先日の酒宴で本の話になったとき、Hasamiyaさん(あぁ食べにゆきたい)が「コンチキ号」の名前を口にした。
コンチキ号は知っているけど、読んだ記憶がない。
で、さっそく札幌市図書館 蔵書検索システムで検索。
いくつかでてくるなかで、世界の名作図書館というのがひっかかりクリックすると、
なんとコンチキ号の話とスコットの日記がカップリングされている!
これは児童書だろうが借りるしかない。
と、ここから嬉しい驚きの話でして。
一昨日、図書館に取り寄せてもらったこの本をうけ取りに行ったんです。
すると、なんと。
私はこの本を知っているではないか!思い出した!
正確に言うと、私はこの世界の名作図書館を持っていた。
昔、私がまだ小さな子どもだったころ、家の子ども部屋のスチール本棚の一番下の段に並んでいた全集のうちの一冊だ!
これです。家にあったのはお城の絵の箱カバーに入ってた。
この絵も覚えているし!
この全集は兄が持って行き、私の手元にはなくてね、昔本棚に並んでいたあの本は何だったんだろうと思うことがあり、(ひょっとしたら、兄が持っていったのではなく、転勤につぐ転勤で手放したのかもしれない)まさかこんなきっかけで巡り合えるとは。酒宴ブラボー!ビバ酒宴!ビバビバHasamiyaさん!
さらに、世界の名作図書館 古本 海ねこ ここに詳しく載っていた。
(うちは裕福な家庭ではなかったと思いますが)
いやぁ、覚えてる覚えてる、この絵、絵、絵。
そう、絵は覚えているけど、読んだ記憶は、ない…。
ハイジ、ピノキオ、トムソーヤ、小公女、15少年漂流記、地球は青かった。
これはあったのは覚えている。
全52巻揃ってはいなかったな、きっと。
で、このコンチキ号だけど、コンチキ号では覚えていないけれど、
「コンチキ号漂流記・中央アジア探検記」の中央アジアのほうで記憶がよみがえってきた。
子どもながらに地味なタイトルだからこそ逆に覚えていたのかもしれない。
これよこれ。
この色。
昭和44年…。
でね、開いてみると意外に小さい文字でした。
もっと大きな字でどんどんどんって感じかと思っていたのに、ちょっと大きな子でないと読めない本だったんだ。
大きくなりすぎた今でも読むには結構時間がかかってます。
なんだか似ているぞ(笑)。
履歴を消去してしまい頭を抱えていた先生談のハヤカワ文庫も無事入手。楽しみ楽しみ。
いやぁ、そろそろ大掃除の時期なのにどうしましょ。楽しみに負けそうだ(笑)。
それにしても、まさかのコンチキ号で長年積もりに積もったもやもやがパパパンと解決するとは!
いやだなぁ、収集癖強い傾向があります、私。
このシリーズ、欲しい(笑)。