未熟なカメラマン さてものひとりごと

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やはり北房のホタルはすごかった! 岡山県真庭市下呰部 平成30年6月17日(日)

2018-06-23 22:47:58 | ホタルの撮影
昨年の撮影がまったくの失敗に終わったので、リベンジをしようと、またまた北房のホタルの撮影に出かけました。
到着したのは、午後7時半ごろでした。明るいうちにと、すぐにカメラをセットしました。三脚を立て、オートフォーカスで目的物を決めてピントを合わし、動かないようにガムテープを貼って固定。マニュアルモードに変えて、シャッタースピードをバルブモードに、絞りはなるべく明るく設定し、ISOは、様子を見ながら変えていくことにしました。

この備中川とその支流には、ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルの3種類のホタルがいます。人工飼育ではなくすべて自然発生のホタルで、これだけの数を観れる場所は全国でもほとんどないそうです。子どもたちによる用水路のカワニナを本流に戻す活動や、子どもや若者による川沿いの清掃活動など、行政と地元住民が、協力して環境整備にあたってきました。
数キロにわたって、ホタルの乱舞がどこでも見れるというのはすごいことだと思います。



遊歩道の外灯 「ホホほの字のほたるコイ!」と書かれています。


木陰のホタルが光り始める

さて、カメラをセットしたあと暗くなるまで、のんびり待ちます。当日の天気は、雨も降らず風もありませんでしたが、気温が少し低かったのでどうかなという一抹の不安もありました。
午後8時ごろになって、見物客があっという間に増えてきました。木陰の葉の下で、いよいよホタルの点滅が始まります。
時間が経つにつれて、その数と明るさがみるみるうちに増してきます。クリスマスツリーをみるような、満天の星空を見るような不思議な感覚を覚えます。
午後8時半を過ぎるころ、ホタルが飛び始めました。そして停まっているホタルは、同時明滅を始めます。

撮影はというと、車のヘッドライトの光が突然入ったり、散策する子どもたちの懐中電灯の光が入ったりと、気が気ではありません。本当は最低でも30秒以上の長時間露光で撮りたいのですが、なかなかそうもいきません。
それにしてもホタルの数には圧倒されます。おそらく数千匹はいたでしょう。「日本一のホタルの里」といわれるだけのことはあります。

こうして午後9時過ぎまで粘って北房をあとにしました。
撮影の結果ですが、ピントが合っている分、昨年よりはましだと思うのですが、距離が遠すぎて、なんだかわかりにくい出来となってしまいました。意地でも合成だけはしたくない
ということで懲りずに来年もチャレンジしてみたいと思っています。



遠すぎてわかりにくいと思いますが、たくさん飛んでいます


川面を飛ぶホタル


こちらも小さくてわかりにくいと思いますが、たくさん飛んでいます
コメント
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