妻と久しぶりに登山旅行をした。それも冬山である。目指すは穂高連峰だ。
新穂高温泉から登り始め、標高差1000mにおよぶ西穂高口(2156m)を何なく制覇。
地元のひとから聴いていたとおり、雪はやや少なめであったが、連峰や槍・笠の頂上の、ガスの合間からの眺望はやはり格別だ。
シンとした冷気に触れながら、聳える孤高の峰々を見ていると、下界を離れた天空人へと変化していく自分に気が付く。
雪の深い尾根道を歩き始めると、疲れからだろうか妻が足を滑らし滑落しそうになった。私は咄嗟に手を差し伸べ、妻の右手首を捕まえ足を踏ん張った。遭難回避。
この時…、夫婦というよりも登山家同士の連帯感を、改めて深めあったことは言うまでもない。
温泉駅からロープウエイで一気に西穂高口に上り、頂上駅の回りに造られていた、観光客用の周遊の雪道を歩いていたところ、カミサンが途中の坂道で、『キャ!』とか言って滑ってしまった。
『あっ!』とか言って、傍らにいた私は為す術もなく傍観せざるを得なかった。起きあがった後には、カミサンの大きなお尻の型どりが出来ていた。
この辺が私たち夫婦の冬山登山の、ことの真相であるらしい…。
夫婦で登山、それも雪山とはうらやましい限りです(笑い)。
と書くと、まるで汚れているみたいだが、そんな深い意味はない。もっとも、完璧にきれいだとは言い難いが。
生真面目で責任感の強いnakamuraさんのことです。無理な提案かも知れませんが、パカッと休んで
冬山の地学や麓の花木の写真を見せて下さい。
意表をつかれたからと言って、汚いだのそれほどでもないだの完璧でもないだのと、よくぞ並べてくださいました。(笑)
ブログ仲間に山のベテランが居るものだから、つい、向こうを張ってブログした、というところです。
ありましたね!
「キャ!」とか、なんかそんな雰囲気ですか?
独標までいったのですか?
雪いいですよね!もう女房と登る気はないけれど
ロープウエイの頂上駅周辺の雪道をウロチョロしただけです。
後藤久美子を背負ってなら、たとえエヴェレストにでも登ります。