11月5日、テレ朝の番組「モーニングバード」の話題は中国のPM2.5(スモッグ公害)を伝えていました。
冬型の気圧配置で北西の風が多くなるこれから、中国のPM2.5(スモッグ公害)が日本にも被害を及ぼすという内容でした。
番組では4人居るコメンテーターが縷々喋ったわけですが、ひとり舞の海が異色とも思える内容の話しをコメントしました。
曰わく『PM2.5と言えば何でもかんでも中国のせいにしていますが、果たしてそうなんでしょうか?日本国内でも少しは発生させているのではないかと思うのですがね。』
イワン・アサノヴィッチは舞の海のコメントは実に公正じゃないかと思いました。
尖閣や竹島問題がコジレ初めてからと言うものの、日本国内の報道は中国や韓国をどちらかと言うと批判したり揶揄したりするようなものが多くなりました。
イワン・アサノヴィッチだって尖閣や竹島については胸に一物です。<o:p></o:p> だからと言って、ヘイストスピーチや反韓国・中国デモなどする気にはとうていなれません。
常識を逸脱していますすし、逆に国外の同胞が同様の目に遭って欲しくないからです。
数ヶ月前にアメリカ旅行中の日本人ツアー客が、中国人と間違えられて米人にコカコーラ-のビンを投げつけられた事件が小さく報道されました。悲しいし少し腹もたちます。
だから決して同じようなことを日本国内で中国人や朝鮮人にしてはダメなのです。
学校のイジメの構図と全く同じではないでしょうか?
PM2.5は冬の季節風に乗って日本にも飛来するであろうから中国人のみならず心配なことです。
でも排ガスや工場が日本国内にも在るわけですから、全てを中国のせいにするのは公正でない気がします。
現に一流デパートやホテル・老舗割烹では「誤表示」というウソをついて「偽装」を認めない企業がゴマンと居るではないですか。
日本の工場はPM2.5を一滴も出していないと果たして言えますか?
排ガス規制をしているとは言え、国内の日本車が全然PM2.5を出していないと言えるのでしょうか?
中国を庇うつもりは毛頭ありませんが、舞の海ではないけれど全部を中国のせいにしたり、ヘイストスピーチ変わりにPM2.5を口にしたりする気にはなれません。