イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

”大日小力”デビュー

2008-04-30 23:59:55 | 農業

 去年、福島の姻戚の農機具屋さんから頂いた中古の耕耘機は、順調で一度も故障していない。

やっと決まった、畑の我が相棒の耕耘機の名前は”大日小力”ということになった。

通称は小力で構わない。”大日”は畑の所在地である。

似た名前のタレントがいる。長州小力とか言う長髪のレスラースタイルのコメデイアンだ。

レスラーとはほど遠い、かなり小柄な体格だから名前と格好だけの”虚勢”が返ってコミカルに見える。

従って”大日小力”なる名前もそんなコミカルな響きがあるが、実際のところ”大日小力”はコミカルである。

耕耘機と言っているがエンジンの馬力は2馬力と小さいし、プロの農家は管理機と呼称し、そもそも耕耘機として一人前扱いをしていないのである。

”大日小力”のおかれた状況もまさにタレントの長州小力と似ている。エンジンの馬力は小さい、2サイクルだから音もバタバタと落ち着きがない。

少し固めの土に出くわすと、歯も立たないくせしてカタカタと音を立て、空回りしながら向かって行く。

そんな姿はコメデイアンの長州小力とダブリ、なんとなくコミカルである。

小力で歯が立たない硬い地盤に出くわした時はアサノヴィッチが万能で破砕するが、文句を言わずに働く姿を見ていると甲斐甲斐しい気持ちになる。

色気も素っ気もない畑の中でひょうきんに動き回る”大日小力”は目下のところアサノヴィッチの大事な相棒である。


阪神タイガース、開幕6連続カード勝越し

2008-04-17 22:57:54 | スポーツ

 プロ野球の阪神タイガースが絶好調だ。

なにしろ球団新記録の6連続カード勝ち越しを決めている。この分だと毎週のようにカード勝ち越し記録の更新をしばらくの間は続けそうな勢いである。

諄い言い方に聞こえるかも知れないが即ち、負ける気がしないということである。

勝因は先発ピッチャーの充実ぶりと、打撃陣の層が分厚いことである。

押さえのJFKの存在は既に承知のとおりであるから、”先発ピッチャーの充実”は、まさに鬼に金棒という状況になっている。打撃陣で言えば昨シーズン活躍した若手の桜井や葛城が控えで出番がない状況である。

ブログ読者の中にはこの辺まで読んでくるとイライラ感が強くなってきて気分を害している方もおられるのではないかと、些か心配になってくる。

少し真面目な話になるが、17日の広島戦のTV(25チャンネル)解説者の阪神OB、吉田元監督が、さすがと思えることを言っていた。『タイガースの好調の真の原因はチームの人間関係が実に良い』からだと指摘している。

これにはアサノヴィッチも唸った。

翻ってジャイアンツは絶不調。16日の中日戦では高橋の先制ホームランも水泡の敗戦。解説者は同じことを指摘していた。

『巨人は職場(チーム)の雰囲気が良くない』と。今年もヤクルトの主砲ラミレスを札束で引っ剥がして来た。

軍隊で言えばまるで傭兵部隊そのもの。国のためとか国民のために戦うというのではなく、雇い主のためにだけ戦う単なる殺し屋集団なのである。

そんなチームに良い人間関係など生まれようもないし、従って良いチームプレーなども生まれない。

充実した先発投手陣と分厚い打撃陣を擁した阪神タイガースはいまや2チームをつくれるといっても過言ではない。

そして、その2チームともいまのジャイアンツには負けないだろう。

明日のコメントが怖い。(笑)


オタマジャクシは二次自然?

2008-04-03 13:31:09 | インポート

Photo_3  我がNPOの田んぼは耕作放棄された谷津田の一角で、細々と無農薬稲作づくりを開始して3年目に入る。

代掻き前の準備がてらの作業をした。周囲に巡らされた土水路にカエルの卵が生みつけられていることに気がついた。

カエルの種類も色々なら数も去年より多い。NPO仲間に聞けば陽当たりの良い所にカエルの卵は産みつけられるとのこと。

そのために母カエルは5kmぐらい歩くことがあるそうだ。水田が潰されている昨今はもっと歩いているだろうと言われている。

隣のたんぼは荒れ地でろくな水路ではない。従って卵は産み付けられていない。しかし、このNPOの田んぼだけは例年になく種類とカ所数が多いことに不思議を感じた。

ひょっとしたら…カエルの卵は二次自然ではないかと考えた。荒れた草ぼうぼうの水路では当然のことながら陽当たりは悪い。

そしてもう一つ、これが重要なことだと推測するのだが、人がPhoto_2出入りしていることである。

母カエルは、小動物(ヘビやサギ)が人を怖がって近づかないことを知っているのではないか?

丁度、渡り鳥のツバメが人家の軒下に巣をつくり、カラスなどの大型野鳥の襲撃から卵・こども鳥を守るために作るように。人家の軒下には人が往来していてカラスなどは近づき難いのである。

ツバメの永い習性から学んだ擦り込み的なものがDNAみたいなものへと発展し、毎年繰り返される。

そう考えると、荒れ果てた谷津田の中で我がNPOの田んぼにカエルの卵が異常に多いというのもツバメの巣作りと同じではないかと納得出来る。

オタマジャクシの卵は、放っておけば良いような自然の中では生み付けられず、人工的な二次自然の中で育てられて行くのではないかと思うようになった。