イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

どうしようもない”官”という閉鎖社会のボロ

2015-10-31 12:46:58 | 日記
 こうまで続くとイワン・アサノヴィッチも書かざるを得ない気持ちになります。

そのひとつが、11府県の校長たちが、教科書検定に絡んで出版社大手の三省堂から賄賂を貰っていた事実が明らかになった事です。
去年以前にも、”天下の”校長先生たちが同じもてなしを10回ほど受けていたそうです。他にワイロ校長が何十人も居ると言うことです。

次が、千葉県警の交通事故の件数届けを少なめに改ざんしていた事件です。
とりわけ死亡事故の多い県だという”ワースト県”の汚名を隠そうとした、組織的な隠蔽が行われていたらしいのです。
『嘘つきはドロボーの始まり』の言葉をかなぐり捨て率先してウソを付いていたのです。

もひとつありました。
海上自衛隊の中堅幹部が自宅にガソリンを撒き、放火をした挙げ句に、4人の実子を焼け死にさせてしまった事件です。
犯人は高卒でしたが、防衛省内では大卒と同じスピードで出世していたのです。
推測しますと、犯人にとって異例出世は相当にプレッシャーだったのではないでしょうか。

その他、現職警察官が強姦・強盗殺人事件を起こしたり、裁判所の検察官が盗撮事件で逮捕されたりする事件が近年は異常に増大しています。

イワン・アサノヴィッチは元公務員でした。
その意味で、頻発する特殊的な公務員の犯罪に関する推測が経験上出来ます。
結論を先に言いますと、彼らは一般行政職公務員と違って非常に「閉鎖的な組織」の中で業務をしていると言うことです。
もっと言えば、特殊な思考を持たされた職場で、例えば欧米と違い、労働組合も無いから自由に任意的な発言はおろか発想さへ出来ない職場情況なのです。

共産党員が採用されなかったり、反対に監視したり左翼運動を敵視したりする雰囲気が存在するのです。「反原発」「政権批判」などはほぼ禁句なのでしょう。
だから犯罪を犯しても仕方無い!なんて言う積もりは在りません。
ただ、自由な雰囲気のない組織・社会では「鬱屈」「ストレス」が堪り、往々にして捌け口は外に向けられてしまうのが常ではないでしょうか。

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