としこ、としこと呼ぶので、返事はせなんだ、という。

それ、正解だよ、とおふくろに云ったら、なんと女性の職員さん。

3人の職員さんに、私の名前は・・・と強く訴えたそうだ。

私も、同じ体験をしたことがある。

数か月に一度は診察を受ける循環器検査の心電図計測担当技師。

過去、同姓同名の事例もあり、よく似た患者名に、間違えて呼び、それを間違いじゃないと判断した患者さんが間違う。

こういう危険性が孕んでいる。

特に病院は、気を払っているはずなのに、技師は間違いが多かった。

私も、おふくろ同様に、正当な名前でない限り、返事はしない。

介護施設でも当然である。

午後6時、コルセット装着が痛くて、痛くてたまらない、という。

どうにかして、と訴えるおふくろ。

もうこれ以上、コルセットをせよ、というのは無理がある。

過去に心臓手術をしたことがある私は、術後の3カ月間のコルセッ装着は苦しかった。

たまらんくらいにつらかった。

無理強いはしたくない。

なんなら主治医のN医師に、かけよって、タイマン張ってでも、「もうえーかんげんにしてくれ」と代弁したくなるつらさ。

ただ、系列であっても、幸寿苑は医師の指示に従わないとあかん。

月、水、金はやむなしの決断に、かーさんが伝えたらすぐにコルセットを外した。

その行為に、装着せなあかん、という言葉は出ない。

話題は替わって、中元に美味しい宮城県産の白謙蒲鉾を送ってくれた実弟次男のYに電話をかけた。

今、美味しい、美味しいといって食べている、と伝えた。

美味しい、といってるおふくろに、電話代わろか、と声をかけたら、すぐに代わりよった。

もう、何年ぶりになるか、わからんくらい。

次男の声を聞いて、変わってないわっ、と喜ぶ。

次男も、おふくろの声を聞いて、若いときと同じ、という。

口だけや、でと伝えたら笑ってた。

今日も手すりを1本、追加した。

買ってきた滑り止めテープを貼った手すり。



こうしてくれたから安心できるっ、という。

食事を前にトイレ行きたい、というので低床型の椅子から立ち上がろうとするが、できひんという。

何度も何度も、しとるが、身体が斜めになっとるから、力が入らんのや。

椅子の手すりを、両手で支える。

膝にぐっと力をつけて、伸びあがるように、手すりもつ腕をぐっと力いれてみ、と伝えたら、すっと上がれたやろ。

何度いうても理解せーへんからできひんのや。

身体は斜めにするんじゃなく、正面を向いて、腕にちょい力を入れただけで、すんなり立ち上がれるやろ。

今からでも遅くないから、絶えず守ってや、と云ったが、さてさてどうなることやら。

晩ご飯を一口食べたおふくろ。

粘りっけない、の一言にぷつんと切れたかーさん。

せっかく買った「ベストポット」炊きに美味しいご飯、と思って炊いたご飯が粘りっけがないって・・・

おふくろは、これまで不満なんて一度も云ったことがない、というが、ポロリと口にした。

廊下の手すりもちゃんとした。

安心できるように、なんとかしてきたことが、もう無理。

幸寿苑のデイサービス支援は、3カ月期間。

それまで、なんとかしてやりたい、気持ちは保てない。

リハビリ運動に支援をしてもらって、階段が登れるくらいに復帰できれば、またあらためて考えるが、大阪・住之江団地の1階が怖いからと、せっかく決まった移転を断ってなければ、また解決策は違ったかもしれないが・・・

介護にいつかは、心が破綻することもあるだろうと思っていたが、こうした形でくるとは、想定していなかった。

奈良の我が家から距離を離した住之江での入居介護施設行きの検討をしやなあかんようになってもうた。

それからの時間だ。

私は食事前に入浴するが、かーさんは食事を済ませて洗い物を整理したからの入浴がルーチン。

風呂から上がってきたかーさんは、ずっと娘やと思って接して来たけど・・・ふとつぶやいた。

その言葉、心中を白露した言葉である。

その言葉にふと我に返ったおふくろ。

そうやったんや・・・・嫁と姑の立場に、娘やと思って馴れ馴れしくしゃべっていた。

けど、長年に亘ってそうとらえてきたとは、思ってもみなかった。

考えこともない、決して娘じゃなかったんだ。

嫁だった、と今さらながらに気がついたおふくろは、すまんかった、と詫びる。

おふくろが、謝った心に、かーさんも折れて、話し合った。

その結果の和解。

おおかた40年もなろうとするこの日の和解に、義母-嫁から母親-娘になるのかどうかは別にして、我が家の介護暮らしは続行することになった。

翌日の8日、これまでと同じように、ふたりは普通に会話をしていた。

当院職員の新型コロナウイルス感染についての報告【第8報】》
「8月2日、4日に新型コロナウイルス陽性者が判明した以降、現在新たな陽性者は判明しておりません。
また、今回対象となった東3階病棟について、患者様、職員あわせて97名PCR検査を実施したところ、全員の陰性を確認しております。
このことから、当院の診療機能について以下の範囲で再開いたします。
東3階病棟を除く新規外来患者、新規入院患者、救急患者(※一部に限り)の受入。
原則として、リハビリについて受けていただく方は当院から連絡。入院については、新型コロナウイルスに感染された患者様が入院されていた病棟以外に限定し可能な範囲で実施致します。
今後の経過・対応については奈良県、所轄の郡山保健所の指導のもと、ホームページ等で案内させていただきます。
当院のご利用いただいております患者様、ご家族、地域の皆様におかれましては、大変ご心配、ご迷惑をお掛けいたしますがご理解賜りますようお願い申し上げます。」

9日、起きたて一番は新聞読み。

おふくろが何時もより早く起きてトイレに行く音が聞こえた。

時間は午前7時半。

ばたばた慌ててリビングに居た私に、かーさんが駆け寄り。

エアコン朝まで動いて寒かった。

とてもじゃないが寒かって、死にそうだった、と訴えたおふくろ。

すまん、すまんと謝っても・・まさかの発言が、死んでみたくなったとまで言い出す始末にカチンときた。

おふくろが寝るベッドのある部屋は、私の部屋。

パソコン作業をする部屋でもある。

昼間も夜も暑いから26度に設定したエアコンは稼働しぱなっし。

場合によっては扇風機も廻すが、ベッドに寝るおふくろに、風がいかんようにしている。

パソコン操作を終えて2階の床に就くのは午後11時過ぎ。

その際に廻す扇風機は6時間タイマー。

朝方5時には切れる。

部屋から離れる際には、パソコンなどすべての電源を切り、エアコンも切るのであるが、失念して寝床に入ってしまった。

詫びるしかないのだが、許さないという感じで寒さに耐えられなくて、死んでもいいという始末。

いいわけになるが、前夜のエアコンは27度に設定していた。

リビングから移動したベッドのある部屋。

移動してきた途端に訴える寒いの声に27度。

昨夜は28度にしていた。

温かい部屋に体感は、エアコンを切ったものと勘違いしていた。

それさえも許さない、もう死んでもえーというおふくろに切れた。

怖い形相で謝る姿に、なんでそんなコワイ顔になるんや、と云われたのも、私からしてみれば自然体。

おふくろからみたら不自然。

その胸の内はわからんだろう。

退院してからの毎日は、廊下の手すり設置はおふくろの身体状態、要望する位置に据え付け。

DCMダイキに出かけて購入。

すぐに戻ってきて、据え付け作業。

廊下移動に支障の有無は・・・。手すりを掴む腕の動作確認。

そしてまた据え付けを増やす毎日に、滑るからと滑り止めもしてきたが、ぶっち切れ。

今まで見ることなかったおふくろの言動。

何度も繰り返す訴え方も、今までとは違う。

もっとやわらかいいおふくろだったが・・・

かーさんが云った。

前夜のトラブルもまた同じ。

おふくろのために一所懸命にしてきたご飯炊き。

室内環境におふくろの思うように協力もしてきたが・・・

一言どころか何度も繰り返す言い方に、かーさんも切れた。

あれだけのことをしてきたのに、そのことがわかってくれなくて・・・

とにかく嫌なことはすぐに訴える。

会話でなく、訴えばっかりに同居はできない。

いずれはもっと爆発する気がしてならない。

コロナ感染に介護施設クラスターが出ている現状に受け入れは難しい。

どうすりゃいいんだろうか。

夕方、DCMダイキに出かけて、これがラストになる1本の垂直バーを買ってきた。

設置した箇所はトイレの出入り口。

ラストの取り付け廊下の北端。

ベッドを据えた部屋との間にある廊下跨ぎにしっかりと手で掴んでほしい長尺バー。

取り付けてからわかったドアノブの位置と一緒だった。

ガチンと当たるノブ。

夏場は良しとしても、冬場になればドアに隙間があってはスカスカ。

付け替えはもう一度あった。

10日、今日が3回目の幸寿苑行きのデイサービス。

午前8時55分のコールはMケアワーカー。



この日の、奈良市最高気温は37.8℃。

夜間のエアコン停止は命取りになる可能性も考えられる

11日。昨夜は、寒い寒いと訴えるおふくろに、セッテイングしたエアコン温度は28度。

高齢者が起こしやすい就寝中の熱中症対策である。

扇風機はいつも通りの6時間設定。

尤も扇風機の機能がそれまでしかできない自動タイマーによってぐっすり寝た、という。

寒くもなく、丁度いい室内温度に満足したもよう。

今日はデイサービスもなくゆっくり起きた、という午前8時半。

その間にかーさんが伝える今の意思。

きまぐれな上に頑固。

本人曰くそんなつもりはない、という言動に振り回される。

たぶんに我が家で一人暮らしをしているような感覚になっているのでは・・・

私の胸の内はもう決まっている。

このままではこちらが気遣いに疲れてしまう。

本人は至って嫌味などいったことはない、と思っているが、以前とまったく違う言動に、あのとき大阪・住之江の団地の1階移転を断ったのはおふくろ。

眺望が悪い1階。

誰かが覗き込むから怖い。

だから1階は住みたくない、と断った。

現状のリハビリでは元の状態に階段上り下りは不可。

上り下りのない老人介護施設に預かってもらうのが最適と決断した私。

かーさんに、そう伝えたら・・・そうだよね。

現在、私が寝ている部屋は2階。

遅かれ早かれ階段に手すりを据え付けたい、と思っている。

私だけでなく、かーさんもいずれは、と思って、早めに設置しておけば一安心できる。

そう伝えたら、これもまた、うんと頷いた。

12日は4回目のデイサービス行き。



午後9時前に従兄妹のYちゃんから電話があった。

旦那さんのNさんが好きなワインを製造販売している会社が栽培している上等もんの葡萄。



大阪柏原駒ヶ谷の葡萄(※サンシャインマスカット・巨峰・ピオーネ)を手配したから、明日の午前中に届くから食べてや、と伝えてくれた。

また、姉の旦那、Hさん。

この年末に70歳になるそうだ。さすがにしんどい、というてるんやったら、身体のこと。

もう辞めたら、と説得するが、仕事はレントゲン技師。

コロナ禍に、技師の人数が少ないから、と説得されて、出勤しているそうだ。

現況を伝えてくれたYちゃん。

おふくろに替わって、ということで、ほんま、お世話になっています。

13日の午後3時~4時過ぎ。



デイサービスに行っている幸寿苑のKリハビル療法士が自宅訪問してくれた。

介護要望などにヒアリング。

室内環境に動作確認。

かーさんが気になっている玄関アプローチの歩行支援。

後ろ向きにおふくろを支えているが、それでは危ないから、横からの援助で十分ではないでしょうか。

もしケアワーカーさんが後ろ向きに躓いたら、おふくろともども共倒れするんでは、と危惧している。

送迎ドライバーによって、門扉待ちか、玄関まで迎えなのか、施設としてはどうも基準はないようだ。

施設としては、こうしなさいと、いう視点はなく、ドライバー判断のようだ。

アプローチ用の支援手すり設置は、どうか、と聞かれたが・・・

おふくろの本来の居住地は大阪・住之江。

現在、私の家で介護しているのは、仮住まい。

ですから、設置工事は、高額費用になる。

仮の住まいなら、1割負担でなく、実費扱い。

廊下に据えた手すりは、すべてが実費負担でしている、と伝えた。

以前、1階に行くような話があったそうですが・・・

その件はおふくろの意思次第なので、本人に尋ねたら、以前と同じ考えだった。

1階では景観が見えない。

侵入者が怖いから絶対に行きたくない。

今の住居は4階。

見晴らしがえー、というが旧国道26号線を往来する車しか見えない。

それでも気持ちがおおらかになるらしく、4階に戻りたい、という。

4階までの階段の上り下りができるように、頑張るつもり、だという。

住居で炊事もしたい、というおふくろの希望を叶えるため、デイサービスの幸寿苑の階段を用いてリハビリする方向に、徐々に能力回復を上げる目標とした。

我が家で自前費用に据え付けた手すりの配置は巧く考えている。

滑り止めまでされているので安心できる、と高評価される。

また、お家では低床型椅子に長時間座ったままが実情。

自ら運動をすることもない。

だから、身体が固着する。

それをカバーできるように、軽い運動をお願いした。

足の浮腫みは血液の流れが悪いからそうなる、と説明した。

浮腫み排除に、穿いている靴下よりも、おふくろもT病院で穿いていたソックスタイプにしてもいい。

ベッドに横になる場合は、足元をあげる工夫をお願いする。

万が一、幸寿苑の職員・患者さんに新型コロナウイルス発症例が発生した場合は、どのような対策をされるのか、また考えておられるのか・・

Kリハビル療法士さんも心配されるる事業所としての取り組みは、そういえば・・・ないようだ。

14日、5回目の幸寿苑行きのデイサービス。

ダンボールなどで自作した足置き。

座椅子に座ったまま足出し、伸ばしを長時間してみたら、浮腫みがマシになった、という。

皺が出てきたって、いうけど、ほんとかよ。



17日、6回目の幸寿苑行きのデイサービス。特筆すべき点はない。

19日、7回目の幸寿苑行きのデイサービス。

ケアプランデイア1・ケアマネジャーのFさん宛の介護支援事業所変更及び委任状郵便局より送付。

と、同時に電話もする。

おふくろの現況は廊下すべてに滑り止め付き手すり設置。

幸寿苑のリハビリ療法士も驚くくらいの環境に、動く速度は緩いがトイレも着替えも難なく。

リハビリ目標点に大阪・住之江団地の階段の上り下りができるよう、それを目標、と伝えたら、やっぱり戻りたいんやね、と・・・

なんでも、担当する通所施設の患者さんが、コロナに発症したそうだ。

だが、何週間も通所してなくて施設関係者と濃厚接触もなかったからほっとした気もあるが・・・。

管轄する保健所は、それならPCR検査はしない、と云われて、逆に職員らは心配になり、より一層のコロナ対策をしているそうだ。

施設、契約者家の行き来によく利用しているコンビニの店員さんも発症した。

身近に感じるコロナ感染もあって大阪はもうたいへんですぅ、と近況のコロナ禍を伝えてくれた。

21日、8回目の幸寿苑行きのデイサービス。

午後5時、実弟三男からメールが届いた。

そのメールに「奈良瑞祥苑でクラスター発生近いやん。幸寿苑大丈夫!暑いし、コロナやし、大変やけど、おふくろの状況おしえて!」と、あったので、電話に切り替えて状況伝える。

それから、おふくろに電話は交替し、三男の嫁さんにも募る話をしていた。

22日、午後4時にかかってきた電話は実弟次男のYから。

すぐさま電話を取ったが、雑音ばかりで一向に返事なし。

二度、三度かけ直してみるが、出る気配もない。

放っておいた15分後にかかってきた電話。

その答えは、散歩中に服とすれたのか、それで発信してしまったようだ。

何故に散歩か、と尋ねたら胃のレントゲン撮影。

バリウムを飲んで下剤。

家のトイレに溜まったバリウムが流れなくて、往生したことがあり、ご近所のビルに入って用を足していた、という。

うちはトイレの掃除用具で貯まったバリウムをかき混ぜ、流したことはあるけど・・・その手があったか。

それにしても暑いな。

なんでも、ボランティア活動に週2回の子どもの学校行き帰りの見守り隊をしているそうだ。

日差しはキツイし、というから、今流行りの首掛け扇風機ででもして、身体は自分自身が防御しやんとアカンで、と伝えた。

ただ、警官のような制服スタイルで出動しているから、それはできん、という。

今の時代黙っていたら、こっちがやられてしまう。

そうなってもなんの保証もない。

意見を申し出ることも大切。

大事に至る前に答申すべき事項だから、上位者に伝えるだけでもしときや、と伝えた。

24日、9回目の幸寿苑行きのデイサービス。

正午にかかってきた電話は幸寿苑。

おふくろになにかがあったのでは、と思われる電話は、そうじゃなく9月よりはじめるリハビリ計画。

新型コロナウイルス対策に家族さんの面談もだが、ケアマネジャーも立ち入りもできない現状に、幸寿苑の職員、リハビリ療法士に医師の三者で検討させていただきます、との連絡だった。

