未熟なカメラマン さてものひとりごと

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2015(平成27年) 高校駅伝有名校の今を分析する。 インターハイ予選の結果から 

2015-07-09 22:29:24 | 駅伝

過去の大会(2011)から 筑紫女学園の木村友香や興譲館の菅華都紀の姿が見える

各都道府県大会のインターハイ予選、1500m、3000mの記録と合わせ、6月9日までの各大会の判明分からその実力を分析してみたいと思います。
(過去の駅伝記事は、カテゴリーから‘駅伝’をご覧ください。例によって敬称略です。ご了承ください)

3000m.の結果から ベスト50位(前年同時期との比較)
1位 9.13.22 樺沢和佳奈(常磐2)
2位 9.15.20 M.マーガレット(青森山田2)← 9.13.79
3位 9.15.36 向井優香(世羅2)← 9.43.79
4位 9.17.92 小吉川志乃舞(世羅3) ← 9.17.76
5位 9.18.32 島田美穂(山梨学大付3)
9位 9.21.68 安藤富貴子(立命館宇治3)← 9.22.05
10位 9.21.89 高松望ムセンビ(薫英女学院3)← 9.13.23
13位 9.24.63 三浦祐美香(山梨学大付3)
14位 9.24.76 米谷結希(常磐3) ← 9.34.19
21位 9.26.95 小西真亜子(立命館宇治3)← 9.25.02
27位 9.29.36 嵯峨山佳菜未(薫英女学院2)
28位 9.29.73 大森巴菜(興譲館3)
33位 9.30.96 新井茉奈(常磐3)← 9.38.16
36位 9.31.98 谷口 愛(神村学園2)
45位 9.33.68 大西結菜(西脇工2)
48位 9.34.04 松下茉由(神村学園2)
49位 9.34.10 溝江愛花(青森山田3)
50位 9.34.32 荒武志織(神村学園2)

1500m.の結果から ベスト50位
1位 4.19.90 高松望ムセンビ(薫英女学院3)← 4.18.01
2位 4.20.61 樺沢和佳奈(常磐2年)← 4.24.91
5位 4.22.98 M.マーガレット(青森山田2)← 4.27.61
6位 4.23.07 島田美穂(山梨学大付3)
7位 4.23.36 田中希実(西脇工1)
11位 4.25.05 米谷結希(常磐3)← 4.27.17
12位 4.25.32 猿見田裕香(豊川2)← 4.29.46
18位 4.26.72 小吉川志乃舞(世羅3)← 4.26.59
19位 4.26.96 向井優香(世羅2)
27位 4.28.27 松井優実(豊川1)
38位 4.29.64 小西真亜子(立命館宇治3)← 4.27.90
39位 4.29.65 前田梨乃(薫英女学院3)
40位 4.29.78 嵯峨山佳菜未(薫英女学院)
43位 4.30.48 谷口 愛(神村学園2)

(常磐高校)
前年との比較で感じることですが、まず常磐高校の充実ぶりです。特に2年生樺沢和佳奈の活躍には目を見張るものがあります。インターハイ群馬県大会では、3000m、1500m.ともに大会新記録で1位となっています。しかも1500m.は自己新記録です。3000m.については、まだ2回しか走っていませんがこの快挙。現在、故障のため大会への出場を見合わせている岡本春美が昨年同時期、9.28.25でしたので、いかに素晴らしい記録かということがよくわかります。
岡本晴美が復帰し、好調な米谷結希と新井茉奈、そして小指有未が調子を上げてくれば、今年の常磐高校、またしても優勝に近いところにある、そんな感じがします。

(豊川高校)
次に豊川高校についてです。昨年は絶対的王者・鷲見梓沙や堀優花、山田日菜野など大先輩を擁し、予選会では大会新記録で好タイムを連発していた豊川高校、その存在感は圧倒的でさえありましたが、今年は予選会でも他校に先陣をゆるし、残念ながら記録も今ひとつでした。しかし昨年1区で出遅れた猿見田裕香が健在、そして瀧紋奈、中森紗南、森藤凪もおり、1年生の松井優実にも期待が持てそうです。深山監督がどのように仕上げてくるのか、今後が楽しみです。

(薫英女学院高校)
昨年、初優勝を遂げた薫英女学院高校、加賀山姉妹の活躍はまだ記憶に新しいところです。この加賀山姉妹と森京香が卒業しましたが、高松望ムセンビ、前田梨乃が健在で、しかも本大会で抜群の力を発揮した嵯峨山佳菜未もいます。今のところ、まだ本来の走りができていませんが、今後徐々に記録を伸ばしてくることは間違いないでしょう。そしてこの3人の次に期待されるのが1年生高松智美ムセンビです。府大会では、高松望ムセンビ、嵯峨山佳菜未についで3位でした。これに続くのが竹内ひかりあたりでしょうか。今年もメンバーが揃っている薫英女学院です。

(世羅高校)
世羅高校の、小吉川志乃舞、向井優香にも注目です。昨年の師走の都大路では、最終区の中間あたりまで、チームは5位で大健闘、最後の1キロで力尽きた感じでしたが10位は立派でした。特に向井優香は、3000m.で先輩・小吉川志乃舞を上回る勢い。まだまだ伸び盛りの2年生、昨年の同時期と比較し、実に30秒近くも上回っています。どこまで記録を伸ばすのか注目したいと思います。(つづく)   



女性隊員の乗った白バイが華を添える
コメント (3)
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