イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

自民党はアメリカの政党か…

2013-03-14 13:48:36 | 国際・政治
 

  中国や韓国を口汚く罵るが如くの言葉を使う人々が自民党やその他の保守政党に多い。

そんな「政治家」は同時に、国内にあっては生活保護者や高齢者・年金者に対しても「不正」だ「自己責任」だ「自立」だと、強要的・強制的なこと言って批判することが多い。

過日のNHKテレビ討論会でも自民党の笹川議員は、この問題で『生活保護を貰うことは恥と言う気持ちがあった。云々』と発言していた。勿論のこと他党(共産党の穀田議員)から、生活保護は憲法に保証された国民の権利であって、決して恥などではないと厳しく指摘される一幕もあったぐらいの認識だ。

国会議員ですらこの程度の見識だから情けない。自民党やその他・保守系政党の人間・御用評論家・御用ジャーナリストらはよほど、他人=国民不信の強い性格・思想を持っている人が多いみたいだ。

はたまたそんな人間に限って不思議なことに、羽田・成田空港が手一杯で離発着にかなり窮屈になっているのに、首都圏に居座っている米軍の横田空域返還は一言も口にしません。(ただ一人、石原慎太郎が国会質問で、このままでは5年後に羽田も成田もパンクするとは言っていたけれど、横田基地の軍・民の共同使用と言う「限界」に充ちた発言に終わっていた。)

段々と分かって来たことなのであるが、隣国蔑視・国民不信の言動を喧(かまびす)しく発する輩は、なお不思議なことにアメリカには只の一言も言わない・言えない人達なのである。そこに見えて来るものは「格差拡大」「自由競争に名を借りた弱肉強食」「利己主義横行と団結の崩壊」などなどおぞましい諸々である。

外交問題専門研究者の孫崎 享は昨日の自民党TPP交渉対策委員会の結果発表をみて。

『自民党は一応反対のポーズをとっていたが、これでTPP容認となった。しかし
TPP交渉で日本に例外品目を認められる可能性はほとんどない。しかも途中で交渉を打ち切る権利は先発の九カ国のみで日本には認められないだろう。安倍首相は米国との関係をよくすることを政権の支えとしている。しかし中国は安倍首相のタカ派姿勢を批判している。米国に安倍政権と距離を置けと釘を刺している。米国にとって今や最大輸出市場は中国であり日本ではない。http://ch.nicovideo.jp/article/ar157862)』と結んでいる。

イワン・アサノヴィッチは上記の記述と以下の数行を返信コメントとして孫崎 享氏に送った。

結局は只ただアメリカにひれ伏して行くだけの、アメリカ朝貢外交という屈辱的な日本外交の姿が透けて見えて来ましたね。

「反米」だ「愛国」だ「反共」だ「右翼」だ、などと軽々にお互いにレッテルを張りまくるようなことは慎みたいと思うものの、決められない民主党も困ったけれど、「日米対等」の一言が言えない自公政権も困ったものである




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