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鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

観劇弁当

2020-12-16 22:56:12 | 演劇・映画

明け方の最低気温氷点下4度。

氷点下の朝が、始まりました。

 

昨日の映画館での舞台中継・ライブビューイングの上映時間が、13時30分ということで、鑑賞前にランチでも・・・と思ったのですが、相方の時間の都合がつかず、市内の欧風レストランで、お弁当を調製してもらい、持参。

数年前のお花見の時に、作ってもらったのですが、そのときは、発注数が最低5個から・・・ということだったのだけれど、他のお客さんが、5個以上発注してくれたので、私たちは、注文数2個でも、受注できたのでした。

(画像は、2018年当時のものです。今回のメニューも、ほぼ同じでした)

 

今年になって、例の流行病で、外食の制限とかで、テイクアウトに、チカラを入れる店舗も増えてきて、件(くだん)のレストランでも、2個から受注できるようになったので、久しぶりに購入してみたのでした。

相変らず・・・この値段で、このお料理で、採算がとれるのカナ?といった内容。

映画館隣接のショッピングモールの休憩所で、観劇弁当ならぬライブビューイング弁当と相成りました。

時間的に店舗での食事が、厳しい場合、お弁当というのもひとつの手だな・・・と思った次第で。

前回のライブビューイングのときにも、市内の料亭風チェーン店で、すきやき重弁当など発注し、そのときは、本当に時間がなかったので、車の中で、食してから、映画館入り・・・なんてことをしていました。

観劇には、お弁当がつきもので、歌舞伎なんかは、上演時間が、長いから、幕間に食堂で、食事を供してくれるし、昔は、朝からお弁当を作って、持参した・・・などいう記述が、森茉莉の随筆にありました。

昨日のライブビューイングの中継元の劇場は、明治座。

この劇場は、座席での飲食が可能だし(現在は、新型コロナの影響で、座席飲食は中止になっているようです)、劇場売店で、販売しているお弁当も、とても美味しいし、食堂のお弁当も美味しい劇場です。

・・・それなので(・・・という訳でもないですが)、今回も、観劇弁当と称して、劇前の豪華?弁当と中継ですが、観劇で、贅沢な日を過ごしました。

明治座には、ちょうど6年前くらいになりますかね・・・お正月に家人と訪れ、食事付きのチケットだったので、新春観劇に行きました。

あれから・・・6年で、家人も、あまり外出も出来ず、殆ど聴覚も失くしておりまして、6年前は、人形町から、明治座迄、歩くことが出来きて、観劇にもいけたんだなぁ・・・と改めて思いました。

歳月の流れにも驚いておりますが、あとどれくらい家人と過ごすとことができるのか・・・日々、年老いていくけれど、まだ針を持ち、裁縫などするし、ボケ封じとかいって、アロー&スケルトンの雑誌で、クイズなど解いているあたり・・・やはり、並みの老人では無さげです・・・。

 


ライブビューイング:両国花錦闘士~りょうごくおしゃれりきし

2020-12-15 23:58:22 | 演劇・映画

気温10度に届かず、冷たい北風の吹く一日。

 

本日は、相方と隣市シネマコンプレックスで、ライブビューイング・両国花錦闘士を鑑賞。

この劇場中継は、チケットの購入枚数に制限があって、おひとりさま1枚・・・という・・・。

新型コロナ肺炎の警戒なのか、或いは、ジャニーズのタレントの起用だからなのか・・・とにかく、先行予約で、ふたつのチケット興行元で、1枚づつ購入し、システム手数料だの発券手数料だの・・・?チケット料金の10%以上の様々な手数料を上乗せされ、いざ、映画館迄、行ってみると、観客は、20名程・・・。

今回主役に決まっていたタレントが、不祥事で、降板したのが、公演の数週間前だったような?

まあ、そんな舞台中継を映画館のスクリーンで見るという趣向。

摩訶不思議なお相撲さんの世界を垣間見るにつけ・・・。

ああ、相撲とは、神事だったのだな・・・と改めて思ったりして。

スモウと言えば、このひと・・・デーモン小暮閣下も出演し、しょっぱなから、オープニングテーマ曲を熱唱・・・そして(たぶんなのだけれど)あのメイクを落としたお顔で、素知らぬ?顔して、出演していたような・・・(違っていたらすみません)。

