鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

生き意地?が汚い人々。

2017-06-13 19:05:12 | Weblog
お昼過ぎから雨。
梅雨寒。

お天気がよくないようで、何やら寒いし、薄暗いので、正午まで、眠っていた。
寝たのが、朝方の5時くらいだったから、トギレトギレだけれど7時間くらい眠ったようだ。

夕刻、家人の『血圧が高い。』が、また始まった。

デジタル血圧計の最高値が、150Hg
二度目に計測すると、更に170Hgにハネ上がった。

もうこうなると手におえない。

即、病院へ行くことになる(この程度のことで、病院へ行っても、入院させてくれるわけでもないし、様子を見て、悪ければ、また明日来てくださいといわれるのがオチなのだ)。

『大丈夫だろうか?』

・・・が、家人の頭の中から離れなくなる・・・。

ひとりで、対処してくれるならそれでもよいのだが、必ず、私を巻きこむ。

『大丈夫かな?』

・・・と聞く。

大丈夫かダメかは、本人が決めることだし、私は医師じゃないから『わからない。』とつっぱねるしかない。

こと自分自身の身体に関しては、『キチガイ』じゃないかと思えるくらい神経質だ。

もう平均寿命と言われる年齢迄は、生きてきたのだし、寿命に尽いては、本人にだってどうすることもできないのだから、いい加減にしてほしいと思う。

こんな事を言うと、冷たいだの、薄情だのと罵られるのだが・・・。

ウチの家人は、自分の子供(私)に対して、自分はもう長く生きられないから・・・と、40年以上言い続けた・・・或る意味、根性のひとでもある。

私は、すっかり洗脳?されて、言いように使われてきたので、具合が悪いと言い出すたびに、今度は、本当に、死んでしまうのではないかと心配する習性が抜けなくて困っている。

所謂・・・。

『生き意地が汚い』というのだろうか?

日々、変動する血圧に一喜一憂しても仕方がないのに。
いっそ、同じ数字しか出ない血圧計など開発してもらいたいもんだ・・・と思う。

毎日、毎日、足が痛い、首が痛い、眩暈がする、歩けない・・・実際に不調なのだろうが、逆に言えば、一番恐れている『死』を迎えれば、自分を悩ませるそれらの不調からは、解放される唯一の道なのだが・・・。



某・歌舞伎役者夫人の癌闘病(のブログ)が、日々、話題になっている。

死亡日予言迄されているらしい。

マスコミには、カッコウのネタだな。

癌治療(特に、抗癌剤治療)は、苦しいと聞く。

その苦しさの果てには、全快への希望があるから続けられるのだろうと思うのだけれど、あのブログは、おカネを産むキンのタマゴだそうで。

年間だが、月間だか知らないが、2千万円だか?の収入になるそうである。

CMスポンサーが、抗癌剤オプシーボ(←あまり期待が持てないお薬らしいが???)の小野製薬。

苦しさ、痛さをカネに替え・・・。
カネと命の引き換えかも・・・。
早々に回復してしまっては、そのあとが、困るのかもしれないなどと、ヘンな邪推をしてしまった(ごめんなさい)。

でも早く回復したいよね。

まだお若いし、お子さんも小さい。

梨園というお家に嫁ぎ、そのお家は、借金だらけ。

ガンを、ネタに、稼ぐ・・・???それもまた、『生き意地が汚い』ひとびとなんだろう・・・と思ったりする。

逆に、ガンがお金を産んでくれる稀有な例かもしれない。
普通は、ガン治療には、莫大な費用が掛かるようだし。

ヒトの生き死にをお金に換え、日々、いつ死ぬだの、死亡予言だの出ている某歌舞伎役者夫人の記事を見るたびに、冷たいだの、薄情だの、ひとでなしだの・・・と言われるかもしれないが・・・『まだ生きていたのか・・・』などと思ってしまったりもする。

死に際まで頑張るんだね・・・きっと・・・。

それは、それで、立派なことなのだろう・・・たぶん。

そうです。
生きていてナンボ。
『生き意地が汚』くて何が悪い???


私などは、そこまでしても行きたいとは思わないし、死ぬとわかっているなら、病気で、死相が出ている顔など誰にも見せたくないし、静かに去って行きたいと思っている(思っているだけで、実際そうなったら、どうなるかわからんのだが・・・。ツマラナイ人生だったから、早く幕引きしたいけれど、コレばかりは、寿命だからなぁ)。


某・歌舞伎役者夫人のご本復をお祈り申し上げます。