午後から、厚い雲が出てきて、どうやらお天気下り坂のよう。
去年、市内のホーム・センターのペットショップで、1羽のキバタンが、ケージの中に居るのを見つけて以来、二、三度会いに行った。
綺麗なクリーム色のオウムで、可愛い仕草する。
・・・そんなことを、去年のブログに書き記した。
今度、一緒に、あのオウムに会いに行こうよ・・・と相方を誘ったことがあって、それを覚えていた相方。
『私の地元のホーム・センターに、オウムが来ました。価格は、55万円で、あと30年位は、生きるそうですよ。』
『まだ子供のオウムなのかな?』
『去年、生まれたとしても、オウムの平均寿命を全うできれば、あと29年は生きるのでしょうね。』
『ワタシがみたキバタンよりも、値段が高いから、まだ若鳥なのかもね?』
『色がね。真っ赤なんですよ。』
真っ赤なオウムか・・・。
『だからね。カルメンって名前を付けました。』
相方は、可笑しそうに笑った。
『男の子でもカルメンなの?』
『そうですねぇ。オスに、カルメンってのも、どうでしょうかね。でも、羽を広げたところなんて、フラメンコ・ダンサーのスカートみたいで、なかなかの美人でしたけどね。』
『売れるのかな・・・???55万円でしょ?』
『さあねぇ・・・。どうなのでしょうかね?看板なのかもしれませんね。犬や猫より高いし。今度、見に行きましょう。売れたか、売れないか。』
カルメン・・・と言えば、ビゼー作曲のオペラ『カルメン』ということになるだろうか?
原作は、メリメの小説。
1970年代だろうか・・・カルメン・マキという女性シンガーの『時には母のない子のように』と言う曲が、あったなぁ・・・。
随分、哀切のある暗い曲だったけれど。
♪だけどぉ~~心は、すぐ変わる 母のない子になったらなら、誰にも愛を話せない・・・。
名香智子さんの漫画にも、カルメンシータという美人が出てきてたな。
名香さんの漫画は、ゴージャスな美人とスゴイ名前が多い。
『レオポルディーネ』という美人が、いるけれど、最初、戦車の名前を連想してしまった。
まあ、戦車はレオパルトだけどね。
オウムのカルメンちゃんは、今日も、元気で、ホーム・センターに居ることだろう。