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語学留学でセブに行く58 グラブタクシーの居心地 

2020-10-03 15:31:48 | Weblog

写真上はセブの町中の走る日本車。写真下は左を走る赤い車が庶民の味方、ジプニー、右上の白い車はタクシー。
セブでは日本車、なかでもトヨタをよく見た。ほかにはマツダ、三菱の4WDなど。それらの車に乗車すると「日本車だよ」と声を掛けられるのは、誇らしく思っているからか、私が日本人だからなのか。その場合の車は整備もよく、清潔だった。
一方、庶民の足のジプニーは、とにかく安い。タクシーの10分の1、距離によっては100分の1で乗れる。ただ、排ガスがひどい。セブの空気のためにはもう少し整備してほしいが、乗組員の生活もギリギリだと、以前CNNフィリピンでは取材していた。乗り心地は以前、書いたジプニーの回をご参照ください。

【Grab】
シティツアーの翌日、このタクシーの話を日本人のベテランの生徒に話すと「そういう時はグラブが便利よ」と教えてくれました。

グラブ(Grab)とは東南アジアで展開しているタクシーの配車サービス。アメリカ発のウーバー(Uber)は撤退しているので、フィリピンでは最大手です。利用にはスマホが必須で専用アプリをダウンロードして、クレジットカードなどを登録すればすぐに使えます。

スマホの位置情報をオンにしてタクシーを使いたいときにアプリを開くと、地図上にグラブに登録しているタクシーが現れます。それぞれのタクシーを利用した登録者の評価や車種、利用料などがでてくるので、これぞと選んだ運転手をクリックして依頼すればオーケー。

会うときにわかるように「こういう服をきて、ロビーのソファに座っています」などの文を付けることもできます。

料金はだいたい一般的な走行距離のタクシーのメーター料金+手数料。車種などによって料金が異なったりするようです。グラブに運転手が登録する際には厳しい面接審査があるとのことで、その後、何度か利用しましたが、市中を流しているタクシーより社内は清潔だし、あいさつも驚くほどきちんとしていて、服もぱりっとしていました。

なによりグラブアプリを通じてのクレジットカードなどの電子決済なので、運転手との直接のお金のやりとりは一切なし。チップも不要。乗車前に乗車位置と行き先を示すと料金が表示されるので、遠回りされたり、お金をぼったくられる心配もありません。

とても丁寧な対応すぎて、依頼すると

「10分で行きます」

とチャットで返信があったので、トイレに入ったりとのんびり過ごしてから待ち合わせ場所に行こうとしたら、5分ぐらいたった時に

「あなたは一体、どこにいるの?」
「私は探しています」

など矢継ぎ早に来て、あわてて待ち合わせポイントに駆け付けたことが1度ならずありました。表示された到着時刻よりも早く来ると考えて行動するなんて、セブではあまりなかったので驚きました。
(つづく)

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