イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

フアーム模様 らっきょう播種

2016-09-28 11:26:30 | 農業
畑をやり始めてから25年が経ちました。今年の夏の畑では異変が有りました。
夏場に野菜の水やりをしないで済んだことは一回もなかったのですが、今夏は一度も水やりをしないで済みました。
5日刻みぐらいで定期的に十分な降雨が在ったのからなのです。

9月に入ってからは秋雨前線が一層活発になったために、晴れ日よりも降雨日の方が多いのです。路地野菜生産の畑農家はきっと困っていることでしょう。
イワン・アサノヴィッチはそんな合間を縫ってラッキョウ(500g)を植えました。
一畝に15cm間隔で3列の構成です。
深さは10㎝穴の径は2.5cmと厳密です。もう!ド素人ではありません。(-_-)

素人・プロという言う言い方は正確な意味ではありません。
敢えて言うなら、きちんと正確な野菜を作りたいという欲求が生まれるか、そうでないかの差だと思います。
なにも深さ10cmでなくてもラッキョウはソコソコ成ります。
なにも穴の径が2.5㎝でなくともラッキョウはソコソコなります。
だから、どうでも良い・・・と言うわけにはいかないと言う自覚が持てるか持てないかの差なのです。「持てる」を「生まれる」に言い換えた方が正確かも知れませんネ。

フアームでの問題は、深さ10cm、穴の径2.5cmをいかに効率良く確保するかです。
最初は潤滑剤(小型:写真)を使い畑に穴空けをしていたのであるが、堅めの土の所では手のひらの力を掛けて押し込まねばならない。
潤滑剤のスプレイが押されて、プシューと少しだが中味が出てしまう。 (>_<)
     小型スプレー缶活躍          (写真はクリックすると拡大されます。)

梅雨明けの時期は、新ジャガの季節 

2016-07-09 23:02:15 | 農業
 今年の梅雨は決して空梅雨ではないが、晴れと雨の天候がハッキリとしている特異な梅雨になっています。
昨日はピーカンの夏日和りかと思えば今日は朝から終日の小雨模様です。
どうやらジャガイモが実ったのです。
ダンシャク・メイクイーン・アンデスの苗が黄ばんで枯れ始めました。
収穫の時期を告げるサインなのです。
三品種の試し掘りをしてみたが、それぞれに十分に実っていました。
毎年のことなのですが、やはりワクワクしながら豊作に誰一人いない畑で身も心も躍るものなのです。 (^_^)v


男爵イモ。フツーは腐る種イモが、腐らずにシッカリ残っていた。
どう言う訳かイワン・アサノヴィッチも分かりません。
(画像はクリックすると拡大されます。)


アンデス。男爵イモやメイクイーンに較べると播種の時期は同じでも、実る時期は少し遅れるようだ。原因は不明だがそんなのもと理解しています。
(画像はクリックすると拡大されます。)


「そうか病」 毎年のことですが、ジャガイモの皮膚病みたいなものです。
水はけがよく、乾燥しがちな土壌で多発するジャガイモ特有の病気なんですが、人間で言えばシミ・ソバカスみたいなものでしょう。
病害虫が居る訳でも無く味も全然かわりません。
来年は発芽後の成長具合をみて、根本の土寄せを頻繁にやりたいと思っています。
(画像はクリックすると拡大されます。)

農園百景 いじわる権兵衛

2016-01-28 22:11:35 | 農業
  「♪権兵衛タネ播きゃあ カラスがほじる♪」 コミカルな情景を唄ったフレーズだが、畑の実情を言い得ていて妙である。

イワン・アサノヴィッチ農園の周辺は他にも大勢の人が畑作を楽しんでいます。
今の時期に困るのはカラスとアライグマです。

    (写真はクリックすると拡大されます。)
葉物野菜が極端に少なくなる冬の畑では、ワルでかなり贅沢なアライグマにとっては苦しい時期でもあります。
写真のとおり、イワン・アサノヴィッチ農園の貴重なニンジンの葉がアライグマに食べられています。
葉を食べられてしまうと、光合成が出来ずにニンジン本体の成長もままなりません。

