いやぁ、降りました、雪。
夢の中で除雪車の「ぐわんぐわん」という音を聞いてたかも。
今日は昨日書いた「バス車内に忘れた手袋」をとりに行ってきました。
外に出ると一面の雪景色、と書いたらステキですけど、
実際にはつるつる圧雪路面に引き攣りまくり。
歩道と車道が分かれていない路地には涙。滑って転んで轢かれそう。
股関節まわりの筋肉が緊張してぎゅっとくるのがわかる。
わかるということは、わからないより進化したなと、この状況で変に納得。
その雪道を歩くこと30分弱。
JRバスの営業所近くにやっと到着。
…。
ど、どこから入ればいいんだ、ここ?
大きな門があって、おそらくその向こうの白い建物が事務所だと思われるけど、
どう考えてもこれはバス用の出入り口で、一般人がここ(今写している地点)から堂々と、
それも徒歩で進入?侵入?は大間違いな気が。
にしても、バスが勢ぞろいというか、バスの巣?なんだかすごい眺めに興奮。
このままここを突っ切って建物に向かいたい気持ちを冷静に抑え、
とりあえず歩道に沿って歩き、角を曲がれば人専用の門というか出入り口があるのではないかと予測。
ふっ、大当たり、入口がちゃんとありましたわ。
でね、すごいのよ、この事務所というか事務室というか、いやぁ、現場感あふれる一室で。
まず、運転手さんいるでしょ(笑)。
それもバスに乗ってない、運転席じゃない場所で普通に動いている運転手さん!これは貴重というか珍しく見える。
ほら、バスの運転席にいる姿しか見たことないし。
あの帽子とか、黒いぼろぼろの革のガマグチバッグがずらっと。
壁には70万キロ達成運転手とか張り紙してあるし。
建物自体古くて、なんだか小説やドラマの舞台になりそうな空間で、個人的にえらい興奮。
写真撮りたいけどこれまた我慢、写真より動画で迫りたかったですわ。
いやぁ、社会見学させてください(笑)。小学生が羨ましい(笑)。
で、肝心の手袋はというと。
ありました(笑)。もう落としたり忘れたりしないぞ。お世話になりました。
バス、バス、バスっ。
バス、バス、バスっ。何台あるんでしょ。
もう一度忘れ物をしてここに来たいぞ。いえ、もうしませんけど。
バスのたまり場をそのまま再利用した
のではなかったでしょうかね。懐かし
くなりました。あの赤い色が入った
(多分)市営バスはどこへ…?
もう何年前になるんでしょ、ベージュというかクリーム色と赤の車体のバスが走ってましたし利用してました。
市営交通の頃はここを通ったことないのですが、
きっと違う色のバスが勢ぞろいだったんでしょね。
…あのバスはどこへ行っちゃったのでしょう?
旧事務所は入口の左側にありました、昔の役所みたいな
趣のある建物でした。
昔は車掌(女性)もいたのでにぎやかだったと思います、
私も何度か入たことがあります、床屋があったのです。
40年以上前の話ですね。
それでもかなりいい味あって、私が受けた印象は、
新聞社とか七曲署とか、どちらも入ったことないんですけどそんな感じですっごく興奮してしまいました。
お昼前だったんですけど、運転手さんと思われる男性が、
新聞読みながらズズズっとカップ麺食べてたりで、
なんだかドラマみたいだぁと。
いい感じですっかり虜になってしまいました。