鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

幸せは、歩いてこない・・・だから、歩いて行くんだね・・・???

2010-06-06 21:03:51 | Weblog
夏のような晴天。


今日の御題。
国民的演歌歌手?の水前寺清子さんの『三百六十五歩のマーチ』の一節をお借り致しました。

最近、あまり、お見かけしないけれども・・・チーター・・・こと水前寺清子さん。

テレビドラマ『ありがとう』で、一斉を風靡した感のある演歌歌手なのだ。
この『ありがとう』シリーズは、恋人役に石坂浩二さんという当時(今でも?)知的で美男な俳優さんを配し、医師と看護婦、八百屋さん?あと、ナンだったかは忘れたが、いろいろな職業間で、二人のすれ違う恋愛を軸にして、何故かホームドラマという設定になっていたような気がする・・・。
私の記憶がたしかなら、木曜日の21時頃から始まるドラマで、まだ、小学生だったというのに、毎週、欠かさず見ていたような気がする。
恋愛ドラマ・・・というには、爽やかすぎる恋愛で、やはり、ホームドラマ系なんだろうけれど、水前寺さんと石坂さんは、ほんとに、爽やかだったね・・・。

水前寺さんのお歌いになるこの『三百六十五歩のマーチ』は、運動会の行進曲にも使われていたので、なじみが深い・・・。

『幸せは、歩いてこないから、自ら、求めて、探しにいかなくては・・・。』

そうなのか・・・。
多分、そうなんだろう・・・。タナボタ式の幸せなんてのは、ほんとうに幸運に恵まれたごく一部のひとにしか与えられないのだ・・・なんて認識でいたのだけれど。

・・・でも、そうでもないと最近になって思うようになった。
この歌は、或る意味、正しく、そして、或る意味、違っているようなのだ。
幸せ・・・幸福感は、努力をして、苦労をして、求めた先に、必ずあるものではないらしいということ。

何かを目指して、達成した暁に来るものではなく、達成するまでの間、感じることのできる感覚のようなのである。

・・・好きなことに没頭しているときは、幸福なのは、そのせいらしい。
だから、仕事は、自分自身が、本当に望んでいることをやるべきなのだ・・・だけど、そう思い通りには、いかないのが、現実。

そして特に、女性には、多いけれど、
『結婚して幸せにしてくれるひと』
を求めること自体が間違っている。だから、結婚後、失望感が強いのだろう。自分がお相手を幸せにしてあげるくらいの気持ちがないと上手くいかないのかも・・・???と思う。

幸せは、歩いてこない。だから歩いて行くんだね???

アナタの今歩いているその道が、幸せそのものでありますように・・・。