鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

月命日三十七回目-➁

2024-04-15 23:21:34 | Weblog

真夏日近く迄、気温が上がる。

初夏の陽気続く。

 

体調が悪かったので、少し食を控えていたけれども、食べない反動で、特に空腹でもないのに、何か食べたい・・・。

そして胃が痛くなる・・・のループ。

 

染井吉野はピークを過ぎてもう散り終わり。

月命日には、墓参できなかったので、行ってみようか・・・と思い立ち、可燃ゴミ収集の日でもあるし・・・と、あまりやる気もないまま起きて、障子開けると・・・今日は、カップルのキジバトが・・・。

ハトと目があった。

営巣する気かな・・・?困るな・・・ソレ。

暫くは、家の周辺気を付けないとな・・・。

 

午前10時少し前に出発。

国道を南下。旧居住地迄。

南下するにしたがって、染井吉野は、葉桜になりかけていて、御花見には少し遅かった感もあるけれど、枝垂桜、山桜、八重桜・・・満開。

 

墓所は、川を望む断崖の上にあって、川に、大きな白い鳥を発見。鷺のようではあるけれど・・・写真を撮ろうと思ったら、大きな羽を広げて、飛び去ってしまった。

羽の裾が黒かったので、もしかしたら、コウノトリかも・・・。コウノトリの繁殖地は、ここから10Km程、南下した渡良瀬遊水地だけれど、繁殖地から川に沿ってここまで来たのかもしれない???

 

 

旧居住地は、当地で発見された新種の思川桜が、満開。

駅前から、市役所迄。

市役所裏の思川河川敷の桜並木も満開。

色も染井吉野より濃いピンク色で、花も少し大きめ。

暫く眺めて・・・。

 

旧居住地で一番大きなホームセンターへ。

ここも半年近くご無沙汰。リニューアルで、ペット・ショップで、顔なじみ?の九官鳥は、他店舗へお引越しのお知らせ。

 

次は、旧居住地・市内北端にある大沼親水公園へ。

こちらも思川桜と八重桜満開。

いつも同じアングルになってしまう・・・去年も同じような場所・位置から撮影。

池の水が殆ど抜かれていて、水鳥は、カルガモの他には、鷺だけだった。

足元には、たんぽぽ。

 

この頃、車を運転すると左肩が痛くなってくる。

 

旧居住地での墓参とひとりお花見。

初夏のような月曜日。

 

 


雉鳩(キジバト)

2024-04-14 21:50:23 | 自然・気象

初夏の陽気・夏日続く。

 

朝・・・。

1階の障子をあけると、庭の仕切り用に積んであるコンクリート・ブロックに、キジバトが背を凭せ掛けている姿を発見。

鳩・・・が・・・あの姿って・・・???

鳩が、ブロックを背もたれにして横たわっているのであった(丁度、猫が横向きにくつろいでいるような感じで)。

もしかして・・・???昨日、一昨日と、夜間に、猫の鳴き声がしていたので、もしかすると猫(或いはカラスとか・・・)に、襲われて手負いのまま、息絶えてしまったのかも・・・。

窓越しにジッとみてみるのだけれど、もし死んでいたらどうしよう・・・案外、ガタイのデカイ鳩だし、わたし、なんか、触れない気もする。

重量ありそうだし、ウィルスとか怖いし・・・?

 

・・・動かないし・・・死んでるよな???

キジバトは野鳥か・・・野鳥は、保健所か???

ああ・・・どうしよう・・・!!!

こういうときには、相方に聞いてみるか・・・と思って窓を開けた瞬間、横たわっていた鳩は、パッと首を動かした。

どぁ!生きてるのか、怪我しているのか・・・それなら助けんといかんがな・・・やっぱ保健所か?日曜日って営業?しとるのか・・・それとも獣医師か・・・と私の脳は、普段の数十倍の速度で、ありとあらゆることを考え出す・・・。

鳩は、私を見つめると、バタバタと羽を羽ばたかせて、飛んで行ってしまった。

後から考えたら、写真でも撮っておいたらヨカッタのかも?

