イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

言い得て妙 黒木華は、昭和顔

2016-04-24 13:21:38 | 芸能ネタ
 Webニュースで女優の黒木華の顔が「昭和顔」だと報道され、物議をかもしている。
イワン・アサノヴィッチはすぐさま反応して次のツイートを入れた。

『黒木華の顔が「昭和顔」とはなかなか言い得て妙。
好きな女優は数人いますが、今は黒木華に夢中です。
好きな米倉涼子は自己主張全面型の女優。一方の黒木華は控えめ・こらえ型女優、しかし心の芯はちゃんとある。
いつも清潔感に満ちた目が黙ってかたっています。そして一見するとテンネンっぽい挙動もかえって男を安心させます。いわゆる父性本能をくすぐる女優ですネ。』

黒木本人は何か不本意らしく反発しているとのこと。(冗談半分らしいが・・)
近年は日本の女優でありながら、鼻が高く瞳は大きくまつ毛がバッチリ。欧米の女優と変わらないような顔立ちの女性の露出が目立っている。
そんな中で、細長い切れ目と特別には高くない鼻。
挙動や仕草がまた良い。
自己主張は至って控えめである。否、殆どしない。本当は言いたいことがあるのだけれど、フッと俯いて自分の心に言い聞かせるように黙り込み、やがて目は優しく応える。
頬は小さな笑みを浮かべている・・・。
無遠慮にバカを言ったあと、どんな鈍感な男でも、そんな黒木華の優し気・哀しげな笑顔に直面すると、後悔・反省・自己嫌悪感にサイナマされてしまう。

今も好きな女優である吉永小百合の高潔さとはちょっと違うのである。
否むしろ、高嶺の花だった吉永小百合と違って、黒木華は放ってはおけない「父性本能」を掻き立てられる、そんな身近な女優でもある。
記事にもあった通り、昭和時代には珍しくない型・持ち味の、郷愁をそそられる女優だ。
イワン・アサノヴィッチはSNSの最後の行に「あなたはモンゴロイド美人です。」と付け加えた。
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孫のひなたは ノリキチ

2016-04-22 23:32:01 | 日記・エッセイ・コラム
 (写真はクリックすると拡大されます。)
 三歳の孫息子ひなた(陽太)は大の乗り物好きです。
嫁方の祖父にあたる人は、現役のダンプの運転手で同じく伯父はバイクの名手。
きっとそんな家系の血をひいているのかも知れません。
新幹線にいたっては車名をスラスラと当てていくのですから驚きです。
重機も然りで、パワーシャベルとかブルドーザーとか言い当てます。
謂わば乗り物キチガイで、今風にいえば「ノリキチ」です。

本人が一番乗ってみたい車は、子どもですからベンツやシボレーなどではありません。
消防自動車と救急車とパトカーなのです。
けたたましいサイレンの音を立てて走り抜ける緊急自動車は、きっと子ども心にもエキサイテイングなのでしょう。
消防署の前を通る時などは大きくて真っ赤なハシゴ車を見つけると、惚れぼれとした顔付きで足の歩みも止まりがちになってしまいます。

しかし、こんな車に乗れないことは物心もついてきた最近は本人も分かっています。
パトカーに乗るときはおまわりさんに捕まる時、救急車に乗るときは死にかけた時、いずれにしてもパッとしないぐらいなことは理解しているようです。(笑)

二才の誕生日に買ってもらったバックホウを操縦して満足げです。 

遊園地ではミニ機関車に乗ってご満悦。 

家の中ではダンボールカーを運転して喜んでいます。 

もひとつのノリモノはといえば・・・ひなた君はお”調子ノリ”でした。



泣いて馬謖(ばしょく)を斬れ バド桃田賢斗選手

2016-04-16 22:15:20 | スポーツ
 バドミントンの日本男子エース桃田賢斗選手が違法カジノ店で賭博行為をしたため、バドミントン協会は無期限の試合出場停止の処分を科した。メダルを期待された桃田選手のリオデジャネイロ五輪出場はなくなったとのこと。

桃田選手にオリンピックのメダルの期待が掛かっていただけに、イワン・アサノヴィッチは、正直なところ「勿体ない」と思った。
しかし、SNSの「Twitter」では、処分は仕方の無い事だとイワン・アサノヴィッチは記述した。理由は単純で、こんな時こそ“是々非々”で臨むべきだと思ったからだ。
そして桃田賢斗選手の生い立ちなど詳しい報道を読むと「さもありなん」と思うようにもなった。

小さい頃からバドミントンの技に長けていた桃田賢斗は、親や指導者らの目にとまり「この子は、今から練習に励めば将来はプロの選手になれるかも知れない。」と言う期待を掛けられて育っていた。
周囲の期待どおり小学生時代から中学生・高校生とシングルスでは優勝街道をまっしぐらに走り抜けた。社会人となってからも世界大会などで敵なしの状態でオリンピックでは金メダルが有望視されるまでになっていた。

世界のトップにたった「バドミントン」オンリーで育った21歳。必要なカネは全て他人持ち。その金額も常人とは桁違い。コーチはカネの使い方まで指導はしていない。
「金メダル・金メダル・・」という親・教師・コーチの大人の価値観だけで育てられた人間、スポンサーからの有り余るカネに塗(まみ)れた21歳はカネを稼ぐ苦労など識る由も無い。
桃田賢斗は小学生の頃から全人教育されることは無く、金メダル至上主義に陥った大人の価値観だけで創られた悲劇的なヒーローだったのだ。

