昨日、プロ野球のセ・パ交流戦で阪神タイガースは日本ハムのダルビッシュ投手の好投で8:2の大敗を喫している
セ・リーグ最下位の横浜ベイスターズの大矢監督は成績不振を理由に早々と事実上の解任をされてしまった。阪神タイガースの監督は岡田から真弓に交代している…。そして横浜ベイスターズと最下位争いをしているというのが残念ながらの実情である。
昨年同期の破竹の勢いの歓喜を記憶している方は何とも晩酌のビールが不味いことであろうと同情する。他人に同情などしている場合ではなくイワン・アサノヴィッチそのものが毎晩のように不味いビールを飲んでいるのである。
リーグ開始の当初はピッチャーの踏ん張りで、接戦ながらも負けてしまうというゲームが多かった。しかも失点は数点止まりであった。
拮抗したゲームを展開している、頑張っているけどほんの僅かなことでゲームを落としているに過ぎない、という状況判断をしていた。しかし、甘かった!
5月に入ってからは大差で負けたり、大量失点で負けたりすることが多くなったのである。
即ち、4月は打撃陣が不振だったのであるが、5月からは加えて投手陣が不振になり始めたのである。不振の伝染という最悪のチーム状態である。
昨夜の日ハム戦では序盤で4失点である。阪神タイガースの先発投手はベテランの福原だ。
序盤だというのに若きダルビッシュは堂々と勝利投手ピッチングを展開している。翻ってベテラン福原は青息き吐息のピッチングで失点に繋がるワイルドピッチをしでかしたりしている有り様である。
プロの実力世界ではベテランなどという年功序列的な評価・観念はあまり通用しない。厳しいものである。
TVのアップで映し出される堂々ピッチングのダルビッシュの顔は不貞不貞(ふてぶて)しくさへ見える。一方の福原のアップは唇が真っ青である。
…いくら何でもTVでは唇の色までは判明できない。言い過ぎた。(笑)