26日、10回目の幸寿苑行きのデイサービス。

その間にしておきたい事項がある。

ずっと帰っていないおふくろの居住地。



なにかと用事がある。

今日の用事は、風呂用の椅子に入浴用の踏み台。



今はまったく使うことがない玄関置きの椅子も持ち帰る。

何に使っているか不明な六角レンチも、おふくろの要望でアマゾンに注文した鋏型爪切りも持ち帰る。



秋物の着替えも持ち帰る。

それらが整理できたら、団地自治会費の10月―12月分の支払い。

班長さんのお家。

許可を得て、玄関ポストに投函した。

また、ガス機器の安全点検調査員が、何度も訪ねてきたようだが、不在多いため、外にあるガスメーターのみ点検した、と通知があった。

冷蔵庫右下に塵が散乱していた。

不在の家に、誰かが侵入した?。

液漏れにもみ殻?らしきものも散乱しているが、これ直射日が当たったためにプラ製品が分解した事象である。

綺麗に清掃し、外ガス栓の開閉確認。

風呂釜手前は、ロック済だが、シャワー沸かし器の直管は固着していた。

固着した蛇口というのか、ソレは動かない。

力かけても回らないので開栓したままにしておく。

滞在時間は、午前11時ころから50分ほどだったが、予定していた件、すべて終わって帰路につく。

午後4時20分ころ、送りのケアワーカーさんが、伝えてくれた苑内の散髪。

コロナ禍の規制緩和が解け、9月1日より再開に予約してください、といわれたので、早速電話したかーさん。

予約出来て、ほっ。

28日、11回目の幸寿苑行きのデイサービス。特筆すべき事項はない。

29日は、T病院を退院後、初の診察に整形外科・N医師が診る。

骨折箇所は、完治しているが、なんせ高齢の94歳。



身体を動かす、予防のために動く場合はコルセットを要するが、寝るときは外しても構わない、とそれだけ・・・

次回診察は、11月14日の午前10時。

その次の診察は翌年の1月。

看護師の質問に、コルセットの痛み、擦り傷は、特に本人からのクレームはない、と伝えたが・・・

9月19日に診てもらうよう内科医師宛の紹介状送っている。

当日の午前中。

昼までの予定にできる時間に診察してもらってください、と伝えられた。

その日までの薬は、当科で出しておくので、薬局でこれまで通り、分包はします。

分包作業に多少のお時間をいただきますから、よろしく、と・・・

受取の際、存じている旧姓がH薬剤師は、えっ、大阪ですか、と驚かれた。

事情説明したら、お大事に、といわれた。



31日、12回目の幸寿苑行きのデイサービス。

送りドライバーは、なんと住まいする我が町。

旭ヶ丘自治会のNさん。

9月の自治会集会所が使えなくなった、と伝えてくれた。

(R2. 8. 1、 2、 4、 5、 6、 7、 8、 9、12、13、16、26、29 SB805SH撮影)

ふり返る令和2年7月の介護まとめ

2022年04月24日 07時12分49秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くこと度々。

記憶は記録。

ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。

1日、電話の用件はなにもない、と云いつつさっきにAリハビリ療法士のリハビリ運動が終わったこと伝えたかったようだ・・・

Aリハビリ療法士は、退院のことを話題になかったのか、レントゲン撮影の結果は・・

なにもなかった、という。

2日、初の車椅子で出かける1階にあるの院内コンビニ。

買い物はパンに饅頭1個ずつ。

短時間条件に戻りかけたエレベータ前で出会った看護師さん。

これから口腔外科にいきましょう、と・・・

実は午後3時予定が4時にジャストタイミング。

佐藤錦サクランボ買ってきたから、冷蔵庫カードを購入して看護師さんに預けた。

だけど、洗濯ものを預かり忘れた。

介護支援専門員のIさんから杖歩きで来ているので、1日外泊はできるから日程を相談して決めたら主治医の許可とりますから・・・と。

その打診が嬉しい。

その日の東京である。

専門家の分析を踏まえた上、「感染拡大要警戒」なる新語を用いて、この段階にあると、緊急記者会見の場で発信された。

6月25日~7月1日間の集計の新規感染者について報告があった。

円グラフを表示しながら伝える「地域別、年代別でみたとき、20代が47%(※189人)、30代は22%(※86人)となりおよそ70%を占める。40代は12%(※48人)、50代は8%(※30人)と続き、これらを入れたら90%にもなる。感染場所は新宿、池袋エリアが最も多い。感染経路でいえば、いわゆる“夜の街”関連が44%(※179人)も占めている。また、最近の傾向に、接待を伴う飲食店に限らず、若年層における友人どうしのパーティとか会食による感染も見られる。若年層の多くは、無症状の場合は感染に気づかず、本人の自覚なく無意識のうちに感染を拡げているおそれがある・・・」と、注意喚起していた。

そもそも見識の薄さに認識の甘さ、さらに無頓着な行動・・。

若い人だけでなく高齢者も、中年層も、だと思う。

密閉されたカラオ室の環境は、なんとか一番街とか夜の街にクラブ、キャバレーもみな同じ閉ざされた環境下の営業実施もあるが、パチンコ屋さん騒動のときと同じように自制心のない群がる人たち自身が口にする私たち依存症だ、と・・・

今回もまた、○○や○○の依存症絡みが感染拡大の源泉ではないだろうか。

そして・・前日の107人に続いて3日も3桁の124人。

4日はさらに上昇した131人。

連日に報道される東京の最多更新情報に恐怖感が徐々に拡がる。

地下の奥深い底、まるで溜まっていたマグマが一気に噴き出したかのような発症に、関係者への不満も爆発しそう。

3日の状況。

一日試験外泊希望日時は7月7日火曜午後11時から翌日の8日水曜午後3時まで。

Y看護師に申請したが、N主治医は本日すでに診療を終えて院を出ていたから2日後の月曜日に決裁してもらう、とう連絡。

見舞いの時間帯は、丁度Aリハビリ療法士がリハビリ中だった。

試験外泊に関しては、痛みもなく自力歩行も可能ということだが、階段の訓練はまだのようだ。

今日は着替えもないから、もみじ饅頭を食べてもらうだけ。

昨夜から左下顎辺りが痛くなったがすぐに消えた。

今朝も同じように痛くなったがすぐ消えた。

饅頭、食べてもえーやろか、というから食べたらどう・・・

と、むしゃむしゃ喰い。

甘くて美味しい、と云った途端に痛いっていう部位をよく見れば右顎と違って林歯科で治療した歯のはぐきの腫れでは?

差し歯を入れているところだという、そこが林歯科で治療した歯のはぐきの腫れ。

触れたら熱っぽい。

今日、明日は、口腔外科が休みだから、それまで痛くなったら、Y看護師にも看てもらい。

痛いなら、痛いと訴えて鎮痛剤でもらわん、と治らんで。

訴えるのは、痛みだけでなく隣室にいる患者さんのいびき。

あまりにも煩いから昨日の夜から朝4時までずっと寝ずにいた、という。

試験外泊の許可は月曜日にならないとわからんけど、外泊できたらお寿司でもと話しかけたらえらく喜んだ。

午後7時、食事を済ませたおふくろからの電話。

林歯科で治療した歯のはぐき。

腫れの痛みもあるけど、いびきの件や。

病室で喋っていたらおかあさんのえーとこが、悪い人に思われますよ、とかーさんが伝えたら・・・まへんねん、と返す。

看護師さんに訴えても相変わらずの状態に、堪忍袋の緒が切れそうになっている。

4日の夜、新たに増えた43人の感染者を報告した鹿児島県。

発生源の多くは、鹿児島市内施設のショーパブ(※「NEWおだまLee男爵」)の利用客。

ここもまた密状態。

事業者はきっちりしていたが雨天の場合は窓や扉を開放しなかった、という証言に徹底さを欠くと、こうなる事例を明らかにしてくれた。

なお、感染者が家に持ち帰ったと考えられ、家族感染が拡がった。

そうこうしているうちに8日に発表された感染者数は100人にも・・。

そして、4日の発症報告の奈良県。

38日ぶりだという発症例。

奈良西部(※生駒)に住む19歳の大学女性がバイトしている大阪の勤務先でかかったようだ。

翌日5日は、生駒に王寺で各1人が発症。

徐々に兆しが見えてきた。

5日、朝食を済ませた午前8時半の電話。

昨日みたいなギンギンな痛さは、少しはマシになったから食べられそうなものに・・

キュウリをおかずに、ご飯を口にして汁椀で食べることができた、と一報。

ちょとだけだが、心配要素が消えた。

午後7時半の電話は口腔外科の件。

なんでもある看護師さんが伝えてくれた口腔外科担当に直接の連絡を取ってくださった。

明日6日の月曜日、何時になるかわからないが検査・治療をすることになったが、肝心かなめのおふくろの歯茎の腫れは収まったのか、痛みはまったくなし。

晩ご飯はちゃんと食べられた、と伝えてくれた。

6日、午後2時半の電話。

歯痛は、治まったから朝食も、昼食も、噛んでも痛くなかったけど・・・

口腔外科の診察は混んでいて、9日の木曜でないと診れないようだ、と連絡あり。

万が一の痛み止めは、たった今、看護師さんが取りに行ってくれている、と・・

もうじき行くけど、三男が明日7日にうちに来てくれる。

ひる飯は誘って回転寿司。

行って食べて午後1時半に戻り。

午後2時、富雄に迎えに行くからと伝えたら喜んでいた。

病院見舞いにバナナ1房持参。

浴後の着替え持ち帰りとともに冬着の上着も不要なので、それも持ち帰り。

話題は歯痛。

実は起床後また朝食前の談話室で痛くなったけど、すぐ治まったから大丈夫だ、と・・

廊下に居られたAリハビリ療法士に、もう3カ月も経過しているからコルセット外してもいいのでは、と尋ねたら、えっ、もう3カ月ですか?

なんと、なんと・・・

すぐ、主治医のN主治医に、相談してみます、と・・

ナースステーションに介護支援専門員のIさんがおられたので、今後の相談に退院日がわかったら大阪のアプランニングディア1のケアマネジャーFさんがこちらに来られ、身体状態を確認しておきたいというてはるので、と伝えたら要介護3になった連絡受けた直後にFさんからその件を聞いています、と・・

退院については、杖つき状態から見て主治医と要相談。

レントゲンの結果を診て、ということになるでしょう、と・・

現状の身体状態で週3回の通所サービスに幸寿苑を考えていると伝えた。

我が家の室内にトイレ歩行ができ、入浴は浴槽に入れる踏み台もまた住之江からマットレスベッドを持ってきているので、それらが普通の状態で暮らせたら、私は本人希望で住之江に戻したい。

かーさんは、もう戻るのは無理や、と云うが私はその考えである。

今日の朝食前のおふくろの状態を病室ベッドで見た。

歯痛の歯茎のところを・・・痛いと云っていた。

えっ、である、どうやらおふくろは、痛みを隠そう、隠そうとしているようや。

午後5時、Fさんに一日試験外泊の件を伝えたら、奈良に行くのは病院に外来者面談が可能かどうかもあるので、むしろ退院日が決まったら私の家に来て、暮らしのあり方状況をみせてもらう方がいいかも、と・・

かーさんに伝えたら、すぐに施設・幸寿苑のサービスを受けたい、という。

施設・幸寿苑との契約手続きはいつするのんや、というから退院日が決まったら・・

Fさんも、動くので心配はしていない、と話した。

レンタル介護用品の利用は可能ですか、といわれたのですでに浴槽沈める踏み台はもってきてますねん・・、と答えた。

7日の午前11時から翌日8日の午後3時までは、入院中のおふくろが、一日だけ体験する試験外泊の実行日。

口腔外科が処方してくれた痛み止めの薬。

6時間おきに服用する。

痛いから、といって朝に飲んだし、胃薬もK看護師から受け取り。

病院の玄関口までの移動は車椅子。

さぁ、試験外泊のはじまりだ。



4ヶ月ぶりになるかっぱ寿司に食べた美味しいネタ

美味し、美味し、とぱくつくおふくろの嬉しそうな顔。

私は、痔核出血による貧血なのか、心拍数が上昇したのか、無茶しんどい。

食欲なく無理やり五皿は口にしたが・・

今日、明日の一日戻った試験外泊。

特に問題ないが、私の心拍数は74拍。

普段が50拍前後だけに70拍を越えると、とてもしんどい。



自宅に戻って直ちに服用した臨時処方箋のワソラン錠。

2時間後に治まった。



午後2時、来訪した三男は、私と同じ耳鳴り症状がある。

悩ませる症状は、私も同じ(※キイーーン耳鳴りは医師からストレス性だから気にしないように努力と云われて気にせんようにしている)症状。

腕も上がらんようになった、と・・



義妹も久しぶりに顔合わして賑やかになった試験外泊。

短時間にどれほど談笑したか・・・

夕方5時に富雄駅送り。

自宅まで1時間15分くらいで帰れるらしい。

おふくろの今夜は奥の置いたマットレスベッド。



寝室は、パソコン部屋に間借りの寝室一人になる、と伝えたら、えーっ、そんなんさみしいから一緒に寝て欲しい、と言いだしたのをきっかけに、今後のおふくろの気持ち、意欲を探る3人協議。

出た答えは・・・

さっき忘れ物に気がつき、大声あげてもあかんから、と周囲のお家に気遣い。

そう思ったら、自分の足で、歩けたんや、でという。

おふくろの“思い”は金銭面での心配である。

世話かけている身のおふくろ。

病室に、ずっと一人でいると、暇だから考えることは、金銭面。

これからどうなっていくんやろか、と目先を心配する。

毎日に、心配が募り、積み重ね。

ますます妄想的に広がるおふくろの作り話に、一つ一つに説得・説明し、理解納得にたどり着くまで1時間。

要介護3認定になったおふくろの退院後おふくろは、我が家で療養。

週3回の通所リハビリをしてもらう施設・幸寿苑に・・・

わが家では難しい入浴介助もしてくれるし、いろんな人とまた会話ができる。

その状況をみて、おふくろが自信を取り戻し、住之江に戻りたい、というなら団地に出かけて階段の上り下りができるか、試してみりゃえーし。

あかんかったら再検討する。

ケアマネのFさんも、施設・幸寿苑で通所サービスが受けるために、ケアプランもセッテイングする、と云ってくれている。

団地の毎月の家賃は2.5万円。

10カ月で25万円がもったいないですね、とAリハビリ療法士から言われてからは、費用負担が大きくなる、と気になって、気になって・・・

今回入院した4月は13万円。

5月は10万円を切ったけど、費用が高くなって年金収入が間に合わんようになるのでは、と心配している、という。

いや、そうじゃなく、高額医療費は上限があり、79800円以上はおむつ代とか食事代。

4月はおむつ代が大きいが、5月はおむつがとれて10万円を切った。

入院中の団地。まったく住んでいないから、費用のガス代、水道代、電気代はゼロ。

年金収入が20万円以上のおふくろ。

私が小学生のころからずっと保険のおばちゃん、として・・・80歳まで働いていた給与所得者。

期間が長かっただけに年金額は、人さまよりかは多少多い。

だから支払いは、十分に見合うし、現況でみれば半分しか費用支出になっていない。

だから心配するとこなんてないんやで・・・

毎月の年金。

私なんか8万円しかないというかーさん。

私が一人になったとき、どうやって暮らせるのか、今から心配している、と・・

それに対して非課税所得者とか、もっと少ない金額収入者なら生活保護受給して給付金で暮らしている。

世の中、なんとかなるもんだから、心配してたら独り暮らしもできなくなる、で・・

おむつの件からおふくろが思い出したおおばあさん。

91歳で亡くなったおおばあさんが、京都の施設にお世話になっていたとき、毎月10万円でいけると聞かされていたおむつ代。

あるとき16万円の請求にびっくりして、もう入院費用の支払いは、でけへんというて、わしら3人の息子が一人2万円ずつ協力願ったことがある。

亡くなってから世話になったから、とお前たちが助けてくれたおむつ代を返した、と・・

と、いうがそれは違う。

結局、おふくろがなんとか調達したことになってんやで・・

と、2人きりで話したら納得してくれた。

要は、いらんことばっかり考えて、心配ばかりが募っていたと理解できたおふくろ。

最後に、“頑張る”と、いってくれた言葉。

その言葉が出ただけでも、今夜は有意義な会話ができた、と思った。

午後10時前、そろそろ就寝するか、とおふくろに伝える。

奥の部屋に据えたベッドで寝れるか?

