たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

みどり鮮やかな植物の生長先端が眩しい

2018-05-22 19:46:46 | 散策の詩

今日は5月22日で「ぞろ目」の日です。
昨日5月21日は二十四節気の「小満」でした。
ようやく皐月の空も青空が安定してきたようです。



いつもの道野辺の徘徊路や木々の間に吹く風も心地良く、
徘徊するには最高の季節だと「たそがれの爺」も思う。
まさに小満とは、命が満ちて輝く季節を言うのでしょう。



草木も花々も、陽の光を浴びて伸びる季節です。
空(くう)を目指して成長する芽先が眩しい。
伸び代(のびしろ)には無限の空が広がっています。



この時季、草木の生長する生命力パワーを浴びながら、
森林浴を楽しみ植物から元気をもらい徘徊していると、
「たそがれの爺」も「萌えー」の気分にもなりますね。



植物の伸びる先端を「生長点」というのだそうです。
新しく細胞を増殖する分裂組織がある点であり、、
根と茎の先端部に生長点があり細胞分裂が行われている。



写真では細胞まで見ることができませんが、
光や風など外界の刺激を感じ取って、
先端で盛んに細胞分裂が行われているのでしょうね。



植物は刺激の方向に対して伸びる性質があるという。
光という刺激の方向に茎が伸びる。
重力、水分という刺激の方向に根が伸びる。



人間は老境になると刺激への反応が鈍くなり、
伸び代もなくなって、体力・知力ともに衰え、
老化と言う「劣化点」を迎える????。



伸び代が無く止まってしまっている徘徊爺。
細胞分裂が劣化してしていく過程が人生です。
劣化に向かって進化しているとも言えますね。



努力と訓練で「劣化点」は先延ばしできるようです。
たにしの爺も「好奇心」「ちょ筋運動」「8000歩」で、
できる限り先延ばしすべく日々に励んでおります。



ブログ更新は重荷でもあるし、刺激の覚醒剤にもなります。
徘徊の道すがら、何気ない発見をネタに仕上げています。