あの方は、ロック界の方だと思うけれど、歌い方は、オペラの方が向いてんじゃないか・・・と常々思ったりもしていて。

ストーリーとしては、角界の内情と美学を求めて、日夜?精進し、恋やおカネや嫉妬・・・さまざまな感情に振り回される力士・昇龍を主軸として、歌あり、ダンスあり・・・(エロあり・・・)といった構成になっていたようで。

予定主役の降板後、よくここまで、作り上げたと思われるものの・・・。完全に主役には、なりきれず、イケメン力士というには、私の美学とは、相容れず。

それでも飽きずに、(休憩を含めて)3時間。

日頃の憂さは、忘れました。

舞台の効能って、日常を忘れるコトなのだと・・・しみじみ感じた3時間でした。

 

 


映画:『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

2020-11-02 22:22:11 | 演劇・映画

午後から、時々雨。夕刻から本降りに。

 

月曜日の朝イチの上映の『鬼滅の刃・無限列車編』を相方と鑑賞。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』公開中PV

 

先月の16日封切りだったので、もう少し、早く見たかったのだけれど。

興行収入・観客動員数が、大変なコトになっているらしく、本日も、土日と火曜日のハザマの平日なのに、一番広いシアターが、ほぼ満席。

座席も、隔席ではなくて、普通の配席で、どうしたの?コロナ対策・・・と思ってしまうほどで。

 

物語としては、まだ序盤で、敵対する十二鬼月の下弦の壱(厭夢・えんむ)対 鬼殺隊の炎柱・煉獄杏寿郎と主人公・竈門炭治郎と同期?の新人隊士・我妻善逸・嘴平伊之助のかまぼこ隊を主軸に、上弦の参(猗窩座・あかざ)の参戦。

煉獄さんは、文句なしにカッコイイ。

私は、上弦の参・猗窩座が、いいねぇ・・・武闘派で、動きが綺麗なんだよね~~~などと思いながら見ていたりして。

アニメの1stシリーズの最後で、引っ張った下弦の壱・厭夢は、前座だったのね。

下弦の鬼たちは、鬼舞辻無残さまに、リストラされてたし。

 

本戦は、まだまだ、これからだもんね。

 

 


映画:TENET

2020-10-12 23:18:48 | 演劇・映画

曇りがちな夏日。

先週の水曜日から、少し、咽頭が居たかったのだけれど、その翌日(8日)相方と映画の約束をしていたので、ちょっと無理して、外出して、案の定、風邪を引いたようで、金土日とダラダラ寝暮らしていて、本日、再び、朝から、相方と隣隣市のシネマ・コンプレックスへ。

風邪が治るか、或いは、延期か・・・微妙なところだったのだけれど、なんとか復調してくれて。

 

・・・で、TENET。

一言で言えば、たぶん、1回見ただけでは、よくわからない???映画なのだろうと思う。

それでも・・・あまりよく理解できないんだけれど、観客(⇦私の事です)を、飽きさせずに、2時間半。

アクションだけ見ていても、充分面白いし、えらい長身の綺麗な女優さんが、御主人にいたぶられて・・・云々。

豪華なセレブの生活を垣間見、舞台は、ロシア、ノルウェイ、インド、ベトナムと次々に変わり、未来から、過去へ、過去から現在へ・・・・(このへんのカラクリは、全く理解できませんでしたが・・・)。

アクションも派手で、旅客機を爆発させてみたり、放射性物質(⇦なんだと思うんだけれど、違っていたらすみません)を運んでいるトラックを、前後左右から、挟み込み、強奪・・・などなど・・・。

なかなかに、おカネの掛かっている映画なのであった。

 

古典物理では、たぶん・・・説明できないであろう???(これも『たぶん』をつけないといけないのだけれど、とにかく、アタマの悪い私が、説明できる映画ではないので)量子物理の世界?なんだろうなぁ・・・。

 

最後のネタばれも、よくわからなかったので、映画が終わったあと、ランチなど食べながら、相方に説明してもらったのだけれど、如何せん、物語を理解していないので、説明を聞いても・・・殆ど、わからなかったのであった。

 

(たぶん)来年・・・あたり、地上波放送するのだろうと思うので、そのときは、字幕ではなくて、吹替になるだろうから、そのチャンスがあれば、自分也に、検証してみようと思ったりする。

 

難解は、難解だけれど、物語が、理解できないけど、飽きずに見ることの出来る映画って、或る意味・・・傑作なのかもしれない。

 

 


映画:三谷かぶき・月光露針路日本 風雲児たち(つきあかりめざずふるさと ふううんじたち)

2020-10-08 22:43:53 | 演劇・映画

終日の雨。

最高気温16度。もはや初冬・・・???