布団は、テレビは、エアコンは・・

トイレ行きの往復に補助手すりなどをチェックし、実際に動いてもらって、体感してもらった結果・・

テレビはつけたままに・・

テレビ内臓のタイマーが自動的に働き、電源が切れるから大丈夫、OKとした。

布団は軽めの2枚。

移動式手すりを枕元に近いところに据える。

靴下は今までとおりの履いたまま寝る。

室内電灯は1灯。

廊下も点灯したままにする。

足もと、手すり、壁などが判断しやすいように、時計と携帯電話は枕元に近いところにおく。

発汗した場合を想定し、手ぬぐいを手すりにセッテイグ。

午後10時40分、しばらくベッドに座ってテレビを観ていた。



パソコン作業をしながらおくふろの状況を逐一看る。

11時10分、眠たいから、といって横になってそのまま寝よった。

8日の真夜中。

おふくろに遭遇した時間帯は真夜中。

トイレ行きの件を、起床してから尋ねたら、シャシャッと行けたという。

起床後のトイレも食事場の往来も何ら問題のないような歩き。

壁づたいに歩けた。

ところが、午前10時半の眼鏡探し。

奥の部屋の往復に、トイレ行きの行動が怪しい。

背中が丸うなって足もとも危ぶい状態。

ちょこちょこ歩き、を聞いたら、なんでか、わからんけど不安になるねん、という。

昨日、いってた背中丸めは、コルセットを嵌めてるからそうなる、といっていたが、なんとなく不安の言い訳をしているのではないだろうか。

支度を調え、靴を履こうとしたが、上手く入らない。

あれこれやってみても入らんのは、厚手の靴下やから入らんのや。

昨日、戻ってきたときは、薄手の靴下。

そのうえ、寒いから、といって厚手の靴下を重ねて履いてりゃ、それは無理。

靴に足が塩梅入ってないまま、かーさんと二人がかりで腕を支えて車に乗ってもらい、それから厚手の靴下を脱ぎ、履いたらすんなり・・



おいおい、である。

いつも通りに病院入りに検温。

そうしたら面会許可証を手渡された。

前回とまた替わった許可証の扱いはともかく、3階に許可申請を出して呼び鈴を押したら、T看護師が受付に試験外泊に戻られて、具合はどうでしたか・・

昨日から今朝までは上々だったのが、朝食あたりから不安を感じたのが気になる、と伝えた。

その場に、ある女性患者さんから声をかけられた。

「私のこと忘れたの・・・」と、いわれて振り向いた、そこに・・・

今国府のSさんですかに、そう、と頷く。

先日、3階受付におられたとき。

うちの旦那が、奥さんと話しているときに気がついて・・・

えっ、住まいは今国府でなく総合病院近くのあそこだったとは・・

今国府のS家を訪ねたことがある。

その家であれば、旦那のお里。

そこに、忘れ物をした、と上がってきた旦那さんと合流。

聞けば出里の今国府は、弟さんが実家を継いだ、と・・

あの簾型の注連縄を掛けていたので、お家の男性に教えてもらったけど、その人が弟さんだったと・・

奇遇なご縁があったようで・・

今年末には、もう一度訪問し、簾型注連縄作りを取材してみたいと思っていたので、よろしくと伝えたS婦人。

つい最近の3月まで観光VGCに所属していたが、骨折した。

怪我もあるから、入院・手術した。

現在は、リカバリ中。

どうぞお大事に、してください、と挨拶し、失礼した。

病室に戻ったおふくろ。

生気を取り戻したかのような表情になっていた。

昨夜の、あの不安な気持ちは、なんだったのか、と尋ねたら、昨日は我が家に行く喜びがあったから・・

お寿司も美味しく食べたけど、戻る病室に不安が出たようだ、という。

不安というよりも、もしかしたら同室のいびき患者・・では・・と問いたださなかったが・・

Aリハビリ療法士も、待ってはると思うので、冷蔵庫カードを7.26の日数にセット。

本日戻りました、とナースステーションに居る看護師さんたちに声をかけて出ようとしたら、左腕を骨折されたのかアームホルダーを装着していたY看護師に出合う。

どうしたん、と声をかけたら、もう1週間、そろそろ外す予定だ、という。

試験外泊どうでしたか、の問いにも答えたおふくろの心身的状態。

前述した状況を伝えたら、不安はわからないでもない、という。

たぶんに精神的な不安感がそうでしょう、と・・

看護師にも、介護士にも、患者さんにも、みな声をかけて話している社交家のおかあさんだから、すぐ取り除ける、と思いますと云ってくれた。

で、気になるのがコルセットなんです、と云えばもう3カ月だよね、早速動きます、と云ってくれた。

業務スーパーの買い物中に、話し出すかーさん。

昨日は“金”のことで話は終わってしまったけど、2者択一の件はもやもや・・

おとうさんの良い方に、不満で爆発しそうという。

相談をしているように、と思っているが、その良い方が断定的。

だから否定ではないが、私はそうは思わない。

喋りだ出したそれが不満だという。

おふくろが前夜に伝えた病院の入浴は相も変わらずの機械入浴。

そんなんおかしいし、何でこんなに前と違って・・遅いのか。

おふくろも私も、コロナ対策の関係が・・・と、云っても腑に落ちないらしく、仮に幸寿苑にお世話になったときも、そうなるのか。

誰が決めんのか、と問うから、退院時の病院の診断。

それにケアマネのFさんの検証もある。

が、最終的には施設・幸寿苑でしょといったら、それも不満らしい。

だったら自分で納得いくまで聞けばいいんやん、と云ったらそれも不満らしく。

介護支援専門員のIさんがつかまらないからといって放置する、そのことの私が気に喰わんらしい。

私の話しに納得いかないなら、介護支援専門員のIさん、看護師、リハビリ療法士、Fさんらにみな聞けよ、と云っても自ら進んでは聞かないってどういうことなん。

退院日ばかりを、いつになるんやろ、と・・

遅いやんかと責めてもしゃーないやん。

ひとつ聞いたらえーだけやのに・・・私はいったいどうしたらえーのんやろか。

杖を車に置いたまま忘れた、と家に戻ってからポツリ・・



10日、3階受付ルーム。

面会に歩行器でやってきたおふくろ。

歩行器移動も、移乗も問題なく・・

左下顎の歯茎が痛い件である。

昨日に口腔外科に出かけて奇麗にしてもらったそのとき、痛みはなかった。

食事の際も痛みはないが、今日は2回も滲みそうな痛みやったが、すぐに痛みは消えた。

そんな状態に痛みの原因とか、処置はどないされたのか、気にならんかったから口腔外科技師には敢えて聞かなかった。

そんなん聞かんかったらわからへんし、看護師さんに問わなあかんな、と話していたところに介護支援専門員のIさんが、一日試験外泊の状態はどうでしたか、と云われたのでかーさんに振った。

前回入院時と違って、我が家での動きは軽やか。

回転寿司に行くときの介助支援はかーさん。

腕をがっちり掴まっていたからなのか、3日間はあざもあるくらいの痛みを伴った、と・・

屋外は3カ月以上も離れていたせいか、路上歩きが不安でしがみついたようです、と伝えた。

入浴はまだ機械入浴。

みなさんがそうだと聞きました、と伝えている横から“今日から一人で入浴、介助もほとんどなく・・に、えっ。

介護支援専門員のIさんがいうには、みなが機械入浴ではなく、それぞれに一人ずつ支援する入浴もしていますし、機械入浴と自力入浴の部屋は違うので、みな機械入浴と思っていたようですね、と・・

またAリハビリ療法士からは、コルセットは完全に安心とはいえないので、継続します、とN主治医から伝えられた、と・・

たぶん入院中は装着のまま、若しくは以前と同じ扱いの退院後の次回診察までは装着を続けることになるだろう、とかーさんも納得した。

気になる歯痛の件。

口腔外科に聞いてみましょう、と介護支援専門員のIさんが動いてくれた。

K看護師から、今、手が離せないからそれが終わってから3階まで詳細を伝えに上がられると・・

しばらく待った。

来られた口腔外科技師のKさん。

ケアをして奇麗になっているが、痛みのある箇所に金属環差し歯が歯茎辺りに白い歯のように見えたソレは食べ物の汚れ。

それが固着化している。

それが痛みを生む原因と判断された。

歯科医師ではないので、処置はできないから滲みる部分にシュミテクトをした。

それで治まるワケでもないから、沁み止め薬のシュミテクトは継続的にしないと効果が出ないそうで・・

むしろ歯を磨いている様子が感じられない、といわれたので、おふくろに歯は磨いてんか!と・・

団地におったときは一日4回。

就寝前も磨いていたけど、病院に来てからは磨いたことがない、という回答に、3人は開いた口が塞がらない。

詳しく問うたおふくろ曰く、磨きたくとも動くには看護師の世話にならんとあかん、でもみなさん忙しくしているからと思って、遠慮もあるが、まぁいいやという感覚もあって、実は今に至っているという。

歯磨きの時間帯・場所は朝昼晩食・食事する談話室で洗面場の数は多くなく先行する患者さんがいたら待たなあかんし、自分が磨いとったらせっつかされるから、まぁえーかと遠慮するクセがついた模様。

看護師さんにいくらでも伝えられる。

歩行器で移動し、病室に設置している洗面場すら、そんなん知らんと云いだすおふくろ。

前回の入院のときはそうでもなかったと推測するが、今回の入院は遠慮もある。

不安がるのもある。

それらは本人の意思による行動。

つまり痛みの原因を作っていたのはおふくろ自身だった。

痛みの処置については、木曜日に外来歯科医師が毎週来られるので、そのときに診てもらうよう手配しますので、来週は水曜日を予定していたが、木曜日に、また毎週の火曜日はケアを要する西棟患者さんもあるので、そのときにおくくろもしてもらうように協議できた。

その件については、面倒みてもらっている看護師さんに、と思ってK看護師に、今回の歯痛の件を詳しく伝え、きちんと歯を磨くようによろしくお願いした。

午後7時、おふくろの電話は今日のこと。

西棟責任者のO男性看護師が来て、遠慮なし気兼ねなく声をかけてくださいね、と云われたようだ。

歯磨きは、毎回しましょうね、と云われてきちんと伝わったことが嬉しくて・・

持参したお中元の泉州水ナス漬物がとても美味しい、と話してくれた。

磨かないと、雑菌によって虫歯、痛みの原因になる、ということだ。

持ち帰った汚れもの下着に糞が付着していた。

水洗いでは、取れず固形石鹸でとれた、とかーさん。

今日もいろいろあったが、正しい対応をしてくれさえあればえーんだがなぁ・・

12日、着替え交換に応対してくれたY看護師。

今日は病室までOKです、と伝えてくれた。

廊下で会話する方がえーな、というおふくろとの会話。

で、病室の洗面所があるやん、と云えば使わへん。

使えるかも、ということも聞かへん、というからその件終わり。

本人がどう思ってそういったのか、わからないが、聞かへんの一点張りでは、会話にならない。

だからその件は、終わり。

おふくろの名で、贈った中元デザートが届いたので、持ち込んだ。病室で食べたら美味しい。と・・

午後4時半の電話。

洗面所の件を看護師さんに聞いたらまだ使える状態でない、と云われたそうだ。

ならば、手を洗うとか、短時間で済むようなこともできへんのですか、とかーさんが話したら、怒ったような雰囲気になったらしい。

午後5時、次男からの電話。

中元ありがとうに、伝えた試験外泊の精神状況、つまり屋外歩行のビビリは3カ月以上も病院暮らしだったためと、他に話すこともなく、話題はコロナばかりになるなぁ・・

13日、午後8時の電話はきみちゃんに電話した話し。

中元のことは話がなかったのでまだのようだと、話は逆にえーのんまたあるから送ったるわ、ということなったらしく・・。

もう一つの連絡は、気になる退院についてだ。

Aリハビリ療法士に、ちょっと尋ねたら主治医に聞いてみます、とのことで・・

14日、午後1時15分の電話は従姉妹から。

お中元が届いたよ、との電話に話した試験外泊のとき。

一人寝が怖いから一緒に寝て、屋外歩くのが不安になった、と伝えたら、従姉妹の旦那さんの母親。

90歳の義母も同じやったらしい。

通所サービスに行っているときは、なんともないが、家に一人おったら不安を訴えていたって・・

オークワで買った和菓子と水ナス漬を持参に汚れ物も手渡した。

S看護師からの情報提供。

左下顎歯茎の痛みはとれたそうで、腫れまったくなしにそろそろ退院を考えて欲しい、と・・

入院患者が増えて部屋が足らなくなった背景もあるが、3階受付に歩行器歩きは足取り軽く。

椅子に移るのも怖々でなく、少し離れていてもなんら怖がることなく自然体の動きで座った。

しかも戻りの椅子から歩行器に移るのもすくっと立ってラクラク戻っていった。

予定していた口腔外科は来なかったが、明日は外来歯科医師のF医師が患部を診る。

その結果しだいもあるが、来週辺りでもよろしいでしょうか、と看護師に伝えたらいいですよ、と・・

6月の外科入院費は10万円弱。

クレジットカード支払いした。

午後5時20分の電話。

従兄妹に電話しよう、と押したら簡易書留なんちゃらが・・

と、いうからその電話は詐欺やから絶対に出るな!と強い口調でやめさせた。

従兄妹の番号番号は、↓を下に、下に押せば出てくるから、といえばようわからん、という。

わからんかったら、もうせんでえー。

今度の見舞いのときに携帯電話持ってきたらえーからと口走った。

午後7時の電話は私に・・。

ドレッシング中元が届いたと伝えてきたもう一の従兄妹。

見舞いに行きたいというけど、コロナ禍では無理。

6月までは面会できず、着替え交換に持ち込み持ち帰りだけ。

7月になって面会は、できるようになったが、時間は15分まで、と話したら、えーってことに・・

従兄妹の旦那は、レントゲン技師。

テレビで知る例の保護服にフエースガードをがっちり装着。

仕事にいつうつってもおかしくない日々に、従兄妹の私もかかったらアカンし、心配募って鬱になるとこまできた、と話してくれた。

昨年12月から、孫と会えない事態にクタクタ。

従兄妹に気をつけてや、と声かけるのが精いっぱい・・

16日、病院見舞い受付に、体温は計測されたが、西棟に上がれなくなったという。

検温していた受付の男性職員がいうには病院職員に一人の感染者が発覚。

厳戒態勢中につき見舞い不可体制にした、と・・

着替え交換に来てくれたH看護師。

2日前に伝えられた退院日の設定は、来週火曜の21日を考えている、と伝えたが退院にあたってはPCR検査をし、2週間後にわかる陽性・陰性が判明しない、と無理ちゃうかなぁ、と・・・