 

ああ・・・生きていたのか、よかった、よかった・・・自ら去って行ってくれてありがとう。

 

それにつけても・・・あの奇妙な姿勢で、ヒトんちの庭で、横になっている鳩なんて、初めてみた・・・。

そのヘンな寝方?に数分間で、様々なコトを考えた日曜日の朝・・・。

 

そういえば・・・去年の5月には、空家にしておいた拙宅2階のベランダ隅っこに、小枝が大量に溜まっていて、よくみると鳩の羽が・・・。ここで営巣する気か・・・???ということで、巣材の小枝(小枝というには長すぎる)を撤去したことが2回程。

 

洗濯物を干そうとしたら、お向かいの御宅のテレビアンテナに、ちょこんと鳩が止まっていて、コチラを見ていた・・・。

さっき、ウチの庭で、へんな姿で寝て?いた鳩かもしれない・・・???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


体調不良の春

2024-04-13 23:14:51 | 健康・病気

気持ちの良い初夏日和の土曜日。

 

本日に日付が変わって、そろそろ寝ましょうかね・・・と床に就くも・・・。

なんだか、胃が痛い。

胃というよりは、胃よりも少し下あたりに、鈍痛。

特に耐えられないような痛みでもないのだけれど。

気のせいか、吐き気もあるかも・・・。

まず疑うは、食中毒か・・・。

熱は無い、下痢をしている訳でもない。

・・・アタルようなものを食べてはいないし、食事から、7時間弱。

さっき、御茶とカステラ少々をつまみ食いしたけれど、コレが原因か?

夕食を食べた時、何故か、塩味が足りないような気がして、多めに入れたら、のどの渇きが酷くて、寝る前に御茶2杯程。

 

暫く、寝返りを打ちながら、さてさて、どうしよう・・・と思案を巡らす。

緊急ならば、救急車を呼ばずばならないか・・・。誰もいないし、玄関は鍵かけたままだからなぁ・・・。

こういうとき独り暮らしは、心細いものだね。

・・・で、運悪く?病院に搬送後、手術、入院になったときは、どうするか・・・入院の準備なんてしていないし、まず救急車で搬送となれば、救急隊員が、この散らかり尽くした二階居室迄、来るだろうか・・・ああ、ちゃんと片付けておけばヨカッタよ・・・まだまだダンボールの山の中で、暮らしているんだよワタシは・・・。

夜間の体調不良は、ドツボに落ちていくようで、次から次から、悪い方へ悪い方へ考える。

 

この時間帯だと迷走神経反射かもしれない・・・夜間に、腹痛、吐き気、心臓バクバク、冷や汗タラタラ・・・。

取敢えず、お手洗いに行ってみて、出せるものは、出しておいた方が、後々いいかもしれない・・・。

それにつけても・・・第二の脳と言われる『腸』って、心理的な動悸にすぐ反応して、お腹に来るっていうか・・・不安とか、心配事を考え始めると、途端に、来る・・・。

特に下痢症状もないので、腸じゃないのか・・・。

・・・となると・・・。

母の残した胃薬・エスマーゲンでも飲んで様子みるか・・・。

 

更に、追加処置?として、ソルフェジオ周波数の音楽でも聴いてみる。

気のせいか、ソルフェジオ周波数を聞いていると痛みが和らぐような気がする・・・。

 

そんなこんなで、早朝4時。

胃周辺の痛みを軽くなってきたので、少しだけ寝落ち。

エスマーゲンを飲んで緩和したということは、いつもの逆流性食道炎関連か、十二指腸あたりか・・・?

 

朝になって、また少し眠り、昼前に起きる。夕方迄、絶食。空腹感が強くなって来た。

夕方、お米を精米し、冷凍しておいた小豆で、小豆粥を炊く。

お米50gくらいで量を少なくして炊いて、温泉玉子、お豆腐、シラス卸し、清見オレンジの病人食。

 

小豆粥は、美味しい。しみじみ・・・美味しかった。

 

気温差が激しいし、先週は、顔に湿疹ができるし、なんだか、体調の悪い春・・・。

 

 


市内ドライヴ花見/やっと・・・今頃になって

2024-04-11 22:12:39 | 雷都日記

明け方冷え込み、日中花曇り。夕刻は肌寒い・・・。

 

雷都の染井吉野標本木が、満開の発表。

標本木が遅いのか・・・市内の染井吉野は、散り始め↓・・・といったところ。

午前中、市内を車で走行。

市内は、川の多い街で、川沿いでは、桜まつりと称して、屋台など夜店の出店も・・・というニュースも。

とにかく桜の多い街。

濃いピンク色の枝垂れ桜ピーク。

環状線を巡ると市内一周できるらしいけれど、まだ全周走行したことはなくて、混雑している市内中心部の片道3車線は、ちょっと恐怖。

自転車かバイクだったら、狭い通りでもスイスイかも・・・。

 

