今日は5月22日で「ぞろ目」の日です。
昨日5月21日は二十四節気の「小満」でした。
ようやく皐月の空も青空が安定してきたようです。
いつもの道野辺の徘徊路や木々の間に吹く風も心地良く、
徘徊するには最高の季節だと「たそがれの爺」も思う。
まさに小満とは、命が満ちて輝く季節を言うのでしょう。
草木も花々も、陽の光を浴びて伸びる季節です。
空(くう)を目指して成長する芽先が眩しい。
伸び代(のびしろ)には無限の空が広がっています。
この時季、草木の生長する生命力パワーを浴びながら、
森林浴を楽しみ植物から元気をもらい徘徊していると、
「たそがれの爺」も「萌えー」の気分にもなりますね。
植物の伸びる先端を「生長点」というのだそうです。
新しく細胞を増殖する分裂組織がある点であり、、
根と茎の先端部に生長点があり細胞分裂が行われている。
写真では細胞まで見ることができませんが、
光や風など外界の刺激を感じ取って、
先端で盛んに細胞分裂が行われているのでしょうね。
植物は刺激の方向に対して伸びる性質があるという。
光という刺激の方向に茎が伸びる。
重力、水分という刺激の方向に根が伸びる。
人間は老境になると刺激への反応が鈍くなり、
伸び代もなくなって、体力・知力ともに衰え、
老化と言う「劣化点」を迎える????。
伸び代が無く止まってしまっている徘徊爺。
細胞分裂が劣化してしていく過程が人生です。
劣化に向かって進化しているとも言えますね。
努力と訓練で「劣化点」は先延ばしできるようです。
たにしの爺も「好奇心」「ちょ筋運動」「8000歩」で、
できる限り先延ばしすべく日々に励んでおります。
ブログ更新は重荷でもあるし、刺激の覚醒剤にもなります。
徘徊の道すがら、何気ない発見をネタに仕上げています。