駐車場に停めた車に乗ろうとした、そのとき慌ててやってK看護師は、おふくろから言われ、ややこしいことになっている携帯を渡して、と頼まれて持ってきた。

院内は、たいへんだろうと思いますが、としか言えなかった・・

帰宅してから調べかけた携帯電話。

受信電話は、きみちゃんからだった。

仕事先の病院は認知症患者ばかりでしょっちゅう掴まるようで。

コロナの件で家族と顔合わせができないから、認知が酷くなっているよう思える現状にたいへんや、という。

先日の夜におふくろと、だいぶ話していたという。

入院してからまた骨折したんや、とおふくろが話していたらしく、それもコロナによる鬱性のように思える。

話しが終わるころの午後5時。

鳴った電話は病院から。

発信者は、ナースセンターにお願いしてかけてもらったという緊急性の用件。

携帯電話の充電器を渡し忘れた、と・・

現在充電は満杯状態。

心配することはありませんから大丈夫です、と伝えた。

着信・受信暦から調べた結果、「簡易留守電」表示を見誤って、また簡易書留がきたと思い込んだ可能性が高いと判断した。

17日、T看護師からの緊急連絡電話。

21日に予定をお願いしたが、退院後の受け入れが難しくなったから延期になった。

こちらからはたぶんPCR検査結果が、陰性の判定になると思っていました、と云えばその通りで、誠に申し訳なく・・と、いわれるけどそりゃしゃぁないし‥

本日17日の京都テレビニュースが報じた今月11日に京都府南丹市・京都中部総合医療センターにおいて勤務する看護師の感染確認が・・・

入院患者など、計5人が感染とわかり外来患者の診療の一切を休止した。

この間の入院患者や職員ら約400人のPCR検査を終えて、全員が陰性と判明したことから7月20日から外来診療や入院受け入れを再開する、と報じた件から、おそらく2週間は封じ込め。

陰性とわかった段階で、退院になりそうだと思うが、そもそもの施設・幸寿苑が受け入れしなかったら・・・退院しても、通所リハもできないだろう。

17日、《新型コロナウィルス感染者発生のお知らせ【第1報】》。

当院職員1名が、新型コロナウィルスに感染していることが判明しました。
行政機関に報告し、接触者等につきましては調査しております。
経過状況につきましては、随時ホームページ等でご案内させていただきます・・とあった。

18日、玄関前に立てた病院職員のリハビリ療法士が7月15日に訪れた大阪での感染判明に濃厚接触の患者5人のPCR検査を実施した。

結果は未だだが保健所には連絡済で、報道の範囲内ではないと保健所の判断で広報には至っていない。

H介護士に着替え交換。

私も行く、と声を揚げたおふくろを制して階段を下りてきた、という。

持参したのは従姉妹のHちゃんが送ってきたお菓子と社長が栽培した真っ赤な西瓜。

先日渡されたおふくろの携帯電話の検証結果をかーさんが書いたメモ(※簡易書留と勘違いした留守電はFさんが残した中元のお礼。Hにも時間都合してお礼の電話をかけたらいい・・)を添付して渡した。

午後4時半ケアマネのFさんに電話した。

退院は決まったが、病院職員の感染が判明し延期になった・・と。

施設・幸寿苑も受け入れ停止になった。

ケアマネのFさんは、通所リハビリは、すぐにできないけど、我が家に毎日いるよりも病院で預かり管理してもらっている方が安心してられるし・・

施設・幸寿苑の通所リハビリ契約に必要な書類は、病院が発行する医療情報(※N主治医捺印発行の通所リハビリテーション指示書・リハビリテーション部報告書・患者基本情報3枚・薬歴情報)があれば、Fさんが直接、施設・幸寿苑担当者と電話交換で契約締結できる、という。

T病院職員も感染したと伝えられる情報に、大阪の介護関係者は自粛期間中の運用を現在も継続中。

ケアマネ会議は密室になるので電話対応している。

介護施設も出かけることなく、すべて電話対応。

また移動については電車、バス、タクシーを禁じ、マイ自転車にマイカー対応。

きっちり厳守しているが、大阪も増えつつあるから緊張感をもって仕事している、と話してくれた。

三男にもおふくろの現況を伝えたら、へぇーー・・・

18日《当院職員の新型コロナウイルス感染についての報告【第2報】》

当院のリハビリスタッフ1名が、新型コロナウイルスに感染したことが、7月15日(水)に判明しました。
これにより、患者様と医療従事者32名を対象に、PCR検査を実施したところ、現時点での新たな感染者は確認されておりません。
経過及び診療体制については以下の通りといたします。
【経過】
7月11日 勤務なし 大阪市内にて飲食
12日 勤務なし
13日 勤務あり (病棟業務に従事)
14日 発熱 PCR検査実施 (14日以降勤務なし)
15日 PCR検査結果で陽性と判明 / 濃厚接触者5名を含む32名の検体採取を開始)
16日 濃厚接触者5名を含む32名の検体採取完了しPCR検査へ
17日 32名全員の陰性を確認

【診療体制】
新規または初診患者の入院・外来ともに受け入れ中止。
救急外来の受け入れ中止。但し※予約をされている方はご相談下さい。
奈良県・保健所の指導のもと、新型コロナウイルスの感染拡大防止に全力で努めてまいります。
当院をご利用いただいております患者様、ご家族様、地域の皆様におかれましては、大変ご心配、ご迷惑をお掛けいたしますがご理解賜りますようお願い申し上げます

19日、Fさんからおふくろ宛の舞昆商品が届いた。

午後7時の電話は、下の世話から排せつ物の汚れに迷惑かけて感謝の気持ちに贈ってもらおう、とY看護師に住所を書いてもらった。

明日渡すから、と・・・

ところで聞いた歯痛の件。

Aリハビリ療法士との会話で判明したことは歯痛でもなく、歯茎の痛みでもなく、右側の歯っで噛んでいるせいか、左側の歯で、つい口腔内の皮膚を噛んでいたらしく、それが痛いという結論に達した、と。

結果に唖然としたあの騒ぎはいったいなんやってんやなぁ・・

20日、午前11時40分。

介護支援専門員のIさんからの電話は、退院に向けての今後の対応である。

当病院の職員が感染し、その検査に職員を含む病院関係者に患者さんらもPCR検査?。

いや、そうでなく職員の感染から何事もなければ、それからの2週間後の待ち状態から解放される、と見込んでのことであるが、来週の7月28日午後3時若しくは、29日午後2時、或いは30日時間限定でなくケアマネのFさんとの協議。

調整対応が対面でできるようになる。

大阪から奈良、そして病院への出入りも許可するのでご検討ください、ということだ。

その件は久しぶりに奈良へ出向く機会に法隆寺に詣でてみたい、と話していたのでFさんも喜んで受け入れてくださることでしょう。

私が間に入って日程、時間調整するよりも、電話をかけて直接、調整されるほうがスムーズに運ばれる、と思いますと伝えたらまったくその通りになった。

が、その結果は対応不可。

Fさんが属する事業所の介護事務所が許可できない、と・・

大阪の介護事業者は、4月初めに発令された緊急宣言自粛に基づき体制ならびに運用、特に対面接触については最大の取り組みをしており、宣言解除後の現在も継続中。

せっかくの受け入れ連絡であるが、大阪と奈良の地域差。

大阪については今も現状感染者増の日々。

なお一層の注意を払う実情に断らざるを得ない。



契約等の件については電話交信をもって対応するとし、退院直前までに対応したい件がある、と・・

Aリハビリ療法士が行ってきたリハビリ状況。

おふくろとともにその動体状況をみていただく機会を設けたい、と連絡があった。

また併せて毎週1回は、施設の受けいれ検査があり、降順との契約が31日までなら7月ケアプランになるが、退院が8月1日なら8月プランニング。

できるなら早めにセッテイングした方がいいか、と思い、7月30日までに施設・幸寿苑担当者の相談員Uさんと相談したうえで、契約も交わしたいので調整したいとされた。

その後にかかってきた電話が伝える設定日は、7月30日木曜日の午後3時。

先に病院へ来てもらってAリハビリ療法士からの報告。

もしかとすれば、N主治医からの報告も・・

それから施設・幸寿苑に移動し、先方担当者と契約を交わす。

5月に来訪され、その時に受け取った通所利用同意書(※要介護用)、サービス興味関心シート(※記入・捺印済)、8月1日以降有効の一割負担の介護保険負担割合証、有効期間令和2年4月3日より有効の介護保険要介護要支援認定決定通知(※要介護3)と印鑑持参に週3回(※5月打ち合わせ段階では要支援だったため、通所回数は週2回)希望に・・

但し空いておれば3回、空いてなければ週2回をお願いした。

7月15日に発症感染が判明し面会条件ならびに外来受付停止文書を手渡した介護士。

着替え交換にバレンシアオレンジ手渡した。

22日、午後1時の電話。

入浴できんようになって、シャワーで対応すると伝えられたので断ったから、汚れ物の着替えはないから持ってくるもんはない。

他に用事がなけりゃ、来なくていいというから本日予定は中止にした。

シャワーになったワケは詳しく話さないからわからないが、かーさんの話によれば先に男性が入浴になったので、掃除か消毒かなんか知らんけど、3日間はシャワーになったという。

22日、《当院職員の新型コロナウイルス感染についての報告【第3報】》
7月22日(水)現在、新たな陽性者は判明しておりません。

23日、午前11時過ぎの電話。

シャワーをしてもらったら、部屋が寒いから風邪ひきそうになったことがある。

だから、シャワーは怖い。

汗かきするやろ、と云っても怖いから断った、と昨日の話。

今日の午前中に身体を拭いてくれてさっぱりしたけど、どこ探しても靴下がないと訴える。

午後4時半の電話。

Aハビリ療法士から言われて、初のトイレ往復。

誰にも付いてもらわない独り歩き。

その様子に、みなが上手くいったね、と喜びの電話だった。

25日、午前中の電話。

勝手にトイレに行った。

行きたいときに行けたから束縛されることもないし、神経も遣うこともないから気持ちよかった、と・・

T看護師の着替え交換。

業務スーパーで買ったバナナに山陽マルナカで買った6個入りくるみパン。

黄いマッカもある着替えの交換を見たTさん。

それは、喜びはるわって・・・

で、購入した千円分の冷蔵庫カードも手渡した。

27日。

2日前に転送で届いた簡易書留で送った「後期高齢者医療被保険者証の届け先について(お尋ね)」。

不在のため本人確認がとれず、電話にて連絡要の通知にかーさんが午後に電話した。

入院中の身につき、不在の旨伝えたら代理人委任状持参で対応可とわかり、明日に伺う旨伝えた。

M介護士の着替え交換。

2日前に業務スーパーで買った小さめの桃3個パックが398円のところ100円引きだったから買ってきた。

甘くて美味しい桃。

皮を剥いて、食べやすくした桃2個持参に生薬歯磨き粉を持参。

それに、午前中に電話で頼まれたテイッシュペーパを2箱。

残りが10枚しかないって、訴えていたのでよろしくお願いします、と伝えたら・・・

M介護士は、事情を知っているらしく笑っていた。

午後4時半の電話は、とても美味しかった、と報告する喜びの桃の味だった。

大阪・住之江区役所・国民年金課に伺う28日。

「後期高齢者医療被保険者証」に委任状提出。

免許証を提示。

受領書に記入捺印し、受け取った。

なお、市役所からは、敬老祝いも。

500円券の利用買物は、近くにあるスーパーライフ御崎店でお買い物。

大和川団地自治会の草刈り、清掃に参加できないため、自治会の人たちに代行してもらうため不可代費を班長さんにお渡しした。

高齢者が多くなった、団地自治会。

やむない対応に理解している。

午後5時の電話。

1階の口腔外科に診てもらったら皮膚。噛んだのもあるが、痛みの原因は歯茎の老化だった。

診断治療が終わり、病室に戻っても痛い、と訴え、再度来診した。

治療に治った一報に、かーさんが伝えた歯科医の変更。

大阪・林歯科への往復は負荷が大きい。

かーさんも通院している病院の元口腔外科医師が経営するF歯科医院に換えたい、とつたえたら、それでいい、と了解してくれた。

28日、《当院職員の新型コロナウイルス感染についての報告【第4報】》
当院において、新型コロナウイルスの感染者が発生し、奈良県・保健所の指導のもと感染拡大防止に努めてまいりました。

7月27日時点で、新たな感染者は確認されず、当院の感染者と接触した職員・入院患者の健康観察期間が終了しました。
よって、7月28日(火曜)より新規外来患者、新規入院患者、外来リハビリ、救急患者受入を再開いたします。

29日、午後2時の電話。

入浴がなかったから汚れ物なし。



昨日に住之江に行って疲れているやろから、今日は来やんでえー、という電話に甘える。

30日、3階の面会コーナー。

退院に向けて介護支援専門員のIさん、Aリハビリ療法士、施設・幸寿苑のU相談員・事務担当におふくろも同席する三者会議。

8月1日の退は院午後3時。

施設・幸寿苑の通所リハビリは、毎週の月曜、水曜、金曜の午前9時にお迎え。

介助付きであるが自力入浴を目標に・・・

3ヶ月間適用する40分間のリハビリ運動。

建物外観は綺麗に見えないが、内装も設備も綺麗。

通所する日は、予め、家族も含めて体温が37.5以下を条件に通所許可する。

以上の場合は通所禁ず。

送迎車に乗る前から、マスクを装着。

施設内でマスクを外せる時は、食事と入浴のみ。

コロナ対策に、今もなお施設内の見学は許可していない。

不可だからいきなり利用、午後4時~随時送迎。

6月1日よりコロナ感染症に関わる費用負担が追加になった。

要介護3の場合は443円。

通所リハがはじまるまでに、リハビリ療法士による療養、自宅訪問し、動線環境を視察。

大阪のケアマネのFさんとの連携は、Iさんが担当する。

施設・幸寿苑のU相談員・事務担当から電話連絡をもって契約を締結する。

私が撮影・編集した大阪・大和川団地ならびに我が家の室内環境写真集は、Aリハビリ療法士からU相談員・事務担当に継続する。

午後5時半、ケアマネのFさんに退院日を伝える。

っ施設・幸寿苑の通所リハビリサービス日の決定連絡に、要介護3になったことから介護保険被保険者証の「居宅介護事業者・介護予防支援事業者」を“ケアプランセンターデイア1“に、変更手続きをしなくてはならないので、委任状を送る。

その際、記名・捺印し、併せて介護保険負担割合証のコピーを同封し送付してほしい、ということだった。

31日、正午直前の電話は病院からだ。

携帯にかかったが、間に合わず折り返し電話したら事務員からの電話だった。

伝えたい用件は7月30日で保険証の有効期限がきれるので、更新され新しくなった後期高齢者医療被保険者証を、ということだった。

丁度、先日に居住地の大阪・住之江区役所で受け取っていたので、これをお持ちします、と伝えたら、被保険者番号に変更なければコピーで構いません、と・・

明日、8月1日土曜日は退院日、一日違いで事務の検証が要るプロセスだった。

(R2. 7. 7、 8、 9、20、28 SB805SH撮影)

試験外泊の許可を得た

2022年03月23日 09時12分45秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この年、新型コロナウイルスが騒めいていた4月1日に入院したおふくろ。

今回で3度目の圧迫骨折が原因でイタタタタ・・。

安静加療の3カ月。

面会もできなかった丸2カ月。

その月の半分。

ようやく面会はできたが制限時間は15分。

積もる話もできない。

それが、やっと試験外泊の話しをいただいた。

ありがたいことである。

外の空気を吸うのは3カ月と6日ぶり。

なんと長かったことか。

杖で歩けるようになったことから許可が出た一泊二日の試験外泊。

お昼に寿司を食べに行こうと伝えたら、嬉しいと手を叩く。

病室から玄関までは車椅子移動。

前回入院時の試験外泊は3月3日。

お雛さんの日の外泊に選んだ食事処はかっぱ寿司柏木店。

本日、7月7日は七夕さん。

なんか、えー日に決めてくれた医療期間感謝する。

我が家の車は箱型軽バン。

乗り降りに木製ボックスを足台にして乗車。

すんなり乗れた移乗にほっとする。

(R2. 7. 4 SB805SH撮影)

ふり返る令和2年6月の介護まとめ

2022年03月15日 10時02分47秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くこと度々。

記憶は記録。

ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。

1日、午前10時半の電話。

朝に入浴してもらって気持ちいい、と一報を伝えてくれた。

笑顔でよく動く、よく喋る。

ベテラン介護士の支援受けて、椅子に座って入浴する機械入浴だった。

談話室の食事は4人、仲ようおしゃべりが嬉しい。

廊下に出ての会話は誰もしていないし、食事も少人数での入れ替わり制だから3密抑制を実施中。

そんなおふくろに代わって処理するかーさん。

新型コロナ対策特別定額給付金申請の書類に目を通す。

2日。

6月1日より、面会謝絶は西棟に限り緩和され、以前と同じように3階待合室で面会できるようになった。



ただし、面会制限時間は15分。

あっという間に過ぎて20分間になってしまう。

3日、午後4時の電話は・・・。

今日初めて1階の口腔外科に下りたそうだ。

介護士さんに付いてもらって歩行器で行けた。

30分ほど、歯の掃除などをしてもらって口の中が軽うなったような気がする、と伝えていた。

4日。入浴遅れに、午後4時になりそうだ、と電話があった。

3階受付にて、Y介護士対応に、この際きれいに、と思ってロッカー整理。

なんと、空袋がいっぱい・・・

なんで、着替えも含めて持って帰って、という。

かーさんからの伝言がある。

歯磨き粉、石鹸、シャンプーやリンスは不足していないですか?

