築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

冷凍アイルランド産!

2024-08-02 09:21:58 | Weblog
津軽海峡や日本海など、近海の天然本マグロも少しは出ているのですが、
今日も相変わらず脂のものは大西洋のボストン・カナダが中心。
塩釜の旋網漁もいくらかの数で出ておりましたが、脂がありそうな良いものは数本のみで
あとは基本、脂が薄くて色だけは良さそうだけどなぁ~・・・という感じ。

やっぱり今日もインドですかね~???(^^;)
相場はジャンボも高いものは相変わらずなのですが、それなりに数もあると全部が全部
「素晴らしい魚!」ということでもないので、競り残っていたマグロもありましたけど~・・・
値段聞くと全くおもしろくないので完全スルー。
売る側の荷受けとしては「安い!」みたいなんですが、買う側私たち仲買からすると『たっけぇ』となるわけで
まぁそのへんの開きが大きい内は私は買わないと思います。
荷受け側の「この値段で売らないといけない」もわかりますが、こっちからするとあくまでも価値は
魚の内容次第ということで・・・・・

品物と値段があっていれば仕入れますけどね(^^)


インドも今日も数出ておりましたが、昨日同様
「品物が良さそうなものはそんなに高くないけど、中間どころは高い」状態。
競り合ってしまうと結果、値段が変わらなくなってしまったり、下手すると逆転してしまったりします。

ホント、競り合うのは品物安く仕入れたい!と思うならダメですね~
コレよくあるんですが、競りで初やりをある程度しっかり値段入れたほうがその値段で落ちてしまって、
下から入ると競り合って結果、高いものについてたりします。
そういった意味でも競りは駆け引き、必要です(^^;)

あと物と値段があっているといえば冷凍のアイルランド産天然本マグロですね~



冷凍は安定していますので、それこそ競りで「あっ!今日安い」という日に仕入れておくようにしております。
競りってたいてい、余裕が無くなって慌てるとろくなモノ(魚)を買ってしまう傾向がありますね(^^;)



そこを合わせるのが本当に難しいんですが・・・・・


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