鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

ヘレンドの陶器

2008-11-10 20:56:37 | Weblog
まるで、冬のような寒さ・・・。

昨日、一昨日とハンガリーの陶器メーカー『ヘレンド』の洋食器について、あ~だの、こ~だの・・・と書き綴ってまいりましたが、今回で、ヘレンドの陶器については、お仕舞。

会社で、コーヒーカップが必要になったので、あれこれ、探して、この『ヘレンド』というメーカーを初めて知りました。
陶器の有名どころと言えば、『マイセン』、『R・ジノリ』、『ロイヤルコペンハーゲン』、『ウェッジ・ウッド』、『ミントン』あたりでしょうか・・・。
日本では、『ナルミ』、『ノリタケ』かな・・・。

日本製でもいいのあるんだよね・・・。
欧州の陶器と違って、船賃やら保険料やら通関費用なんてのが、かからないから、その分、リーズナルブルだしな・・・。

特に、ブランド・メーカーのものでなくても、お気に入りはある・・・んですけどね。
昨日も書いたように、魔がさす・・・というか・・・。
ネットショップにもありとあらゆる国内外メーカーのコーヒーカップがある中、やはり、どうしても・・・というお気に入りが、『ヘレンド』だった訳でして・・・。

この『ヘレンド』、かのフランツヨーゼフⅡ世(19世紀オーストリアの皇帝・ミュージカル『エリザベート』の旦那さんだな)の産業振興のもと、出来た窯元だと解説にありました。
そんな背景は、まるっきり、知らなかったのだけれど、カップのフォルムとか絵柄なんかが、ヒッジョーに気に入ってしまって、もし、自由に使えるお金があるなら、ディナープレートだとか、ケーキプレートだとか、ティーポットだとか、好きなものを揃えてみたい気もするけれど、いかんせん、高価。
せいぜい、マグカップくらいで悦に入っているのが関の山なんだけれど。

もちろん、いろいろ絵柄のシリーズがあって、好きなものと嫌いなものがはっきり分かれるのも、このメーカーさんの特長だと思います。
ちなみに、このメーカーの『シノワズリ(中国趣味)』シリーズは、ただでくれると言われても(誰も言わないけれど)欲しくない・・・。好きじゃないのね。ワタシ・・・。

このメーカーさんの看板の『ウィーンの薔薇』シリーズもとても綺麗なんだけれど、縁取りが、グリーンじゃなくて、ブルーだともっと素敵なのにな・・・と、勝手にそう思ったりします。もしブルーだったら、こちらを購入していたかも・・・。
オーダーメイドで作れるなら、ぜひ、ブルーにして貰いたいな(出来るはずないけれど・・・)。

まあ、お茶なんて、紙コップだって飲めます。

密かな楽しみとしては、ワタシの勤務するオフィスで、あのヘレンドの価値が判る人が誰もいなくて、まさかワタシがあの『ヘレンド』のマグカップで珈琲飲んでるって知ったら(わかるはずないけど・・・)なんて想像するのもちょっと楽しい。
しかし、あの『ヘレンド』でインスタント珈琲なんかのんじゃって、これって一種の冒瀆かも・・・。