イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

ジャガイモ収穫はじまる

2014-07-08 15:23:51 | 農業
  

 この地では、ふつうの年は梅雨明けのころにジャガイモの収穫を始めます。 

地球の温暖化が懸念される近年、今年はジェット気流の蛇行によって寒暖差が激しい梅雨となっています。

 こういう年は作物の出来にもバラツキが生じます。

 例えばジャガイモについては、粒の大きさが一定しません。

 粒の数は例年と変わらないのですが、大小が極端になってしまうのです。

 お天道さま相手の仕事ですから致し方在りません。

 天候についてグチを言うと、お天道様に怒られる前に先ず以てカミサンに罵倒されます。

  『ダメよ、イワン・アサノヴィッチは!天気に文句いっているようじゃ、本当の百姓なんかにはなれない。』

 二の句も告げないのですが、だからと言って“兼々業農家”を目指している というわけでもありませんので、読者の方はカミサンの言うことに惑わされないで下さい。

 今年は作付け面積を多くしたので有難いことに収穫も一仕事になります。

 種芋は男爵5kg・メークイーン5kg・アンデス3kg・キタアカリ2kgでした。

きっと我が家では食べきれませんので、ご近所の方に配ることになります。

  25

 


ハンガリー女性コーラス・プロムジカ

2014-07-08 14:26:09 | 音楽
  

 6月4日、東京オペラ・シテイホールに出かけました。 

ハンガリー女性コーラス・プロムジカの公演を聴きに行ったのです。 

カミサンが職場の旧友から紹介を受けてチケットを購入しました。

 15年くらい前に「ハンガリー少女コーラス」の公演を聴きましたが、その流れを汲んだ合唱団です。 

いまや立派な女性であって、もちろんのこと少女などでは在りません。(笑い)でも、40名ちかい構成ですが、10代から30代ぐらいの集団で美人ぞろいです。

 民族衣装ありセレブな宮廷衣装っぽいものありで、観ているだけで壮観です。

 指揮者のサボー・デーネシュ氏はユーモラスなジェスチャーたっぷりの会話を使いながら精力的に幾つものコーラスを指揮・披露してくれました。

 81歳という御年には到底みえない若さを保持しているのも立派です。

 曲目はハンガリーの音楽家・民族学者のコダーイ作曲のものも多く唱われました。

 若い女性たちの集団的な肉声を聴いていると、「生」と「性」について、去りつつある郷愁を感じ、元気が貰えるような感慨も湧いてきました。

 やはり、もう歳なのですかね…(淋笑い)

 日本の歌も譜面なしで唱いました。「会津磐梯山」のコーラスは絶品です。

心憎いことにラス前に、東北震災復興の歌とも言える「花は咲く」を唱ってくれました。

 国境を越えた人類の連帯に涙した聴衆はイワン・アサノヴィッチだけではなかったでしょう。

     Photo

       指揮者:サボー・デーネシュ氏