イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

ジャガイモと草木灰

2014-03-28 23:46:12 | 農業
  

 3月4日、少し時期が早いかなと思いましたが、ジャガイモを植えました。 

男爵とメークインをそれぞれ3kgずつ植えました。

 

他にキタアカリとアンデスの種芋を1kgずつ購入しましたが、畝立てが間に合わず後日に植えることになりました。

 種芋は大きめなものを買い、半分に切って草木灰を塗って植えました。

 灰はジャガイモの切り口を乾燥させ且つ土中での腐食を防ぐため殺菌をする目的で塗ります。

 でも、諸説ありましてインターネットで調べると「殺菌効果はない」などと記述されていたりして混沌としてしまいます。

 反対に灰を塗らないで植えた場合、切り口は水分で一杯となり鶏糞や牛糞の雑菌が切り口から直接侵入してくる可能性は大です。

 いやいや!その程度の雑菌は既にジャガイモ君は承知・想定しているから、自力で腐植を防ぐ能力を持っているとも思えるし…。

 しかし、ながい技術的伝統を持った農家が全く意味の無いことをするはずがないので、それなりの意味がある筈と思えるし…。

 ま、この先は自分の実践で実証してみましょう。

 なにか、豊作が予感されます。 !(^^)!

 キタアカリとアンデスは種芋自体が小粒なので切らずに植えます。

        2014_3

        2014_2

 