お昼前になって、市街から外れた環状線より北側の古い宿場町のパン屋迄。

小さなパン屋さんで、週3日しか営業していないので、開店と同時に、人が数名並ぶ。

フランスパンは、本日は、仕込みなし・・・ということだったので、ライ麦パン、総菜のキッシュ、レモンマフィンとバナナケーキを購入。

ライ麦パンとキッシュは、本日の夕食。キャベツとマッシュルームの有り物野菜スープ。

 

家に戻り、レモンマフィンと珈琲で一服。

 

冷蔵庫の上に、ダンボール箱に入ったまま、開封することもなく積まれていたオーブントースター開封・設置の儀。

このトースターは、母が亡くなる数日前に購入し、届いたのが、母が亡くなった後だった。

旧居宅で使っていた電子レンジが、そろそろ寿命か・・・と思われるような動作を始めたので、買っておいたものだったけれど、届いたのが、母の葬儀が、終わった頃で、そのまましまい込んだものを、現居住地に持ってきて、開封する事もなく、相変わらず、そのままになっていた訳で。

小さい台所の小さい冷蔵庫の上に収まった。

今日買ってきたキッシュなど温めてみたけれど、温度スイッチが適切ではなかったようで、あまり温まった感がしなかったのだけれど。

本当に・・・今頃になって・・・。

 

改めて、母が亡くなって、4年目に突入・・・母の知らぬ土地で。

雷都に住んで、初めての春。初めての桜。

 


遅霜/アレルギーかな?

2024-04-10 23:46:04 | 健康・病気

朝方冷え込むも、日中は穏やかな晴天。ソメイヨシノ桜満開。

 

先週末から、両頬の下できた湿疹。

時折、思い出したように痒みを発していたけれど、芥子粒より小さい水疱?が乾いて来て、2つ、3つ瘡蓋になって、終息したようだ。左右に10か所前後、それから首に3つ。

軽いステロイドクリームを痒みが出るたびに塗布していて、できるだけ掻き崩さぬようにしていたけれど、やはり、手で、顔を触ってしまう。

ひどくなるようなら皮膚科に行くか・・・とも思ったけれども、コト無きを得たようだった。

首は、掻き崩してしまったので、色素沈着しないとよいのだけれど。

 

引越ししてから、花粉症?を発症したようで、2月頃からハナミズたらたら・・・。ヒノキの花粉になってから、くしゃみなども併発。

寒中のせいかな・・・と思っていたけれど、どうやら花粉みたいで・・・。

 

湿疹とか、花粉とか・・・アレルギーかも。

昔から、トレンディ(流行)には疎かったけれど、季節性のアレルギーは、本当、勘弁してもらいたいところではあった。

 


春の豪雨/駐車場で注射とな・・・。

2024-04-09 21:19:05 | Weblog

午前中豪雨。午後から強風。

北風が強く寒い一日。

雷都のヨメイヨシノ標本木は、まだ5分咲き・・・らしく、この強風にも耐えたとニュースで伝えていた。

 

午後になって、雨が小降りになった図書館駐車場に居た相方から電話。

本日は、図書館勤務(←図書館に、自分の仕事を持ち込んでいるらしい???)で、図書館の駐車場は、4時間の駐車時間制限があるらしく、午前中のタイムリミット兼昼食ということで、一度、駐車場を離れての再入場・・・だったらしいけれど、何故だか・・・犬を連れたひとが次々と小雨降るなか、駐車場に集まっているとのことだった・・・。

ちょっと調べてみると・・・狂犬病の予防接種会場が、図書館の駐車場・・・らしい・・・。

『駐車場で注射かよ???』

まあ、場所代は、タダだし?犬を連れてくるひとは、車で乗り入れだろうから、駐車料金無料・・・ってことで、選ばれたのが、市民センターや図書館。

なかなに、洒落?のきいた会場設定やな・・・。
犬の性別で、時間帯を区分しているらしい。

ちなみに注射料金は、1匹3500円(未登録犬は、プラス3000円)ということで、犬を飼うのも大変だな。

 

 


シネマ歌舞伎・刀剣乱舞・月刀剣縁桐

2024-04-08 23:21:34 | 演劇・映画

夕方から雨。すこし蒸し暑い感もあり。

明日は、激しい雨の予報。

 

先週土曜日(6日)。

シネマ歌舞伎・刀剣乱舞・月刀剣縁桐を鑑賞。

オンラインゲーム『刀剣乱舞』から派生した舞台化2.5次元ミュージカル、アニメと古来の名刀を付喪神として擬人化した物語の歌舞伎版。

2.5次元俳優が、自らを捨ててまで、そのキャラクターに究極まで似せるかが命題の舞台版とは対極の・・・歌舞伎俳優演じる刀剣男士。

 

