イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

スイカの費用対効果

2009-07-19 00:34:00 | 農業

 今年は初めてスイカを作付けした。

以前、1回だけ試しに作付けしたことはあったが途中で諦めてしまった。放っておいたスイカのツルにウラナリみたいなものが何個か出来たことを覚えている。

梅雨明け前に1度ワラを敷いたが、夏の太陽の光を受けてツルもだいぶ伸びて来た。灼熱の干天が始まり、熱せられる地温の緩衝材として敷きワラがまだまだ必要になる。

新たにホームセンターで購入してワラを敷いた。2度目であり、ワラ代は締めて4,000円ほど掛かった。

スイカ苗5本の面積に4,000円の敷きワラである。1本の苗からツルは2本にした。10個のスイカが成る計算である。

                                                  

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しかし、前回あきらめてしまった理由の一つにカラスの啄(ついば)みを計算に入れれば成果達成度を50%と覚悟して最終的には5個の収穫を考えている。

カミサンに聞けば、近所のスーパーでは1,000円以下で売っているとのこと。すると我が大日農園では5個で5,000円という計算である。

カミサンは『よくって、イワン・アサノヴィッチ!あなたの畑のスイカはきっと1,000円なんかで売れなくてよ。せいぜい5~600円の代物よ』と追撃の言葉。

…計算のし直しをすれば、僅か3,000円となる。労賃や苗代は言うに及ばず、敷きワラ代もでないということになる。ワラを買って敷いたということは絶対にカミサンには言えない。

イワン・アサノヴィッチはカミサンがIT音痴であることに胸をなで下ろしている。