サブタイトルというか、本題も「カメムシの春」にしたかったのですが、
それだと敬遠されてしまうかとちょっと考え、無難なタイトルにしてしまいました。
ちょっとワインがはいっていい気分なので、誤字脱字だだ漏れないよう気を付けなければ。
久しぶりに三角山に行ってきました。
だってこんなにいい天気。予想最高気温は10度だし。
三角山で「ああ、もうすぐ春だわ、すぐそこまで来てるんだわ」と感じるポイントがあってね、
今日は「そこ」がどんなふうになっているのか見てこようと。
なんだかはに丸を連想してしまうイグルー。
イグルーが融けだすのも三角山の春の訪れのひとつかもしれない。
今日はこれが目当てというわけではなかったけど。
で、
埋まる。
まだこれ浅し。
埋まる。
軽く膝。
私はかなりこの埋まるのが好きでして、決して変態ではないのですが、
乾いたさらさらな雪を長靴で踏み抜くのはなんともうれしくない気分になるのですが、
気温が上がリ水分を多く含んだ湿った雪にずぼっと片足やられるのは好きというか愉快で笑える。
でもまだここはいいの。序の口。
春を感じるポイントその1。
ここ、ここ。
雪解け水でちいさな川というか大きな水たまりというか、
夏場には見られない水があらわれじゃぶじゃぶ渡ることになります。
右の狭まったとこから雪解け水が音を立てて流れてきててね、
ちょろちょろというか川上弘美さん風ならちろちろというか、
なんとも心落ち着くいつまでも座って聴いていたい音がしていてね、
この優しい音をお伝えできないのがとても残念です。
それからポイント2。
正しい名前はわからないのですが、ヤナギ科のふわふわ。
さらに奥に、
こちらはちょっとまた違うように見える(さっきと同じだったらごめんですが)ヤナギ科のふわふわ。花穂?
落ちていたのを拾い、
手袋にのせてみる。
はなちゃんを思い出す。
このヤナギのほわほわと、さっきの雪解け水と、雪に埋もれてずぼぼぼぼと三拍子揃うと、
ああ、春はそこまできてるんだと思うのです。
もっと奥へ進もうかと思ったけれど、
スノーシューの跡を踏むにしろ、もうここにくるまでどんどん雪が緩くなり、
すごいんだから、
どんだけ私埋まるんだ(笑)。
七転び八起きというか、七埋まり八没というか、
片足抜いたら反対の足埋まる。
いやぁ、なんて楽しいんでしょ。
で、ここからがミラクルだったんです。
この何の変哲もないような雪解け水たまりもよく見てみると、
何かが芽をだしていて、
この透き通った水にも何かいるんじゃないのか、
ひょっとしたらこの下の地中に話題の線虫Cエレガンスがいるんじゃないかなんて、
いたら尿検査だわなんてたわいのないことを考えのぞいていると、
あ?あ!
まさかのもうひとつの話題の大本命、
わかります?私が何をみつけたか。
この矢印の先はというと、
まさかのカメムシ発見。
越冬カメムシでしょか。
カメムシの人生今ここに(笑)。
いやぁ、カメムシの話ばかりしていたら、カメムシでてきました、リアルカメムシ。
でね、動かないので、ひょっとしたら死んじゃってるのかと、
おそるおそる指先でちょんと突っついてみると、
手を挙げ応えてくれた。
まさかこの雪の中でカメムシに出会うとは思ってもいませんでした。
春間近ですねー。