イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

トランプ旋風 女優のM・ストリープがバッチリ批判

2017-02-02 21:36:45 | 国際・政治
 1月20日、アメリカの新大統領、D・トランプが就任した。
就任の前日に、トランプは当選後初めての記者会見をした。
冒頭でアメリカCNNテレビの記者を名指しして、「お前の会社は偽ニュースを流すから、質問は受けない。」と予想はしていたものの波乱含みの幕開けとなった。
そのほか女性蔑視的発言や障碍者嘲笑の動作真似、テロに託(かこつ)けたイスラム教徒排除の発言が幾度となく発せられた。
また、メキシコ国境に壁を建設して、不法入国者を撃退し、建設費はメキシコに払わせる、などとアメリカ合衆国のトップとは言い難い破天荒な発言内容が当選直後から連なり今も変わらない。
そんな中、女優のメリル・ストリープが、折しも自身のGグローブ賞受賞式典でトランプを痛烈に批判した。
『差別は差別を生み、暴力は暴力を生む。トランプの主張は間違っている。』と遠慮のない批判意見だった。

M・ストリープは、私の好きな女優の1人だ。
映画はなんと言っても「クレイマークレイマー」(1979年公開)であろう、離婚する男女が男の子の親権を巡って訴訟沙汰。親権を得た男親(ダステイン・ホフマン)は慣れない育児と仕事に悪戦苦闘する、挙句の果てに子供が事故に巻き込まれてしまう。しかし、子を思う父親の気持ちは、男の子は十分すぎるほど理解していた。
母親(M・ストリープ)が再度の訴訟で親権を奪い返した。
自分の家に引き取ろうと男の子を連れだすが、父と子の間に既に培われた愛情は些末な育児の失敗や事故などで引き離すことは出来ないとさとる・・・。

40年近い前の映画だが、作品と共にM・ストリープは愛情濃厚な、過っては妻であり母である女をバッチリと演じていた。
だからこそ、世界最強の国の大統領を相手に一歩も引かぬ批判で『大統領は間違っている。』と明確に且つ直接に言えるのであろう。
予断になるが、実はイワン・アサノヴィッチが現役のころ、或る職場で目つきだけがM・ストリープそっくりの女性職員が居たことがある。勿論その女性は目つき以外の全てはまったくの日本人である。
なお予断になるが、その女性職員も内心は好みのタイプでありM・ストリープ同様に好きなひとだった。もう数十年前のことだ・・・。

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