十分間に合っている、と返ってきた。

本日届いたばかりの梅干しに節句のかしわ餅を持参した面会。

談話室の長椅子で久しぶりに顔を合わせる面会に思い出した。

1月4日に入院したときのこと。

談話室に居たとき何度ももどした。

そのときの処置をしてくださったY看護師。

ずいぶん、お世話なって、点滴してもらってたんよ、と話す。

今日、従兄妹のYちゃんから電話があった。

お義母さんが、弱い痴ほう症らしく、1月は身体を壊したが、今は大丈夫。

毎日の通所サービスに自ら歩いて往復するお義母さん。

ご自宅で食事を摂る。

一人暮らしに3食の炊事もして食べている。

愛娘は3月にヨガの勉強にインドへ行き、学校に入ったが新型コロナの関係で日本に戻られなくなった。

が、なんとかキャンセル待ちで出会えてかろうじて戻ってきたら、それはそれで賑やかに、なったと悦びを伝えてくれた。

6日。入浴したからって云っていたが・・・・

着替えを交換した汚れものの枚数が少ないのは何故?。

お向かいさんからもらったハチクを料理したハチク煮に胡瓜の漬物も持参する面会。

午後6時半の電話は、寒さを訴える。

エアコンが、効きすぎたのか、寒いから長袖に冬物の服が欲しい、と訴える。

逆に、昨日も寒かったもんだから着込んで寝たら、汗びっしょり。

肌着が足らんようになった、と・・・

8日。午後1時の電話は、午前中に入浴したので汚れものがいっぱいになった。

午後1時半の電話は、口腔外科診療が急に入ったからこっちにくる時間は遅らせて、と・・・

Kリハビリ療法士にエレベータ前の出会い。

その後のおふくろの状態を、教えてもらった。

聞けば、痛み止め服用しているからリハビリ運動が継続できているそうだ。

病室から歩行器移動に連れ添うSリハビリ療法士は、九条町住まい。

自転車通勤にラクしている、と話してくれる。

現在の運動は、廊下の手すり支えと杖つき併用で行っており、特に問題はなし。

療養する私の家に、本来居住地の住之江の住居環境とらえた写真図を預かっている、という。

そう、その写真図は私が撮った写真にコメントを入れた解説もの。

詳しくは未だ見ていないが、高さなど環境の詳細がわかる資料は初めて見た。

これほど詳しく、Sさんは、たいへん驚いた、と云ってくれたのが嬉しい。

介護支援専門員のⅠさんから、再認定介護決定はどうでしょうか、と・・・

6月上旬の予定通知は届いたが、介護認定書は、まだ届いていない。

届けばすぐに連携します、と伝えた。

おふくろは、薬はみな飲んでいるから毎日が痛くない、と喜んでいる。

先日に持っていった筍煮が美味しくて、その晩に全部食べてしまい、心配やったがしんどくはならなんだ。

今日は洗い立てのピンクパンツにわらび煮をもっぺん持参した。

これも全部食べやんと、半分は残しときや、にそうするという。

筍煮は残るだろう。

そう思って、冷蔵庫カードを追加購入。

支援に連れ添う看護師さんに手渡した。

午後6時前、ケアプランニングディア1のFさんから電話があった。

再認定結果はどうなっているんでしょうね。

6月上旬通知がまだなんです、と尋ねたら・・・

新型コロナウイルス対策に、審査会が遅れている可能性もある、という。

退院の日はまだ何も決まってないが、現在はリハビリ専門の西棟で運動中。

痛み止めの薬を毎日飲んで、なんとか運動に集中できるようになっているが・・・

いずれにしても再認定結果がわかればすぐに連絡をということで、Fとの契約は退院もはっきりしてから・・と

取り敢えずは、退院後の療養に通所サービス利用について、区役所の介護保険課届けで間に合うそうだ。

9日、介護の再認定結果が届いた。

結果は、要介護3であった。

ケアプランニングディア1のFさんに、その旨伝えたく電話をかけて。

地域包括センターは、認定に変わりがあれば、自動的に契約は切れ、ケアマネージャーのFさんに移る。

退院日が決まれば、その日から介護に移り、通所サービス施設に連携。

担当者と電話のやりとり。

ケアマネージャーのFさんは、大和郡山に出向いて、おふくろの容体、身体状況を確認した上でケアプランを策定される。

負担金割合の更新は、収入算定市税が決まった後の、8月1日付けに7月上旬に送付される。

それまでT病院の介護支援専門員のⅠさんに連携したく、呼び出したが多忙のあまり連絡もとれなかった。

やっと空いた時間帯。

院内事務を終えたころに電話が鳴った。

「要介護3に決定しました」と、伝えたら、えぇーっと、驚かれた。

Fさんは、身体状態を診てからケアプランをたてる、と云われているから、と伝えたら、退院日が決まれば、その前にT病院に来られて、院内のリハビリ室を見学に療法士さんと顔合わせなど、今後対応つめていきたくⅠさんからFさんに連携します、と・・・

10日の電話は、3回目の口腔外科診療清掃。

伝えられたのが嬉しくてほこほこ看護師さんに連れられて1階に下りたおふくろ。

掃除してもらったら、すっきりして気持ちいい、と喜んでいた。

午後は、久しぶりにAリハビリ療法士がしてくれるって、喜んでいる。

面会に、洗濯済の着替えと、従兄妹のきみちゃんが送ってくれたオカキを持っていった。

そのオカキ、なんでも爆発的に売れているオカキだそうだ。

食べたおふくろ。むちゃ旨かった、と感想を伝える。

面会終えて買い物。

自宅に戻った直後にかかった電話は、大阪のアロンテイアクラブ。

事務のYさんから電話は、3月分の利用料金の計算が誤っていた、と・・・

清算し、誤料金は返金します、という連絡だ。

4月27日に引き落とした5957円は、誤り。

正しくは2713円だったので、誤料金返納額が3424円。

郵貯銀行の口座に返金する、という連絡。

なお、送り状は、従来通り。

現在、転送届しているので、これまでの料金請求書・領収書など、私の住まい地に届いているからご安心ください、と伝えた。

11日は、大阪梅田に出かけておふくろに世話してくれている親族、親戚に中元の手配。

その役にかーさんは大阪・梅田大丸に出かけて行った。

ケアプランニングディア1のFさんに午後、電話をする。

明後日の土曜日、ポスト整理に住之江に行くので、都合良ければ先日届いた要介護3の認定受けた介護保険被保険者証<※ 認定日令和2年6月5日-有効期間令和2年4月3日より1年間>の確認をお願いしたい、と伝えた。

そうしたら、介護レンタル用具の垂直型手すりの一時撤去について、バラの木の伺いに二つの方向が考えられる、と・・・

そのままで構わない場合であれば、レンタルは継続するが、事業者が撤去する、との回答であれば、住居にきてもらうことになる。

また、先日に介護支援専門員のⅠさんと情報交換。

現状では退院日は決まってないが、急性期病棟の東棟から移った西棟は回復期リガビリテーション病棟。

7月いっぱいは受け入れ可能であるが、回復兆候が目覚ましくリハビリ運動も良好であれば、7月末を待つことなく退院になるでしょう、と・・・

6月13日土曜日・午後1時半に住居に伺う。

大阪・住之江地域包括センター関連の書類などの確認もあるので、介護保険被保険者証はそのまま持ってきてもらってコンビニでコピーしますから・・と、云われたので、なんなら我が家でコピーし、持参しますから、と伝えたら・・助かります・・・

13日は、大和川団地4階居住室。

本日の用件は二つ。



一つは、介護用具事業者のバラの木の作業。

この年1月に入社された男性職員。

ハンドルを回して緩めたレンタル用具の支柱手すり。



あっという間に、外して撤去。

長い棒のような介護手すりを搬出。

車に積み込んで帰った。

もう一つは、ケアプランニングディア1のFさんと事務手続き。

介護支援専門員・介護福祉士の資格をもつベテランケアマネージャーのFさん。

要介護3の認定がくだった介護再認定被保険者証は、三つ折り部分をカラーコピーした控えを提出した。

現住居保管の介護保険負担金証は持ち帰り回収。



郵便ポストに投函してあった政府発行布マスクの回収もしてくださったFさん。



実は、と口を開いて話してくださったFさん。

パワハラを受けていた前事業所を退社し、ケアプランニングディア1に転職していた。



※ 平成30年11月21日の話だ。

所属していたF介護センターはM&A。

次の事業者とはそりが合わず平成30年11月末を以って辞職し、前事業所に転職し。

平成31年3月1日に正式契約した。

その後の9月。

パワハラを受けていた前事業所を辞職し、ケアプランニングディア1に転職した。

今のデイア1社長は、さっぱりした人で利用者さんに喜んでもらったらえーねん、という方。

Fさんを含め、3人体制のケアマネージャーで巧く運営できている。

気が合うのだろう、愉しんで仕事をしているそうだ。

退院日がやっと決まったおふくろ、と久しぶりに会う面談。

身体具合の確認に大和郡山に寄せてもらうとき、奈良観光をしようと思っている、という。

昔に出かけた法隆寺の門内売店で買った、と思う筆の書き心地。

父親が喜んでいた、と嬉しそうに話すFさん。

その筆は、写経に作られた筆かもしれない。

中宮時の弥勒菩薩、お釈迦さんは、亡くなられて56億7千年後に仏になってこの世に現れ釈迦の教えで救われなかった人々を救済する、と云われる未来仏が好きなんです、というFさんに、是非とも奈良まで来られるよう、お迎えにあがりますから、と伝えたら喜んでくれはった。



14日、午後の電話に、さっきにリハビリ運動が終わったばかりと伝える。

それを待っていた、と今から行くから持っていくのは洗濯済みの着替え。

一昨日は忘れて、持っていけなかったぶどうにバレンシアオレンジ、キウイの果物に歓ぶおふくろ。

前も食べたというぶどうがとても美味しい、と・・・

で、美味しいのはもう一つある。

従兄妹のきみちゃんが送ってくれた河内長野の豆の蔵元のよりどりみどり。

私は、わさびがいちばん、と云えば、製造元だから売っていない、と電話でそう言ってたらしい。

本日のリハビリ運動はSリハビリ療法士が休みだから代行してくれたYリハビリ療法士。

ベッドに座ったまましてうれる筋肉マッサージ。

廊下を3往復する手すり支えに杖搗き歩行。

そういや、歩行器で受付まで来る足取りは軽い。

明日の月曜日からは痛み止めは停止になったようだ。

4階のリハビリ室に行くことがないというから平行棒訓練とかはもう無用。

廊下歩きが主体になっていた。

これで階段の昇り降りの訓練に入ってくれば、いいのだが・・・

ところで、14日の新型コロナウイルスの動向は・・・・

ウイルス対策が功を奏したと断言、豪語していた韓国に中国が、今またウイルス感染。

北京は非常事態にクラスター発生のニュースは第二波を告げ、月末にはとうとう都市封鎖、いわゆるロックダウン発令。

一方、国では東京都心部の夜の街がクラスター。

留まることを知らない夜の街クラスター。

感染者数の半分以上にも達する。

店の若い人たちから夜の客が拡大の一途。

これまでと違った発生源も新たに・・。

高齢者が集まる昼間のカラオケルーム感染者は東京都だけでなく札幌もまたクラスター。

その後は小樽のカラオケも・・・

札幌と小樽を行き来したカラオケ高齢者もあるが、緩んだ人たちによって拡大し続ける感染者たちの行動を縛ることもできない。

また、海外から成田、関西空港に到着した10歳未満から60歳代の男女14人が感染していたと厚労省が発表。

内訳は日本国籍者数が4人。

残りの10人は外国籍。

空港検疫で感染が確認された。

成田空港に着いた13人は、10歳未満の女児3人を含む8人はパキスタン国に行動歴があるという。

茨城、埼玉、神奈川、岐阜に在住。

福島、埼玉、東京に住む4人はフイリピン国を訪れていた。

16日、前日から痛み止めの薬は停止されたが、今のところ痛みはない。

着替え交換に筍ご飯を持参した。

請求書発行に受け取り総額が87920円。

クレジットカードで支払った。

帰宅し、請求書などを確認していたら、病院のお知らせに新型コロナウイルス対応緩和策が・・・

なんと6月10日からは家族2人までになっていた。

17日。入院中の様子伺いの電話がなった。

実弟三男からの電話。

6月からの新型コロナウイルス対策は、緩和措置。

リハビリ専用棟に移ってリハビリ中の観察できる見舞いに1人15分の条件になった。

そのことを伝えたら、T病院のHPを見ているから知っている、と・・・

実は、と切りだす本日の電話の目的はパソコンが乗っ取られたという件だ。

ヤフー検索に「電車乗り換え」をしていたとき、である。

突然のごとく高い音量で発する警告音。

メッセージにここをクリックしたら解除される、と指示があったので思わずクリックしたら電話がかかった。

その声の主の言語は中国語。

ワケわからない話にどうやら金を振り込んだら解除するって・・・・

それってフイッシング詐欺やん。

パソコンをオフって解放されたが、電話は繋がってしまった。

ならばスマホにもある、と思う番号削除に、同番号を抑制設定しておけば安心できる。

そして、パソコンはクリーニング。

つまり初期設定に戻したら使える可能性もあるから、と伝えてきた情報連携だった。

18日、昼前にかかったおふくろからの電話は、洗髪シャンプー・リンスが少ないから買ってきて・・・

この日は、駐車場が満車状態。病院の対応が緩和されたからであろう。

西棟3階の受付も4組が集中した面会の時間帯。

Y看護師の計らいに352号室前の廊下椅子に座らしてもらった。



病室を覗いたら、がらーん。

病室は不在状態。

そのワケは、午後2時が予定だった入浴は遅れ、現在入浴中ということだった。

午後3時半、入浴を済ませて歩行器ですたこら移動してきたおふくろ。

今もリハビリ運動は、3階廊下の3往復。

杖をもって、廊下手すりを支えに歩きが主に。

リハビリ療法士は、その動きを診ているだけ。

何かが起こればすぐに対応できるような寄り添い支援。

入浴を済ませて面会が終わったら、本日担当のAリハビリ療法士に運動してもらっていた。

着替え交換に手渡す焼きナス。

病室への入室は1、2分程度ならOKと許可。

看護師さんの承諾のもとに手荷物移動・・・

ベッド戻りに付き合った際、テレビ台に置いていた私がとらえた「下がりセッコクの花」写真に、みなさん反応していた。

どうしてこんなに奇麗に撮れるのですか?、回答に息子が写真家でして・・・と、伝えたそうだ。

口腔外科診療医療費、スケーリング処置など支払って院外に出た

最近の新型コロナウイルス状況に、都道府県をまたぐ禁足令が、6月19日に解かれた。

とたんに走り出したニュース映像の観光バス。

待ちに待った人たちが押し寄せる。

テレビで早速始まった無観客試合のプロ野球中継に、ドラ音に叫び声が・・ジャイアンツの応援団が、あたかもしているような音声にうんざり。

他試合の放映にはソレは一切なく、本来の無観客試合にきちんとしているチームもあれば、しないチームにうんざり。

その日の夕刊に書いてあった記事。

「野球中継の担当者は、“無観客試合で球場が静かになる中で、打球音や試合中の選手の肉声など、普段の中継では聞こえない<音>を大切にする演出で野球の醍醐味を伝えたい”と話す」とあったが、どこにそんな声が聞こえていたんや、と思いたいくらいの演出音にうんざり。

