2車線ギリギリの狭い道路をダンプカーが我がもの顔で走って行く。時にはセンターラインを踏んで走っていく姿に出くわしたドライバーは少なからずいると思う。
いくら対向車のダンプがはみ出しているからと言って、ぶつかる訳にはいかず、身の為についつい避けてスレ違う。
驕り高ぶったダンプは接触事故になってもほんのカスリ傷だから痛くも痒くもない。だからそこのけそこのけ運転は後を絶たない。
新勝浦漁協の組合長の外記栄太郎氏は、今回の自衛隊イージス鑑と漁船の衝突・沈没事故に対して『瞬時にミサイルを打ち落とすことの出来る最新鋭鑑が漁船ひとつ避けられない。自衛隊はたるんでいる!』と喝破した。
その後の検証で防衛省が隠したがっていた驕り・怠慢の多くの事実が明らかになってきた。
最新鋭鑑に搭乗している艦長から一水兵にいたるまでの乗組員は、自衛隊の中でもエリートなのだそうである。
『驕り・間違ったプライド・官尊民卑』が艦内を充満し、漁業に一生を託し精一杯働いている父子(=国民)の姿など見えなくなっているのである。
元最新鋭鑑の艦長を経験した方が、NHKで非匿名で同様の証言をしている。
そして、おきまりの隠蔽である。
海上保安庁の捜査の手が入る前に、石破防相ら4人はわざわざヘリコプターを仕立て航海長を大臣室に呼び寄せ保安庁には無許可の密談をしていた。
バレると石破防相は国会答弁を修正。増田防衛事務次官は誰が航海長を呼びつけたのか、談合の内容も覚えていない(2/28付け:朝日報)と隠蔽の上塗り発言。
僅か数日前の、省内トップのたった4人の行動を把握できないような組織は無用な組織であり、税金の無駄使いである。社保庁以下である。
社保庁解体の前に、まずは防衛省解体をすべきである。
いま直ぐ出来ることは、ヘリコプターのガソリン代を4人で国庫に返納すべきである。