常磐津さん、長唄さん、邦楽さんの豪華な舞台演奏の中、歌舞伎特有のあの速度の遅いセリフ、一旦止まる立ち回り、見え切りなど、アクション・スピード・ビジュアル命2.5次元とは異質の刀剣物語。

これは、これで、なかなかに見ごたえ有りで。

 

歌舞伎と刀剣乱舞は、相性がいい・・・少なくとも、歌舞伎・風の谷のナウシカ・・・よりは・・・。物語にも相性ってあるんだよね。

シェイクスピアの十二夜なんか換骨奪胎して面白かったし。

 

昔・・・会社員時代の少しだけカネがあった頃。

よく通った歌舞伎座と新橋演舞場。

職を離れ、手許不如意で、歌舞伎見物など夢のまた夢となってしまった現在・・・都内へ行かなくても、映画館で、上映してくれるとは、有難い限りで、早速、相方を誘い、和食レストランで、(少々高額な)弁当など調製してもらい、当時の歌舞伎見物気分を再現。

やはり古い作品よりも、現代版の方が馴染みやすい気がする。

ファイナルファンタジーも映画版で、上映してくれないかな・・・。

 


月命日三十七回目

2024-04-07 22:18:41 | Weblog

曇りがちながらも春の晴れ間の日曜日。

桜満開。

三十七回目の月命日。

 

先月は、命日で、御墓参りをしてから、早1カ月も経ってしまった。

今週か来週に、また御墓参りに出向こう。

 

先週の金曜日あたりから、顔の左右の下頬に小さな白い湿疹。時折、緩いかゆみもあって、イライラする。

アレルギーかなぁ?

 

夜中にふと・・・もしかして、コレって、今流行り?の帯状疱疹ってヤツか???

帯状疱疹は、神経に沿ってできるものらしく、物凄く痛いらしいから、私の顔に出現したコヤツらは、そんな大仰なモノじゃないのだろうけれど。

因みに帯状疱疹は、身体の左右どちらかに発疹するらしく、その点でも、左右に現れたコヤツらは、帯状さんとは、違うか・・・。

夜中は、ロクなことを考えないな。

 

そんなことを考えていたら、母と猫の夢をみた。

母も猫も太っている時代の彼女らだった。

そして・・・母も猫も・・・亡くなる前は、悲しいくらい痩せてしまっていたから、夢の中で、まるまると太っていれば、それだけで、嬉しい。

猫と母は、会えたのかなぁ?と思う。

 

一日のうち、二、三回は、顔にできた湿疹が、痒くなるので、去年だか、一昨年だかに、買っておいたステロイドクリームの『エクシロンプロ』を塗る。

お子様にも使えますというウタい文句だけれど、ステロイドなんざ、使わずに済めばそれに越したことはない・・・にしても、このイライラくる痒みで、掻き崩してしまってもあとが面倒なので、痒みが出たときだけ使うことにした。

何のかんのと言っても、やはり皮膚湿疹には、コレが一番効くような気がする。容量が、12g・1500円前後で、かなり高額だ。

予備に買っておいたものだけれど、使用期限が、今年の年末迄なので、これからの季節に、使い切ってしまうから、また買っておこう。

 

今日は、花曇りで、気温も夏日に近いくらい上昇して、よい御花見日和だったのだろうけれど、明日の予報は、雨で、花散らしになるのか、もう少し見られるのか・・・。

旧居宅の近くの桜のトンネルは、たぶん、もう散り始めている頃かな。

この時期、いつもこの桜のトンネルを通るのが、愉しみだった。

桜が終わっても、ゴールデン・ウィーク迄は、ハナミズキが道路両側で、見られる花通り。

なんのかんのといっても、花だけはたくさん咲いていた街であった。

 

 


映画:FLY!

2024-04-03 23:55:43 | 演劇・映画

曇りがちで、午後から雨。宵から本降り。

 

一昨日(1日)の夕刻から、本日2本目の映画FLY!を鑑賞。

渡り鳥なのに、小さな沼に安住を決めたお父さん鴨のマック。お父さんは心配性で、子供達を危険に会わせたくないと頑なに渡りを拒否するものの・・・

妻のパム、息子のダックス、娘のグウェンは、家族旅行を提案する。

一家4羽とダン叔父さんを加えた合計5羽の鴨達は、ジャマイカを目指して飛行を始めるが、旅の途中で、様々な出来事に遭遇する・・・。

 

