イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

「我が輩は只猫である」その1

2007-03-03 19:36:16 | ペット

 我が輩の名はハナである。御主人様は我が輩のことをタダネコと呼ぶ時がある。

近頃、世の中ペットブーム、我が輩より少しばかり毛並みが良いと言うだけで、高値で売り買いされているそうだ。我が輩は俗にいうノラである。

値のついていない、即ち無料の猫だからタダ猫と、ご主人様は言う訳なのである。失敬な話しである。

先日、猫好きの親戚の家にご主人様が行った時のことである。その家にはベンガルという血統証付きの猫がいたそうだ。

『黒トラでさ、一見するとうちの猫と似ていたけれど、よく見ると目が丸くて可愛いし、模様もちょっと変わっていて実に綺麗だったよ。やはり血統証付きの猫は違うなあ。』と、我が輩の顔を見ながら家人に話している。嫌みな話題である。

ご主人様と目が合ったが気分が良くないのでソッポを向いた。するとご主人様がやって来て、我が輩を抱き上げ、顔をマジマジと眺めながら…

『オイ…どう見ても、やっぱりおまえは只猫だなあ』と感じ入ったように言うのである。加えて失敬な話しである。
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