 

本日は、朝から、相方と映画。

月イチ歌舞伎・三谷かぶき・月光露針路日本 風雲児たち を鑑賞。

昨年6月の舞台をシネマ歌舞伎化。

新型コロナ肺炎の流行前の活気ある劇場の雰囲気。

歌舞伎座も、公演自粛で、半年?くらい、公演がなかったよな・・・今年は。

 

江戸時代。

嵐に巻き込まれて、伊勢から、アリューシャン列島迄、漂流後、ロシアに渡り、日本への帰国だけを目標に、厳しい寒さに耐え、帰途の道を探り続ける大黒屋光太夫他、17名の船乗りたち。

過酷な環境のなかで、仲間は、一人減り、二人減り、ロシア帝国の首都サンクトペテルブルクに到着したときは、たった5人に。

 

江戸期の漂流者たちの中でも、ジョン万次郎こと中浜万次郎は、アメリカへ。

そのあたりが、著名だけれど、大黒屋光太夫の他にも、ロシアに漂流した日本人もいるのだろうし、東南アジアやインド、或いは、その先???迄、行った日本人もたくさんいるのだろう。

舞台は、寒さと飢え、絶望の演出で、全体的に、暗いトーンで、その中で、交わされる、三谷幸喜のクド過ぎるギャグを、歌舞伎役者達が、滑稽に演じる。

以前にも書いたけれど、私は、三谷幸喜というひとの作品が、あまり好みではないので、ひっぱり続けるギャクが、うっとおしくて、何が面白いのだか、理解できない。一般受けするところをみると、私だけなのかもしれない・・・と、彼の舞台を見るたびに、そう思ったりする。

 

出演は、高麗屋・親子孫の三代が勢ぞろい。お父さん(松本白鷗)は、歌舞伎より、ミュージカルやテレビ出演が多いし、松本幸四郎、子息の市川染五郎とともに、

三人とも顔がよく似ている。

歌舞伎・ワンピースで、主役を務めた市川猿之助は、ワンピースの時と同様に、水主役とエカテリーナ女帝役の二役を、静かな迫力で、演じるあたり、やっぱ、このひとは、女形なのね・・・と思ったりで。

最近は、お姉言葉を操る国税局のエライひとを演じてた片岡愛之助は、やっぱ・・・歌舞伎役者だったのね・・・うんうん。梨園とは、ちょっと違う普通の血脈のお顔だけど、美男だよね・・・。

今、旬?の三人を一同に集めた豪華な顔ぶれ。みんなひとりで、主役が張れるんだよね・・・この方々。

そういう意味では、贅沢なのかも?

 

結局、日本に帰国できたのは、光太夫(松本幸四郎)と磯吉(市川染五郎)のたったふたり・・・。

そののちのことは、触れていいなかったけれど・・・。

続きは、本でもよみましょうかね・・・。

 

休憩なし約135分の上映。

 


映画:「はたらく細胞!!」

2020-09-12 21:26:51 | 演劇・映画

9月に入って、2回目の30度を下回る涼しい土曜日。

 

昨日は、残暑厳しい中、相方と県央のシネマ・コンプレックスで、『はたらく細胞!!』を鑑賞。

 

『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』本予告

 

テレビアニメ化されたものが、現在、地上波で、再放送されている。

主に、免疫系細胞を、擬人化していて、なかなかに、興味深い。

・・・こういうのが、中学生か高校生の頃、放映されていたら、理科(生物系)の成績が、上がったかも???

映画は、腸内環境と癌細胞を主に取り扱っているようで、その予防ファクターとして、乳酸菌を上げている。

 

何故か、いつも事件(ウィルス、細菌)に遭遇する赤血球、それを助ける白血球(好酸球)を軸に、いつものメンバーが登場。

いつも温和な樹状細胞が、時折見せる悪魔的?な笑み。

タイトなスーツ、ピンヒールで登場の制御性T細胞の不思議な関与。

出番が少なかったマクロファージさん。

 

癌細胞と対峙する心優しき?白血球(好中球・1146番)が、その矛盾した『レゾンデートル(存在意義)』を問う、一種の哲学的な展開は、アニメに続くもの。

こういうアニメなら、学校教育の教材にも適しているのではないか・・・と思うけれど、冒頭にもあるように、必ずしも、学術的に忠実とは、いえない描写もあるようで、なかなか難しいのかもしれない。

来年、年頭からスタート予定のアニメ第二期が、待たれる。

 

 


映画:八王子ゾンビーズ

2020-07-22 23:52:00 | 演劇・映画

午前中は、小雨などパラつき、午後はくもりがちながら、晴れ間もあり、気温31度の真夏日。

 

朝から、隣市シネマコンプレックスで、相方と『八王子ゾンビーズ』を鑑賞。

頭を使わずとも、楽しく見ることが出来る娯楽作品・・・という括りでいいのかな?