佐村河内守とマスコミ

2014-03-12 02:44:56 | 社会・経済
  

 「佐村河内守」といういかがわしい人物は皮肉にも、いまやマスコミでスッカリもて囃されている人間である。

彼は全聾者であることを装い、ゴーストライターの作曲家と結託して音楽作品を発表してきた。

耳の聞こえない作曲家として大々的に評価され、熱烈なフアンに依って、発表された作品は大いに売れた。

マスコミはこんな人物を売れ筋として大事にするものらしい。

NHK
に至っては、現代のベートーヴェンと、もて囃し特集番組も放映した。

結果的にはお粗末な放送となってしまった。

NHK
さへ怪しい潮流に乗り、騙されていたのである。

11日放映テレ朝の「モーニングバード」のコメンテーター・青木理氏は『事件がこれだけ大きくなった責任の一端はマスコミのあり方にもある。』と自戒の言葉を述べた。

即ち、「佐村河内守」の取材を続けて行くうちに、局面では腑に落ちない言動や疑念を抱かされるような経緯に気づいていたはずだと言うのである。

しかし、「佐村河内守」が障害者だと言うことで一種の弱者への配慮感から、突き詰めないでおこうとする抑制が働いたとするのである。

 イワン・アサノヴィッチはも一つ、怪しい潮流をこの事案に付け加えたいと思っている。

野田民主党政権時代には盛んに「決められない政治」という言葉がマスコミ界で使われた。

拙速でも何でも構わないから「決めること」が肝要だという風潮・潮流だ。

だから、「佐村河内守」が些かいかがわしかろうが疑念が残ろうが「全聾の作曲家」という事実を作り上げたかったのである。

それがNHKを始めとしたマスコミの現在のリアルな実態なのである。

物事を地道に取材し真摯に報告し、時に政権と対峙し時に国民を啓蒙せんと奮闘する精神は失われているとしか言いようが無い。

「決めること」は如何なる分野にあってももちろん大事なことである。

しかし、マスコミ界は国民世論をも左右する影響力を持った存在である。

「決めること」をお題目にして拙速に走り、真摯・対峙・啓蒙精神をお座なりにしてはならない。

いまや日本の卑しい資本主義の売らんかな主義に堕している。
 


さよなら、ミーたん

2014-03-10 15:16:09 | 日記・エッセイ・コラム
  

 初孫の?ミユの卒園式がありました。

イワン・アサノヴィッチは夫婦で参列しました。

式は両親までの参加で、祖父母はその後の卒園記念演劇からでした。

?
ミユはネコさんグループの役で、歌と踊りと芝居がありました。

?ミユは他の園児と一緒に元気に演劇を披露してくれました。

参列していた親や祖父母もみんな目を細めて観ていました。

保育園の先生方も、きちんと指導保育してくれた様子が覗えました。

思い起こせば…?ミユがちょうど一歳になった頃、ヨチヨチと歩き始めたころでした。

バアバの鏡台にたどり着いた?ミユは、置かれていた小さな化粧瓶をひとつひとつ触りながら手のひらに載せていました。

そして両の手のひらを拡げて、おもむろに左右の自分のホッペにピシャピシャと当てているのです。
 


ママがお化粧する時にフアンデーションか何かを手のひらに拡げ、その手で頬や額にピシャピシャと当てている…、

そっくりその真似だったのです。

僅か一歳のあかちゃんがそこまで観察していたのかと思い、驚くやら感心するやら笑いがこみ上げてくるやらでした。

あれから5年。

イワン・アサノヴィッチは、「ミーたん」「ミーたん」と言って可愛がってきました。

少しアレルギーを持っているので入退院を繰り返したこともありました。
 


耳鼻咽喉に症状が現れることもしばしばで手術も幾度かしました。

でも、アウトドアー遊びが好きな女の子で、明るく元気に育ちました。

ジイジと散歩の途中で、ママに内緒のアイスを食べても、家に帰ると直ぐにバレてしまう、お芝居の下手なミーたんでした。

ジグソーパズルの「借りぐらしのアリエッテイー」は300ピースの大作で、『ジイジも手伝ってくれないと、ミユひとりじゃ出来ない。』と発破をかけられたこともありました。

卒園式は、?ミユが幼児期から小学生に変わる節目なのでしょう。

イワン・アサノヴィッチは少しセンチメントになりました。

『さよなら、ミーたん。』

 


雨のちハレルヤ  二人だけの出征

2014-03-08 01:31:36 | テレビ番組
  

 朝の連続ドラマ、通称「朝ドラ」を観て落涙したのは初めてのことだと思います。

「雨のちハレルヤ」の2月7日放映分は、前の戦争が時代背景です。

平凡で明るく生きる一家にも否応なく降りかかる苦難の数々がストーリーの筋となっています。

主人公(杏)の長男は大学生となっています。

しかし、在学中兵役免除の筈の長男に突然「臨時召集令状」が届きます。

主人公一家は戦災で焼け出され、経営する食堂も被災しています。

家族は離散し、いまは義理の伯母宅にひっそりと身を寄せる母と長男です。二人は召集令状を前にして愕然としますが国家統制の下ではどうしようもありません。

いよいよ明日は応召の日です。
前夜、長男は声を震わせながら秘めたる思いを母(杏)に告げます。

『家族が普通に夕食を食べたり、笑ったり、時には兄弟喧嘩をしたりする、そんな普通の事が出来ない時代を恨みます。そしてこんな国のあり方を変えたいと思います。』

翌朝、長男は出征します。
見送る人は母(杏)ひとりだけ。

前の戦争で、このようにして二度と帰らぬ人となった方やその遺族は数知れずおります。
為政者は「お国のためだ。」と居丈高に言い放っていました。いまも…。

そんな軍国主義国家の下では、多くの国民は沈黙するしか術がありません。
これが「戦争」というものの実態なのです。

戦争をすることが、お国の為の崇高な行為だとか、例えば特攻が清々しく立派で栄誉ある行為だとか言う人がいます。いまも…。

原作者の森下佳子氏の見解は明白です。そしてその見解は今にも通じる堅守しなければならない国民的なテーマでしょう。

イワン・アサノヴィッチは長男が母に告げた悲愴で真っ直ぐな決意に涙しました。

70年経ったその事柄は、どこか遠くの昔話しでは決してないのだと改めて痛感させられたからです。

余談ですが。籾井某会長の就任前にオンエアーされた朝ドラ番組で良かったですね。

会長権限で理事たちから「辞表」を強奪する人種ですから、この森下佳子さんの反戦作品は没採用になっていたかも知れませんね。
 


すでに神戸などでは民主的な「憲法集会」が行政の手で中止され始めています。

 


大雪被害 アライグマ

2014-03-07 01:33:22 | 農業
  

 先月は千葉県でも45年ぶりの大雪となりました。

27cmという積雪で関東地方では珍しい大雪でした。

農夫イワン・アサノヴィッチは畑の具合が少々心配です。

数日後、チェーンなしで車の運転が出来る様になったので畑に出てみました。

些か異様な光景にぶつかりました。

ブロッコリーの葉っぱが無くなっているのです。

不思議な事に苗の上の方の葉っぱだけ無くなっているのです。

理由は直ぐに分かりました。アライグマなのです。

畑に隣接して藪地が数反歩あります。

アライグマはそこに住んでいると言われています。

200mぐらい離れているので普段は気にもしていなかったのです。

しかし、大雪となり周囲の菜園愛好家の畑には真冬なので収穫野菜は殆どありません。

そこで狙われたのがイワン・アサノヴィッチのブロッコリーだったのです。

30cmを越す苗はちょうど大雪の上に頭を出します。

雪に埋もれて食べ物が無くなったアライグマは一番はなれているイワン・アサノヴィッチの畑に出張してきたのです。

そして普段は食べないだろうブロッコリーの葉っぱを食べ尽くして言ったのでしょう。


  Img_0918 Img_0919