人生即別離 春は、別れの季節

2016-04-10 12:40:36 | 日記・エッセイ・コラム
 毎月第四水曜日は ジジババの月例の飲み会(四水会)がある。
1人だけ、50代の女性が居て「私とは一緒にしないでください。」と冗談が出される。
全く任意の飲み会だから集まる人数も5人~10人と毎回不定である。
ただ、この飲み会に集う人たちの共通点は、過って市民派市長の小池正孝さんを僅か140票差で当選誕生させたという時の雄々しき戦士たちなのである。
メンバーの経歴は種々であり市民運動のベテランなどは居ない。
そして、メンバーが支持する政党・会派も様々である。
因みに政党で言えば、まさに自民党から共産党までが網羅されている。
「街づくりに政党・会派は関係ない」がこのメンバーの合言葉となっている。
イワン・アサノヴィッチがこの会に初参加してから7年目になる。
メンバーも今は中高年層が多いこともあって新旧の入れ替わりで、比較的に新しい人も居ればOBとなった人も居る。
 今回、89歳のNKさんが、大阪の娘さん一家のもとに引っ越すことになった。
NKさんは実に矍鑠(かくしゃく)とした方で、19歳年下のイワン・アサノヴィッチは「70歳はまだ小僧、“終活”なんて10年早いヨ。」 と発破を掛けられてしまったりする。
かといって、年少者を押さえつける言い方ではなく、勇気づけるような清々しい目付きで、少年のような目で言ってくれる。
NKさんは奥さんに先立たれ、いわゆる“独居老人”の身で生活していたのであるが、冬場あたりからさすがに臥せることが多くなり、四水会も欠席がちだった。
周囲、とりわけ遠方で暮らして居る家族の方々からすれば心配となり、大阪のお子さん一家の元に転居となったのである。
旧農林省の職員として、戦後間もなく印旛沼干拓事業にも携わり、県職員として印旛沼の土地改良事業に携わったイワン・アサノヴィッチとは妙な縁があったのだなぁ、とお別れを前にして感慨に耽ったりする。
唐代の詞に「歓飲」という作がある。その中で “人生即別離” という一節がある。
高校の漢文の授業で、 人生即別離の解釈について教師は井伏鱒二の訳を語った。
「さよならだけが 人生さ」 と。
10代のイワン・アサノヴィッチにとっては、余りにも儚(はかな)さ過ぎる言葉と思った。しかし、妙に心に響き50年経った今でも鮮明に覚えている言葉なのである。
NKさんは、友人知人の見送りを固持して先週、大阪へ旅立った。
別れがたい人々との別れなればこそ、見送りは要らなかったのだろう。
NKさんらしい。

賃上げしない企業は懲罰せよ IMF報告

2016-04-01 23:09:03 | 国際・政治
 ワシントン発の記事ですが、IMF(国際通貨基金)が3月13日発表した報告書によれば、日本政府は労働者の賃上げに向け、さらに取り組む必要があると指摘しました。
同時に「デフレ脱却には賃金上昇が必要だ」と強調しています。
IMF(国際通貨基金)はさらに踏み込んでいます。
なんと!「利益を賃金に還元しない企業対する懲罰税制」などを提言しました。
この発言は主権者意識の機能がきちんとIMF(国際通貨基金)に定着している証拠でしょう。日本では政党を除いて、こんなことを言う機関なんて、残念ながら存在しません。
また、「非正規雇用の増加は労働者側の賃金交渉力の大幅な低下を招いた」と冷静に分析をしています。
そして、今春闘におけるトヨタ自動車のベアーが僅か1500円で決着したことにも触れ、「賃上げが活発とは言い難い」と懸念を表明しました。

このことは同時に、トヨタの社員を含めて多くの庶民・国民が抱いている懸念です。
ところが、こんな明白な事実を国内のメデイアは一切報道することなく、半ば国民に気づかれないようウヤムヤにスルーしてしまおうとしているのです。
以前は政府にとって不都合な事実であってもIMF(国際通貨基金)たるものが日本を名指しで指摘・提言していることにはメデイアも報道ぐらいはしていたものです。
ところが最近は報道すらしなくなって来ています。
だから多くの国民は1500円のベアーにも、諦めというか無力感とでも言うのでしょうか、何となく認めてしまっているのでしょう。

最近ネットが発端で「保育園落ちた、日本死ね!」というブログのフレイズが話題となっています。予断になりますが、TVの右翼的偏向番組で俳優:津川雅彦が「そんなことを言うならオマエが死ね!」と放送禁止用語を使って絶叫したそうです。(辛坊治郎司会)

世はまさに報道管制の布かれた戦前の軍国主義時代に状況が似てきています。
メデイアが報道しないのであれば、もう黙ってはいられません!ネット世界で勝負です。
お隣の中国では政府が、中国版の「twitter」の規制を始めています。
リビア等で始まった「アラブの春」という革命もネットが大きな原動力になりました。

政府は早期にIMF(国際通貨基金)勧告を受け入れるべきです。