マロッシの趣味の家

趣味のカメラや戦車のブログ

帰って来た!

2007年12月09日 00時04分22秒 | カメラ関係、撮影など
今日カメラ屋で頼んでいたAF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-F5.6Gを引き取りに行って来た。
レンズの代金も頂き、D3の予備のバッテリーも買った。
すると連絡し忘れたのですがと、調整に出していたα700とレンズが帰って来た!
D3購入時にすでに出していたので持ち帰ってから色々比較して見る。

露出のチェックではそれぞれ撮影条件によって大幅に異なりなんとも言えない。
傾向としては暗い所に向けるとD3の場合明るめに写そうとSスピードが極端に遅くなり、
α700の場合は見たまま暗めに写す、大きな時は1段以上の差が出る。
見た感じではαが忠実でD3は実際を知らなければ適正で綺麗。
ところが光量の多い部屋で光の良く回った部屋では若干逆転するので判り難い。
速写が必要なければマルチパターンなどの傾向を掴むまでは中央重点で露出補正を使うが、
αの場合AEロックでスポット測光のデーターが表示されるので風景などでは断然使いやすい。
それではAFの差は如何ほどか?と新しいNIKONの望遠ズームとミノルタの100-300を比較すると
問題にならない程NIKONが速く、御互い70-200mmの超音波同士では差は縮まるもののやはりNIKONが若干速い様だ。

それでは標準ズーム同士ではと御互い高倍率ズームでVR24-120mmとDT16-105mmを比べると
ボディ内モーターのαがなんと速いではないか。
高倍率ズームは基本的にAFは遅いのだがDT16-105mmは大健闘!
D3にAFの速い24-70mmを付けてもそれ程遜色なかった!
ただし条件が悪くなるとやはりD3が強いような感じだが。

トータルで見ればα700は突出した所は無いけれど、かなりバランスの取れた良いカメラだ。
普段どちらを使うかと聞かれれば迷わずαを使うと答える。
α700はα-7Dと比較しても同じAPS-Cとは信じられないほどダイナミックレンジも広く
充分な画質を持ち、均一な絵しか出さない最近のデジタルと違い
レンズの味を生かす事の出来る素晴らしいカメラだと思う。



α700+DT16-105mmF3.5-5.6