イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

ハンガリー女性コーラス・プロムジカ

2014-07-08 14:26:09 | 音楽
  

 6月4日、東京オペラ・シテイホールに出かけました。 

ハンガリー女性コーラス・プロムジカの公演を聴きに行ったのです。 

カミサンが職場の旧友から紹介を受けてチケットを購入しました。

 15年くらい前に「ハンガリー少女コーラス」の公演を聴きましたが、その流れを汲んだ合唱団です。 

いまや立派な女性であって、もちろんのこと少女などでは在りません。(笑い)でも、40名ちかい構成ですが、10代から30代ぐらいの集団で美人ぞろいです。

 民族衣装ありセレブな宮廷衣装っぽいものありで、観ているだけで壮観です。

 指揮者のサボー・デーネシュ氏はユーモラスなジェスチャーたっぷりの会話を使いながら精力的に幾つものコーラスを指揮・披露してくれました。

 81歳という御年には到底みえない若さを保持しているのも立派です。

 曲目はハンガリーの音楽家・民族学者のコダーイ作曲のものも多く唱われました。

 若い女性たちの集団的な肉声を聴いていると、「生」と「性」について、去りつつある郷愁を感じ、元気が貰えるような感慨も湧いてきました。

 やはり、もう歳なのですかね…(淋笑い)

 日本の歌も譜面なしで唱いました。「会津磐梯山」のコーラスは絶品です。

心憎いことにラス前に、東北震災復興の歌とも言える「花は咲く」を唱ってくれました。

 国境を越えた人類の連帯に涙した聴衆はイワン・アサノヴィッチだけではなかったでしょう。

     Photo

       指揮者:サボー・デーネシュ氏