イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

初めての稲刈りに興奮!

2006-09-24 15:27:47 | 農業

Photo私にとって、ブログ開設の第1稿に相応しい出来事が昨日ありました。                                      

それは、初めて稲刈りをしたことです。

知人が里山の修復のために荒れた田んぼを無農薬農法で再生すると言うので、5月の田植えからお手伝いをした田んぼの稲刈りでした。

何年も荒れたままの田んぼだったので用水の水漏れが激しく、畦の修復や手入れに苦労させられたり、農薬を使わないため炎暑の中で草取りを何回もした田んぼでした。

リーダーの知人も脱サラ農家で助っ人の我々はド素人。こんなんで上手くいくのかいな、という疑心暗鬼で日々を送る内にやがて穂が出てきて、そしてやがて実も付いたのです。ド素人がやっても何とかなるんだ!という歓喜は言うまでもないのですが、同時に日本の自然のありがたさに感謝させられた次第です。

別のサークルである「メダカの会」の会員家族の応援も得て、9月23日無事に稲刈りが完了しました。

私は畑を15年やっているのですが、驚いたことに稲刈り専用のカマ(鋸鎌)があることを知らされたのです。軽く小さく刃は細く長い。ザクッザクッと使い勝手が非常に良い。

農民の長い伝統・歴史の中で編み出された英知の証の”カマ”!大層な言い方になりますが、農民の伝統・歴史・英知が途絶えることなく、わが家にも伝承されたような気分になりました(笑)。