未熟なカメラマン さてものひとりごと

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「特捜最前線」を見て勘違いがわかったこと!

2013-10-28 22:15:31 | TVドラマ

愛犬ムック 我が家のわんぱく息子です。

先日、テレビの録画で「特捜最前線」という番組を観ました。とにかく手当り次第に録画しているものですから、ピンとこなかったのですが、ドラマの中で流れる曲やエンディングテーマを聞いて、過去の人気ドラマの続編ということがわかり、とても懐かしく思いました。
そこで、エンディングの曲「私だけの十字架」をもう一度聴いてみたくなり、ネットで探すと、大変な勘違いがわかりました。あの曲を歌っているのは、「クロード・チアリ」だと思い込んでいたのです。私たち夫婦ともそう思っていました。他にもそう思っていた方も多いのではないかと思います。ギターと外国人らしいあの声質、「クロード・チアリ」と信じて疑いませんでした。

しかし、実際歌っていたのは、「F.チリアーノ(Fausto Cigliano)」というイタリア・ナポリ出身の歌手。名前も、チリアとチアリ、どこか、似ていると思いませんか。しかし日本人ではあのような哀愁を帯びた歌声は出せないでしょう。完璧ではない日本語が生み出す、幻のイントネーションの不思議。それはどこか、「つぐない」を歌う「テレサ・テン」や、「雨の御堂筋」を歌う「欧陽菲菲」にも似ています。「クロード・チアリ」は、映画音楽「夜霧の忍びあい」などで有名なフランス・ニース出身のギタリストです。

YouTubeで「特捜最前線」を検索すると有名な、ギタリストが次々と出て、結局1時間近くも連続して見てしまいました。私もご多分に漏れず学生時代からギターに興味を持ち、独学で勉強したこともありました。今、完全に弾けるのは、「禁じられた遊び」だけになってしまいましたが、久しぶりに聴くプロのギタリストの音色に酔いしれてしまいました。

さて今回の番組に登場する警察犬、とてもよく訓練されていて感心しました。特にゴールデンレトリバーの警察犬。犬好きの私にはその健気な様子がたまりません。あっという間に終わる番組ですが、犬を相手に作り上げられる番組、相当な苦労があったのだろうと思います。

またまた話がそれますが、積水ハウスのCM「家に帰れば積水ハウス」で登場するゴールデンレトリバー、うる!となるくらい感動しますね。飼い主の主人と小さい頃から一緒に生活し、大人になった主人が帰宅するのをじっと待つ犬。足音で主人がわかるのでしょう。玄関先にそっと迎えに出る犬、何とも云えないシーンですよね。積水ハウスのこのシリーズ、短い時間で描き上げる見事なストーリーにはいつも感心させられます。そしてBGM「村上ゆき」の素晴らしい歌声、つい口ずさむ美しい曲です。
我が家の愛犬は、プードルのムックといいますが、会社から帰り車庫に車を入れていると、その様子を、室内から伺い、車を施錠する「ぴ!」という音で、間違いないと確信を持ち、玄関先まで迎えに出てくれるのは同じですが、うれしさのあまり感極まって、ワンワンと吠えまくり、くるくるとその場で回り出します。これはこれでかわいいのですが、先ほどのCMの様子とは随分違います。これも育て方が悪いのでしょうか。それともただ単に犬種の違いなのでしょうか?

さて話は戻りますが、今回の番組で、一番不可解に思ったのが、工場内での拳銃の撃ち合いシーンです。敵・味方とはいえ警察同士で、あんなに撃ち合う必要があったのでしょうか?しかもこのシーンは結構続きました。それから建物内で距離も近いのに、あれほど撃っても弾がほとんど当たらないというのも不思議。花火のように飛び交う銃口からの火花、そしてとどめは、悪役の刑事が車のトランクから手榴弾のように爆弾をとり出して火を付け投げるシーン。こんなことが現実に起こったら日本全国、大騒ぎになることでしょう。しかしその昔、「西部警察」という番組があって、渡哲也が、サングラスを掛け煙草をくわえながら、やくざを相手にマシンガンをぶっぱなす、という、さらにさらに上を行くアクション主体の番組もありましたね。通常、現実にはあり得ない、とわかっていても、これがテレビドラマの世界。刑事ドラマにアクションシーンは必要なのでしょうが、今回少し度が過ぎるような気がしました。

登場人物、配役は、それぞれ個性があって良かったと思います。続編があるなら、もう少し人間ドラマをメインに作り上げて欲しいと思いました。そうすれば、エンディング曲がさらに生きてくると思うのです。

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