俗に猛暑のあとの冬は寒いと言う謂われのとおり、今年の冬の雪は猛烈です。毎日のTVのニュースでもトップに必ず日本海側の豪雪の状況が報道されています。
そしてこれだけ降って生活や交通にも多大な影響を与えているにも拘わらず、『今夜から明日にかけての予想降雪量は80cmです。』とアナウンサーは、なを警戒を強めるように言っています。
4年前に新潟県の村上温泉に出かけた時に地元のタクシー会社の社長さんが『雪のない千葉県の安房地方に住みたい。』としみじみ話してくれたことが実感として思い出されます。
猛暑のせいで、イワン・アサノヴィッチ農園の秋作は大分出おくれてしまいました。作付けが遅れて普通は正月前に収穫出来るような白菜・キャベツ・ブロッコリーなどの成長が未熟です。
(寒冷紗のトンネル)
暖冬であれば路地で凌げるかなと思っていたのですが、この寒さではムリでした。寒冷紗という防寒用の白地の不織布をベタ掛けしました。
しかし、野菜の作物はそれぞれが体内時計を持っていて、昼夜の時間割合を計算しつつ成長しているのです。冬至を過ぎた今は1月です。
単純に防寒をしたからと言って上手く育ってくれる補償はありません。
そんなこんなでイワン・アサノヴィッチは夕方5時まで畑で働きますが、気温は2℃で手足の指は既に冷たく麻痺しています。
水呑百姓の宿命と覚悟しているのですが「横着者の節句働きだ。」と言うキツイ言い方をする方もおられます。(笑)