特にビジター側の球場、である。

己のチームが攻撃側に移ったとたんに喧しい。

太鼓、ラッパなどの音響音がたまらんくらいに煩い。

期待していた無観客試合はどこに行ったんだ。

20日、午前9時のおふくろ電話は、お通じ薬。

一日に3回の通じ薬は、ご自身でコントロールしてもいい、と看護師さんから云われて数日間は止めていた。

が、昨日は2回も服用し、夜9時のもよおしにトイレが間に合わなかった。

衣服から靴まで汚してしまったおふくろ。

Y看護師が脱がせ、着替えに水洗いをしてもらって・・・難儀なことをしたと悔やんでいる。

申しわけない、申しわけない、を伝える電話に、かーさんは患者さんの一人や二人はいくらでもある話。

みながそうであるわけでもなく、申しわけない、と口にしない患者さんもいる。

看護師さんは、それが仕事だと思っても、割り切らないから悔やんでいた。

申しわけないばかりを口にしている、としまいに鬱になるよ。

感謝の気持ちが、あるんだからそれで良し。

ありがとうと伝えたらそれで良しだよ、と伝えた。

T病院の転落防止計画書、アクセススコアに、押印を求められたが、本日に印鑑は持ち合わせていない。

次回の見舞いの際に、提出予定とし、預かりサインをしておくが、データ記録日は入院日の4月1日と東棟最後の日の5月30日だった。

東棟から西棟に移ってもサインが要る書類である。

顔を合わせて、直に見るおふくろは、鬱でもなんでもない様子。

2日前、と違って足の動きは軽やか。

フロアの椅子に座るのも自然な動きに顔も明るいから調子がいいよ、と話しかけた。

痛みがまったくナシだから、元気な表情をとる。

廊下の往復運動のリハビリ。

杖も使わず、手すりも頼りにせずに歩けるようになった。

あとは階段ですね、と押印求めたK介護士に話したら、リハビリ療法士と相談しながら進めていく、と・・・

椅子から離れて歩行器に移る際。

椅子の手すりを持ち、力をかけて屈伸したら、と声だけで支援したら、すっと移れた。

T看護師が持ってきた着替えの交換。

住之江で着ていたパンツ3枚は置いといて・・・

冷やしてもっていったグレープフルーツ。

ひやっと言いながらも2切れ食べた。

24日の状態。

面会受付の3階。

この日も多く、面会を避けて廊下待機をしてくださったY看護師。

本日は、、朝から院長の回診があり、入浴もリハビリ運動も後回しになった。

だけど、さっぱりした、という顔に艶がある。

声もはっきりしていて元気そうだ。

件の下痢があったから腸を活発化させる薬は勝手にやめた、という。

Y看護師お話によれば、排便しにくいときは飲む。

ご自身でコントロールしてもらっている、という。

そこまでできているなら御の字。

Y看護師は、西棟へ移った直後に、あげ戻しがあったし・・。

先日は、下痢症状に、迷惑かけてなぁ、と本人がお詫び。

そんなことありません、衣服などの汚れは水洗いで十分でしたから、こちらこそありがとう、と逆にお礼を・・・。

実は履いていた運動靴の左かかとが、汚れてこれも水洗いしたのですが、今はこれを履かずに別の靴に履き替えしましたが、どうしましょう、と云われるので、それは持ち帰って奇麗に洗っておきますから、とかーさんは引き取った。

枇杷を食べたい、果物食べたい、の電話に8個入り500円の枇杷を、皮を剥いてもっていったが、硬いという。

ころころ転がるから、爪楊枝よりも指で掴んでがぶっといけば、といっても無理なよう。

後でゆっくり落ち着いて食べるようだ。

本日のリハビリ運動は、まだだが現状は杖搗きと手すりで・・・

6月25日のコロナ禍対応。

解除後に初の国交便が飛び立った先はベトナム

ビジネス出張者、つまり企業駐在員とその家族に限っての渡航である。

状態が整えば、タイ、フイリピン、マレーシア、シンガポール、インドネシアにインドが続くであろう。

26日の着替え交換。

小玉西瓜が美味しい、と云って面会の場で食べた。

階段訓練が始まらないので、いっぺん聞いておこうかなって吹き込んだ。

28日、午後2時の電話は??。

見舞いに来てはります、と云われてひょこひょこ受付に行っても、私ら家族がおらん。

なんでやろと思って、看護師か介護士に尋ねたら、1階のコンビニエンスストアに行っていると思いますの、返答にまさか??

私たち家族は何も云わん、とそこへ行くわけがないって言ったそうだ。

で、コトは受付のミスだった。

病棟のフロアが違ったのか、見舞いの人が違ったのか、それとも受けた看護師が勘違いし、おふくろだと判断したのか・・・・

たぶんになんらんかのミステイク。

それこそワケわかんめい状態に、どなたかがパニックになっているのでは、とこちらが杞憂しなきゃならん状態に・・・

で、3階受付場に3組。

食事する談話室も3組の家族さんたちが見舞い面会中。

と、いうわけで配慮してくださり、なんと病室で一人ポツンと待っていたおふくろに・・

えっ、なんでと思うくらいに、目が白黒点になったおふくろ。

積もる話はないんだが、とりあえず着替え。

ハッスル5で買ってきた小袋入りのおかきがあるで、と伝えたら、喜んで食べた。

これもって帰って、といって手渡されたミニサイズ袋にバナナが残っていた。

食べるんかい、と云えば食べるからおいといて・・・

持ってきた焼き茄も、今日食べるから、と喜んで・・・

ちなみに冷蔵庫カードが棚に2枚。

挿入たらピコピコ、エラー音。

看護師さんに見てもらう、ということで・・・

欲しいのテイッシュペーパー。

ずっと忘れていた7月カレンダーは明後日に持ってくるからね。

声を潜めて囁く。

隣の患者さんがいびきなのか、夜中に昼間にグアー、グアー。

耐えられんかったら看護師さんにいいえばいいから、と伝えた。

携帯電話の受信記録の確認に見知らぬ番号が3件も。

後にわかったその番号は従姉妹の家の番号だった。

30日。明日からはAリハビリ療法士が担当する。

今日は、他のフロアに異動するSリハビリ療法士は、丁寧にしてくれた。

また、レントゲン撮影もしたが、まだ先生も診ていない、とY看護師が伝えてくれた。

着替え交換に、話す食べの物のこと。

この前の小袋入りおかきは、美味しかったからすぐ食べて、少なくなった。

皮むきオレンジを持ってきたつもりが、なんとキリボシダイコン煮だった。

パックが、2つになったから1パックはもち帰る。

評判の宮崎さん撮影の卓上カレンダーは、7月・8月。

差替えはF看護師にお願いをする。

すると、おふくろが初めて買い物に行きたい、と意欲をみせた。

地下にある院内コンビニ行きは勝手にできないので、主治医の確認をとっておきます、と・・・

簡易書留詐欺のことは忘れてしまいや、と言ってくれたから記憶から消した。

皆目覚えていないっていうけど、どうやら3回は、連続してかかってきたらしい。

携帯の記録には、その迷惑電話番号はそれっきり。

最新のデータしか残らないようだ。

東棟エレベータ前で1カ月ぶりにお会いした東棟担当の地域連携相談員のUさん。

主治医から、お話はないですか・・と聞かれたが、それはまだ。

午後5時過ぎ、帰宅してからの電話はおふくろだった。

院内コンビニに行かれる場合は、家族さんが支援する車椅子に座って行く場合に限り許可が下りた。

ただし、短時間の往復が条件付きである。



30日の東京はぶり返し。

5日連続の50人以上の感染者数に、相も変わらず半数が不明の感染経路のコロナ感染者・・・

埼玉県知事は、東京への移動は避けてほしいとメッセージを送っている。

大阪は、久しぶりの5人の感染症発生に検討が入った。

奈良に近い京都もまた4人の感染者に、5日間で14人もの陽性が判明。

しかも、本日30日も2人が感染したと発表した。

事態は収束の様相をまったくみせない。

(R2. 6. 2、 3、 4、13、18、30 SB805SH撮影)

ふり返る令和2年5月の介護まとめ

2022年02月17日 08時50分20秒 | むびょうそくさい(おかん編)
この月もおふくろの介護の関係で大阪・住之江に行くこと度々。

記憶は記録。

ふり返る際に思い出したい事項は書き記しておく。

1日.。本日は、介護の再認定調査がある。

奈良市の市社協所属の男性調査員のM氏が担当。

立ち合いに私ら夫妻。

田北病院からは相談員のUさん、

看護師はYさんが就いた。

調査面談場所は東棟のカンファレンス室。

窓もドアも解放した状態で調査面談をされるが、入院した日は間違えるし、経緯もまるで理解していないから、3年前の状況か遡ってそれぞれに発症した部位がまったく違うことも説明した。

その経緯は大切なこと今年の1月4日に入院、安静加療にリハビリ運動をされて3月15日に退院。

我が家でしばらく状態を診て大阪に戻ったが、数日後に通所サービス、買い物ヘルパーしたその日辺りに痛み発症。

4月1日に大阪から軽バンに載せて病院検査などなどの経緯を伝えてから始まった質問である。

安静加療した半月後に週2回の入浴にリハビリ運動をするようになったが、すべて看護師、介護士の支援を要する身体状況に、これできますか、と指示する腕髷曲げに足屈折。

車椅子から立たせてさせようとする調査員。

右足、左足は直角にできますか、と言われたら無理してでも動かそうとするおふくろが渋い顔に。

むちゃやらせたらあきまへんがな、と調査員に苦言を申した。

事務的に調査するやり方、しかもこれできますね、という言い方に頷くおふくろ。

これもまた誘導尋問。

結果は一人でできますってことにならないか心配だ。

短時間で終えた調査員、リハビリ担当しているKリハビリ療法士に問いのお願いもすることなく退室した。

その後は相談員と看護師と今後のケア。

目標地点をどこにもっていくか相談する。

基本は退院して我が家で暮らせるかどうか。

トイレも入浴も家族支援をもって回復できるか。

回復しても大阪に戻る前に前々回と同様に介護施設のウエルケアに通所も考えている。

大阪はエレベータのない市営住宅。

前々回も前回も階段数の47段がクリアーできるのが、退院への目標値。

かつては我が家にリハビリ訪問も実施できたし、そのとき、そのときの身体状態で判断したいと伝えた。

ま、新型コロナウイルス拡散防止対策に極力の接触者減を検討した病院は、予定していたリハビリ専門の西棟へと伝えていたが、取りやめた、という。

それこそ仕方のないことであるが・・。

その関係もあってこれまでずっと対応してくれていたKリハビリ療法士も担当フロア変更の配置転換に東棟2階になると・・。

担当は替わるので、これまでの経緯に目標設定も詳しく次の担当に説明したいと云ってくれた。

戻るのはどちらになるか今のところ不明だが、部屋、トイレ、風呂への導線、介護用具の配置図を書いて説明し、たまたま携帯電話に残していた我が家の玄関環境と軽バン乗降に使う踏み台も見せて理解してくださった。

午前11時から始まった調査に今後のあり方に同席していたおふくろは昼食の時間帯。

握手して一旦は離れる。

現在は面会謝絶の新型コロナウイルス拡散防止対策中。

入院した日から1カ月間は顔を見ることもない。

年老いたな、と当初は思っていたが、調査に応えるはっきりとした口調。

調査員の声もよく把握できている。

マスクを外してもらったのも配慮であろう。

対応している間に顔つきも聡明だったのが嬉しい。

調査員のご飯はどうですかに美味しいです、と答えていたのが嬉しいが、調査員の退席後に話した入れ歯。

たった1回しかしてくれなかった差し歯洗浄。

つい先日に看護師から云われた差し歯を外して洗浄剤に・・よりも、歯を磨かせてほしいと訴えるおふくろ。

家に居てても夜中に起きてでも歯磨きしてきたが、この1カ月間は口の中が気持ち悪いと訴える。

実は、口腔外科の対応ができなくなったと・・。

新型コロナウイルス拡散防止対策の関係で口腔外科員との直接触はできなくなったのだ。

総入れ歯であれば市販の洗浄剤でも可能だが一部入れ歯の差し歯の場合は、外した差し歯は奇麗になっても、入れ歯じゃない本歯の洗浄は不可。

ならば歯磨きは、といえば病室にある洗面場は車椅子では顔を洗う程度しかできない、という。

それは何故に・・。

洗面台下には空洞がないから足が入らない。

西棟の洗面台ではそれができるが、東棟ではできない。

ならば入浴時にできるのでは。

またベッドに居ながらでも歯磨きはできるでしょうに。

私が入院していた肝膿瘍処置。

丸々1カ月半もベッドに横たわったまま。

食事に歯磨きは座ってしていたが、ここの病院では・・。

歯磨きができるように検討をお願いした。

食事を済ませてまた戻ってきたおふくろ。

こんな機会は滅多にできるものではないからと病院の配慮。

家族だけの時間帯も設けてくださった。

それにしてもおふくろが完全な誤解をしている件がある。

入院してから圧迫骨折は5回も、という、入院中に痛みを生じたアレは圧迫骨折と思い込んでいる。

医師がベッド横で交わした説明だけであってもそれが骨折1回に計上している。

ストレスが重なることで、妄想が積み上げられる勝手な思い込み。

今回の骨折は3回目。

リハビリした人がこうしたからとか、新しく住処に設営したマットレスベッドが悪いからそうなったとか。

人のせいでも道具のせいでもなく94歳の身体であれば知らず知らず、何をしたのかも気がつかずに骨折するケースが多い。

3月入院中の試験外泊のときも本人の動きが招いた筋肉痛もカウントしているし。

大阪に戻ったとき、くれぐれも身体半身は捩じらないように、と云っていたが、意識もしてないから椅子に座って言った通りの動きをしていた。

おふくろに理解してもらうようコンコンと説明をしていたが、家人の知らない場面で自身がしている捩じり。

それが原因。

決して人が、道具がじゃなくて、おふくろなんだとこんこんと話したら、そうだったと思うと・・。

帰宅してから2時間後の午後3時、おふくろからの電話は、ありがとうだった。

何かのせいではなく、捩じりが・・とわかったようだ。

午後2時半、大阪ふれんど介護センターのFさんより☎。

介護認定関係の書類送付は現行通り我が家宛て送り・指定解除申請しない限り我が家に郵送される・・

また3月のケアプランに本人代理のサインをお願いする文書を送るので同封の封筒で返送下さい、と・・

併せて西棟移動が不可になったことと調査員の態度に、がてんいかず注意したと伝えたら、付き添いしてもらってありがとう、と云ってくれた。

ちなみに本日の用事はまだある。

いつもの着替え交換である。

パジャマ姿の車椅子。

ズボン下がなく風がスースーとするから太ももから上が寒い。

寒いからついついカバーするひざ掛けであるが、かーさん云うにはパンツを下履きにということだ。

また、昨日に買ってきたフラワーアレンジメントはまったく使っていないテレビの前に落ち着いた。

私の写真は4枚目。

今回は橿原・大谷でしていた苗代つくり。

手前に咲く花を添えた写真である。

これまで3枚も提供しているがどれもこれも重宝しているというから返却はない。

もうひとつはよってって、で買ったトマト。

昨夜に食べたトマトが絶品の味だったからもってきた。

そのトマト、とても甘くて美味しいと夜9時に電話で伝えてきた。

3日、着替え交換にトライアル買いたてバナナとサンデイで買ってきたのきよみオレンジを持参。

返品は新婚旅行の土産受け取りに出かける直前におふくろがかけてきた電話要求の冷蔵庫カード。

5月1日の面会におふくろが訴えた歯磨きはどうされているのかわからないので、お口くちゅくちゅのCMで有名なモンダミンをしたらどうか、と尋ねたF看護師。

後からきたY看護師に相談したらベッドに座ったままで歯磨きしていると・・・

ただ回数は少ないらしく、磨いたあとのペッペは容器に吐き出し。

モンダミンも用意できるなら構わないということで・・

別途、要求のあった一口サイズ使い切りの佃煮海苔は家に残っていたので、あとから持参し、介護士さんに渡した。

6日、午後1時半電話に汗かいて着替えないという訴えに、4日も持っていったのにもうないなんておかしい。

ロッカーに残ってるんやろ、と疑心に着替え。

ノイローゼになりそうと悲鳴をあげるかーさんに、看護師さんもってきたら数えたらえーやんと云った。

で、着替え持ち込みにS看護師がもってきた着替えは満載や。

毛布も、もういらんそうで、交換に夏用の汗拭きタオル。

数えたら5着もあったからすべてが廻っていると判明。

この日は、炊きたてほやほやの筍ご飯と蕗の佃煮を持参手渡した。

7日、K看護師着替え交換に昨日預かった汚れ着は洗濯して持参交換したが、1着しかないって憤慨するかーさん。

隠してんのか、それとも隠れてんのか、イライラばかりが・・。

病院はまだ冷房が入っていないので、昼間に窓開放を、夕方は寒くなるから締め、それからの室内が冷える。

だから厚着してしまう。

朝になったら汗拭きで着替え。

かつ1日2回の場合もあるから回数が増えた・・・

玄関に遭遇したU相談員は、介護支援専門員のIさんとか看護師・リハビリ療法士と相談した。

郡山の介護施設経由とするならFさんからのチェンジ手段がやっかいなことになる。

大阪に戻ることを先決の課題ととらえ,目標設定した方が,意欲が前向きになる。

これまでの暮らしができる前提に、その目標に到達は不可能となれば、郡山介護とした方がいいと判断したのでその方向で進めるとの、と・・

9日、H介護士が対応した着替え交換は大量枚数。

引き換えの洗濯済が1枚。

お部屋は冷房してません・・・

今日の入浴にほっこりしたのか、今お休み中、と伝えてくれた。

10日、HU看護師はこれしかない、とタオルだけを・・・

昨日に受け取った大量着替えに、撮れたて我が家のセッコク万里江写真を渡した。

12日、H看護師のリハビリ運動にも使用している歩行器。

痛みがなければトイレ往復にもしていく予定におふくろが弱気になっているような・・・。

かーさんは3カ月越えたらどうなるのか、と問うが答えは頑張るしかない。

私はほぼほぼ前回と同じようなペースで、いずれ試験外泊をされるでしょう、と思っている。

請求書を受け取り、クレジットカードで支払った。

ところで昨日の夕刊にこうあった。

「面会制限弁護士会は反発」見出し。

サブ見出しが「緊急事態宣言対象の都府県刑務所・拘置所のコロナ対策に収容者との面会は弁護士に限ったところ、一般面会の一律禁止に疑問を、家族や職場の人と裁判方針や今後の仕事も相談できず不利益であると制限の見直しに法務省に改善要望」。