ダンサーとして、崖っぷち、オーディションに落ち、彼女にふられ、自分探しの旅に、山奥のお寺で、僧侶修行のハズだったのに、ソコで、出会った成仏できない屍の8人。

成仏できない理由が明らかになり、ゾンビ達にダンスを教えることに・・・。

歌あり、(もちろん)ダンスあり、殺陣あり・・・。

 

映画は、楽しく鑑賞したけれど、本日の観客は、相方と私と他の1名様。

映画館存続危機かも。

そして、あのCOVID-19も、自粛前よりも感染者が増えてきているし。

居住地などは、倍々に増えて、もうすぐ県庁所在地を抜いて、最大の患者数になるかも???

 

映画館もまた閉鎖かなぁ・・・???

 

 


ゲキ×シネ『けむりの軍団』

2020-07-13 23:56:57 | 演劇・映画

最高気温24度。風が冷たいのに、動くと蒸し暑い。

昼から、相方と隣市シネマ・コンプレックスへ、劇団☆新感線2019年上演の新作舞台劇を映画に再編集したゲキ×シネ『けむりの軍団』を鑑賞に。

上映時間が、13:00だったので、居住地の料亭(風のチェーン店)で、すき焼き弁当を調達してから、隣市へ向かう。

当初の予定では、シネマ・コンプレックス近くの都市型公園で、涼風に吹かれながら、料亭(風)弁当を使う予定だったのだけれど、テイク・アウト受け渡し時間が、11:30からということだったので(こんなことなら、前日に予約して、開店と同時に受け取ればヨカッタんだけれど)、ずれ込んでしまったんで、シネコン駐車場にて、車内で、お昼ごはんと相成った。

前回のゲキ×シネは、ひろいスクリーンを貸し切り状態での鑑賞だったけれど、今回の『けむりの軍団』は、月曜日のお昼の上映で、10数名程のお客さん。

3時間超え(休憩15分)上映時間を、飽きさせずに、展開していくのは、新感線ならでは。

新感線の看板俳優・古田新太を軸に、池田成志が、絶妙に絡み、キレイ処は、早乙女太一。

役者が、揃ったね。

それにつけても・・・古田新太は、不思議な色気のある役者で、強面なれど、笑うとカワイイ・・・。なんとなく、ベルツノガエルを思い出してしまう。ブサ可愛いというか・・・。

終盤、もう少し、古田と早乙女の殺陣が見たかった。

もっとも、古田の体力が持たないのだろう。若い頃の軽やかな動きを期待するのは酷というものか・・・それを補ってあまりある早乙女の綺麗な動き。

存在感抜群な粟根まこと、歌唱力の右近健一、ヘタレな二枚目半の河野まさとは、健在。

アイドル可愛い系の清野菜名のアクション、上手かった(新感線でのゲスト出演の可愛い系は、殆ど下手くそなんだけど)・・・ただセリフがいまひとつ・・・。

 

それにつけても・・・。手許不如意のため、舞台観劇は、手が届かないし、例の疫病で、休業中の劇場も多い中、地元に近くて、新感線の新作を見られるのは、有難い・・・日頃の憂さを忘れさせてくれる3時間と少し・・・。

 

 


(究極の)ひとり映画~ゲキ×シネ『朧の森に棲む鬼』

2020-07-03 23:24:25 | 演劇・映画

夕刻より、再びの雨。

 

昨日は、夕刻より、隣市・シネコン迄、ひとり映画。

午後7時からの上映なので、お弁当でも拵えて、映画館の前の駐車場に、車をパークしてソコで、御夕飯弁当にしようか、それとも、何か、買って行こうか・・・などと迷ったのだけれど、前日の予想気温33度で、車中での飲食は、ちとつらいかも・・・。

家人に夕食を供して、自分も食べてから出かけても充分間に合うな・・・と思い、自宅で、素麺など茹で、食してから出発。

途中のどら焼き屋で、どら焼きを2個ばかり購入。

なんと言っても、上映時間3時間半の長丁場なんで、午後5時に食しても、4時間後の午後9時には、小腹も減ろうて・・・。

一昨日、車の点検のときに、ディーラーで、いただいたペットボトルのお茶も、開栓することなくそのまま、リュックの中に入ったままだ。

これで、空腹を凌ぐ。のこり1個は家人への土産となる。

 

