毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 78

2014-01-29 23:17:17 | 

 

もうすぐ私の○○回目の誕生日がやってきます。

でね、今年はね、古本でも図書館本でもない、ぴっかぴかの分厚い新品本をどひゃっと買ってしまおうかと。

考えるだけでうはうはするわ。何を買おう。誰のを買おう。

で、が、実はこのうはうはだけで充分満足してしまい(買った気になってしまいといいますか)、

結局一冊も買わずに終わってしまったりして。

その足でブックオ○とか古本屋さんに行って、帰宅後図書館に予約入れるパターンが浮かぶな…。

 

さて、毎月9のつく日にやっているこのシリーズ。

メモ&記録のために始めたのですが、この頃ではこれはすっかり習慣でしょか。

17ページの6行目をアタマから書き写しています。

書き写しているだけなので、意味が通じたり、???だったり。

今回は前回に続き漫画が2冊入っていますが、この場合は6行目ではなく適当に一文。

う~ん、真剣に読んだ本と飛ばした本がくっきり分かれてしまったな、今回は。

 

 

 

  つげ義春コレクション 近所の景色/無能の人 /つげ義春

そして石の中が空洞になっていれば……

 

 

 

 つげ義春コレクション 大場電気鍍金鉱業所/やもり /つげ義春

いいだろこの部屋おれが使いたかったんだ

 

 

 

 おいしいごはんのためならば/平松洋子

 

 

 

 ひたすら面白い小説が読みたくて 文庫解説コレクション/児玉清

すらりと上背があり、咲き誇るような若さが全身から馥郁と発散されている武士の二人連れで、

 

 

 

 スティーヴン・キング インタビュー 悪夢の種子   風間賢二 監訳

たんだ」

 

 

 

 女王とプリンセスの英国王室史/林信吾

 戦時を別とすれば、英国王が閣議に顔を出すのは、一七八一年のジョージ三世以来で

 

 

 

 12番目のカード/ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子 訳

扉で、階段室側からは開かないようになっていた。一階

 

 

 

 

 前回に引き続きつげ義春さんの本2冊読みましたが、いやぁ、きつい。

精神状態あまりよくないときにこれを読んだらたまんないだろな。貧乏で悲惨で。

 

 

 

駅弁を買いに行く父親が発車に間に合わず、

父を駅に残したまま出発してしまうのではと心配で不安で泣きだすシーンなのですが、わかる!あったあった。

私も子供のとき、母が駅弁を買いに汽車を降りていったときのあの恐怖と不安、覚えています。

このまま発車しちゃって母とはぐれ、私は北海道の、日本の、世界の、宇宙のみなしごになってしまうのではと。

この世にひとりぼっち。

といって、ホームに降りることもできず、言いつけを守り、母の帰りを半べそで待っていた。

あのお茶は好きでなかったな(笑)。プラのあちちのうぐいす色のあのお茶よ。細い紐つきの。

指先でつまんで飲む、あの蓋にかぶせてあったコップ。冷凍ミカンとバニラブルーとネクター(桃だ)。

あれ?時代が記憶がごちゃまぜになってるかな。

あくまでも私個人の感想なのですが、どこか小川洋子さんと円が重なっている部分がある気がする。

なんでだろ。「ねじ式」では感じなかったのが、「李さん一家」そして今回の2冊でぐっと近くなった。

次はどうなるか。

 

平松さんはほとんど飛ばしてしまった。ここまで食に対するこだわりはないので。

ただし、無性にご飯を炊飯器ではなくお鍋で炊いてみたくなった。

いつか、こっそり、失敗してもいい日をみつけガスとお鍋で炊いてみよう。おこげよ、おこげ。あ、歯。

 

児玉さんの本も、これは失敗しました。

児玉さんのおすすめ本を集めたのではなく、児玉さんが書いた文庫本の解説を集めた本で、

そうなると、どの本も褒めるかなと。基準をどこに置くかよね。あとででてくるけど。

 

いやぁ、また飛ばし読みで恥ずかしいのですが、キングの(かなり前の)インタビューを集めた本に挫折。

どうせ読むなら彼が書いた小説を読むために時間を使うほうが今はいいかと。

そのうちまた手を伸ばすかもしれませんが。

 

女王とプリンセスの英国王室史/林信吾、これは面白かったです。

ゴシップ・スキャンダル系の話ではなく(流れで避けることはできないまでもメインではない)、

当時の時代背景、政治情勢をわかりやすく書いてある。

なんといっても私のかかえている疑問がここでちょっと解けた。

まずは、「イギリス」という呼び方はどうしてなのか。

「イングランド」がなぜ日本では「えげれす」「イギリス」になったのか、不思議に思いません?私だけ?


イングランドという国名が、古いポルトガル語ではイェングレッツというように発音されていたらしく、

これが戦国時代の日本に伝播して、江戸時代までには「えげれす」という呼称が定着し、

やがて一般的にイギリスと呼ばれるようになったそうです。なるほど。

 

そしてもうひとつ。なぜ同じ名前ばかりつかうのか。

ヘンリー、ジョージ、エドワード、エリザベス、キャサリン、メアリー。あげればきりがない。

 

欧米=キリスト教文化圏では、聖人にちなんだ名前をつけるケースが多いことから、

まずもって名前のバリエーションが少ない、という事情があるのだそうです。なるほど。


エリザベスというのは、ヘブライ語由来の「神に愛された子」を意味する名前で、

英語の女性名としてはかなりポピュラー。スペイン語ではイザベル、ドイツ語ではエリザベート。なるほど。

 

英国ではないけれど(深く関わりはあるけれど)、メアリー・スチュアートは依然気になります。

手ごろな本ないか?なんでこんなことをした?とんでもないおバカさんだったんでしょか。

 

リンカーン・ライムシリーズ6作目の12番目のカード。

いやぁ、何ていうの、本を開けばみんなに会えるって通じます?リンカーン、サックス、トムにクーパーにセリットー。

デルレイにハウマンも。

だけど6冊目ともなると、もうすぐ疑ってしまってね 、登場人物一人一人に、実はこの人はひっくり返るのではと。

ディーヴァーさんも大変でしょね、いかに読み手の期待にそい、かつ裏切るか。

こねくり回し過ぎに感じました。もっと単純明快なほうが私の脳が喜ぶんですけど。

あ、書き忘れていましたが、17ページ6行目上段は空行だったので、下段の6行目を写しました。

で、かなり集中し注意深く読んだつもりですが、何も内容を知らない人に一からあらすじを説明しろと言われたら、

果たして私は相手が納得できるような話をできるのか。できそうにないな、大筋は言えるけどね(笑)。

 

と、娘が代休で帰ってきました。

すごいわ、帰ってきて、着替えてうがい手洗い歯磨きのあとゴディバを食べ、そのままお布団に直行、

帰宅後30分もせぬうちに寝てしまったわ。いやぁ、誰に似たんでしょね、このマイペースぶり。

歯磨きしてからゴディバってのもひどいけど、これで虫歯ゼロなのは神様どうしてなのですか。

 

以上、78回にもなった17ページ6行目でした。