たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

出自の地、姻戚の地、風味が届く頂き物

2021-12-26 10:19:15 | 頂き物
令和3年12月26日 今年も最終週になりました。
数年に一度の大雪天気で日本海側は大変です。
当地方は晴天です。雪の気配もありません。
 今年も押し詰まりました。
ここまでまあ、無事に過ごせました。
コロナ、デルタに抗し、ミクロンにご用心。
高齢者にはストレス多い、騒々しい年末年始になります。

 秋から暮れにかけて、地場産品が届きました。
やはり一番うれしいのは「ふるさと」の便りですね。
北関東に庵を構える女流歌人様から、
自作の畑から土の香りとともに「きくいも」です。



「しょうゆ漬け」のレシピも入っていました。
きくいも「しょうゆ漬け」(500グラムの場合)
しょう油 100㏄ 砂糖 70g 酢 50㏄
一回煮立てて、火を止めたところへ、薄く切った「きくいも」を入れる。
一度沸騰させ、すぐ火を止め、タッパーに入れて漬け込む。
↓こんな具合にできました。「さっぱり爽快感」の味でした。



その他、甘酢漬け、みそ漬けなど。
紫大根は薄くスライスして、ラッキョウ酢に漬ける。
紫大根、なんか動き出しそうですな。
家のヤモリと競争しそうです。



久しくご無沙汰していた墓参に際しては、
数々のサポートを賜り、ありがとうございました。
年明けには難局を控えていると伺いました。



大丈夫です。頑張ってください。
あがつまの地酒「貴娘」で快気祝いをしましょう。

 信州は上小、真田の郷、千曲川の味です。
アユの甘露煮、鯉こくの旨煮。





真田の郷のリンゴです。
たにしの爺、小中時代はリンゴ園の子どもでした。



リンゴ畑の隣に同級生の少女の家がありました。
女子高に進学されてから、眩しい存在になりました。
中学卒業後、お話する機会がないまま80歳も過ぎた。



会ってみたい気もするが、どうされているやら、
美しい十代の頃にお会いしたかった。
追憶の慕情は日々に切ない。

過ぐる、ある秋の日、思い募り、
同窓会名簿を頼りにダイアルを回した。
しばらく鳴っていたが「はい」
名乗って、本人かどうかお聞きしました。
「はい、そうです」一気に70年の時間が消えた。

今は「お茶の先生」をされているという。
いらっしてくだされば、
「一服差し上げたいという」

彼の人の淹れるお茶を頂く時空を妄想に浸った。
二人だけのお茶室で、お点前を拝見しながら、
「万感の思い」ひたすらに、懐かしい。



 これは房総の海産物。
上州にお住いの古刹のご住職から。
釣三昧に通った房総の海の話と、
焼酎つながりで、お付き合いさせていただいております。

他にも積み残した産品については、
ブログネタ枯渇の年明けにも並べてみます。