     (写真はクリックすると拡大されます。)
カラスが電線で騒いでいます。
ラッキョウや小粒のホーム玉葱の球根を植えると目ざといカラスは穿(ほじく)り返して食べて仕舞います。
翌日、怒ったイワン・アサノヴィッチは「柳の下のドジョウ」を狙って集まってくるカラスめがけて土ツブテを投げます。
その日はスゴスゴと彼らも逃げ去るのですが、したたかなんです!
翌日になると、ちゃんとお目見えするのです。それもボスカラス一匹だけが・・・
そして、妙な鳴き声で遠くに居るカラスの仲間たちに知らせるのです。
『みんなー注意しろ、軽トラのイジワル権兵衛が今日も居るからな~』
さしずめ、そんな調子の事を言っているのでしょう。
(しかし、この記述に続編があることを予告いたします。逆襲編です。)

イワン・アサノヴィッチ農園百景 柿ドロボー 

2015-12-26 13:14:13 | 農業
 
(写真はクリックすると拡大されます。)
 
 今年の冬は暖冬になっています。
写真はイワン・アサノヴィッチ農園に向かう途中の農道です。
ご覧のとおり柿の実がたわわに生っております。それも道路脇に…
そして困ったことに、これ見よがしにです。 (-_-;)

 毎日、この農道を通る時には何故か心に胸騒ぎが起きるのです。
そうなんです!子どもの頃にやらかした柿ドロボーの記憶が蘇ってくるからなのです。
当時、町内近所の庭に生っている柿の「甘い・渋い」を熟知していたワンパク集団のイワン・アサノヴィッチらは、スリリング追いとオヤツ代わりに盗みまくったものでした。
 
 しかし、この農道は小学校の通学路にもなっていますが、どうも盗まれている様子はありません。 
今の子どもたちにはオヤツが十分に足りているのか、それとも意外と倫理感が強いせいなのかは不明です。
 
 60年前の当時ですが、どうせ子どものする事だ『 欲しければ獲っていきな 』と言わんばかりの家主さんもいました。
勿論のこと『コラー!』と一喝する家主さんも居ました。
そんなところからも、いわゆる”人情の機微”みたいなものを自然々々にイワン・アサノヴィッチらわんぱく集団は、子ども心にも学んでいたのかも知れません。 m(_ _)m 

美結♡から貰った株の種 あわや!?

2015-12-20 00:04:07 | 農業
 先月の18日の拙ブログに記述しましたが小二になる、愛する孫娘が学校の先生からカブの種を貰って来ました。
イワン爺は美結♡の進言に従い畑に植えました。
美結♡はイワン・アサノヴィッチが畑をやっていることを承知で、担任の先生から余ったカブの種を貰ってきたのです。

イワン・アサノヴィッチは早速、畑に出てキッチリと数えられた種10粒を植えました。
美結♡の期待が掛かっているものですから、妙にプレッシャーが掛かっています。
子どもですから、タネを植えれば苗になり、やがてカブの実を付けて収穫は当然であると思っている筈ですから…。
イワン・アサノヴィッチは、栽培に失敗しても良いように一計を案じて、「スペアー植え」をしたのです。美結♡は、そんなこと識りませんので内緒でお願い致します。
即ち、美結♡から貰った10粒とは別に、保管していた40粒のカブのタネを植えたのでした。
           (写真はクリックすると拡大されます。)
写真のとおり、植えた時期が少し遅すぎたことと、多分ですが発芽率が相当に落ちていたため発芽は植えた分の半分に留まりました。
そして発芽したものが全て成長するとは限りません。何らかの原因で成長の途中で枯れたりすることは良くあることです。
とりわけ、去年の余った種などの発芽率はかなり悪くなります。

先日、気になっていたものですからカブを植えた畝を覗いて観ました。
案の定、発芽したタネは5割でした。イワン爺のタネも概ねそんなものでした。
(写真の左側が美結♡から貰った発芽ですが、少し元気がありません。)