続ける記事は「こうした中、法的措置に踏み切る収容者も出、東京拘置所に拘留中の男性被告が違法だとして国を相手に禁止取り消しを求めて東京地裁に提訴したが、5月1日に却下された」と産経新聞の記事にあった。

が、私どもの家族が入院している病院も含め、どこともが面会謝絶に受付で看護師さんと対応する着替えの交換の際に患者の動向を聞き、それに対してコメント述べるだけで、病室での実際はまったく見えない。

伝えてくださる看護師さんの言葉を受け止め、今後の取り組みをお願いするしかないのだが、提訴するような不利益は感じたことはない。

新型コロナウイルスに罹患した入院家族の声も同じだと思うのであるが、亡くなられた罹患者の家族の気持ちは測りしえない悔しさがあったろう。

13日、夕方の電話連絡に歩行訓練するので杖をもってきて、と・・

尤も、今は4階のリハビリに若手指導にKリハビリ療法士がついているそうだ。

そのときにも痛い・・痛いというらしい。

そのときに聞いた欲しいものはありませんか、に返事はなく、続けて、果物と言えば、苺を、とお願いしたそうだ。

14日、HU看護師に着替え交換渡す。

今回より小袋分けしたのでと3袋も渡した。

苺は、隣のおばあさんがときおり自家製の苺とか和菓子とかいろいろ暮れるのでお返しにしたい、と電話があった。

お返し用の苺は、5個入りパックに入れて持っていった。

またリハビリ運動に使うと云っていたので杖も持っていった。

午後5時、携帯電話に連絡があったT病院の地域連携相談員のUさんからの伝言。

今後の退院いついてである。

おふくろが退院する際に受け入れる我が家の介護用具に簡易ベッド。

大阪・住之江にあるマットレスベッドを移送する、と聞いていましたが、それは・・・

なにやらごっちゃになっていたようで、要は再確認である。

退院後は、わが家で何日間かの滞在療養。

そのときの身体状況によってベッドを移すようにしている、と回答した。

現在のリハビリ運動は、平行棒に歩行器支援によるもので、これからは杖をついてリハビリ運動にするのですが、練習しだいもあり・・・

今日も午前中は9時半から10時半、午後は2時から1時間の運動に、退院の方向に向けて一度拝見していたい、と伝えた。

特に問題もないような様子で頑張ってはりましたよ、ということだが、前回入院時は試験外泊があったので体力とか身体状態が見えるのでいつされるのか、と思っています、と伝えたら、現在は新型コロナウイルス対策に、外泊も外出も一切を認めていない。

リハビリ運動中の外出訓練もできない状態ですが、主治医とリハビリ療法士と相談し可能かどうか、また後日連絡という。

ただ、いきなり退院となれば、どう対応できるかその時点で判断は難しいでしょ、と伝えた。

同日の14日、夕刻に正式発表された新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言について、39の県を正式に解除決定された。重点的な対策が必要な13の「特定警戒都道府県」のうち茨城、石川、岐阜、愛知、福岡の5県と特定警戒以外の34県が対象の解除(※間違ってもコロナ収束でなく休業要請していた事業者への業務再開の一部解除にすぎない)である。

東京、大阪など継続対象の北海道、東京、神奈川、埼玉、大阪、京都、兵庫の8都道府県については、5月21日をめどに専門家の評価を聞き、来週中に解除の是非を判断するそうだ。

では、在地の奈良県はどう動くのか。入院中のおふくろはリハビリ訓練運動中。

平行棒、歩行器から杖を使って歩く運動へ。

そして階段の上り下りに進んでいくだろう。

この日は、病院の相談員さんから今後の退院に向けての方向付けを、と連絡があった。

いつになるのかわからないが近いうちに退院宣告。

えっ、と驚く新型コロナウイルス対策に病院は試験外泊もリハビリ運動の外出さえも禁止状態。

その対応が解除されること願っているのである。

せめて6月1日にはその措置をしてもらいたいと思っている。

また、我が家でリハビリ運動を継続するが、それは住まいする大阪・住之江でのこと。

戻ってもいける身体状況になったとき、大阪の介護施設は受け入れてくれるのだろうか。

15日より開始する奈良県の休業要請等を解除する施設は、インターネットカフェ、ゲームセンターなどの遊興施設、大学や学習塾、体育館、野球場、テニス場、マージャン店などの運動・遊技施設、劇場、映画館などの劇場、博物館、ホテルまたは旅館(※集会の用に供する部分および50人以下の集会に限る)などの集会・展示施設、食事を提供する商業施設(※営業時間短縮の緩和の居酒屋も含め)であるが、前提条件に事業者共通にお願いする感染防止策がある。来場者の人と人の距離確保、マスク着用、換気の徹底、混雑時の入場制限などの飛沫感染防止策に共用部の定期的な消毒、手指消毒薬の配置などの接触感染防止策も。また、従業員、来場者の検温や体調確認による入場制限のある感染の可能性のある者の施設入場防止策を報道された。

一方、近隣大都市(大阪、京都、兵庫)、県への利用客流入が予想されるパチンコ店(※大阪が解除したことにより翌日15日に奈良県も解除した)とかクラスター発生事例があり、感染リスクの高いキャバレー、ナイトクラブなど接待をともなう飲食店のスナック、バーも。

カラオケボックス、ライブハウスなどの遊興施設やスポーツクラブ/スポーツジム、ホットヨガ、ヨガスタジオなどの運動施設も引き続いて休業要請とした。

16日、S看護師に着替え交換。

昼間のトイレ往復は歩行器。

夜は危険なので車椅子移乗で行き来してもらっている、と・・・

入浴は2週間前までは機械入浴だったが、現在は地下大浴室に自力で入浴ができている。

大浴場の浴槽は浅いので、それができる。

私の家の浴槽も同じくらいの深さ。

自力可能であるが、大阪・住之江の居住地は市営住宅。

深い浴槽だけに、介護用具の踏み台を設置。

また浴槽にも重さのある踏み台を設置しており、入浴ヘルパーさんに見てもらって、もう1年以上も利用している。

/リハビリ運動は痛みもなく順調につき試験外泊の方向で進めている。

また、リハビリ運動状態を家族さんにみてもらうため、療法士と相談し、一度見学の機会を設けるよう地域連携相談員のUさんから、別途連絡させてもらいます、と・・

17日、午後1時半の電話に伝えたい件は従姉妹のYちゃんが電話をくれたこと。

病院やろ、行きたい、行きたい、というが、面会もできひんし、声も聞けないから・・・と、伝えてやっと理解してくれた。
わかったから、と諦めて大阪戻ったようだ。

それから10分後にも電話があった。

簡易書留って、書いてあるからどうしたらえーんや、という。

それって何?封書、はがき?。

宛名は、差出人は、と聞けば、そんなんわからへん、という。

いったい何だろうか。

封書ではないのは確か。

と、すれば携帯電話に出たメッセージだから詐欺しかない。

答えたらあかんからすぐに切れ、と大声で怒鳴って切らせた。

それから5分後にも表示したらしく、簡易書留とある、というからそれこそ紛れもない10万円給付金詐欺。

国とか自治体が、直接的に携帯電話にそんな通知をするわけがないから、絶対に応対しないように、と説明したら・・・・あぁーゆうて、良かったわ、とほっとした様子だった。

18日、入院中の午前11時の電話はテイッシュペーパー。

少ないから3箱もってきて・・・

Kちゃんから電話があったかぁ、と聞くが、それはない。

こちらからもしていない・・Yちゃんが、と言いかけたから・・・

大阪は、今も緊急事態宣言発令中の特定都道府県。

往来自粛だから電話を架けたら同じように心配し、奈良まで見舞い行きたいってことになるから、と伝えたら、そうやなと・・・

着替えを持ってT病院に車を停めた。

かーさんが尋ねる・・・テイッシュペーパーは?

忘れてしもた。

大急ぎで駆け付けた業務スーパー。

売り場にテイッシュペーパーはなく、断念。

仕方なくスーパーサンデイに足を伸ばして買ってきた5箱入りテイッシュペーパー。

再びやってきたT病院・・なにかとバタバタする。

着替え交換にO看護師が・・・

おふくろが渡しといて、といわれて持ってきたそれは処方箋資料を受け取った。

袋いっぱいになった汚れものも同時に持ってこられた。

洗濯した着替えなどを渡したが、小分けしたジップ袋に入れ忘れたのか戻ってこなかった。

空っぽのジップ袋があれば、と思っていたが、今ここに来たO看護師に声をかけないで帰ろうとしたかーさんに、頼んだらえーやん、と小声で伝えた。

探して持ってきますからどうぞお待ちくださいと・・・

かーさんは、看護師さんに手間をかけてしまうから、と思って黙っていたという。

そのことを放置するから、後々の苛立ちに原因になっていりことに気づかない。

自身がわかってないから困ったものだ。

たった、2~3分。

待っていたらそうしてくれはんのやし、そのために小分け袋を用意したのが何にもならへんがな、と心の中でつぶやくぶつぶつ・・・

しばらくして持ってきやはった袋は、最初に持って行った大袋とともに2袋も戻ってきた。

と、いうことは病室に残っているジップ袋は5袋。

中は、みな洗濯済の着替えであるが・・

夕方の電話にリハビリ運動をしていると、伝えてきた。

ときおり、というか、まだ痛みがあるとも・・

19日、午前11時半の電話は、なんも用事ないねんといいつつ、仲がようなった入院患者のみなさんが退院していきはるから寂しゅうなってな、というから、次はおふくろの番やで、と励ましといた。

午後4時半の着替え交換に対応するH看護補助者にリンゴも渡したからと、おふくろに伝えた。

そのときの悲鳴。

悲痛な悲鳴だ。

つい先ほど、携帯電話で自宅に居たかーさんに訴える、新しく入院した患者さんの行為。

もうたまらん、今日入院してきた患者さんが、大声で歌う唄。

昔に流行った唄だ。

あなたのような若い人では聞いたことのない「・・死んだはずだよお富さん・・」

耳触りのレベルでなく、その唄にある歌詞の・・・・「・・死んだはずだよお富さん・・」

なんとかしてくれ、もう帰りたい、と叫ぶおふくろ。

自分の名前を大きな声で・・「死んだはずだよ」と唄われたらどうしますか。

名指しで歌う。

しかも「死んだはずだ」・・ですよ。

おふくろの名前は、トミコ。

そう、おトミさんだよ・・・・

息子の私は怒りに手が震えそう。

なんとかしてあげてください。

早急に対応をお願いします、とソフトな口調で訴えたが、感じてくれただろうか。

午後5時、T病院・地域連携相談員のUさんから電話があった。

医師と相談した結果、試験外泊は、やはり認められなくて・・・

ただ、4階でしているリハビリ運動を見るなら構わない。

OKをもらったので可能な日程を調整したい。

その連絡であった。

特に見てもらいたいのは足の動きとか、浴室に入るときの足の上げ下ろし。

四つ爪のある杖搗き、と云われたので、可能ならば階段の上り下りもお願いした。

日程は5月25日・月曜の午後2時の受付にその旨伝えておきますから直接4階まで上がってもらえば、リハビリ療法士による訓練が見れます。

その際、療法士が自宅に戻ったときの環境を映像で見て、例えば段差具合とか風呂場、廊下、トイレの室内環境を訓練指標に役立てたい、という。

それはいいことだ。

今は、携帯画像に残しているが、それを印刷し、リハビリ療法士にもわかるようなものに仕立てましょう。

大きなプリントは、視覚に訴えやすい。高さ、幅なども数値記載しましょう。

療法士さん役だってもらえると思いますので、それも用意しましょう、と伝えた。

で、Uさんだから伝えておきたい件があります・・・・

大声で歌う、しかもお富さんの歌のフレーズを伝えたら、その歌は存じてりますとも、と・・・

ある年齢の人なら何を云ってるのか、すぐわかる。

知っている人でわかる当時の流行り歌に、私もそれくらいの年齢ですから・・・と。

で、病室換えをお願いしたら、そうよね、それは苦痛、仲が良い同室の患者さんは別室になってきたし、昨日は笑顔で話してくれたお母さんの気持ちはよくわかりますから司長(※婦長)に伝えてなんとかしてもらいましょう、と・・

嬉しい言葉によろしくお願いします、と電話口に頭を下げた。

それから6日後の5月20日。

午後9時に臨時ニュースのテロップに流された大阪、兵庫、京都の3県。

異常事態宣言の解除である。

政府は方針を固め、数日後の25日午前零時に解除とする動きである。

事情は全面解除でなく、部分的になる見込みのような気はするが・・。

21日、着替え交換に対応するよね。

看護補助者に話した件。

2日前に入院した同室の患者さんが大きな声で歌い、しかもおふくろの名前が歌詞にある「死んだはずだよお富さん・・・」に難儀していた。

Uさんに電話でお願いしたからその後はどうなっているのか、知りたいので、と伝えたら、私は知りませんからフロント受付に云ってください、といって立ち去った。

その振る舞いに補助士を務められるんかな?と思ったくらいの低レベルの対応は放っておき。

外来訪問者のコロナ対応受付している男性に事情を伝えた。

そうしたら、すぐさま担当者に来てもらうから、ここで待ってください、と・・・・

立っていたら介護支援専門員のIさんとばったり出会う。

すると、「死んだはずだよお富さん・・」のことは聞いてますと・・・

今、別の患者さんの支援中なので、まだ帰らずに話したいから、と・・・

そのうちに来られたUさん。

心外な件は解消した、と・・・

お願いしたその日、すぐに士長に相談。

悩ませる案件だったが、その患者さんは私の想定した通りの認知症らしく、高齢者だった。

おふくろのベッドの横で歌を唄っていたことも確認しました。

最初にお願いしたH看護補助員は、士長に伝えてはいなかった。

が、看護師さんに伝えていた。

ただ、歌が古い歌なので、歌手が春日八郎など、知る由ない若い人。

拍手して唄っていた状況は確認していたが、歌詞に出てくるお富さんは、おふくろの名そのもの。

しかも、死んだはずだよ、と唄われるおふくろの気持ちを理解もできない若い看護師さん。

歌を知っているUさんはこの歌は・・を、話した若い人たちは・・・えっとなってそうだ。

士長も理解はしていたからどうするか。

対応に悩ませたが、その歌唄いの患者さんの診断、病状から特別室も考えたが、結局は別室に移っていただいた、という。

Uさん、そのことがあって、おふくろの状態を診に行かれたそうだが、けろっと、リハビリ運動していたらしい。

難問を、なんとか解決してくださって、ほんと、感謝申し上げるしかない。

で、25日のリハビリ運動見学に主治医のN先生と今後の退院に向けて面談できるように調整されるようだ。

ただ、緊急な手術などが入ればその限りではないが、かーさんがお願いした退院後にデイサービスをなんとかできないものか・・・

とにかく大阪のFさんからケアマネージャーを大和郡山に移管するのは難しく、今考えているのはT病院に併設する施設幸寿苑に週2回でも入浴できれば、と思っている。

同じ事業者なのでFさんも了解いただける、と考えており、幸寿苑ならリハビリ運動も可能。

担当が身内になるから他の施設よりも段取りができそうだ、と・・・

ただ空きが有ればの話。

何でしたら私が幸寿苑までの送迎をすることができますから、とお願いしたが、再認定申請後の認定証決定通知は未だ届いていない。

4月末に届いた仮認定は現状の要支援2のまま。

4月21日から25日辺りと思っていた書類は、帰宅してから届いていた。

封を開けて確認した書類。

次回審査会は5月29日ころ・・とある。

と、すれば到着は、6月2日辺りだろう、と翌日にUさんに訂正したのは、実施された審査に間に合わなかった調査報告書発行がまだだったからだ。

なんせ5月1日にカンファレンス室で奈良市社協からの男性調査員が実施した介護認定調査の報告が間にあっていない。

たぶんに遅れている、と思うからそろそろ5月の認定審査会があるはず。

その結果待ちであるが・・

それにしてもあの男性調査員の頼んないこと。

Uさんもそう思ったそうだ。

かつて大和郡山の調査員の方がきっちりしてはるで、と、Uさんと別れてから外来受付をしていた介護支援専門員のIさんとも相談し、それならできないことはないような気がする、と・・・・

