未熟なカメラマン さてものひとりごと

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宿場町矢掛の流しびな行列

2011-04-06 22:07:48 | 撮影


岡山市曹源寺の枝垂れ桜を見た帰り、矢掛町で開催されている流しびな行列を見てきました。行列の予定時間は11時から12時半でしたが、着いたのはもう11時半を過ぎていました。通りの一番東にある観光駐車場に車を停めて、祭りが開催されている中心部に向かいました。この流しびな行列、今年で5回目だと思いますが、さすがに秋の大名行列ほどの賑わいはありません。しばらく歩くと車進入禁止で歩行者天国となっている、商店街の中ほどに行列が見えてきました。
行列の構成は、昨年と同じ内侍司、祭司、女びな(人力車)、淡島様使姫、同従者4人、行列の女20人、計約30名の行列です。先頭に女びなが見えました。私が一番好きなのが、行列の後ろから付いてくる音響装置の付いた車から流れてくる哀愁を帯びたメロディーです。曲はおなじみの「ひなまつり」ですが、行列を見ながら聞くとたまらなくいい感じなのです。
女びなは、人力車に乗っているので楽な役どころです。毎年、人は変わるようですが、どのように人選が行われているのか非常に興味があるところです。
さて、行列の先頭(淡島様使姫)は、昨年と同じ若くてきれいな女性の方です。この役どころにぴったりですね。当然、カメラはこの人物の撮影に集中します。それにしてもなんとカメラマンの多いこと。観光客のほとんどがカメラを提げている感じです。それも中高年の男性が多いですね。いいアングルで撮ろうと被写体に接近しますが、係の人に制されます。それも何度となく。昨年も思いましたが、少しマナーに欠けるところが残念です。


また、かわいいこどもが店先から顔を出していると、これはいい被写体と、すぐ10人ぐらいのカメラマンがわっと寄ってきます。
WEBで、矢掛流しひなを検索していたら、大阪から**旅行の企画で、「日帰り矢掛流しひな撮影旅行」というのがありました。遠くからこの地まで観光バスでお出でいただくのは本当にありがたいと思います。
行列は、何か所かでいったん止まり、曲が変わって、輪になって踊り(流しびな踊り)を披露します。着物の後ろに挿してある造花のピンクの小さい花束、これがいい感じで前ボケとなって画像を華やかににしてくれます。
通りには、古い商家に伝わるひな飾りが約40か所で展示されています。
流しびな行列の行事は、2部構成となっており、午後1時半から小田川弦橋西河原で流しびなが行われます。テレビ・新聞などで紹介されているのは主にこちらですね。河岸がきれいに整備され駐車スペースも十分に確保されているようです。
来年以降も、期待される矢掛の流しびなでした。

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