本日(8月18日・水曜日)はシルバーデーでした。
台風一過、猛烈な暑さの中、入場料が無料になるので、
上野東京都美術館で9月22日まで開催中の、
フランス「ポンピドゥー・センター傑作展」
―ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで―観賞してきました。
パリのポンピドゥー・センターが所蔵する、
珠玉の近現代美術コレクションのうち、
1906年から1977年まで一年ごとにのタイムラインを、
一作家一作品を厳選し構成した展覧会だということです。
モダンアートの70年をたどることが出来るわけです。
絵画、彫刻、オブジェ、写真、デザイン、映像、音‥‥など、
作品は多岐わたっていました。
作品の脇にはそれぞれ作者の美とか芸術に関する、
若干の言葉が表示されていました。
どの作品が、どのように傑作なのか、
たにしの爺には判断できません。
ポスターに選ばれている3作品は念入りに観てきました。
*アンリ・マティスの「大きな赤い室内」(1948年)
*マルク・シャガールの「ワイングラスを掲げる2人の肖像」(1917~8年)
*パブロ・ピカソ「ミューズ」(1935年)
*1945年の展示は「なにもありません」でした。
代わりにエディット・ピアフの歌う「ばら色の人生」が、
静かに流れているだけでした。
「ポンピドゥー・センター傑作展」公式サイト
序でに併設して開催中の開館90周年記念展「木々との対話」
──再生をめぐる5つの風景──を観て着ました。
こっちの方が楽しめました。~10月2日(日)まで。
精緻に木を彫り上げ、彩色されたバラです。
公園のイチョウもインスタレーション作品になっていました。
それにしても、猛暑の中、夏休みの最中のせいか、
上野公園は人が多かったです。
世界遺産に認定された国立西洋美術館も撮ってきました。
「(古来彫刻や建築の素材として使われてきた)身近な素材を、現代の感性で蘇らせる手法や人間の創造の源について考えさせられた」と紹介していました。
学実・文学・芸術・音楽・演劇・映画などの分野について、
催事、作品、展覧会、音楽会の感想・批評が載っています。
その分野のトレンドや製作者・作家など芸術家の最近の業績が紹介されています。
現代絵画や彫刻について紹介・評論は大変だろうと思っています。
とても難解です。聞きなれない長いカタカナ文字による表現が多用されています。
芸術の最前線は人間の創造性の極致に迫る。