いろいろ、ほんま世話になります。

22日、午前10時前。

地域連携相談員のUさんより電話があった。

T(田北)病院幸寿苑(※医療法人田北会-要支援要介護対応の介護老人保健施設”略称老健施設”)の話をしたら、1日、つまりデイ。

午前9時から午後4時までは空いているから対応可能ですが、半日デイは希望者が多くて不可。

5月25日のリハビリ運動見学の際に幸寿苑の見学もできるようにした。

おふくろの意思も含め、家族さんの決断を以って大阪ケアマネージャーのFさんに形式手続きもある、と思うが、継続的に大阪に戻れるような状態になるよう心身身体を慣らし、1日デイサービスができるようお願いしてもらい、OKと。

なれば正式契約としたい.

また当日は主治医のN医師と退院に向けて今後の対応を面談すると決まりました、との連絡に家族としては感謝、感謝である。

だが、再認定は通知が6月初めなので到着してからになるが、リハビリの範囲が要支援か要介護かで大きな差がある。

住之江の居住地。

3月に設置した組立式簡易ベッドが軽バンで運べるかどうか、試しも兼ねて分解

マットレスにスノコを半折りに解体。

Uさん提出用の室内看護環境撮影並びに各所段差の高さなどを計測

浴槽沈めの踏み台は我が家で利用できるよう持って帰るとともに夏服も探し出して持って帰る。

郵便物の整理に、政府マスクも国民10万円給付書類も届いておらず、相変わらずチラシばかりのポスト。

班長のYさんと偶然に玄関ドア前で出会ったので、長期間不在の自治会費回収のお礼を伝えるとともに携帯電話番号を交換しあったかーさんの対応にありがとう。

23日の午前9時。

おふくろからの電話は、死んだはずだよお富さん事件以来4日ぶり。

何事もなかったような感じでケロっと、振り返りもせず。

その大声患者さんは40度の発熱で病室を移ったようだと、いう。

無事、というのもなんだが、他室に行きはったという話を聞いて、よかったねぇっておかしくない?。

T病院リハビリ運動に療法士が目安とする目標を、実際に暮らすお家の環境を示す写真集の作成。

敷居の高さや介護用具の配置。

おふくろが移動する導線に沿って説明文も一緒にしたプリント作業時間は丸一日かかった。

それまでの数日間は、部屋環境などを撮っていた。

午後7時に携帯電話が鳴った。

痛み止めの薬を2錠飲んだら、痛みはなくなったという報告だった。

24日のことだ。

昨日、今日に電話があった件は、着替え呼びに、やれパンツがないとか、バスタオルはどこに行ったのか・・・

本来であれば看護師さんの範疇じゃない面会謝絶の対応にいらん仕事まで。

患者も家族も看護師さんも細かいところに負荷が生まれる。

着替え交換の看護師のMさんも、首をかしげる謎がある。

5月25日、関東の4都県も北海道もひっくるめて全都道府県を解除する方針を政府が固めた。

翌日にテレビいっぱい紹介される都会の動き。

完全に戻ったかのような表現に眉をひそめるが・・。

如実にわかる復帰の兆しは新聞の折込チラシの枚数だ。

毎日が極端に少ない。

1枚、2枚の状況になっていた枚数が、ほぼほぼ戻った27日。

残念ながら、その日だけの枚数。

翌日からは再び減数の3、4枚。

賑わいをみせるまで、道は遠い。

25日は、退院に向けたリハビリ運動の経過状態立ち合い確認。

北病棟の4階のリハビリ運動室で身体状況に、そりゃぁ良かったと想像していた通りにはならなかった。

試験外泊ができないための措置に、リハビリ療法士のFさんと地域連携相談員のUさん、立ち合いのもと現状を知る。

臀部あたりの腰下が痛なった。

MRI検査した。

担当のF介護療法士。
立ち会いは、Kリハビリ療法士。

それに相談員のUさん、郡山および住之江居住地の介護環境敷居段差など、製作したA4プリント写真アルバムを説明し提供する。

昨日、痛み止め飲んでも痛みはなくなったが、効能切れ。

痛くて平行棒も無理。

MRI検査映像説明にN主治医は、痛みこらえてでもリハビリしやんと寝たきりなる。

肋骨に沿って流れる髄液管はきれいだから流れ止めていない。

だから入院したときにも僅かに診られた一番上になる腰椎第1節に黒い線条がある。

それが痛みの原因。

周りの違う部位に痛みがでる放散痛だ、と説明される

4月1日の入院時の腰椎第5節(※上から数えて5節目だから臀部に近い)圧迫骨折も1月4日入院時の腰椎第3節も固まっており、治っているのでとにかく身体を動かしリハビリ運動を継続をと・・・

退院後の通所リハビリ施設にUさんを立ち会いのもと幸寿苑相談員UTさんと利用サービスに関する説明を受ける。

T介護老人保健施設幸寿苑利用案内通所サービス説明に通所リハビリ利用案内書・通所リハビリ利用約款書。

(サービス利用料要支援/要介護・サービス同意書・デイケア持ち物サービスリスク説明書・サービス興味関心シート・デイケア持ち物について・リスク説明書・通所利用同意書(要介護・要支援版2種類)。

説明を受け、その後ことも考えて相談にのってもらった。

なお、幸寿苑は受け入れ受諾されたので、あとは引き続き幸寿苑で通所リハビリできるようFさんにケアマネしてもらうようお願いするしかない。

幸寿苑で送迎する地元自治会のNさんとばったり出合う。

介護施設の職に就いておられたんだ。

帰宅後、Fさんに電話するがでない。

なにかあったのか。

午後6時半、おふくろから電話があった。

リハビリ運動は中止、戻ってからは寝ていた。

そこに嫌味な看護師さんが・・・

寝てたらあかん、起きなあかん、と云って無理やり手を引っ張って起こそうとした・・・とたんにイタタタタの声。

その声に、すぐやめはったけど、早よここ出たいわ。

かーさんは、それからも幸寿苑を見学していた。

以前、利用していたことがあるウエルケアと同じように通所リハビリが可能だ。

そう伝えたら、そうして、というおふくろ。

そうなるには、退院を目指して主治医の方からもあったように痛みはこらえてでも、もちろん痛み止めをちゃんと飲んでリハビリ運動しないと寝たきりになるから、と話したら、頑張るって・・・

T病院は3カ月で、ハイ出て行って、ということはない。

リハビリ完治が前提に対応しているから切羽詰まることは、家族さんにも患者さんにも追い詰めることはしない。

幸寿苑の利用申し込みに申込書はもとより介護認定証に一割負担金証も持参いただき、コピーを取らしてもらう。

本日の見学は新型コロナウイルス対策にリハビリ運動の場は立ち入り不可、ごくごく一部の部屋しか見られなかったが、雰囲気が上々であることなど多数の件を確認した。

27日、K看護師に着替え交換。

今日は、朝に入浴でしたから着替え多いです、と渡してくれた。

おふくろは薬を飲んでいるらしく、にこにこ顔でした、というが、ほんまに飲んでいるんだろうか。

発熱検査のような機器で、ピッと測って、ハイあなたは飲んでいるから大丈夫、なんていう計測器出てこないかなぁ。

28日、午後5時の電話は・・・

時間は決まっていませんが、30日の土曜日に、1月~3月半ばまで、世話なった西棟に移ると看護師さんが伝えてくれた。

今日は痛み止め飲んだから痛くない。

それにFリハビリ療法士が・・

勤務場が換わるから今日はリハビリしにきた、と云ってくれる。

嬉しかったというおふくろに27日の昨日は痛み止め飲まんかったやな、といえば、もってくるの忘れていたらしく・・

気がついた看護師さんが、今朝に持ってきた痛み止めを飲んだらピタッと止まった、と・・・

薬の数量を自分で数えておかしい、と思ったら、云いや、と伝えたが・・・

27日に着替えもっていったときのK看護師に云っておいたのに、どういうこっちゃ。

こりゃ、また行ったときに指摘しなあかんな。

また、西棟に馴染のあるY看護師さんが、今度、西棟に来るんやって聞いて、顔覗きに来てくれたそうだ。

その喜びをおふくろは伝えたくなってかけてきた。



その日の午後。

いずれは送ってくるだろう、と待っていた国民一人一人に10万円の給付金。

新型コロナ対策に特別な給付金の申請書が在住する大和郡山市福祉健康づくり厚生福祉課から送ってくれた。

10万円の給付金の正式名称は、令和2年4月2日閣議決定された新型コロナウイルス感染症緊急経済対策関連の「特別定額給付金」。

非課税扱いである。

やれ、ネットで申請したら早いとか、なんじゃこりゃわかりくいとか、誤って記入或いは入力したとか、マイナンバーカードでしたら受け取りが早いとかの不満たらたらの声がニュース、報道番組、お茶の間情報番組に蝉が鳴くほどに、飛ぶ蝿のごとき鬱陶しい。

わが家は2月にマイナンバーカード申請し3月に簡易書留で送ってもらったカードも確認している。

カードを持っていても、申請に行ったら、パスワードを失念していたって、それなんや、と云いたいくらい。

メモはしてあってもどこに仕舞ったのやらとか、メモする気のない人までが喚く大騒ぎにうんざり。

お粗末なのは本人の取り扱いである。

届いた申請書には、あらかたがプリント済み。

氏名、生年月日はもちろん続柄。

給付金希望欄もわかりにくい点なんぞない。

添付書類は、住民票世帯主の運転免許証の写し若しくは、マイナンバーカードのコピーに健康保険証でも年金手帳でもみな写し・コピー添付で成立する。

また、支払い先は、市水道料とか地方税引き落としをしているなら預金通帳のコピー貼付は無用。

迷うところなぞ一切ない。

敢えていうなら振り込み先に指定する口座振り込みの銀行名、支店、口座番号くらいなものだ。

書類すべて確認して近くの郵便局ポストに投函したが、おふくろの居住地である大阪は6月3日ころから配送するらしい。

自治体によって差異はある。

申請書フォームも一律でないような気はするが・・。

その後のニュースにコンビニエンスストアにコピーに通帳忘れが散発的に発生していると伝えている。

お店は貼り紙して注意喚起の対応をしているが、なにも通帳に限らず家にプリンターがない人はコンビニエンスストア利用であるが、免許証であろうがマイナンバーカードであろうが、みな大事なもの。

それにしてもビジネスに複写機が登場してから何年になることか。

仕事時代でも思い出すコピーした後の重要書類の取り忘れを思い出すが・・。

複写機に取り忘れ防止策は未だ見たことがない。

時間設定は決めてもらったらいいが、コピーに原稿を入れたままの状態で、例えば30秒間にまだ残っている場合なら警報するくらい、たいしたことない技術だと思うのだが・・。

29日の午前10時。

T病院・口腔外科にSさんより電話があった。

病室に伺い、患者さんの歯を掃除していたら隣のベッドで様子を聞いていたおふくろが、歯の掃除をお願いしたい、と申し出があった。

依頼は家族さんの同意が必要であり、入院費用とは別扱いの実費。

また歯磨きしてもらう専用の歯ブラシも実費購入になるので、いかがでしょうか、に対する回答は・・

是非ともお願いします、である。

入院してから一つも腔内清掃をしてくれない理由は・・・

当時は新型コロナ対策に患者さん歯の清掃を禁じられていたのである。

看護師さんにお願いし、ベッド内でも自分自身が歯磨きできるようにしてもらったくらい。

おふくろの希望は叶えたく同意します、と伝えた。

また、1階の口腔外科診察室に介護士付き添いで車椅子或いは歩行器移動ができるならどうしましょうか、にも合意するが、今は他のフロアに移動できないはずですが・・

入院中の患者さんであれば可能にしていると・・・

と、いうことは退院後の外来による口腔外科診察はできない、ということですね、と尋ねたら、そうです、と・・・

現在の診察室は、新型コロナ対策に丸亀製麺が宣伝しているような大型機械の空気清浄機を備え、15分おきに空気を奇麗にし、接触防御もしているので安心ください、と・・・

同意書によれば、口腔外科診察日の月曜から金曜まで。

現在時間が限定されている範囲内に来られたら、受付に歯科呼んでください、と一声かけてくださったら同意書を持って伺うそうだ。

Y看護師の着替え交換。

西棟回復期リハビリテーション病棟案内に、5月30日土曜10時に352-③に病室移動の正式通達あり。

27日は痛み止めがなかった、というおふくろが電話で伝えてきたことを話したら、それは違って、持っていったら痛くないから断った、ということだった。

また、微熱関係で状況を診て服用してもらっている、と・・・

合わせて口腔外科のS医師が、同意書求めに持参されたのでサインし、手渡した。

かーさんの質問の外来口腔外科は・・・

例えば、幸寿苑に入所し、かつ重度の障害の場合は、可能であるが軽度は対応していない、と・・・

また、1階での治療に際しては、医師は必ずフエースマスクを装着しているから安心してください、と・・

新型コロナ対策は、これまで厳しかったですが、若干緩和されたことによる対応です、と・・・

午後5時。おふくろからの電話。

午後2時に入浴だったので、着替えが渡せなかった。

そりゃぁ、移る西棟の入浴日を考慮しているんだし、東棟で入ってもらうことが、良かろうとの配慮だろ・・・

30日、午前11時の電話は、無事西棟に移った、と・・・

病室は青空駐車場側。

東棟の病室、他3人は60歳代で人あたりが良い人ばかりに、行ってらっしゃい、と見送ってくれた、と伝えてきた。

住之江保険福祉センターより旧来通りのピンク地用紙の要支援2介護保険暫定被保険者証届いたが、予定していた5月29日の審査会についてはふれずに延期理由に認定審査会での審査判定予定が6月上旬であるためと延期理由があり、処理見込み期間は6月15日までの通知に、2週間先になるのかい。

・・・午後7時の電話は夜飯のこと、なんと、1月半ば以来になる談話室で入院患者さんとともに食事する賑やかさに、お話も弾んで明るい談話室がなおさら明るくなったという喜びの電話であった

同日の午後。

我が家に直接届いた住之江保険福祉センターより送ってきた旧来通りのピンク地用紙の要支援2介護保険暫定被保険者証。

届いたが予定していた5月29日の審査会についてはふれずに延期理由に認定審査会での審査判定予定が6月上旬であるためと延期理由があり、処理見込み期間は6月15日まで・・・に、2週間先になるのかい

31日、西棟初の着替え交換。

退院の目途はついていない

(R2. 5. 1~31 記)