『朧の森に棲む鬼』は、2007年・新橋演舞場で、上演された舞台を、映画に編集した作品。

もう、13年も前だったのか・・・。

まだリーマンショックも、地震も、原発事故も、起こっていなかった・・・私的には、わりと落ち着いた時期でもあった。

 

舞台で、雨降らし、最後は、血の雨を降らす・・・劇団☆新感線の最高傑作のひとつかと思う。

初見のときは、観客席最前列で、観劇し、全体が、見えなかったので、その2週間後(滅多にないことだけれど、何故か、チケットが取れた)、観客席中央部で、観劇した。

思い入れの強い作品でもあったので、今回、地元のシネコンでの上映が、決まったときは、嬉しかった。

 

・・・そして、昨日の上映最終回。

シアタースクリーンに、観客は・・・わたしひとり・・・。

究極のひとり映画となった。

 

あんなに広い上映室に、わたしひとりのために、大スクリーンを映し出し、そして、あまつさえ、エアコンなども効かせてくださっている。

(・・・ぶっちゃけ、寒いんで、エアコン切ってもいいんだけどな・・・)

ガサガサとどら焼きの袋の音を立てても(本当は、劇場内で、購入した物品以外の飲食は禁止)、コホンっと小さな咳ひとつでもしようものなら、白い目で、見られる昨今、自宅以外で、咳、くしゃみなどしても、誰に遠慮することもなく・・・。

こんなに贅沢していいんかい?

映画館のみなさん、ごめんなさい。たぶん、私が、チケット買わなきゃ、上映せずに済んだものを・・・。

なんて思いながら。

 

10年ひと昔とちょっと・・・市川染五郎は、松本幸四郎になり、ピチピチと飛び跳ねるかわいい阿部サダヲが、居て・・・新感線の劇団員は・・・あまり変わっていなかったような・・・?変わったような???

今も昔も滑舌が悪く、ヘタっクソな真木よう子が居て。

 

シェイクスピアの『マクベス』を下敷きにしたストーリーだったと思うけれど、『リチャードⅢ世』により近いようなライを、現・松本幸四郎が、演じきった。

このひと、声が通らないのが役者として、どうかと思うときがあるけれど、その演技力と舞踊の才は、華がある。

 

大きなスクリーンで、13年前に再会できた・・・梅雨の晴れ間の木曜日。

 

究極の・・・ひとり映画。

 

 


映画:GODZILLA(2014)

2020-06-23 23:12:23 | 演劇・映画

雨降ったり止んだり・・・。まだ少し梅雨寒感があるものの・・・明日から、また気温が上昇だとか・・・。

 

先週の土曜日、地上波で、ハリウッド版GODZILLAの放映があって、録画しておいたものを視聴。

名前は、GODZILLAなんだけれど・・・どうも・・・ゴジラ・・・じゃないような?

オリジナルの日本製ゴジラとは、似て非なる・・・GODZLLA・・・ガッジーラ?でした。

去年の『GODZILLA KING OF MONSTERS』は、コレの続編みたいな?設定のようで。

後姿になかなかの哀愁が、漂っているんだけどね~~~(ちょっと可愛い?かも)。

 

でもね・・・やっぱり、『ゴジラ』は、コレでしょ?

(↓着ぐるみの特撮だった頃のゴジラのレジンキャスト造形・・・ちょっと可愛い・・・)

アメリカ人?の作るゴジラは、首が短くて、なんだかもっさり?っていうか・・・。

今回は、キングギドラとか、モスラとか、ラドンとか・・・怪獣仲間?が登場しないヤツで、芹沢博士(演:渡辺謙)が、登場してたね。

芹沢博士と言えば・・・平田昭彦だよね~~~。

東京湾で、自らの開発したオキシジェンデストロイヤーを使って、ゴジラと心中したんでした?

あたしゃ、台所で、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を使うたびに、

『オキシジェンデストロイヤーだねぇ・・・酸素で雑菌を漂白』と思ってしまって・・・たぶん、全然、違うんだろうなぁ・・・?

同じような商品名に、『オキシクリーン』というやはり酸素系漂白剤があるんだけど、コッチも使ってみたい(ちょっとお高め?かも)・・・って、全然、関係ないハナシ・・・でした。