毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 127

2015-06-29 23:54:54 | 本 2

 

きた!9のつく日と、待望のウクレレの本!

いやぁ、Amazon、月曜日着はもう約束通りだったんだけど、月曜日の夕方に着いてね、

時間指定はしてなかったから不満はこれっぽっちもないんだけど、

さすが夕方に着くと晩御飯の支度の時間と重なっちゃって、

開いて眺めるだけで、音、出せてません。

こういうのって蛇の生殺しっていうの?

私って、ヘビだったのか? お、今年はヘビに遭ってないのよね、珍しいんでないか。

ああ、早く明日になれ。

 

 

さて、ウクレレの本ではなく、この10日間に読んだ本の17ページの6行目を書き写すシリーズです。

上下巻本が2組重なって、脳がかなり疲労してしまい、反動でうはうはな本へ走ってしまってました。

 

 

 

 

 一路 下/浅田次郎

「あら、ほんとうだ。御手馬はブチじゃねぇ、俺だ、ってなもんですかね」

 

 

 

  東京日記 卵一個ぶんのお祝い。/川上弘美

 一把きっちりと食べて、満足する。

 

 

 

 破滅の石だたみ/町田康

我々は別のスタジオを探し始めた。

 

 

 

 乙女なげやり/三浦しをん

(じゃりン子チエの父)も、腹巻きを外したらとたんに腹を下してヘロヘロになっち

 

 

 

 宇宙のみなしご/森絵都

リンがいって、

 

 

 

 まともな家の子供はいない/津村記久子

とに抗議するように乱暴に立ち上がり、隣の田代の椅子を押しのけるようにして通路に出て、耳

 

 

 

 まずは浅田次郎さんの「一路」の下巻。

浅田さんの直木賞受賞後のエッセイを読んで心が離れてしまったと前に書きましたが、

やっぱりそうかもしれない。私、浅田さんが好きでなくなったんだと今回思ったのでした。

上巻は面白かったの。でも下巻に入るとなんだかもやもやっとしてきて、

ひぐらし浅次郎が出てきたときにはすっごくイラっとして、

直木賞受賞後に感じたあの気持ちよね、

ならカジノへ行ってろって口に出してしまった(笑)。

なんでしょね、実るほど頭を垂れるの逆いってるように思えてしまいます。

あくまでも個人の感想ですので。

 

 

また読み返してしまった東京日記1。

どれほど素晴らしいか、ちょっとだけ紹介いたしましょう。

 

四月某日 晴

 風邪をひく。

 六年ぶりくらいに、お医者さんに行く。

 はりきって、よそゆきのブラジャーをしていく。迷ったすえ、パンツもよそゆきのにする。

 

いかがどす?

ここで「ぐふっ」とくる人、「それがどうした?」の人と好みの分かれ道でしょか。

川上弘美さんの本は結構読んでいますが、この東京日記シリーズは飛びぬけていると思います。

だけど、きっとこの味はごく一部の人しか共有できないんだろうな。

何年経っても文庫化されないし。

期待して待っているのにウエブ平凡の「東京日記」が今日も更新されていません。

どうしたんだろ…。病気やけがでなければいいのですが。

 

 

町田さんは慣らしている最中。

これで何冊目だ? なのにまだ途中で投げ出したくなることもある。

 

 

三浦さん、積んでいたエッセイを手に取り読んでみたら、これ、まずいわ(笑)。

「松井×イチロー」、いやぁ、もうご本人見るたび想像してしまいそう。

って、もうご本人見なくても勝手にアタマのなかにすでに登場してるし。

何がって、ここに堂々と書けません(笑)。

でもね、しをんさんの出ていた番組観たことあるんだけど、

それはそれはもう丁寧で腰の低い礼儀正しく謙虚な姿勢で、

エッセイとの差ありすぎに驚いたことがあります。

川上弘美さんといい、しをんさんといい、いいなぁ、こういうの。未映子さんもわすれずに。

 

 

森絵都さん、ひさしぶりに読みたくなり、図書館で借りてきた。

いたんだよな、私にも。本当に飛び降りたのか、それとも落ちただけなのか、

自殺未遂ということになってしまった同期生が。

その出来事で留年したから同期生とは呼べないのか。

あの子は今どうしているんだろう、本当はどっちだったんだろう。

なんて、気持ちがそっちに向いてしまって、結局真相はどうだったんだろうなど、

もう○十年も前の真夏の校舎を思い出したのでした。

 

 

津村さんって逆にクセがあるというか、町田さんとかとは真逆で、

淡々と長々と話の起伏があまりないまま進んでゆくんだけど、

もう序盤で何度も投げ出したくなってね、少し読んでは置いて他の本読んで、

また戻っては少し読んで置いて他の本読んでを繰り返しで。

昨日からぐぐんと話が面白くなってきた。

この場合の面白いは可笑しい・愉快という意味ではなく、

今まで読んだ津村さんの本(5冊)の中ではこれが一番よかったかもしれない。

ここから先は個人の事情が絡んでくるからあまり書けないけれど、

結構共感して読み終えてしまい、意外な個人的掘り出し物でした。

森絵都さんも津村さんもともに主人公が中学生だったけど、読後感の差は大きかった。

 

 

 

余談ですが、先日ふと昔読んでいた少女マンガが読みたくなり、

ガラスの仮面とかアラベスクとかポーの一族とかね、ナイルの鷹ってのもあったな、

ブック○フのコミックのコーナーに行ってみたんです。

初ね、初めて少女マンガコーナー覗いてみた。

が。

くらくら眩暈がしてね、立ちくらみではなく時代の流れというか、もうわけわかんない背表紙の波に酔った(笑)。

で、自宅に戻り学習。

やみくもに売り場にいってもダメだ。欲しい本の出版社をまずはネットで調べておいて、

ブック○フでそこを狙えばどひゃ~んと的中するはず。

再挑戦。

が、また酔った(笑)。

書籍コーナーでは背表紙の大波小波平気なんだけどね。

でも、こんな古い本は置いてないか(笑)。

 

以上、127回目でした、

明日は新しい楽譜でウクレレ弾くぞ!