上映ルームは、私たち以外は、全て小学生のお子様を連れたお母さんとおばあちゃんで・・・。

まあ、春休みだしな。

それでも、なかなかに楽しいアニメ作品に仕上がっていて、鴨の一家が出会う困難、障害、友情、何があっても諦めない彼らのポジティブシンキング。

 

この日・・・南方から渡ってきたツバメを見つけた。

この春、初めてのツバメの飛行をみて、遠く2000km・・・タイワン、フィリピン、マレーシア・・・かの南国から戻ってきたのだろうな・・・と感慨深かった。

逆に・・・先月は、白鳥が、北帰行。

彼らも、シベリア、北極圏迄、飛行する。

渡り鳥は、旅立ちの季節を知る・・・。

それを阻害するのは・・・人為的な電磁波、ケムトレイル、遺伝子組み換え、農薬・・・そして、大量破壊兵器、人工的に作られたウィルス・・・。

 

午前中は、原爆のオッペンハイマー、そして午後は、渡り鳥・・・対極のテーマの映画に共通するものは・・・ひとは、自然に逆らって破滅への道を進んでいる・・・ってコトか・・・その愚行にせめて、自然の生き物を道連れにはしたくない・・・と、虫けらよりも価値のない・・・私は、考える・・・。

 

 


映画:オッペンハイマー

2024-04-02 22:32:08 | 演劇・映画

くもりががち。

御天気下り坂・・・のよう。

 

昨日(1日)。

午前・午後と映画。

まず、午前中は、『オッペンハイマー』を鑑賞。

原爆の父といわれたロバート・オッペンハイマーの栄光と挫折の物語。

世界で最初の原爆の実験場となった日本での上映。

・・・繊細でエキセントリックな天才は、パンドラのハコを開けてしまった。

世界は変わる、加速する。

 

物語は、モノクロームとカラーの映像に区分けされている。

 

ナチスドイツが降伏した時点で、コレ迄巨額の費用を掛けて開発してきた原爆が、無駄?になってしまう。

本来は、ナチスドイツに投下される原爆が、ドイツの降伏により、ターゲットが、日本になった。

オッペンハイマーが、ドイツ系ユダヤ人であったからこそ、同胞を救うために、原爆開発に携わってきたものの、その矛先は、日本に向けられたのは、なんというか・・・。

良いか悪いかは、わからないけれど、国家を追われて、数千年。未だに、その恨み?が生きる糧?となっているユダヤ人と・・・原爆の実験台にされた日本人。原爆投下から80年近く経とうとしている現在では、どれくらいのひとが、世界初の被爆国ってことを意識しているか・・・そのあたり、やはり日本人って、バカなのかもしれない。

原爆を落とした国から、搾取され続け、とうとう極貧国になり下がったあたり・・・とか、そんなことを思ってしまったりもする。

・・・。

抑止力(或いは、平和利用?)以外では、(たぶん、殆ど)意味をなさない原爆。

神の火を盗み、世界を破滅への扉を開けた。

原爆は、新たに、更に強力な水爆、中性子爆弾開発へのプロローグに過ぎなかったこと、そして連合国を勝利に導いたオッペンハイマーにとって、共産主義者の疑惑と敵対する勢力が、更に彼を悩ますことになる。

物語には、20世紀最大の頭脳の天才物理学者のビッグネームの名前が、スクリーンに映し出される。

アインシュタイン、ボーアを筆頭に、その後の料理物理学の世界を牽引することになるハイゼンベルク、シュレーディンガーetc 綺羅星の如くその名を連ねる物理の教科書に太ゴシックで、書かれている(数式、法則自体は、てんで理解できなかったが・・・)のを思い出した。

物理学者でありながら、言語、文学、詩、美術、音楽など多才な感性に恵まれ過ぎた?オッペンハイマー。

しかしそんな彼の開発した原爆は、合衆国では、政治の道具として、ヒロシマ・ナガサキで、数十万の日本人の命を奪い、その後、現在に至るまで、搾取し、放射能、レプリコンワクチン、農薬添加物で、日本を人体実験場にし続けてきた。

こんな国のひとつやふたつ・・・滅ぼしたって、どうってことない・・・のかもしれないが・・・。

ただ・・・あの繊細で、エキセントリックな天才が、原爆投下後の日本を、直接見たら・・・どう思っただろうか?

自分の手によって、滅ぼされた街にも・・・たぶん、彼と同じ宇宙の物質で構成された人々が生きていた。

 

とりわけ、アインシュタインとの邂逅シーンが、印象的だ。

アインシュタインは、親日家としても知られている。

 

世界初の被爆国に生まれたのも、きっと何か意味があることなんだろう。