京都嵯峨野 あだし野念仏寺の紅葉 本文とは関係ありません。
各都道府県の予選会も終わりデータが出揃いました。昨年の予選会と全国大会の記録を比較し、さらにその差を今年のデータにあてはめて、どの高校に勢いがあるか分析してみたいと思います。
(例によって敬称略、過去の記事は、カテゴリーから「駅伝」をお選びください。)
まず、有力校の昨年の予選会の記録と全国大会でのタイム差を検証してみたいと思います。
(昨年の順位、高校名、昨年の予選会記録、昨年の全国大会記録)
1位 大阪薫英女学院高校 1.10.02 1.07.26 (-2.36)
2位 立命館宇治高校 1.10.45 1.07.34 (-3.11)
3位 常磐高校 1.07.54 1.08.11 (+0.17)
4位 山梨学院大附属高校 1.10.15 1.08.21 (-1.54)
5位 青森山田高校 1.09.44 1.08.28 (-1.16)
6位 豊川高校 1.08.29 1.08.56 (+0.27)
7位 西京高校 1.10.30 1.09.07 (-1.23)
8位 神村学園 1.08.58 1.09.12 (+0.14)
9位 長野東高校 1.10.26 1.09.20 (-1.06)
10位 世羅高校 1.11.39 1.09.35 (-2.04)
15位 興譲館高校 1.10.19 1.10.33 (+0.14)
17位 西脇工業高校 1.09.43 1.10.40 (+0.57)
次にこの差を、今年の出場校の予選会記録に当てはめて全国大会の記録を予想してみます。
すると以下のような結果になりました。
1位 世羅高校 1.08.57 (-2.04) 1.06.53
2位 山梨学院大附属高校 1.09.25 (-1.54) 1.07.31
3位 大阪薫英女学院高校 1.10.25 (-2.36) 1.07.49
4位 立命館宇治高校 1.11.02 (-3.11) 1.07.51
5位 常磐高校 1.08.27 (+0.17) 1.08.44
6位 西京高校 1.10.08 (-1.23) 1.08.45
7位 青森山田高校 1.10.11 (-1.16) 1.08.55
8位 興譲館高校 1.08.52 (+0.14) 1.09.06
9位 西脇工業高校 1.08.31 (+0.57) 1.09.27
10位 豊川高校 1.09.08 (+0.27) 1.09.35
11位 長野東高校 1.11.38 (-1.06) 1.10.32
今回、注目すべきは、大阪薫英女学院高校と立命館宇治高校です。両校とも予選会の記録では、ベスト20位にもランクインしていません。おそらくタイムの出にくいコースなのでしょう。
また、大阪の薫英女学院高校では、2位とのタイム差が、昨年は6分7秒、本年は4分17秒とまさに独壇場でした。競合校がいない、このことも要因なのかもしれません。
(つづく)
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