毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

ふたつの立坑

2009-11-07 21:42:42 | 廃墟へ。
廃墟疲れ…

こんな言葉があるのか分かりませんが、
なんだか廃墟に向かうのはとてもパワーを消耗します。

本来なら今日は幌内炭鉱景観記念公園の続きですけど、
ダメですわ。
今日は一日ぐったりこんでして…

編集が比較的楽な立坑を先に載せますわ…

まずは、
旧北炭幌内炭鉱立坑。
これは過去に夫の車の窓から、
遠くに見えるブツを指をくわえて眺めてた…
脅して寄ってもらっても面白くありませんから(笑)。
あ、
脅しませんから、私(笑)。

脅さなくても、
くまぼうさんが寄ってくださった。

侵入。
あ、潜入じゃなくてここは侵入ですわ。







でね、
真面目にこの下に立った時、
身震いいたしました。
ぞくぞくっぶるるってね…
圧倒的な、
全ての言葉を封じ込めるような、
そんなチカラがまだここには漂っておりました。













この今にも剥がれ落ちそうなトタンがね、
風に揺られぶつかり、
物悲しい音をたてておりまして…






炭鉱遺跡…。
これを見て私は何を感じ、
何を思うのか。

移動。

次は、







旧住友奔別炭鉱立坑。
こちらは私は2度目。
夫を上手く誘導?して(笑)、
この敷地内まで入ったことがあります。

あの時はロープ張ってなかったのに、
今回はロープがぐぐっと。










でね、
何故だか分からないのですが、
この建物の正面というか、
奔別という文字はあっちの方向なんですわ。
よそを向いてるというか、
正面を向いてない。
斜めの山側を向いているのです。

それじゃあ正面から見るにはどうすればよいかっ。
…道を逸れて林道へ突入。






来たっ、やったっ、真正面っ。






林道にちゃんとビューポイントというか、
駐車ゾーンがありましたわ。
で、
林道斜面の道をちょいと駆け下りまして。








凄い…。
見上げるのみで、
言葉を失ってしまうのでした…。







ここにも植物に飲み込まれてゆく建造物…







なんとかお天気は持ちましたけど、
それでも重い鉛色の雲が立ち込め、
あたりを一層暗くするのでした…


おまけっ。
奔別立坑前の路上のマンホール。






わ、私かっ?
D,DV?DVD?DDT??
ち、違うってね(笑)。

…私、BVDって書きたかったんだわ(笑)。
やっと思い出したので追加いたします(笑)。