未熟なカメラマン さてものひとりごと

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二月堂に続く裏参道にて

2008-07-16 21:38:39 | 観光名所


 またまた奈良に行った時のお話です。ならまちから志賀直哉旧宅前を通り春日大社へ向かいました。なにせ当日の最高気温は34度、日差しもきつく、頭もくらくらしそうでしたが、折角来たのでできるだけ見てやろうという意欲が、体力の消耗に勝さったのでしょうか。何とか春日大社の撮影を撮り終えて、東大寺に向かいました。鹿せんべいをおねだりする鹿をよそめに東大寺南大門を通過、大仏殿見たあと二月堂に向かいました。
 しかし本当の目的h二月堂ではなく、この二月堂に続く裏参道でした。どうです。この風情のある通り。土塀が何ともいい感じではありませんか!道の途中で、カメラを提げて石に座っているご老人を発見しました。通る人をきょろきょろと眺めています。その老人の目の前を若い女性の二人連れが通り過ぎました。次に、私が前を通り過ぎると、後ろの方でそのご老人と思われる人の声が聞こえてきます。中年の二人連れの女性に話しかけていました。「あのカメラを提げている人(私です)が通り過ぎたら日傘をさして並んで歩いてもらえませんか。実はお二人の後ろ姿とこの土塀をセットで撮りたいんです。」女性の方は「あらまあ!私達でいいんですか」と、まんざらでもない様子。
 なるほど、その手があったか。それはいい写真が撮れるかもしれないと思いましたが、私にはそのような勇気も、気力も、時間もありませんでした。でも撮った写真を見てみたい、とは素直に思いました。
 そうそう、この道の横を流れる小さな清流で、沢ガニを発見しました。いかに環境が素晴らしいかの証明ですよね。

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